| た、たまらん…… そう鼻血を噴出しつつハワードは立ち上がった。
ベルとメノリの情事を覗き見したあとのことである。 しばらく気絶していたため二人はもう温泉から上がっている。
「ねえ、ハワード、どうしたの」 アダムが不思議そうにハワードを見上げる。 ハワードは理性が狂っていて、アダムをその場に押し倒した。
「もうたまんねえええええええええええええええ」 「! 何するのハワード」 アダムがうろたえる。そのアダムにハワードは口付けを迫っていた。
「んむ……」 ハワードがアダムの口の中に舌を入れる。アダムは苦しそうだ。 「行くぞ」
そういうとハワードはアダムの着衣を脱がした。 「ほう……」 ハワードが溜息をつく。 「お前、やっぱり女の子だったんだな」
アダムが恥ずかしそうに顔を背ける。 脱がした下半身が露わになる。そこにはうっすら毛が生えてその下の秘裂を隠していた。
「これから僕たちはセックスをするんだ。いいな」 「分かったハワード」 アダムは素直に頷いた。 「アダム、いくぞ」
「ねえ、ハワード」 「なんだ」 「痛くしないで……」 アダムは顔が真っ赤だ。 「まかせろ」
そういうとハワードは逸物の切っ先をアダムの秘所にあてがい、押し込んだ。 「!」 アダムの背が反る。逸物は根元まで突き刺さっている。
「はあ、いくぞ、アダム」 「うん、ハワード、来て」 ハワードが何度も腰を振る。 その度にぱんぱんという淫靡な音がする。
「ああ、ハワード、気持ちいい」 アダムは快楽を得て入るようだ。秘所からは透明な液体が垂れてくる。 「うっ、もうでる」
そういうや、ハワードは逸物をアダムから抜くと腹に射精した。 「ハワード」 「アダム」 二人は抱き合った。
温泉で一幕あった後。ハワードはすっかりアダムにほの字となってしまった。 今日も今日とて食料採集を装ってアダムを連れ出す。 みんなはハワードがアダムを連れてさぼることはしょっちゅうだから気にもしなかった。 「ねえ、ハワード。今日も――するの」 純真な瞳でハワードを見上げるアダム。ハワードはその素直さに胸がキュンとしてくる。 (ああ、なんてかわいいやつだ。生意気なルナやタカビーなメノリとは大違いだ) 「ああ、今日も僕たちはセックスをするんだ。いいな」 「うん、わかった」 そう言うとハワードはアダムを草叢に押し倒した。 新緑の清清しい香りが二人を包む。 ハワードはアダムの服を一枚一枚脱がしにかかった。 やがてアダムは真っ裸になってしまう。 「恥ずかしいよ……」 頬を赤く染め、顔に手を当てるアダム。 アダムの薄紫色の膚は滑らかで紗のような触り心地だ。 胸はわずかに膨らみ、黝い茂みの奥に秘裂を隠している。 「それじゃ、いくぞ」 そう言うとハワードはアダムのちっちゃな乳首を口に含んだ。 そのままねっとりとしゃぶり、なめる。 「あう!
ああっ!!」 アダムの口から切ない泣き声が漏れてくる。 アダムの胸はお世辞にも立派とは言えないが、性感帯として立派に成り立っているようだ。 「へへ、感じてきたか。ならこっちはどうだ」 そう言うとハワードは片手でアダムの乳首をつっつきつつ、もう片手でアダムの女性に手を伸ばす。 そこはもう已にうっすら湿っている。 ハワードは焦らすように秘裂をなぞりつづけ、時折頂点の真珠に触れるか触れないかの接触をする。 「ああ、凄い。こわいよ、ハワード」 アダムが震えだした。蜜口からはとろとろと淫液が垂れてきている。 「大丈夫だアダム。手を握ってやる」 ハワードは左手でアダムの手を握るともう右手でアダムのクリトリスを一気にしごきあげた。 「ふあああああああっ!!
