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博士の異常な愛情4
コギト=エラムス/文


 「も...もう燃料はいいですから...許して、許してくださいぃぃ」

 洞窟中に反響する、エルノアの震える声。

 「遠慮しなくていーんだぜ、たっぷり注いでやるからよ!」

 「そうそう、よっ!」

 「きゃうぅ!」

 男たちの下卑たセリフの後に響く、エルノアの悲鳴まじりの嬌声。

 

 地面に仰向けにねそべるレンジャー、そしてその股間にまたがらされているエルノア.....騎乗位の形である。

 そのエルノアの後ろに立ち、エルノアの両手を上げさせ、手首を押さえているハンター.....

 エルノアは両手をバンザイの形にさせられ、騎乗位で犯されているのだ。

 

 「あの...ほんとに...ほんとにもう結構ですぅぅ」

 レンジャーに貫かれたまま、今にも泣き出しそうな声で懇願するエルノア。

 

 「へへ、じゃあ自分で腰を浮かせて抜いてみな...抜けたら許してやるよ」

 寝そべったまま意地悪く言うレンジャー。

 

 「...ん...んっっ」

 エルノアはあきらめたように俯くと、ゆっくりと腰に力を込めた。

 本来ならば手を支えにして腰を浮かせることができるのだが、

 両手はハンターによって拘束されている。

 

 ず...

 エルノアの腰がわずかに浮き、その股間を貫くレンジャーの砲身がほんの数cm露出する。

 

 「ん...あふぅぅ...」

 少し腰を浮かせただけなのに、切なそうにその身をよじらせるエルノア。

 

 燃料補給口に密集するヒダにあるセンサーに触れられると、エルノアは官能を感じたとされ、パワーの出力が著しく低下する。

 ほとんど強姦に近い男たちに抵抗できないのは弱点であるセンサーを責められつづけ、力が全くはいらないからだ。

 いや...抵抗するだけのチャンスは今までに何度もあった。

 だが、心優しいエルノアは不必要に人を傷つけることを嫌っていた。

 

 ほんの少しでも腰を浮かせると...嵌りこんだモノが膣肉にあたるセンサーをこすりあげる。

 

 ずず...

 

 「くふっ...ふぅぅん...」

 あごをのけぞらせ、薄桃色のボディが震える。

 特にカリ首のあたりがきついらしく、秘肉にガッチリと食いこんだそれを抜こうとすると

 段差のせいで膣肉が掻き出されそうなほどの官能がエルノアを襲う。

 

 「へへ、まだまだ全然抜けてねーぜ、しっかりしな」

 合金でできた白い太ももをぺちぺちと叩きながら、からかうレンジャー。

 

 「は...はいぃ...」

 はぁ、はぁ、と小さな肩を上下させ、その仕打ちに健気にたえるエルノア。

 一気に腰を浮かせることはできないので、少しづつ、少しづつ、休みながら抜いていった。

 気を抜けば自重で腰が沈んでしまうので、必死に気を保ちながら。

 

 ペニスを嵌められてここまで反応してくれる女はいない。

 男たちはエルノアのアンドロイドらしからぬ官能に恥らう仕草を楽しんでいた。

 

 そんないたいけなレイキャシールを見て、さらにいじめたくなったのか、

 「ほらほら、早くしねえと日が暮れちまうぞ」

 からかうように言いながら、レンジャーはボディの腹部に小さく穿たれた、

 おヘソのような楕円のへこみに、節くれだった指を無遠慮に挿入した。

 

 ずぼっ

 

 「!!!! ひくっ!!!!」

 その瞬間、まるでひきつけを起こしたかのような短い悲鳴をあげ、身体を弓なりに反らすエルノア。

 

 直後、そそり立つ肉柱にふたたびエルノアの身体が沈んでいく。

 ずぷ...ずぷぷぷぷぷ...

