双辱 第二部 愛玩動物「第拾参話 ふたりの運動会」
ハーデス/文
マナ「も、もう私はダメェ・・・カナちゃ・・・ん後はお願・・・い」
と、断末魔の呻きをあげならがマナが倒れこんだ
ちなみにまだスタート直後ホンの50bほどしか進んでいない
カナ「マナちゃぁ〜ん、ずるはダメだよぉ〜」
マナ「わ、私には無理よぉ〜・・・マラソンなんて10キロなんて走ったら絶対に死ぬわ・・・そう、確実な死がまっているのよ?カナちゃんは私に死ねっていうの?」
・・・10キロ走っただけで死んでいたらメロスは何回死んだのだろうか・・・
カナ「もぉ〜・・・しょうがないなぁ・・・はい」
仕方無しにマナの前に膝を下ろす
マナ「だからカナちゃんって大好き♪」
嬉々としてカナにおんぶしてもらうマナ・・・折り返し地点には教師がいるはずなので流石に自力で走ってもらうしかないが…
カナ「それじゃ走るからね〜、捕まっててよ」
とても人一人おんぶしているとは思えない速度で走り出すカナ
実際多少成績に係ってくるマラソン大会ではあるもののカナにとっても都合がいい
最近富みに増してテニス部以外の運動部からの勧誘が激しくなってきているのだ・・・それも上級生の女生徒からの勧誘が・・・
前回のロミオ騒動から特に激しく勧誘されている新体操部やバスケ部、そして陸上部等にあまり好成績・・・と、いうより本気を出したら間違いなくブッチギリで1着を取ってしまう・・・そんな勧誘の口実を自ら与えるような事は避けたい物だ
マナ「ん〜・・・気持ちいい〜♪」
マナに併せていた為、スタート直後一気にブッチギリで最下位に躍り出ていた双子だったが此処に来て一気にペースを上げて下位グループをスイスイと追い越していく
女生徒「あ〜っ!ずっる〜い」
マナ「ゴメンね〜お先に〜」
普段はマナと共に走るというか歩いているグループの面々から野次が飛ぶモノの直ぐにその姿も遠くに離れていく・・・
住宅街の道を抜けて市街地を通り越すと河川敷に出る・・・此処を真っ直ぐ進めば折り返し地点にたどり着くのだ
カナ「はれ?・・・どっちだっけ?」
マナ「あっちよ、下流のほう」
・・・コースも把握していないのではそもそも先頭で走っていたら何処に行ってしまっていたのだろうか・・・
マナの指示の元走っていくカナ・・・しかも大して汗もかいていないどころか息も上っていない・・・
要するに化け物だった
風を切って走っていくとやがてちらほらと走っている姿が見え始めた
皆一様に人一人背負ったままの姿にギョッと驚くが信じられない速さで追い抜かれていくと唖然となって見送るしかなかった・・・
実際良いコンビだった
折り返し地点で証明の版を押してもらった先頭集団が見えてくるとそろそろ降りようかと進言する
・・・が、良く見ればその折り返し地点にいる教師の姿は・・・
カナ「ぁ・・・ご主人様だ」
マナ「えっ?・・・ホント?」
視力2.0以上なカナが流石に走っているときは眼鏡を外しているマナに教えてやる
マナ「ん〜・・・それじゃ見逃してもらっちゃおっか?クスクス」
・・・しかし、そうは問屋が卸さなかった・・・というか恭一郎が下ろさなかった
恭一郎「・・・あ〜その・・・なんだ・・・お前らなぁ〜」
頭を押さえながら軽く首を振ってため息をつきながら双子の手にそれぞれ判を押すと
恭一郎「マナ・・・後でお前「おしおき」だぞ」
マナ「えっ?・・・・・・・・・」
カナ「あはははは・・・まぁ身から出た粉ってやつ?」
マナ「・・・・・・・・・錆なんだけど・・・突っ込む気にもなれないわ・・・はぁ〜」
しばし固まっていたマナだったがそれでもカナにおぶさったままな辺りを見ると「おしおき」よりもマラソンのほうがよっぽど苦手なようであった・・・
その後、ゴール手前で別れたもののカナとマナの差が50人以上にも離れてしまったのは決してカナのせいではない・・・
