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いちごの気持ち
アスペルギルス/文


 明日、苺鈴は香港に帰る。

 寂しくないと言ったら嘘になるけれども、小狼の中で幾分かはほっとしている気分があるというのも、間違いのないことだった。

 苺鈴は、表面上まったくいつもと変わらない様子で、夕食の後はさっさと自分の部屋に引きこもった。小狼は、あえて火中の栗を拾う気はなかった。何を話したらいいのかわからない。こんな状態で無理に何かを言おうとしても、泥沼になるだけだ。

 「帰ってしまえば…少しは落ち着くよな…」

 なかなか寝つけずに、何度も寝返りをうつ。こんな時になって始めて、小狼は、同じ屋根の下に苺鈴がいるという事実をあらためて認識しなおしていた。

 

 「…誰だ?」

 闇の中に、人の気配。小狼は、ベッドから跳ね起きて暗がりに目を凝らした。

 微かに鼻をつく、妖しい香り。しかし、魔力・妖力の類は感じない。

 「…誰だ!」

 小狼は、もう一度聞く。

 「…わたしよ、小狼」

 ためらいがちに、答える声。それは、聞き慣れた少女の声だった。けれど、その声は小狼の記憶にあるそれとはあまりにもイメージが違った。あいつだったらもっとやかましくて、押し付けがましいくらい明るくて、あんまり元気なもんだからこっちまでついつられて元気になってしまうような、そんな奴のはずだった。

 「…苺鈴?」

 次第に、目が暗がりに慣れてくる。小狼の視界に、次第にあきらかに浮かび上がるその姿。

 膝上というにはあまりに短い、股上ぎりぎりの丈のベビードール。その半透明の素材は、少女から女に変わり始めたばかりの微妙な曲線を隠すには何の役も果たしてはいなかった。パンティだけはつけていることは朧に浮かぶシルエットからも伺えたが、ほのかに膨らみ始めたばかりの乳房は、胸の前で軽く組んだ腕に隠されている以外、薄いネグリジェの下で何にも覆われてはいないようだった。

 視覚が感知した情報を、脳が知覚情報として処理するまでに、常ならぬ時間を要した。その映像の示す内容をようやく認識して、小狼は、まるでベッドの中に毒虫でも見つけたかのように飛びすさる。

 「…ななななな何だオマエ、そそそそそそそのカッカッカッコウは!」

 微かな星灯りの中に、苺鈴の姿がほのかに浮かび上がる。

 見てはいけない。見ちゃダメだ、見たら負けだ…!そんな意識が小狼の脳裡を慌ただしくよぎる。だが、しかし。小狼は魅入られたように、幼馴染みの少女のしどけない姿から目を逸らすことができない。

 「…小狼…」

 少しうつむいたまま、ゆっくりと苺鈴は小狼に歩み寄ってくる。小狼を追いつめるようにベッドに上がり、四つんばいの姿勢でにじり寄ってくる。大きく開いた襟ぐりからのぞく白い素肌が、ちょっとまくれた裾からこぼれる下着が、小狼の視界いっぱいに広がった。

 小狼は、ありったけの気力を振り絞って、苺鈴に背を向けた。

 「…な、何しに来たんだよ、こんな時間に!そんな格好して!」

 「女の子が、夜中に男の子の寝室に忍んで来るのに、そんなにたくさん理由はないと思うんだけど」

 「冗談はよせ!…また俺をからかってるのか?」

 「…冗談じゃないわ」

 その声に含まれていた真摯な響きが、小狼を知らず振り向かせていた。意外に近くにあった苺鈴の顔と触れ合う寸前のところで、小狼は心臓をきゅっと締め付けられるような感覚を覚えた。そして、目の前にある苺鈴の瞳が涙で潤んでいることに気付く。