 燃料口の中に、血管の浮いたシャフトが飲み込まれていく。

 

 「きゃひぃぃぃぃぃぃん!」

 再び胎内をこじ開けるように侵入してくる剛棒に、絶叫するエルノア。

 

 ずぷ...ん

 

 とうとう、最深部まで入り込んでしまった。

 

 「あっ...ひゃうっ...ひああ...ひんっ」

 まだ余韻が残っているのか、肩を縮こませてびくびくと震えている。

 

 エルノアの腹部に穿たれた、ヘソのような部分は彼女にとっての弱点のひとつである。

 そこをいきなり責められたせいで身体の力が一気に抜け、せっかくあと少しで抜けそうだったレンジャーのペニスを再び奥深くまで挿入させられてしまった。

 

 「ひっ...ひんっ...ひぅ...ひぃん...」

 子犬のように鳴きながら肩を震わせ、俯いた顔をいやいやと振るエルノア。

 ヘソと燃料口、彼女にとって最も正気を失わせる箇所を連続で責められて、軽い熱暴走を起こしていた。

 

 まるで電気ショックをくらったように頭がくらくらとなり、身体が思うように動かない。

 ヒンヒンと鳴きつづけながら、なんとか正気を取り戻そうとする。

 

 が、獣欲にかられた男たちは待ってはくれない。

 「へへ、あとちょっとで抜けそうだったのに残念だったな、よっ」

 レンジャーは起き上がり、座位の形へと移行する。

 あぐらをかいてエルノアの身体を軽々と抱き寄せ、かかえあげる。

 同時にエルノアの両手を持っていたハンターがその手を解放する。

 

 「あっ...あ!」

 エルノアの細いボディがレンジャーの胸板へ押しつけられる。

 

 「ほぉ...」

 抱き寄せたレイキャシールのあまりの華奢さに、内心驚くレンジャー。

 こんなに細い身体ならば、きつく抱きしめればヘシ折れてしまうのではないかと思う。

 そして...ぶっ壊してやりたいと思うサディスティックな欲求も湧き出でる。

 

 「いくぜぇ...」

 邪気のこもったレンジャーの一言。

 言いながら、あぐらの上にちょこんと座るエルノアのヒップを太い腕で固定する。

 

 「あっ...や...やめっ」

 胸板に手を当て、あわてて逃げようとするエルノア。

 太い腕に抱かれたまま、必死にもがく。

 

 腕の中で細い身体をよじらせて無力な抵抗を見せる女型アンドロイドに、

 戦う者の持つ破壊欲求が抑えられないほどに湧き上がり、

 レンジャーその勢いを借りるかの如く、座ったまま猛然とした突き上げを開始した。

 

 ガガガガガガガガガ!

 

 速射砲のような速度で、腰を連射する。

 余韻もなにもなく、最初からトップスピードで。

 

 ガガガガガガガガガ!

 「ひゃぃぃぃぃぃぃん!」

 その細い身体には過酷なほどの突き上げの力が、まともに襲いかかる。

 

 送出を繰り返すたび、無数のヒダが剛棒を慰めるように包み込む。

 「ううっ...すっげえ...コイツの中、ヒダヒダがこすれて...すげえ気持ちイイよ」

 想像以上の気持ちよさに、溜息を漏らすレンジャー。

 

 ガガガガガガガガガ!

 「あふっ! うふううぅ! ひゃううううぅぅん!」

 あまりの高速突き上げに、短時間でセンサーを連続刺激され、狂ったように身悶えするエルノア。

 腕のなかで、前かがみになったり、のけぞったり、異常をきたしたようにその身をよじらせている。

 

 「あーあ、すげー勢いでズボズボ出入りしてるぜ」

 結合部をのぞきこんでいたハンターがやれやれといった感じで言う。

 エルノアのヒップがぽんぽんと跳ねあげられるたびに、その中心から赤黒い剛直が見え隠れする。

 それはまるで連続で串刺しにされる拷問のような光景だった。

 跳ね上げにあわせて、ブチュブチュ、グチュグチュと絡みつくような音が響く。

 

 ガガガガガガガガガ!