恭一郎「・・・それで、何故カナでなくてマナの方が汗をかいているんだ?」
カナも多少汗をかいている物の殆ど走ってもいないマナのほうが何故か汗だくになっていた
カナ「あはは・・・あの距離でもまだちょっと遠かったみたい」
ちなみに実質マナが走ったのは最初の50bと最後の500bだけである
マナ「も、もうダメェ・・・」
ゴール直後に倒れこんでしまったマナをやはりおぶって帰る羽目になってしまったカナなのだが・・・
帰って来てようやく息を吹き返してはいるものの未だに半死半生な態を晒すマナに更なる悲運が降りかかった
恭一郎「マナ・・・どうやらお前には持久力が足りないようだな」
・・・足りないというよりもほぼ零に等しい
マナ「そ、そんな持久力なんて・・・みんなカナちゃんにあげちゃいましたぁ〜」
体操着のままベットに突っ伏したまま立ち上がることも出来ないマナが弱弱しく答えた
恭一郎「無いのなら作らせてやるか・・・カナ、そいつを持って来い」
カナ「ほえ?これ?」
持ってこさせたのは手錠・・・既に身動きもままならないマナにつけてもあまり意味は無いように思える物の言われるままにマナの両手を拘束した
すると恭一郎が何やら怪しげなアンプルから注射器で薬液を吸い上げていく
マナ「?!・・・それ・・・薬ですか?」
流石に何の薬か判らずに不安そうに見上げるマナ
恭一郎「あぁ・・・前に一度経験があったとは思うが・・・こっちは飲み薬ではない分効き目が更に強くなったらしいぞ」
一度経験がある・・・それはつまり例の二人組みの男達からもらった試供品の今度は完全バージョンという事だ
マナ「・・・・・・う、うそですよね?」
恭一郎「ふふっ・・・何、ホンの30分程だ・・・精精頑張るんだな」
カナ「ちょ、ちょっとまってよ?!そ、そんな怪しい薬なんて大丈夫なの?」
以前この薬を使われたときは実際快楽どころか鋭敏になりすぎた躯からは苦痛のような快楽を叩き込まれたのだ・・・あの尋常ではない薬の効果は二人とも嫌と言う程身に沁みていた
麻薬にも近い為、流石に頻繁には乱用等できないが…
恭一郎「安心しろ、以前より更に商品開発が進んだと豪語していたからな・・・確かに依存性や毒性は抑えられていることは調べてあるさ・・・まぁ量自体も控えめにしてある」
安い買い物ではなかったが薬の効果は折り紙付きだ・・・余程の人体実験でも繰り返したのではないかと疑ってしまう程に・・・
チクリッと静脈に針が差し込まれると音も無く押し込まれていく薬・・・
マナ「ぁぁ・・・こ、怖い」
これから自分の躯がどうなってしまうのかと不安に怯えるマナの手をギュッと握り返すカナ
カナ「ご、ご主人様・・・あんまりマナちゃんに酷い事は・・・」
カナも揃って許しを嘆願するものの既に薬は打ち込まれてしまった後だ
恭一郎「ふむ・・・ならカナ、マナを慰めてやるんだな・・・何しろそいつは即効性になったらしいからな」
マナ「えっ?・・・ぁ・・・熱っ・・・熱い・・・か、躯が」
始まりは唐突に訪れた
・・・小さな火が点るように躯の中心に熱を感じると強い酒でも煽ったかのように一気に体中熱く燃え上がる
マナ「ぁぁ・・・ダメェ・・・」
ジュンッと愛液が膣内に分泌されるのを感じて膝を掏り合わせるマナ・・・
カナ「だ、大丈夫?マナちゃん?」
心配そうにマナの肩を掴んで躯を上向きにさせてあげる・・・
マナ「ひぃぃんっ・・・ぁぁあああ」
僅かに肩に触れられただけで鋭敏になりすぎた躯を震わせてしまう
マナ「ぁぁ・・・ダメ・・・我慢できないの・・・」
モジモジと膝を擦り合わせてあふれ出した愛液がお漏らしのようにブルマを濃い紺色に染め上げていく・・・
カナ「マナちゃ・・・ん・・・」
手錠をしてしまった以上鍵がなければマナが自分でスルことは出来ない