 「…冗談で、こんな…こと、できるわけがないじゃない…」

 苺鈴の眼から、涙が溢れた。一筋の涙が頬を伝い、微かな星灯りを受けてきらめく。

 ごくり。小狼は生唾を飲み込んだ。『戦う男と泣く女は三割引いて見ろ』とは李家の男に代々伝えられる格言だが、小狼は今、身をもってそれを実感していた。苺鈴から目を逸らせない。いつになく露出度の高いその姿に囚われたまま、逃げることもできない。

 「小狼。…わたし、明日香港に帰るのよ」

 苺鈴は言った。できれば口にしたくはない一言だった。

 小狼は日本に残る。すべてのクロウ・カードの封印を終えるまで。少なくとも、表向きにはそういうことになっている。けれど、小狼が日本に留まることを望む理由が他にもできたことを、苺鈴は確信していたし、そして当の小狼自身も、うすうす自覚し始めてはいた。

 香港に帰れば、当分小狼には会えない。

 そして、次に会うときにはもう以前の、幼馴染みで婚約者の二人には決して戻れない。苺鈴は、はっきりとそれを感じていた。

 だから今夜が、最後の機会。

 「…だから…日本の思い出が、欲しいの」

 「…けど…。だけどなぁ、俺は…!」

 「わかってるわよ、そんなこと!小狼は木之本さんのことが好きだってことくらい…」

 突然その名前を出されて、心の準備というものがまるでできていなかった小狼は哀れにも狼狽しまくった。

 「ば、ババババババカ言うな!…なんでそこで木之本の名前なんて…」

 「黙って聞いて!」

 「…は、はい…」

 「…何度も言わせないでよ、悔しくなるじゃない!…小狼が誰を好きでも、それは仕方ないもの…。でも、何もないまま諦めるなんて悔しいじゃない!…今夜だけでいいの。小狼…。そうすればわたし、きっと何もなかったみたいに笑えるから…」

 「…苺鈴…」

 小狼は、苺鈴を正面から見つめた。ここで眼を逸らしてしまうのはとても失礼なことのような、そんな気がした。

 「…俺は…」

 苺鈴の肩が思ったよりもずっと細かったことに、小狼は気付いた。うっかりしてると素手では吹っ飛ばされてしまう、拳法使いの苺鈴とは別の彼女が、確かにそこにいた。

 小狼の手が、苺鈴の肩にかかる。苺鈴の体が、一瞬電流が流れたようにぴくっと震える。

 「…俺は…」

 けれどその時、小狼の脳裡を、さくらの笑顔が瞬間、よぎった。

 「…ごめん、苺鈴…」

 そして小狼は、ありったけの理性を奮い起こして再び苺鈴に背を向けた。

 「やっぱり、ダメだよ…」

 「…小狼…わたしのこと、嫌い?」

 苺鈴の声が震えている。

 「…嫌いじゃないよ…。そんなわけ、ないだろ…」

 「…たった一度でも、嫌なほど…わたし…魅力ない?」

 苺鈴の声が震える。泣いているようだ。

 「…そんなわけ、ないだろ!」

 …泣きたいのはこっちだと、小狼は思った。

 「…でも、ダメだよ、やっぱり…俺…」

 「どうしても…?」

 小狼は、答えなかった。

 「そう…こんなにお願いしてるのに…だめなの?」

 小狼の背中に寒気が走る。その声の中にはただならぬものがあった。

 「…女の子が、恥ずかしいの我慢して頼んでるのに、どうしても…だめなのね?」

 小狼は、おそるおそる振り返った。

 苺鈴の視線の中に、さっきまでとは別のものが燃えている。

 「…お、落ち着いてくれ、苺鈴!」

 「…できたら、これは使いたくなかったのに…」

 どこに隠していたのか、苺鈴は小さな巾着様の袋を取り出し、中身をその場で振り撒いた。中の粉末が周囲に漂うと、さっきから感じていた妖しい匂いが急にきつく鼻をつく。

 「…?!なんだ、これは…」

 「…李家の女にだけ代々伝えられる秘薬」

 「…なんだとぉ?」

 それがいったいどのような効果を持つものか、などとは聞く必要もなかった。その秘薬をほんの僅か嗅いだその時から、小狼の体の内を得体の知れない凶暴な欲望が渦を巻いていた。

