「そうはいくかい、次はおめえのカワイイでべそがたっぷりいじられてる様を世界中のやつらに見せてやるんだよっ!」
花のつぼみのような臍肉をつみ取るように...節くれだった指で乱暴に挟むヘヴィ.D!。
「あうううっ...いやああああああぁぁ...!」
熱狂のるつぼと化した会場に、少女の悲痛な叫びがまた響きわたった。
ウオオオオオオオオオオ!!
太い指に挟まれ、力のかかるままにぐにぐにと形を変える臍肉の動きに...会場は更にヒートアップ。
「おおーっとおおおお! ヘヴィ選手のデベソ責めだあーっ!!」
それにつられて解説者の声も大きくなる。
巨大オーロラビジョンに映しだされたアテナのヘソはヘヴィ.D!の指によって揉みこまれ、指の間から柔らかそうな肉をはみ出させている。
この大画面と同じヘソ嬲り映像が、全世界の視聴者に送られており...まさに公開処刑のような様相になってくる。
「ん.....んんんっ......ん...」
摘まれるたびに、声を殺すようなくぐもったうめき声をあげるアテナ。
「...? おめえ...ひょっとして、キモチイイのか?」
それは歓声でわからなかったが...間近にいるヘヴィ.D!には聞えていた。
「ち、違いますっ! 気持ちよくなんか...あはぁん!」
否定のセリフを述べるが、その途中でヘヴィ.D!が摘んだため...言葉が遮られてしまう。
口をつぐんでいなかったため、はっきりとわかる嬌声で鳴いてしまうアテナ。
アテナの最大のコンプレックスである「デベソ」...。
皮肉なことに、その特出した部分は少女にとっての最大の性感帯でもあった。
それはまるで剥き出しにしたクリトリスのように敏感で...
衣服がこすれるだけでその場にうずくまってしまうほどの官能に襲われてしまう。
なのでアテナはいつもおヘソに絆創膏を貼っていたのだ。
「ヘヘェ...大人しそうなツラしてそんなトコで感じるたぁ...とんだ変態女ぜぇ」
言いながら頂頭部を摘み、ぎゅーっと引っ張って伸ばす。
弾力のあるそれは、力のかかるままゴムのようにビローンと伸びる。
「ん! ん! ん! ん! や! や! やっ!」
びくびくと小刻みに身体を震わせるアテナ。まるでヘソの肉で身体をつりあげられているかのように仰け反らせて。
何かを言おうとしているが、言葉にならない。
「へへっ、こんなにされても感じてやがる」
更にヘソの肉で吊り上げんばかりに引っ張るヘヴィ.D!
「おおーっと! ヘヴィ選手、アテナ選手のデベソのお肉をつまみあげ、上に引っ張りあげる!!
うすいピンク色の肉が伸びきって...痛々しい感じですらあります!!
弓なりに仰け反らせたアテナ選手の身体と相俟って、まさに ”美少女ヘソ一本釣り” だあああーっ!!」
ぱっと指を離すと、ぱちん! とゴムのように戻り、ぷるぷると震えながらもとのデベソに形を戻す。
「んくうぅ!」
ヘソ肉のゴム鉄砲の感触に、腰を引こうとしているがヘヴィ.D!の脚で後押しされているのでそれもできない。
「先ほどからヘヴィ選手の容赦ない攻撃が続いています!
我らがアイドル、麻宮アテナのかわいらしいおヘソは一体どうなってしまうのかーっ!?」
まるで練りケシゴムで遊んでいるかのように指でこねつづけるヘヴィ.D!。
「へへっ、おもしれーな、これ」
今度は飛び出た臍の肉を臍穴に詰めこむように指先でぎゅうぎゅう押し込みはじめる。
「あっあっあっあっ! や! やめっ、やめてくださいぃぃぃっ!」
デベソを嬲るヘヴィ.D!の手に手を添えるアテナ。だが、少女の力ではどうにもならない。
「なにが ”やめてください” だ、こんなにヒイヒイよがってるくせによ!」
ずぶっ、と乱暴に指を挿入する。
やわらかいヘソ肉が押し込まれ、ヘソ穴の中に潜っていく。
「いひゃあああん!」
”イヤ!”と言おうとするが、乱暴な愛撫に強引に喘ぎ声に変換させられ変な悲鳴をあげてしまう。
「おおーっと! 容赦ないヘヴィ選手のデベソ責め!!
