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冷たいガラスに恋をして(2)
コギト=エラムス/文


 「どうしたの...? 顔色悪いよ? キミがガラス好きだっていうから作らせたのに...さ、あの中でゆっくり用を足してきなよ」

 この炎天下のなかで、冷や汗さえかきはじめた光ちゃんの背中を押した。

 

 押しても前に進もうとしなかったので、ドン! と少し乱暴に突き飛ばすと

 バランスを崩しながら前に出る光ちゃん。

 

 「さ...待っててあげるから用を足してきなよ」

 言うと、光ちゃんはすがりつく子犬みたいな表情で俺を見た。

 

 「ホラ...せっかく君のために作ったんだよ? 早く...」

 と恩着せがましく言うと、渋々トイレに向って歩みを進めはじめた。

 

 まあ...光ちゃんが嫌がるのも無理はない。

 そのトイレは全てガラスでできており、扉、壁、天井、全てスケスケ。

 和式便器もガラス製で、キンカクシももちろん透明。

 周囲360°どこから見ても中が丸見えになるものだった。

 ちゃんと出したものが見えるように、その床の部分までガラスで作ってある。

 

 この中で用を足すのは外でするのと何ら変わりはない。

 今、光ちゃんが身につけているガラスのビキニ同様、本来の用途を全くしていないのだ。

 ガラスビキニの光ちゃんにつられてついてきた男たちは、さらなるショーの幕開けにワクワクしているようだ。

 どの男もニヤニヤしまりのない顔で、海パンごしの股間をテントみたいにしている。

 

 男たちとは対照的に、不安そうな表情の光ちゃん。

 扉を開けるのも馬鹿馬鹿しくなるほどクリアなドアへと手をかけ、開く。

 スケスケの胸と股間に集中する視線を気にしながら、負けないくらいスケスケのトイレの中へと入る。

 

 曇りひとつないクリアガラスのおかげで、そこに何もないかのように光ちゃんの姿がよく見える。

 光ちゃんはガラスでできた小階段を昇って1mくらい高い位置にあるガラス便器の上に立つ。

 すると高さ的には光ちゃんがまわりにいる男たちを見下ろすような形になるのだが、

 光ちゃんはうつむいたままで回りを見ようとはしない。

 

 そんな周りからもよく見える高いところに全裸同然の光ちゃんが立ったものだから、

 遠くの方から目ざとく見つけた男たちがわらわらと寄ってくる。

 

 「なにアレ!? スケスケの水着!? 全部見えてんじゃねーか!」

 「オイオイ...キレイなピンク色したオマンコの中までおっぴろげて...変態じゃねーのか?」

 「しかもあれトイレだろ...? これからあの中でションベンすんの?」

 「完全に丸見えだけど...AVかなんかの撮影みたいだな」

 「いや...いくらAV女優でもこんな大勢ひとのいる所でションベンなんか恥ずかしくてできねーだろ」

 

 純度の高い丸見えガラスに包まれた美少女の肢体に興奮し、口々に揶揄する男たち。

 

 光ちゃんは言うまでもなく、アイドル並のとびっきりの美少女。

 健康的できめ細やかなピチピチの若い肌、ガラスの向こうに見える発育途中のふくらみと、控えめなピンク乳首。

 キュッとくびれた腰、縦長のかわいいおヘソ、贅肉の見当たらないおなか...、

 そして下腹部の若草は全て剃られて、ツルンとした幼女みたいなスジマンが見え、

 その無毛のワレメをガラスの張り方が押し広げ、薄ピンクの花びらをも開いて膣口に嵌り込んでいる。

 おかげで中の中までよく見える「完全マン見せ」状態になっている。

 

 普通、これほどの美少女ならば水着姿を拝めるだけでも天国だというのに、

 男たちは普段は絶対に見ることのできない美少女の秘匿するべきところを、こんな白昼の海辺で見ることができるのだ。

 こんな美味しいシチュエーションは探したってない。

 ガラスのトイレの周りには股間をテントみたいにした男たちでごったがえしていた。

 どの男もこれから起こるさらに美味しいシチュエーションを瞬きも惜しむように凝視している。/P>

 

 光ちゃんは瞼をキュッと閉じ、勇気を振り絞るように小声をあげた。

 「んっ...」

 そして腰に手を当て、ガラスのビキニパンツをゆっくりとずりおろしはじめた。

 

 おおーっ!!

 

 男たちの歓声が。

 

 「ん...あっ...」

 ビキニパンツについた張り形で大事なところがこすれているのか、

 眉間にかわいくシワを寄せる光ちゃん。色っぽく喘ぎ、口を半開きにしている。

 

 ごくっ...