 「きゃあふぅぅ! ひぅぅん! あぅぅぅぅぅん!」

 まるで膣の奥にスイッチがあり、それをON/OFFされているかのように、びくびくと身体を跳ねさせる。まるでロデオのように。

 

 こみあげてくる射精感。

 突き上げのスピードは緩めず、射精のための腰づかいに切りかえるレンジャー。

 「そっ...そろそろ...だっ...中にたっぷり出してやるぜぇ...」

 エルノアは全身を揺さぶられ、先にハンターの出した精液が燃料タンクの中で、ちゃぷん、ちゃぷん、と音をたてている。

 この中にまた、たっぷりと汚液をぶちまけようとしているのだ。

 

 ガガガガガガガガガ!

 「きゃあああん! いひゃあ! だあひぃぃぃん!」

 エルノアは「いや、だめですぅ」と叫んでいるのだが、揺さぶりの衝撃と突き上げの激しさで、全く言葉にならない。

 

 「おおおっ! 出すぜっ! たっぷり燃料補給しろよっ!」

 とどめとばかりに亀頭の先を奥にガツガツとぶつけるレンジャー。

 

 「きゃあふぅ! きゃあん! あきゅうぅ!」

 突き上げに翻弄されるエルノアの胎内で、砲身が爆発した。

 

 どぴゅうん!

 

 花火のように打ちあがった精液が、燃料タンクの奥に当たってはじける。

 

 びちゃっ!

 

 「あくっ!」

 のけぞるエルノア。

 

 勢いよく射出された精液が燃料タンクに次々と注ぎこまれていく。

 この子宮内に見たてた箇所には、最も鋭敏なセンサーがあり、

 射精の勢いで天井にぺちゃぺちゃと精液が当たるだけでもかなりの快感をエルノアに与える。

 勢いのついた精液で子宮内がぺちぺちと嬲られるたびに、飛び上がらんばかりに身体を跳ねさせるエルノア。

 連続的な精液垂直発射がその華奢な身体を責めたてる。

 

 どぴゅうん! びちゃっ! 「きゃうんっ!」

 

 どぴゅ! べちゃっ! 「あくぅぅぅ!」

 

 どぴゅっ! べちょっ! 「きゃひぃぃ!」

 

 まっすぐ天を突く剛棒の先から、噴水のようにびゅうびゅうと吐き出される、

 荒くれ者の劣性遺伝子のたっぷり詰まった子種。

 その黄身がかった濁液の濃度は尋常ではなく、天井に張りついたまま垂れおちようともしない。

 

 ガシャン、ガシャンと金属音をたててレンジャーのひざの上で小さく飛び跳ねるエルノア。

 「きゃふっ! きゃふっ! きゃふっ! きゃふうううんっ!」

 勢いのある精液の突き上げに最深部のセンサーを刺激され、それから逃れたい一心で跳ねているのだ。

 

 「きゃふぅぅぅ!」

 ついに、たえきれないといった感じの叫びをあげ、レンジャーの厚い胸板に顔を埋める。

 小さな両手で衣服をぎゅっと握りしめ、細い両足を腰に回し、しっかりと絡める。

 まるでダッコチャンのようにレンジャーの身体にしがみつくエルノア。

 

 突き上げてくる連続快感。このままでは身体がどこかへ飛んでいってしまいそうなのだ。

 身体ごとレンジャーに抱きついたまま、射精の快感に堪える。

 しがみついていても抑えきれないのか、精液が奥に当たると びくっ! とお尻を突き出す。

 

 射精でここまで正気を失ってくれるとは、男冥利に尽きる。

 

 一生懸命しがみつき、胸板に顔を埋めて小さく震えるレイキャシールに思わず愛とおしさを感じてしまうレンジャー。

 「へへ、かわいいな、コイツ」

 エルノアの細い身体を筋肉質の太い腕で抱きしめ、よしよしと頭を撫でてやる。

 