ヘヴィ選手の褐色の指の中で、ピンク色のやわらかそうな肉が踊っています!
まるで乳首のよなエロティシズム!! 美少女のデベソがこれほどまでに官能的とは!!
わたくし新たなる性の開地に目覚めた心境であります!!」
「(イヤ...イヤ...どうしてこんな所を触られて...気持ちいいの...?)」
いままでデベソに触れるだけで、身体の中に電気のようなおかしな感触が走って...
身体がむず痒いような感覚に襲われるのは自覚していた。
だが...人に触れられるのは初めてなうえ、自分でも触れたことはほとんどなかった。
アテナは今だ処女である。それどころかファーストキスもまだである。
なので、性的快感は今まで一切知らなかった。
そんな清純を絵に描いたようないたいけな少女は、初めて直面する快感に戸惑っていた。
いくら言葉で、心で否定しても...身体が反応してしまう。
「おやっ!? アテナ選手...ヘヴィ選手におへそをいじられて気持ちいいのか?
時折、喘ぐような表情を見せています!!
かわいく眉間にしわを寄せて...その困ったような表情もまさに超アイドル級の可愛らしさです!!」
その実況により、アテナがヘソを嬲られ官能を感じていることが全世界に伝えられた。
ヘヴィ.D!はというと、まるでクリトリスでも愛撫しているかのようにクリクリと指先で転がして絶え間ない愛撫を送りつづけ、
時折肉を中に押し込めるようにずぶずぶとヘソ穴に指を突っ込む。
それにあわせ、飛び出たデベソはぷるぷると健気に形を変えていく。
「あふっ! ふあああ...! あんっ...あひっ!」
時には乱暴に、時にはねちっこい指づかいに、アテナは翻弄されっぱなしだった。
清らかで美しい少女が...初めての快感に戸惑い...恥じらいに頬を染めつつもぎこちなく喘ぎ、悶える様は格別である。
リングの中央でいやらしく、そしてかわいらしく身体をよじらせるアテナに観客の視線は集中した。
さんざん嬲っていたヘヴィ.D!はひとつの結論に達した。
「ほう...特にこの側面がキモチイイみてーだな」
飛び出た肉の側面の部分をやわやわと触れてやると...
「はふぁ...はううぅん...くふぅぅぅん...」
それだけで甘い吐息を漏らし、じれったそうに腰をくねらせるアテナ。
少女の脳内はすっかり官能に支配され...その瞳はトロンとしており、ぼんやりした視線でよく晴れた青空を眺めていた。
空撮をするヘリコプターが霞みのかかった少女の視界に入ってくる。
「(あ...ヘ...ヘリコプター...カメラマンさんが私を撮ってる...
きっと...きっと...私のみっともないおヘソを撮ってるのね...)」
確かに身を乗り出したカメラマンは..たしかにその大型レンズをアテナに向けている。
その映像がオーロラビジョンに送られ...ヘヴィ.D!からスリーパーを決められエビぞりにさせられている姿の上面を見ることができる。
今視線を集めているアイドルの腹部の突起に...ゆっくりとカメラはフォーカシングし、
デベソを上から見た映像を全世界に垂れ流す。
ほんの小一時間前までは誰もしらなかったアイドルの秘密が...今は全世界の人が知る公然の事実となった。
「んん? そろそろフィニッシュかぁ?」
アテナの身体の震えを感じとり、トドメとばかりに摘んだヘソ肉をこねくり回すヘヴィ.D!
「ひんっ!!」
飛び上がらんばかりの勢いで身体をびくん! と跳ねさせるアテナ。
「あっあっあっあっあっあっあっ! だ、ダメッ! ダメッ! ダメェ!
