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さくらと小狼と不思議な液
コギト=エラムス/文


 女子は今、プールの時間だ。

 俺はこっそりと、プールの横にある更衣室に忍び込んだ。

 ロッカーを、音をたてないように、ひとつづつ開けていく。

 あった...。木之本の水着を入れているポーチ。

 その側にきちんとたたまれている、制服。

 俺はあたりを気にしながら、すばやくその制服をカバンにしまった。

 ロッカーを閉めようとして、俺の目にあるものが止まった。

 木之本のはいている、パンツだった。

 かわいらしい、バックプリントのあるパンツ。

 俺は反射的にそのパンツを手に取り、カバンにしまった。

 

 俺はあたりを気にしながら、更衣室を出て、教室に戻る。

 教室に入ると、一直線に木之本の席へと向かう。

 俺は廊下に誰も通っていないことを確認すると、木之本の机の中から縦笛を取りだし、カバンにしまった。

 

 誰にも気づかれないように、男子トイレに入る。

 俺は震える手つきで、カバンの中のものを取り出す。

 木之本の制服と、そのスカート。

 俺はたまらなくなり、木之本の制服にほおずりをしながら、大きく息を吸いこんだ。

 甘く、いい香り。木之本の匂い。

 それだけで、俺のチンポはズボンの中で、窮屈そうに大きくなった。

 制服の匂いをかぎながら、チンポを取り出す。

 そのチンポに、スカートを巻きつける。

 キレイにプリーツの入った、純白のミニスカート。

 独特のすべるような布の感触に、チンポが触れた途端、背筋がゾクゾクとなる。

 木之本がこのスカートをはいている姿を想像する。

 

 ローラーブレードに乗り、風になびくスカート。

 時折スカートの奥からチラリと見える、フリルのついたミニスリップ。

 「おはよー、李くん!」

 まるで春のあたたかい風のように、笑顔で俺の横をすり抜けていく木之本。

 

 「うっ...木之本...木之本...」

 俺はうわごとのように名前を呼びながら、巻きつけたスカートを上下に動かし、刺激を与え始める。

 

 「ね、李くん、あそこのアイスクリーム美味しいんだよ」

 

 「うぁっ! 木之本!」

 俺の想像の中で、木之本が俺に微笑みかけてくれたところで、

 俺は木之本のスカートの中に、勢いよく射精した。

 「うっ...木之本.....」

 たっぷりと出た俺の精液は、木之本のスカートにべっとりと染みついた。

 「うう...」

 俺はあまりの気持ち良さに、そのままぺたりと尻餅をついてしまう。

 しかし、あれほど射精したのに、俺のチンポは一向におさまる気配がなかった。

 

 俺はカバンの中から、木之本のパンツを取りだした。

 かわいらしく、ちっちゃなパンツ。

 俺はたまらなくなり、そのパンツを顔に押し当てた。

 大きく息を吸いこむ。

 木之本の汗の香りがする。

 今まで嗅いだ匂いの中でも、もっとも甘美な匂い。

 「ああ...」

 俺の体はそれだけでとろけそうになる。

 俺は匂いを嗅ぎながら、木之本のパンツをペロペロと舐めはじめた。

 かわいいリボンのワンポイント。かわいらしい熊のバックプリント、そして、股あて。

 俺はつい先ほどまで、木之本の下腹部を包んでいたこの布に、

 木之本の細い腰、ちっちゃなお尻、そして小さなつぼみを想像しながら、

 まるで実際に木之本のそこを舐めているかのように、すみずみまで舌を這わせた。

 しばらくして、俺の唾でパンツは湿り気を帯びてきた。

 俺はごくりと唾を飲み込むと、木之本の大事な部分が当っているであろう個所に、チンポをあてがう。

 今、俺は想像の中で、木之本とひとつになった。

 あまりの気持ち良さに、背筋がビクンビクンと痙攣する。

 「い...いくぞ、木之本...」

 俺は独り言のようにつぶやくと、その股あての部分にチンポを押し当てるようにしながらしごきはじめる。

 今、俺のチンポが、木之本の大事な部分を、出たり入ったりしている。

 「うう...いい...いいよ...木之本...」

 