意を決してカナがマナのブルマをスルスルと引き下ろしていく・・・
カナ「マナちゃん・・・今楽にしてあげるからね・・・」
そっと舌先を洪水のように滾々と愛液の湧き出す泉の上に震えている陰核に伸ばしていく
チロッと軽く舌で舐めあげた
マナ「ひぃぃっ!・・・ぁ・・・かっ・・・はぁ・・・」
そんな僅かな刺激も今のマナにが十分だった
この薬の場合はむしろこういったソフトな刺激が一番「クル」ともいえる・・・強すぎる刺激はかえって苦痛を呼ぶだけなのだから
チロチロと、陰核を転がすように舌先だけで舐り続けるカナの首に足が自然と絡んでしまう
マナ「ヒギッ!・・・ダ、ダメ・・・カナちゃ・・・イ、イク・・・イッちゃうから・・・」
腰をこの上ないほど反り返らせてブルブル震えだしたマナが許しを請うとカナが口を離す
カナ「辛い?マナちゃん・・・どうしたほうがいいのかな?」
実際、イクのもイケナイのも苦しいのだ・・・しかもこの薬はイッて終わりになる薬ではない
今でさえ息をするのもままならないほどなのだ・・・一度達したら薬が切れるまでずっとイき続けることになってしまう
なけなしの体力を使い切っている状態では本気で死ぬかも知れないとさえおもえてくる
しかし、そんな半端な状態を何時までも許してくれる薬でもない…イクにイけないもどかしさに気が狂いそうになる
マナ「ぁぁ・・・や、やめちゃ・・・ダメェ・・・イクのぉ・・・イかせてぇ・・・カナちゃ・・・お願い」
再び遠慮がちにチロチロと陰核だけを舐め転がすカナ
白っぽい分泌液が陰唇から溢れ出して来るとそこに人差し指を宛がいうと熱いスポンジに指を差し入れるような感覚と共にあっけなく指が飲み込まれてしまう
マナ「!!!!!」
魚のように口をパクパクさせながら絶叫と共に達したマナ
鼻水と泪を垂れ流し、更には小水と愛液を射精のように断続的に噴出してあたり一面に飛び散らせる
目を見開き、あらゆる体液を飛び散らせながらカナの首に足だけでしがみ付き続けるマナ
カナ「んむぅっ・・・んちゅっ」
あくまでソフトに・・・口内に尿が飛び込んでくるのにも構わずに舐め続けるカナ
蠢く陰唇から垣間見える膣口に入り込んだカナの指を伝って粘性を保った液体が伝い落ちてシーツを汚していく
マナ「あがぁぎぃぃっ?!!」
快楽神経を直接舌で嘗め回されているような錯覚を起こしてしまう程その甘美な刺激は強烈だった
人差し指一本ですでにこの有様なのだ・・・もし今恭一郎が
恭一郎「そろそろ頃合か」
等と言って挿れる等と言い出したら・・・と思っていたら言い出した!
カナ「ぷはっ・・・そ、そんな、マナちゃん死んじゃうよぉ?!」
まだ薬の効果は残り時間半分も過ぎていない・・・
恭一郎「大丈夫だ、マナはそれ程やわじゃない…それにな…」
カナ「?…えっ?…それって」
恭一郎の指から転がり落ちた注射器とアンプル…
恭一郎「俺も後戻りは出来ないんだよ」
マナを後ろから抱え挙げると既に臨戦態勢になっている恭一郎自身を宛がうと一気に胎内に押し込んでいく
マナ「かはっ?!・・・ぁがぁ・・・」
恭一郎「ぐぅ…カナ・・・呼吸させてやれ」
剛直を埋め込むと膣内に溢れんばかりに貯水されていた愛液がポタポタとシーツに滴り落ちていく
カナ「う、うん・・・マナちゃん・・・口開けて」
マナ「ぁむう・・・ふぶぅっ!」
大きく息を吸い込んだカナが息も満足に出来ないマナの肺に口から酸素を送り込む
漸く酸素にありつけた肺が血中に酸素を送り込むと恭一郎の突き上げに反応して上げた呻き声と共に二酸化炭素に変わった気体を気道から吐き出していく
涎で双子の唇をベトベトに濡らしながら繰り返される人工呼吸・・・恭一郎の突き上げと共に吐き出されてはカナが何度も吹き込んでいく
カチャリと手錠を外してやると自由になった両手でカナを抱きしめながら苦しそうに躯を痙攣させ続ける