それ以上されたら、ヘンに、ヘンにななっちゃうぅぅぅぅ!」
まるで高いところから落ちているような表情で、ヘヴィ.D!の手首をきゅっと握りしめる。
「ヘヘッ! イッちまえよ! 世界中のヤツらが見てる前でな!」
くりくりくりくりくにくにくにくにきゅっきゅっ
指で揉み、しごかれ、摘みあげられ、あわただしく形を変えるアテナのデベソ。
「あくんっ! あふぅ! くあんっ!」
鳴き声にあわせて、ビク! ビク! ビク! と身体を痙攣させるアイドル。
先ほどはぼんやりしたものの思考能力はまだ残っていた。
だがラストスパートの責めで少女の脳内はバチバチとスパークし、焼け焦げるほどの快感がひっきりなしに押し寄せる。
「あひっっ! ひあっ! ひああん!」
もう声を堪えることも忘れ、金魚のように口をぱくぱくさせながら喘ぎつづける。
少女の頭の中は何も考えられないほど白く呆けていた。
絶頂に向けての階段を駆けあがる少女の肢体に...いつの間にか観客たちは言葉を失い...瞬きも惜しむように凝視していた。
ごくり...
解説者も自分の仕事を忘れ...無言で生唾を飲み込むだけとなる。
テレビを見ていた世界中の視聴者たちも...皆ブラウン管の直前まで身を乗り出していた。
そして...何億という男たちが待ちわびていた瞬間が訪れた。
「きゃふっ! きゃふっ!! きゃうっ!!! きゃうっ!!!!
..........きゃううううううううううんっ!!!!!」
静まりかえった場内に...少女の鳴き声のような嬌声が響きわたった。
鳴きながら、少女のしなやかな肢体が、水面を跳ねる若鮎のようにわななく。
直後、その限界まで反らした身体がガクガクと痙攣する。
誰がどう見てもわかる...少女の初めての絶頂の瞬間だった。
はしたなく喘ぎ声を漏らし...羞恥の部類では上位に位置する性的絶頂の瞬間を見られてしまったアテナ。
しかもその引きがねが「デベソ」であっては...少女の受けた恥辱は計り知れない。
やがて...痙攣がおさまり、くたっ...と全身の力が抜けてしまう。
小さな胸を、はぁ...はぁ...と激しく上下させて呼吸している。
ぐったりした身体と...額には玉のような汗をうかべ...瞳の端には大粒の涙、
そして半開きになってはぁはぁと荒く吐息を漏らす唇...。
少女はいまだ処女であるにも関わらず...その姿は女になった瞬間のように艶っぽかった。
ウオオオオオオオオオオオオオオオ!!
三度、場内を揺らす歓声が湧き起こる。
「アイドルの...アイドルの...”イッちゃった” 瞬間ですーっ!!」
過度の興奮のせいか裏返った声で絶叫する解説者。
「アテナちゃーん! おへそをいじられてイクところ、かわいかったよー!!」
「さいっこー! アテナちゃんのデベソ! ますますファンになったよー!!」
ファンたちは「アイドルのデベソ嬲りショー」に歓声を送る。
今まで自分たちが身を削って応援し、支えてきたアイドルの麻宮アテナ。
染めることや脱色とは無縁のキレイでつややかな黒髪のロングヘアー、
それを飾るのは、星型のブローチのついたかわいらしいカチューシャ。
大きな瞳と、いつも笑顔を絶やさないあどけない顔、人気が出ても決して奢らず、控えめで礼儀正しい...。
でも試合に勝ったときや嬉しい時などは全身ではしゃいでみせる素直な性格...。
そんな清純さと純粋さの象徴のような少女が...デベソの持ち主で、
しかも、それをいじられて恥じらいながらもはしたなくエクスタシーを迎えたのだ。
それも...全世界の何億という視線に晒されながら。
観客たちの熱狂ぶりは尋常ではなかった。
だが...事の当人である少女は...それを考えるだけの余裕はもはやない。
「(おへそで...おへそで...おへそで...気持ち...よく...なっちゃっ...た...)」
アテナは朦朧とする意識の中で...ぼんやりと熱狂する観衆を見る。
やがてその瞼がゆっくりと垂れ...アテナの意識は闇の中に落ちていった。
. . . . .
