「いらっしゃいませ! Uraキャロットへようこそ!」
店に入った男を、さわやかな声が出迎える。
「いらっしゃいませ…お席にご案内いたします」
レジの前にいた女性が男の前に立つ。
ボーイッシュな印象もあるが落ち着いた感じの女性。きっとここのアルバイトも長いのだろう。
「(皆瀬…葵…)」
男はウエイトレスの名札を心の中で読み上げる。
普通、ウエイトレスの名札を気にする客はあまりいない。
だが…このレストランでは、来店した男は必ずといっていいほど、名札に目をやる。
ブルーを基調とし、白いブラウスのような胸元と、フリルのついた襟が清潔感を感じさせる「Piaキャロット」のウエイトレスの制服。
男ならずとも女も「かわいい」と思えるデザインなのだが、
ここ「Uraキャロット」の制服は「Piaキャロット」の制服のデザインのままで、
白い胸元には大きく切れ込みが入っており、こぼれんばかりに乳房がむき出し。
ヒザ上だったミニスカートはさらに短くされており、立っているだけでもスカートの中が見えるほどに短い。
しかも…その中にショーツの気配はなく、ノーパンのようだ。
こんな裸同然の格好の女性が目の前に立っているのだから、見るなというのが無理というもの。
しかも、こぼれでた乳房の右乳首を、安全ピンが痛々しく貫いている。
要するに…乳首ピアスをするかのように名札を付けているのだ。
「お客様? こちらへどうぞ…」
葵の一言で、男はハッと我にかえる。
葵が踵をかえすと、こぼれでた豊乳がぷるんと揺れた。
男は葵の後をついていく。
視線はもちろん…足元に集中。
歩くたびに裾の広がった短いスカートがふりふり揺れ、艶かしい臀部がちらちらと見える。
通りすぎていくほかの店員も、例にもれず葵と同じ格好をしている。
裸同然のウエイトレス達…。
「(愛沢ともみ…)」
すれ違う別のウエイトレスの、名札を心の中で読み上げる。
葵と同様…左の乳首につけられた名札。
小ぶりな胸と小ぶりな乳首を貫く安全ピン。信じられないような光景。
「愛沢ともみ」は、自分の乳首を見られていると気づき、恥ずかしそうに顔を伏せる。
彼女のように、いまだこの格好になれていないウエイトレスもいる。
だが、その恥らう様も男にとっては嬉しかった。
「(あんな子もいるのか…)」
「こちらへどうぞ」
窓際の席に案内される。
席につくと、葵がメニューを開いて手渡してくれた。
「あっ、メニューはいいよ、もう決まってるから」
男は来店前から決めていた注文を葵に告げた。
. . . . .
テーブルに座る男はなにやら落ち着きがなかった。
そわそわと身体をよじり、指先でせわしなくテーブルをカタカタと鳴らす。
男がせっかちというわけではなく、また注文したものがなかなか来なくてイライラしている、というわけではなかった。
「んっ...んっ...んぷっ...」
座席の下から、ジュプジュプと水の絡みつくような音が響く。
「うっ」
ついに、男の口から小さな呻きが漏れた。
このままではまずいと思った男は、視線をテーブルの下に向け、
「ね、ねえ...キミはどうして...こんなことをしてるの?」
テーブルの下でひざまづき、男のモノに口に含んでいる葵に聞いた。
葵の熱心な口唇奉仕に、男は注文してわずか数分で射精してしまいそうになっていた。
それだと勿体ないので、気をそらすために葵に話しかけたのだ。
「はい?」
男に問われ、咥えていたものをぷはっ、と離す葵。
垂直に近いほどに元気にそそり立っている男のイチモツは、葵の唾液によってベタベタに濡れ、
店内の照明に照らされテカテカと光っていた。
フェラチオの中断に、意思は裏腹に男のムスコは不満そうにビクビクと震える。
「い、いや、どうしてこんな所で働いてるのかな…と思って」
別の生き物のようにビクンビクンと脈動するムスコごしに見える、葵に向かって聞く。