 眼前の苺鈴の未成熟な肢体から放たれる強烈な色香が小狼を虜にする。その肉体を己のものとすること以外、小狼の脳裡から消えようとしていた。

 「…小狼…?」

 苺鈴といえども所詮は未経験の生娘である。欲望に眼をギラつかせた男などそれまでに見たこともない。眼の前で起きた小狼の変貌は、苺鈴の理解を超えていた。

 「…逃…げろ…。めい…り…ん…」

 ようやくのことでそれだけの言葉を振り絞りながら、小狼の体は言葉とは裏腹に身をすくませた苺鈴に襲いかかっていた。華奢な少女の体を瞬く間に組み敷き、その身に纏う薄絹を引き裂くようにむしりとる。最後に残った一枚の布切れにまさに小狼の手がかかった時、ついに苺鈴は恐怖のあまり泣き叫んでいた。

 「いやぁ!やめて!…小狼ー!」

 「おま…え…が…のぞん…だ…こと…だ…ろう…」

 そう、それは確かに苺鈴の望みだった。小狼に抱かれたい一心でここまでやってきた、それは間違いのないこと。

 けれど、彼女を組み敷いた強い腕。掴まれた手首に激痛が走る。…いつも小狼が手加減をしていたのだと、苺鈴は今更ながらに気付いた。いつだって、小狼は優しかった。彼女がどんなに彼を困らせても。苺鈴がどんな我侭を言っても、小狼はちょっと困った顔をするだけで、なんとか彼女の望みを叶えようと頑張ってくれた。

 …その小狼が、初めて彼女を拒絶する。最初で、最後に。…そして、決定的に。

 自分が失おうとしているものの大きさを初めて心の底から思い知って、苺鈴は泣いた。

 小狼の手が、苺鈴の脚を開かせる。小狼の体の熱さが、吐く息の匂いが、苺鈴の体に覆い被さろうとする。

 (…これは…罰?)

 苺鈴は、抵抗をやめる。小狼に罰せられるなら、それは仕方のないことと、思う。

 …その時、小狼の動きが止まった。

 

 苺鈴は、眼を開けて、小狼の顔を見た。

 唇を噛み締め、苦悶に耐える小狼、その額には脂汗が滲む。小狼は、苺鈴の手首を握り締めていた手をもう一方の手で引き剥がす。

 李家数千年の秘術と闘いながら、小狼はベッドサイドに置かれた鈷に手を伸ばす。

 そして。

 「…!」

 ようやく手にした鈷を、一閃小狼は自分の脚に突き立てた。一瞬パジャマに血が滲んだかと思うと、たちまち鮮血が吹き出してシーツを朱に染める。

 「…小狼!」

 自らもその血を浴びながら、苺鈴はとっさに鈷を握り締めた小狼の手をとった。

 「…なんてことを…!」

 シーツを引き裂き、とりあえず応急処置をしながら、小狼は再び苺鈴の裸体に覆い被さった。けれど、つい先刻までの荒々しさは既に小狼からは去っている。

 「…いいか、苺鈴」

 内から湧き起こる衝動と必死に闘いながら、小狼は言った。

 「…俺は、これからお前を抱く」

 「…」

 「でも、それは薬のためでも術のためでもない。…俺は、俺がそうしたいからお前を抱くんだ」

 「…小狼」

 「…いいか、覚えておけよ…」

 小狼は、言いながら微笑みを浮かべた。…たぶん苺鈴がこの後生涯忘れないだろう、極上の微笑みを。

 「…俺は、俺の意思でお前を抱くんだ…」

 言いたいことは山程あるはずなのに、その時に限って苺鈴には何も言えなかった。代わりに小狼を抱きしめる。

 …明日には離さなければならないとしても、今日この時だけは決して離さない。

 