カナ「んっ・・・ぷふっ・・・」
マナ「ぬむっ・・・はふっ」
恭一郎「グゥ…ハァハァ…凄い締め付けだぞ…マナ」
薬の効果なのか恭一郎も呼吸するのがやっとと言った風体だった
四肢を張り詰めらせてはピクピクと震わせて絶頂を告げ続けるマナの肢体を後ろから突き上げると恭一郎自身頭骨がひび割れそうなほどの快楽という名の電流が脊椎から脳内に走り抜けていく…
剛直を蜜液が溢れかえる陰唇から引きずり出すたびに神経を引き剥がすかのような快楽とも苦痛ともいえない感覚が走りぬけ再び埋め込めば新たに湧き出た白濁液がブチュリッとあふれ出て恭一郎の下腹部までも汁でまみれ滴り落ちるほどに濡らしていく
更に絶頂を続けるマナの膣壁が蠢き先走りの汁までも子宮内にまで飲み込むような動きを繰り返しその動きに逆らうように引きずり出す度に体が震えそうな悦楽を覚える
恭一郎「グハァ…ハァ…だ、出すぞ…マナ…覚悟しておけよ」
この薬を男が使えば当然、残り時間一杯射しつづける事になる…恭一郎自身かなりきつい事に変わりないが相手はマナだ、
この位しなければ「おしおき」にならない
マナ「ヒギィァァアア…ごしゅ…様ぁ…ダ、ダメェ…も、許し…」
今でさえ膣内を擦られているだけでお漏らしし続けて尚も断続的に尿水を射出して、子宮の奥から疼くような感覚とともに白濁した汁を撒き散らしているのだ
この上、最奥部に熱い精液等ぶちまけられたら…気が触れてしまうかもしれない恐怖に身がすくむ様な思いがした…
しかし、その瞳には尚も何処か期待を込めたような光が見え隠れしている
…実際此処まで快楽に対して貪欲なのは感嘆にすら値する…
カナ「マナちゃん…ご主人様の精液「なか」に出されてまたイキ続けちゃいそうなの?」
カナが空気を口移しで交換しながらも時折唇を離しては尖りきった姉の乳首を舐め転がすと背筋を仰け反らせながらもガクガクと頷く姉にせめて気持ち良くなって貰おうと空いた手で陰核を剥いて撫で擦る
マナ「ヒィィァァッ?!…アギヒィッ!」
最早意味のある言葉も発せなくなったマナの膣内を激しく注挿していた剛直が最後に子宮口にまでぶち当たった時、一際大きく膨れ上がる!
恭一郎「うぐぉぉぉぉぉおおお!!!」
マナ「!!!!!!」
再び呼吸さえ出来ないほどの絶頂に昇りつめたマナを更に高みにまで突き上げるような…熱い奔流が子宮口から子宮頚部を通り過ぎ子宮腔に勢い良く流れ込んでくるのを感じた
一気に子宮内がはちきれそうに波打ちながら注がれきれなかった精液が剛直と膣壁の粘膜の狭間を押し広げそうな勢いで逆流してボタボタと陰唇からあふれ出ていく…
ドクッドクッドクッ!
射精する度に陰嚢が震え、幾度となく収縮を繰り返し新たな精液が精管を駆け上り尿道口から噴出して膣壁や子宮口に叩きつけられる
ドピュッドピュッドピュ!
既に数分間もの間射精を続けているというのにその勢いは以前衰えることなく既に気泡一つ入り込めないほどに子宮腔を膨らせて卵管から卵巣付近にまで先に出された精子を押し上げていく
マナ「?!!…ぅぁ!…イギィッ!!!」
最奥に射されるたびにブルリッブルリッとお尻を震わせて痙攣させる…カナに口付けされて呼吸させてもらう最中にさえ新たな絶頂に達して舌を噛みそうにさえなった
カナ「ぷはぁっ・・・あふっ」
マナから熱い桃色吐息を吹き込まれ双子たちの唇の間から涎とともに熱い空気が漏れていく…
恭一郎「ぐぅぅ…まだまだだ!マナあぁぁああああ!」
更に射精を続ける剛直を更に打ち込もうと神経の繋がったような膣壁と剛直を引き剥がしながら打ち込み始めた!
マナ「?!ひぎぃぃいいいいアア嗚呼嗚呼!!」
ザーメンで溢れかえった膣内を滅茶苦茶につき回され泡だった精液と蜜液をブシュブシュと陰唇から噴き出しながらバックから再びつき上げられ大絶叫をあげながらピクピクと四肢を張り詰めらせる!