 

 光ちゃんのあまりに色っぽいパンツ脱ぎに、その場にいる男たちが一斉に生唾を飲み込んだ。

 ガラスのビキニなのでほとんど脱ぐという行為には意味がないのだが、恥らう仕草が最高にかわいい。

 

 「んっ...うぅぅ...」

 嬌声のような吐息を漏らしながら、震える手に力をこめて、ゆっくりとビキニパンツを降ろす。

 

 虹色に輝くガラスの張り形が、幼い孔口から少しづつ引き抜かれていく。

 

 くぷっ...

 

 ガラスの張り形によって歪み広げられた入り口が...更に広がった。

 奥に見える肉ヒダの数まで数えられるほど凝視している男たちはすぐに気づいた。

 

 「おい、あのガラスの張り形、ところどころに段差がねーか!?」

 「ホントだ! イボ付きバイブみてーに段差がついてるよ!」

 「しかもなんかエッチな液が付いてねえか!?」

 「すげえ...バイブ入てるところを見られて感じてんのかよ...愛液が絡みついてるぜ」

 男たちの言う通りだった。張り形には段差をつけて作ったし、

 その張り形のガラスの胴体には光ちゃんの愛液が絡みつき、ひときはその輝きを増していた。

 まるで少女の恥ずかしい液がついていることを皆に知らせるように、キラキラ輝いている。

 

 「んうぅ!」

 光ちゃんの震える肩がビクンと跳ねた。

 

 ぐぷぷっ...

 

 ひとまわり大きな段差が、膣穴をぐっと押し広げてその姿現した。

 その最後の段差はエラが張っており、抜くと膣肉が引き出されてびろんと伸びていた。

 

 「ん...はあぁ...」

 鼻筋を真っ赤にしながら歯をくいしばり、力を込める光ちゃん。

 閉じた瞼の端に、涙の粒が浮かんでいる。

 

 ぬるっ...

 

 少女の幼い花園を随時犯していた張り形がついに抜けた。

 その先端はどこからどう見ても亀頭の形をしており、光ちゃんの愛液にまみれてテカテカ光っていた。

 

 「うわっ、すげー! ありゃどう見てもチンポじゃねーか!」

 「しかもあの先っちょ、ものすごいカリ高だぜ!」

 「あんなカリ高チンポをずーっとマンコに突っ込んでたのかよ...」

 「清純そうな顔してんのにスケベなんだな...」

 

 光ちゃんは男たちの野次どころではないのか、ふらふらの足どりで壁に背をついた。

 のぼせたのか、それとも立ってられないくらいに気持ちよかったのか...。

 壁によりかかったまま肩を上下させ、はぁ、はぁ、と喘いでいる。

 ただ脱ぐだけの行為だというのに、まるで熱病にでも冒されたように顔が真っ赤っ赤だ。

 

 足元に落ちたガラスのビキニパンツ。

 カリ高の張り形に長時間の間押し広げられて型崩れを起こしていたメシベは、ゆっくりと閉じ、つぼみへと戻っていく。

 それでも完全に戻ることはできず、わずかに膣口は空いたままで、陰唇はワレメからぴょこんと飛び出た状態で止まる。

 本当はそんなみっともない状態の股間を両手で覆い隠したくてしょうがないのだろうが、

 俺が禁止しているため、両手をぎゅっと握りしめてこらえている。

 

 普通...ハメられまくって形まで変えられたオマンコなんて...

 激しいSEXをした後の恋人くらいにしか見せない。

 そんな心から信頼する相手にしか見せてはいけない女の慎みを....

 こんな白昼に、こんな見知らぬ男たち大勢から見られている光ちゃん。

 その羞恥は計り知れず、この数分だけで普通の女性の一生分くらいの辱めにあっているのではないだろうか。

 

 美少女の荒い吐息、はぁはぁ上下する胸、ぐったりと俯いたその表情、歪み広がったオマンコ、太ももを垂れ落ちるラブジュース...。

 パンツを脱いだ後というより、どう見ても犯された後にしか見えない。

 

 男たちはその光ちゃんの乱れ姿を、上から下まで舐め回すように見ている。

 きっと、想像の中で光ちゃんにいろんなことをしているのだろう。

 鼻血を垂らしても拭いもせず、熱っぽい視線を向けている。

 

 呼吸が整ってきたころ...頑なに閉じた瞼をうっすらと開け、ぼんやりした表情で俺の方を見た。

 もうすっかりひと仕事終えたような放心ぶりだが、光ちゃんは何のためにそこに入ったのか忘れている。

 

 「光ちゃん、ほら...、今キミはトイレにいるんだよ?」

 

 ガラスごしの俺の一言に...光ちゃんの顔がハッとなった。

 


解説

 「冷たいガラスに恋をして(1)」の続きです。

 

 あら...なんだか引っ張り気味。

 


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