言ってから男は少し後悔したが、葵は気にする様子もなく、
「実は私...レイプされちゃったんです」
言葉の途中で、葵はくすっ、と笑った。
それは、姉御肌な感じの葵からは想像もつかない悪戯っぽい笑顔だった。
そしてその笑顔からは想像もつかない、とんでもない告白をする葵。
「えっ?」
あまりに屈託ないレイプ告白に、男は自分の耳を疑う。
「それで…ここの地下にある施設でしばらく調教されて…ここで働くことになったんです」
ハキハキとした口調で答える葵。
「最初は恥ずかしかったんですけどね、今はとっても気持ちよくって…
最近はずっとこっちのUraキャロットのほうで働いてます」
そう、この「Uraキャロット」は制服だけが「Piaキャロット」を模しているだけでなく、
この場所は昼間は「Piaキャロット」という健全なファミリーレストランとして営業しており、
真夜中の一定の時間だけが「Uraキャロット」という風俗まがいの営業をしているのだ。
それも、昼間は清楚なウエイトレスたちがそのまま従業員として働いているため、
他の風俗店とは比較にならないほどの人気があった。
「あっ、いけない…続けますね」
おしゃべりもそこそこに、男のモノをぱくんと咥えなおす葵。
「おふっ」
再びやってきた快感に情けない声で呻く男。
じゅぷ…じゅぷっ…じゅぷぷ…
再開してすぐ濃厚なフェラチオ奉仕。
赤黒い男のモノが葵の唇に包まれ、ズルズルと口内に出入りを繰り返す。
葵は深いストロークで、亀頭の先が見えるほどまで抜いたかと思うと、
じゅぷぷぷ…
今度は喉元深くまで咥えこむ。
サオの根元に唇があたるまで含むと、葵の顔が男の股間にすっかり埋もれる。
男の無遠慮に茂る陰毛のジャングルにも、衒うことなく顔を埋めている葵。
葵の顔が男の股間に密着すると、亀頭の先が葵の喉の奥にコツンと当たる。
「うっ」
それが、挿入時に子宮に当たっているのと同じような錯覚を与えてくれて、最高に気持ちいい。
そして再び深いストロークで抜く。
その時、葵は唇をすぼめてサオをしごくように刺激しつつ、
舌をあてて、味蕾のザラザラしたところで裏筋を刺激しつつ、
ずずずずずっ…
更には息を吸い込んで、吸引による刺激も同時に行う。
そんな同時に数箇所を愛撫されては、男としてはなす術がない。
「うはぉぉぉぉぉぉぉぉ…」
あまりの気持ち良さに肩を震わせながら、背筋を弓なりに反らす男。
「(や、やべぇ…このままじゃ出ちまう…!)」
男は握りこぶしをかため、迫り来る射精感に抵抗する。
ふと視線を股間に移すと、葵と視線が合った。
葵は咥えつつ、男に向かってニッコリ微笑んでくれた。
ズキューン!
「おわぁぁっ…!」
脊髄に走る電流のような快感に、男は思わず腰を引いてしまいそうになる。
美女が自分の汚いペニスを咥えたまま、屈託なく微笑んでくれた…!
男としてこれ以上ないほど冥利につきることだ。
「(や…やばっ!!)」
この微笑みを見ていたら即射精してしまう!
男はあわてて視線をそらす。
不意に、隣のテーブルの様子が男の視界にはいってきた。
書きあがってたのに掲載を忘れていたお話しです。
この後はどんどんおかしな方向に行く予定ですので、
アブノーマルに抵抗のある方はここらへんで閲覧を止めておくことをお勧めいたします。
そういえば海外に出張に行ってきたのですが、
「スターウォーズ エピソードII」を見たり(英語なので意味がわからない所もありましたが)、
実弾射撃をしてきたりしました。
(いや、仕事もちゃんとしましたよ)
なかでも実弾射撃はにわかガン好きの私としては楽しかったです。
グロッグ、スプリングフィールド、デザートイーグル、スーパーレッドホークなどなど撃ちました。
(3月までだったら民間用のM16も撃てたそうで…残念)
なかでもスーパーレッドホークはマルシンの8mmBB弾のやつを持っていたので、思い入れもひとしおでした。