瞳孔が開きかけそうなほど目の色が淀み、開け放たれた唇から唾液混じりの胃液さえも滴らせて鼻汁とともに顔中をグシャグシャに汚していく
カナ「んチュッ…マナちゃ…んむっ」
その鼻汁も唾液もカナによって舐め採られて綺麗に清められると鼻づまりを起こしているマナの鼻腔に口を当てるカナ
カナ「ん…ジュルルルルッ」
あろう事か呼吸が困難になった姉の息を助けようと鼻汁を吸い上げてゴキュゴキュと飲み込みだす妹
マナ「はヒィっぁぁぁ!…く…狂うぅぅ…ひんじゃぅぅううう!」
膣壁の彼方此方に剛直から吐き出されるザーメンを浴びて精液そのものに犯されていくような錯覚に陥る…そもそも既に膣壁を注挿している剛直の回りには押し込むたびに圧力によって子宮腔から噴きあがる精液…それらが剛直に絡みつき直接膣壁を擦っているのは間違いなく液体なのだ
当然引きずり出す度にボタボタと乳白色の粘液が剛直と陰唇から溢れ落ちていくがその際にも射精を続けて新たなザーメンが腹腔内を満たしていく
恭一郎「ぐぅぅっぁあああああ!!」
睾丸が千切れそうなほど引き攣り、痛みさえ伴って精管を駆け上る精液…既に精子等含まれず精嚢からの分泌液しか射されつづけていなかった
やや透明に成りだした精液が放尿でもしているかのようにダラダラと尿道口から垂れ流されるころ、ようやく薬の効果が切れた
マナ「……………」
恭一郎「クッ………グぁ…」
薬が切れると既に意識の途切れ落ちたマナの脇に崩れるように恭一郎も倒れこんでしまう
カナ「…ぃ…生きてる??マナちゃん、ご主人様?」
二人の肩を揺すってみるが答えが返ってくることはなかった…
マナ「はぁぁぁぁ……ぅぅぅ…こ、腰が…た、立てませぇん〜」
流石に疲れたのか、ドロドロになった躯を引きずりながら身を起こす…しかも腰が抜けたのかベットから起き上がれずに自らと恭一郎の出したモノでドロドロになったシーツの上にへたり込んでしまう
恭一郎「流石に疲れたな…カナ風呂だ」
しかし此方はどういった精力しているのか…何事もなかったかのように立ち上がりマナを抱えると風呂場に向かって歩き出した
マナ「す、すみません…はぁぁ」
マナが何度目かのため息を吐く
恭一郎「ふむ…きつかったか?マナ」
マナ「えぇ…もう勘弁してほしいです…身が持ちそうにないですから…」
…実はもっと勘弁して欲しい事があるのだが…
恭一郎「だろうな…お前にはキツイだろう…カナに世話を焼かれるのは…な?」
マナ「ぅっ!……クスクスッ…やっぱり判っちゃいました?」
図星である…実際、カナはマナ無しでは生きていけないだろう…生活力皆無…家事炊事洗濯掃除金銭感覚等カナの辞書には存在しない
だからこそマナはあれこれとカナの世話を焼いているのだが…その実、マナの中にはカナに決して打ち明けらる事のない暗い欲望が渦巻いているのだ
マナは出来ることならカナをずっと部屋に閉じ込めておきたい…朝になったら起こして食事を食べさせてあげてシモの世話をして頭を撫でて上げて気持ちよくしてあげて子守唄を聞かせて…
カナの手足を縛って…カナさえ承知してくれれば手足を切断して、マナが居なくては生きていけない…そんなカナを一生面倒見てあげたい…
カナになれないからこそカナを自分だけのモノとしたい…そんな鬱屈とした欲求が自分の中に渦巻いている
流石にカナは承知してくれないだろう…それが判っているからこそ普段彼是と…いかにも仕方なく世話を焼いて居るように見せているのだが
恭一郎「判るさ…お前らのことならな…最もあっちは」
先に風呂場に駆けていったカナをあごでしゃくり
恭一郎「あいつの根本は自由…と言えば聞こえがいいが早い話何も考えていない…ある意味大物だぞ?クククッ」
マナ「大物?」
恭一郎「凡人って奴は無意識のうちにでも後先って奴を考えちまう…こうしたらこうなってしまうとな…あいつはそれすら考えない、言ってみれば感性だけで生きてる天才と紙一重の馬鹿だろうさ」
カナ「…聞こえてるんだけどぉ…ごしゅじんさまぁ〜?!」
マナ「……はぁぁ…」
確かに言われてみれば幾らカナを真似してみても出来るわけがない…感性とは生まれ持った物だ…更に怖いのはカナに嫌われることがマナには何よりも恐ろしい…
…最後のため息と共にマナの中でも何かが吹っ切れた様な感覚があった…
続くらすぃのね
ハーデス「風邪ひいたぁ〜ぽぉ〜ゴホゴホ」
エナ「…ひくんですね…ハーデスさんでも」
ハーデス「まるで私はひかないみたいな言い方ですね、エナ君?」
エナ「えぇ…だって○○サイトから引っ張ってきた怪しげな圧縮ファイルスキャンもせずに開くようなお○○さんがひくなんておもいませんでしたから」
ハーデス「うぐぅ…PCもハーデスも揃って仲良く風邪ひきますたorz」
エナ「しかも…どうするんですか?この口座…もう競馬の賭け金ありませんよ?」
ハーデス「JC!!!JCに全てを賭けてみせる!」
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