 レンジャーの射精は濃度もさることながら量も尋常ではなく、もうあふれ出した燃料タンクにも容赦ない注入を施していた。

 

 

 射精の余韻を楽しんでいたレンジャーに、ハンターが声をかける。

 

 「おい、そろそろいくぞ」

 下ろした荷物を担ぎあげるハンター。

 

 「そうだな、よいしょっ...と」

 エルノアの腰をもってひょいと抱え上げるレンジャー。

 

 ずるるるっ、と音をたてて長時間エルノアを貫いていた肉柱が抜ける。

 

 「あひぃぃぃ...」

 引きずり出される感触に、また感じてしまうエルノア。

 

 タンクに入りきれなかった精液が、燃料口から雫となってピチャピチャと床に垂れ落ちている。

 

 「よっ」

 軽々と抱え上げたエルノアの身体を、そのまま前に放り投げるレンジャー。

 まるで用済みになった粗大ゴミでも投げるかのように。

 

 「きゃあっ!?」

 ガシャン! と音をたてて地面に投げ捨てられてしまうエルノア。

 

 「あっ...ひ...ひどい...ですぅ...」

 弱々しく顔をあげる。

 

 悲しそうなエルノアの訴えかけにも眉ひとつ動かさず、

 「もう満タンになっただろ...じゃあな」

 垂れたペニスをズボンにしまいながら見下ろすレンジャー。

 いくら一時、愛情のようなものを感じたとはいえ、射精が終われば相手はただのアンドロイドでしかない。

 その視線は機械を見るように冷たいものだった。

 

 .....男たちはそのままそそくさとエルノアの側から離れていった。

 

 もうあふれるほどに燃料を注入されたのに...エルノアはしばらくそのまま動かなかった。

 それはなぜだか、エルノア自身もわからなかった。なぜかわからないけど、動きたくなかった。

 

 「博士ぇ.....博士ぇぇ.....」

 ぐったりと身体を横たえたまま、母猫を探す子猫のような声で...主の名前を何度も呼んだ。

 

 . . . . .

 

 シュウウウン

 

 研究室の自動扉が軽快な音をたてて開く。

 だが...開いた扉の向こうの廊下には誰もいない。

 

 その扉のふちから...おそるおそる顔を覗かせるエルノア。

 

 研究室の中を覗くエルノアの視線の先には...

 椅子に座り、苛立ったように机を指でかき鳴らすモンターギュの姿があった。

 

 「.....遅かったねエルノア...何をしていたんだい?」

 諭すような口調で言うモンターギュ。

 だがその言葉の端々には不機嫌さが伺えた。

 

 モンターギュと目が合うと、エルノアはびくっ! と肩をすくめた。

 「あの...すっ...すみませえええええんんっ!!」

 あわてて飛び出し、水のみ鳥のようにペコペコペコと頭を下げる。

 

 その姿を見て...モンターギュのしかめた眉がぴくりと動いた。

 エルノアのピンクとエナメルホワイトの美しいボディは、見る影もなくホコリで汚れていた。

 ところどころ、特殊合金でない部品の表面には擦りキズのようなものもついている。

 

 「おお.....」

 自らの最高傑作であり、我が娘以上に溺愛していた存在の痛々しい姿に、

 冷静なモンターギュの表情はみるみるうちに絶望に染まる。

 

 「す...すみませえぇぇん...」

 まるでいじめられて帰ってきた子供のような...泣きそうな声のエルノア。

 謝りながら両手を前で組み、もじもじと身体をすり合わせる。

 

 そのピンク色のスカートの中から...白くねばつく液体がどろりと垂れ...太ももをつうっと伝った。

 

 続

 


解説

 「博士の異常な愛情3」の続きです。

 

 バージョン2、出ましたね。

 皆様、やってますか?

 私はまだちょっとしかやってません。

 

 次回は「博士のおしおき」編!

 目指せ純愛!

 


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