 「ああ...李くん...李くん...」

 

 想像の中で、木之本は制服姿のままで、俺を求めている。

 俺はより深く木之本の中に入りこもうと、パンツが伸びるくらいまで股あての部分にチンポを押しつける。

 「い...いくぞ...いくぞっ! 木之本!」

 

 「あっ、李くん! 李くん! さくらの中で、いっぱい出して!」

 

 俺はひときわ高く木之本の名前を呼び、股あての部分にそのまま射精する。

 全神経が、股間に集中する。

 「あうっ! 木之本!」

 俺のチンポがビクン、ビクンと激しく震え、普段では考えられない量の精液を放出する。

 あまりの量の多さに、股あての部分から染み出た精液が、糸を引いて床に落ちた。

 

 俺は肩で小さく息をしながら、教室で手に入れた木之本の縦笛を取り出す。

 口をあてるところを匂うと、木之本の唾液の匂いがする。

 それだけで、さっき出したばかりの俺のチンポは、すぐに元気になる。

 「木之本...」

 まるで木之本とキスするように、やさしく縦笛を口にふくむ。

 口いっぱいに広がる、木之本の唾液の味。

 俺は縦笛をくわえたまま、舌だけを動かし、木之本の唾液を舐めつくす。

 片手で、大きくなったチンポをしごきあげながら。

 木之本の唾液の味がなくなると、今度は立ちあがって、縦笛の口のところにチンポを押し付ける。

 俺のチンポから出た先走り汁が、縦笛の口のところに当って、糸をひく。

 「うっ...木之本...もっと舌をつかえ!」

 俺の想像の中で木之本は、俺の足元にひざまづいて、俺のチンポを舐めている。

 やわらかい木之本の唇が俺のチンポを包み込み、舌でペロペロと愛撫してくる。

 「うううっ、木之本! 木之本!」

 俺は想像の中の木之本の後ろ頭を押して、より深く咥えさせる。

 木之本は一瞬苦しそうな顔をするが、黙ってそれにしたがってくれた。

 「くっ! 木之本、口の中で出すぞっ! ぜっ、全部飲めよっ!!」

 俺はすぐにたまらなくなり、縦笛の口の当るところに向かって射精する。

 もう2度も出しているのに、変わらない凄い量の精液。

 精液は空気穴の中にも入りこんで、下の穴からぽたぽたとこぼれ、床に落ちる。

 やがて縦笛は俺の精液によって中も外もベトベトになる。

 「うう...」

 あまりの征服感、あまりの気持ちよさに、俺はまた尻餅をついた。

 

 俺は少しの余韻を楽しんだ後、見つからないように縦笛と制服を戻しておいた。

 

 やがて授業も終わり、着替え終わった女子が教室に戻ってくる。

 教室に入ってきた木之本は、俺がたっぷりと精液を染みこませた制服を着ていた。

 黒い制服の上からでも、いくつかのシミが確認できる。

 何も知らずに俺のところにやってくる木之本。

 木之本が近くに来ると、俺の精液の匂いがした。

 「えへへー、李くん、さくら、今日25m泳いだんだよ!」

 木之本は嬉しそうに俺に言う。

 「それがどーした」

 俺は木之本の顔も見ずに、ぶっきらぼうに言った。

 しかし、俺のチンポはもういたいくらいに腫れあがっていた。

 俺の精液を全身に浴びてるともしらず、笑顔をふりまく木之本。

 俺は木之本に気づかれないように、木之本をちらちらと見る。

 俺の精液の染みこんだ制服を着てはしゃいでいる姿を、この目に焼きつけるために。

 

 音楽の時間、木之本は縦笛を見て少し不思議そうな顔をしていた。

 だがすぐに気をとりなおしていつものように縦笛を吹きはじめた。

 俺の精液をたっぷりとまぶした縦笛を、木之本は何もしらずに咥えこんでいる。

 木之本が縦笛を吹くためにぱくっ、と縦笛を咥える姿を見るたびに、

 まるで自分のチンポをぱくっ、と咥えられてるような錯覚に陥り、音楽の時間中、ずっとチンポがむず痒かった。

 

 . . . . .