あああああっ!!」 瞬間、ハワードの手に篭められる力が強くなる。 アダムの体はピーンと伸びきると、だらりと弛緩した。絶頂を迎えたのだ。 「ああ、ハワ……ド」 イクときの快感のあまり涙目になるアダム。そのアダムをハワードは誰よりも愛しいと思う。 「それじゃ、いくからな」 そう言うとハワードは已に勃起した己が逸物をアダムの秘所にあてがう。 そしてそのまま腰を突きこんだ。 「!
ああ、ハワード……」 アダムがため息を吐く。 「ああ、ハワード、入って来てる」 「うう、アダム。いいよ、締まる」 ハワードはぺこぺこと腰をつきこみ始めた。 ぺたんぺたんと臀部を打つ淫靡な音が響く。 「ハワード、僕、僕」 「僕もだ。一緒にいこう、アダム」 そう言うと、ハワードはアダムの膣奥に腰をたたきつけた。 瞬間アダムの背が弓なりになる。 ハワードはアダムから逸物を抜くと、その腹に射精した。
やがて冬が来た。 「遺跡]から噴出す冷気は惑星を多い、酷寒がみんなを襲った。 もしベルが冬越え用の住居を用意しなければ全員凍死していたかもしれない。 「お前のせいだぞ!」 ハワードはアダムを叱責した。 冬の生活にストレスが溜まっている時期だった。ハワードは例のごとくアダムに八つ当たりしたのだ。 「止めないか、ハワード」 メノリがたしなめる。アダムは傷ついているようだ。 やがて遺跡に向かったルナたちの活躍により、冬は終わりを告げた。 しかし、二人の間の冬はまだ終わらない。 (畜生、言い過ぎちまったよ) その日以来アダムはつらそうだ。 ハワードは意を決してアダムに話しかけた。 「おい、アダム……その、なんだ。この前は悪かったよ」 アダムの顔がぱっと晴れた。 「うん、気にしないよハワード」 (ああ、なんてかわいい奴なんだ) 「アダム!」 ハワードはアダムを押し倒した。 洞窟の中、みんなは食料採掘に出かけている時分である。 「ハワード、また――するの」 「ああ、そうだ。僕たちはセックスをするんだ。いいな」 こくんと頷くアダム。ハワードはアダムを抱きしめた。 「んむ……」 ねっとりとディープキスを交わす二人。 アダムの薄紫の膚は紅く高潮していく。 「ぷはぁ」 やがて口を離すと、舌と舌の間にぬめる橋がかかった。 「ううん」 アダムは初めてのディープキスに酔っているようだ。 「それじゃ、いくぞ」 ハワードがアダムの服を全て脱がしてしまう。 「恥ずかしいよ」 弱弱しく言うアダムを無視してハワードはアダムの乳首に吸い付いた。 「ああっ!!」 途端切ない声が漏れる。 ハワードはねちっこく乳首を口に含み、吸い付き、指で引っ張る。 アダムの膚がどんどん紅くなっていく。 「ああ、ハワード、切ないよ……」 アダムはもう涙目だ。 ハワードは体をずらすと、アダムの女の子を顔の目の前にした。 「それじゃ、いくぞ」 そう言うとハワードはアダムのそこに顔を埋めた。 「あうっ!!ああん」 アダムの口から黄色い声が漏れる。 ハワードはアダムの女の子を丹念に舐め、舌先でクリトリスをつっつく。 「ああ、くるよ、くるよ、ハワード」 アダムは泣いて懇願するがハワードは許してやらない。 一気にクリトリスを吸い込んだ。 「!
ふあああああああああああああああっ!!」 アダムの口から絶頂の悦びが漏れた。 ぷしゃあと淫液が秘裂からあふれ出す。 「イッちゃったな、アダム」 アダムは恥ずかしさで顔が真っ赤だ。 「それじゃ、今度は僕の番だ」 ハワードは怒張した逸物の切っ先をアダムの女性にあてがい、そして押し込んだ。 「あうっ!!」 「はあ、はあ、いくぞ」 ぺこぺこと腰を打ち込むハワード。 アダムの女性からは淫液がでて挿入を助ける。 「ああ、またいっちゃう!」 「うう、僕もだ、いくぞアダム」 アダムの体が弓なりになった。 同時に限界を迎えたハワードは逸物を抜くとアダムの腹に射精した。
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