「はーい! 麻宮アテナの新曲、『傷だらけのブルームーン』発売記念キャンペーン会場はこちらです!
あわてず一列に並んでください!!」
アルバイトの係員たちは朝から行列の整理に追われていた。
行列は会場内からすでに溢れ、その回りをぐるりと何週もするほどの長蛇の列だった。
...あの、麻宮アテナのデベソ嬲り生中継の後...アテナは格闘技を辞めた。
そして...改めてアイドルとしての再出発を果し、
その新曲である『傷だらけのブルームーン』は初日でなんと全世界で800万枚という驚異的なセールスを記録した。
そのジャケットは...純白レースいっぱいのフリルドレスを身にまとったアテナが笑顔で写っているというありきたりなものだったが...
他と大きく違っていたのは、その腹部がまるで洗濯に失敗したように縮んでおり、
あれほど隠したがっていたおヘソ...デベソが丸だしになっているという点だった。
アテナの無垢な微笑みとフリフリのかわいらしいドレス...その清純さがかえってギャップとなり、
デベソのいやらしさを格段に引き立たせていた。
「アテナちゃん、新曲いいですね! これからもがんばってくださいね!」
ファンのひとりはそう言いながらアテナのデベソの肉をクニクニと摘んだ。
「あ...んんっ、あ...ありがとうございます...」
くにっ、と肉を摘まれるたびに声と途切らせ...眉をしかめつつも、なんとか微笑みかえすアテナ。
股の間から流れでた愛液が...つうぅっと太ももを伝う。
新曲の発表キャンペーン会場内では、あのジャケットと同じフリフリドレスを着たアテナが、
「握手会」ならぬ「デベソ触り会」を施行していた。
この「デベソ触り会」はアイドル、麻宮アテナにとっての恒例イベントとなっており、参加者の増加は毎回うなぎのぼりだった。
黒髪ロングヘアーの見るからに清純そうな少女がおへそ丸だしフリフリのドレスを着て、
そのうえそのデベソに触れることができ、しかもそれに対して眉をくもらせながらも、
健気に微笑んでくれるというのだから、それも頷ける。
「わ...アテナちゃんのデベソ...ぷにぷにしてて...やわらかーい!」
次のファンは指で挟みながら、初めて触れるアイドルのデベソの感触に嬉しそうに言う。
だが、初めてで力の加減がわからないのか、ぐにぐにと無遠慮に揉みしだいている。
無理に笑顔をつくっていたアテナの顔が、だんだん切なそうになってくる。
「あ...あ... きゃんっ! そ、そんなに強く...されたらっ...あ! あ! あんっ!」
そのまま膝をガクガクと震わせ、前かがみになりながら、アテナは本日何度目かの絶頂に達した。
「あ...あ...んっ...」
あまりの気持ち良さにへなへなと腰くだけになって...その場にぺたんと座りこんでしまう。
だが休むことは許されず、
「アテナちゃん、まだまだファンの人達が大勢待ってるんだよ! ほら立って!」
後ろにいたマネージャーは座り込んだアテナの脇を持って半ば強引に立たせようとする。
アテナの股間から垂れた愛液によって、足元は水溜りのようになっている。
そこに座りこんでしまうものだがら、フリフリ衣装のスカートはもうぐちょぐちょに濡れていた。
スカートの裾についた薄いレースから、ぽたぽた雫をしたたらせながら...抱き起こされるアテナ。
「がんばってよ! みんな君のことを応援しに来てくれてるんだから!」
抱えあげ、立ってもなおふらつく足どりのアテナを励ます。
「は...はい...アテナ...がんばります...」
官能で潤み、トロンとなった瞳を向けて...アテナは答えた。
アテナのデベソ触れたさに並ぶ男たちの列は...まだまだ途絶える様子はない。
「闘う清純派アイドル」は「出べそ出し清純派アイドル」へと華麗な転身を遂げた...。
終
「傷だらけのブルームーン(前)」の続きにして完結。
ありがち、ありがち。