 

 「あら? さくらちゃん、今日は縦笛をお持ち帰りですの?」

 知世ちゃんは、私の背中に背負ったカバンの端から出た、アルトリコーダーの袋を見て言った。

 「うん、ちょっと家で吹いてみたくなって」

 「はぁ...あらっ? さくらちゃんの制服...なんだか所々にシミがついてますけど...」

 「ほえっ? あ、これ? ちょっと絵の具こぼしちゃって...」

 知世ちゃんは私の体や持ち物の変化に誰よりも早く気づいてくれる。

 「まあ...いけませんわ、すぐに着替えをお持ちします」

 私は知世ちゃんのクセを思いだし、あわててぷるぷると首を振った。

 「いいよいいよ! 家まであと少しだし!」

 「そうですか...」

 知世ちゃんは少し残念そうな顔をした。

 

 「ただいまー!」

 私はいつものように家に帰ると、すぐさま自分の部屋へ急ぎました。

 自分の部屋に入り、しっかりと鍵をかけます。

 

 そして、制服とスカート、パンツを脱いで、ベッドの横に置きます。

 私はミニスリップ一枚になり、ベッドに横になります。

 「李くん...」

 その一言で、私のずっと我慢していた心臓は、さらにどきどきになります。

 私は制服を手に取り、シミのついた部分をくんくんと匂います。

 いい匂いじゃないけど、なんだか変な気持ちになる、不思議な匂い。

 この不思議な匂いのシミが、男の人が好きな女の人のことを思っておちんちんから出す液だって最近知りました。

 「李くんが私のことを想って、こんなにいっぱい出してくれたんだ...」

 私は、私の制服に点々とついたシミを見て、とってもうれしくなりました。

 体育の授業が終わってから、李くんのおちんちんの液がたくさんついたこの制服を着てたんですけど、

 なんだか体中に李くんのおちんちんの液を浴びてるみたいで、ずっと変な気分でした。

 変な気分といっても、いやな気分じゃなくて、体の奥があったかくなるような、そんな気分なんです。

 「李くん...李くん...」

 私は夢の中にいるように、李くんの名前を呼びながら、そのシミに舌を這わせます。

 シミに舌が触れるたび、苦い味が私の舌に広がります。

 「これが...李くんの...精液...」

 私はそのシミを犬みたいにペロペロと夢中で舐めつづけます。

 舐めるたびに、胸がきゅん、きゅんってなります。

 舐めながら、おしっこの出るところを指でなぞると、背中がぞくってするんです。

 くすぐったいような、気持ちいいような、不思議な感覚。

 ずっといじってると、たまに自分でも意識しないのに身体が、びくっ、って震えちゃうんです。

 私は制服を胸に置いたまま、アルトリコーダーを袋から取り出します。

 音楽の時間、口にいれたときはおちんちんの液の味がしてびっくりしたけど、

 李くんがずっとこっちを見てたから、わかったんです。

 私はまだおちんちんの液の味がするアルトリコーダーを、口にくわえました。

 私の口いっぱいに、苦い味がひろがります。

 制服についたシミと、おんなじ味。

 私は心をこめて、そのアルトリコーダーをぺろぺろと舐めます。

 まるで、李くんのおちんちんを舐めているような感じがして、どんどん身体が熱くなってきました。

 私はアルトリコーダーを口に入れたまま、

 前は怖くてできなかったけど、今は少し指を立てて、割れ目のところから少しだけ指を入れました。

 「んっっ!」

 背中が電気が走ったみたいになって、思わず背中を反らします。

 だんだん、私の胸が、はぁ、はぁ、って大きく上下するのが見えるんです。

 これ以上は怖いからまだ指を入れたことがありません。

 私はここから割れ目をなぞるみたいに、指をつーって動かすんです。

 「んっ! んふっ! んっ!」

 いまはアルトリコーダーを口にいれてるから、そうならないけど、

 指が私の割れ目を移動するたびに、がまんしてるのに声が出ちゃうんです。

 すると、だんだん私の割れ目から、なんだか透明のねばっこい液が出てくるんです。

 はじめはおしっこかな? と思ったんですが、男の子のおちんちんの液とおんなじで、

 女の子も好きな男の子のことを思うとこの液が出るんだって教えてもらいました。

 李くん、さくら、李くんのことを思って、こんなに液が出てるんだよ。

 私は李くんのことを想いながら、指を少しづつ早く動かします。

 「んっ、んっ、んっ!」

 そうなると、もう自分の身体が自分のものじゃないみたいに、かってにピクン、ピクンって震えるんです。

 私は汗をかいたのもかまわずに、アルトリコーダーを置いて、パンツを手に取ります。

 パンツの股あてのところに、見てわかるくらい、黄ばんでぱりぱりしたおちんちんの液がついています。

 きっと李くんがさくらのことを想ってここにおちんちんの液を出してくれたんでしょう。

 おそるおそる舐めてみると、いままでのシミとは違う、はっきりとしたおちんちんの液の味がしました。

 にがくて顔をしかめそうになったけど、でもやめられない、不思議な味。

 私は自分のパンツを顔の上に置いてぺろぺろと舐めながら、割れ目をさわります。

 こんな姿、お父さんやお兄ちゃんには見せられません。

 ぱりぱりとした所を舐めていると、ぬるっ、としたものがさくらの口の中に広がります。

 「んっ...」

 固まったおちんちんの液の中から、まだ固まってないところが残ってたんです。

 「これが...李くんのおちんちんの液...」

 私ははじめて、シミじゃないおちんちんの液を見ました。

 それは想像してたのとは違い、白くにごっていて、糸をひくくらいどろっとしてたんです。

 私はその液を夢中になってちゅうちゅうと吸いました。

 割れ目をさわる指も、たまらなくなって片手をぎゅっと押さえながらさわります。

 だんだんと私の身体の中から、おしっこが出るような、そんな感じがわきあがってきます。

 「(り...李くん、李くん...李くん!)」

 私はパンツについたおちんちんの液をちゅうちゅう吸い、李くんの名前を心の中で叫びながら背中をおもいっきりのけぞらします。

 おしっこの出るところから、さらっとした液が、いっぱい出てきます。

 私の中で、花火がはじけたような、不思議な感覚が身体のあちこちで起こります。

 頭の中がまっしろになって、髪の毛の先から足のつまさきまで敏感になるような、不思議だけど、とっても気持ちいい感覚。

 寒い冬にお風呂に入ったときの気持ちよさを、何倍にもしたような感じ。

 その後私は体育の徒競走で全力で走ったときみたいに、はぁ、はぁ、ってなります。

 この時私の身体はとても敏感になっていて、身体に触れられるだけでそこから電気が走るみたいになるんです。

 だから、私はこの感じがなくなるまで、じっとしてるんです。

 

 好きな人のことを想って割れ目をいじるのは、なんだか恥ずかしいけど、不思議な感覚でいっぱいです。

 今度、李くんがさくらのことを想っておちんちんの液を出すところを見せてもらおうかと思ってます。

 もちろん、その時はさくらが李くんを想ってしていることを見せてあげるつもりです。

 


解説

 学生時代、好きな娘のことを想って自慰をした人は大勢いることでしょう。

 中にはこの小説に近い行為をした人がいるのではないでしょうか?

 そんな若さのあまり、相手を想うあまり、ちょっと暴走してしまった青くさい性欲を書きだせたらなあと思ったんですが、

 ただのフェティッシュでつまらないものになってしまいました。

 

 この前、漫画「カードキャプターさくら」の最終話だけを見せられました。

 「どうだ? 感動的だろう?」

 今までの話を全く知らないので、あくびの涙しか出ませんでした。

 今度ちゃんと見てみるとするか。

 

 なお、話中に登場する李小狼に対する知識は「男である」くらいの程度しか私にはないので、

 性格とか違ってたらごめんなさい。

 

 実は「新世紀エヴァンゲリオン」のアニメーションも、初めて見たのが最終話でした。

 「どう? なかなか凄いだろ」

 と聞かれたので、

 「オープニングが格好いいね」

 と答えておきました。

 


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