 小狼の指が、そっと苺の内腿あたりに触れる。

 「…ひっ…!」

 触れられたところから、むず痒いような気持ちいいような不思議な感覚が苺鈴の体を走り抜けた。

 切れぎれに洩れる声を塞ぐように、小狼はその唇を重ねる。二つの幼い舌がただ互いのぬくもりを求めてぎこちなく絡み合った。

 小狼の手が、ささやかに膨らんだ苺鈴の乳房を覆う。痛いくらいに硬くなった小さな乳首。

 「…ほんとに、イチゴみたいだな、ここ…」

 そんなことを言いながら、小狼は濃いピンクに膨れた乳首を口に含む。

 「…ひゃっ…!」

 そこから走る激しい快感に、苺鈴は全身を激しく震わせる。下腹から、おしっこを我慢しているような感覚が広がってくる。

 小狼の指が、内腿をすっと溯り、さらさらとした愛液を溢れさせるその部分にたどり着いた。

 「…だめぇ…っ!」

 「…うわぁ…」

 そこが少年の想像を超えて濡れているのを感じて、小狼は思わず感嘆の声を上げた。その声が、苺鈴の羞恥心を煽る。

 「…小狼…!」

 夢中で動かす小狼の指が、偶然クリトリスにちょっと触れる。

 「ひゃぅん…っ!」

 苺鈴は電撃に打たれたように身を震わせて、小狼の首筋にしがみついていた。

 (初めてなのに…こんなに感じちゃうって…ヘン?)

 「小狼…?」

 苺鈴は、きつく閉じていた目を薄く開いて小狼を見上げた。突然視線が合って、二人とも顔を真っ赤に染める。

 「小狼…、わたしに、魔法かけた?…」

 「…な、なにバカなこと言ってんだよ!」

 (だとしたら、こんなに気持ちいいのは…)

 苺鈴は、真っ赤になった小狼の顔を見て、なんだか幸せな気分になる。

 (…たぶん相手が、小狼だからね…)

 「め、苺鈴…」

 「…?」

 突然、なんだか切羽詰まった声で、小狼が言う。

 「お、俺、もう…。…。い、いいか?」

 意味するところを理解するまでに数瞬の間をおいて、苺鈴は、小狼の瞳を正面から見詰めて、うなずいた。

 

 小狼の勃起の先端が、苺鈴の割れ目をおずおずとつつく。その思いもよらぬ大きさに、硬さに、熱さに、苺鈴は思わず腰を引く。

 「こ、ここか?」

 「…う、うん…」

 小狼は思い切って腰を前に出す。猛りきった幼い男根が、苺鈴の未熟な女性器に挿し入れられていく。

 「…っ!」

 充分すぎるほど濡れていたような気がしたのに、その痛みは苺鈴の想像を遥かに越えていた。

 「…だ、大丈夫か、苺鈴?」

 「…へいき…。だから、…もっと、奥まで…」

 ゆっくりと小狼は腰を前に進める。めきめきと何かが裂けるような感触が、苺鈴の脳裡を貫いた。

 「うっ…」

 最奥まで達して、二人の動きが止まる。そのまま二人は、しばらく抱き合ったまま動かずにいた。

 重なった二人の胸を通じて、二つの鼓動が重なる。少しずつずれた二つの鼓動が、ずれたまま微妙なハーモニーを奏でる。

 二つの鼓動がぴったり重なることは、決してないだろう。

 苺鈴はそのことを知って、ほんの少し、悲しくなった。

 「…いいか、動かすぞ」

 ついに我慢しきれなくなった小狼が口を開く。

 「…うん…」

 脚をふんばって腰を動かそうとする小狼。しかし、その瞬間…。

 「…痛ぅ…!」

 鋭い痛みが脚を貫く。太股の傷から再び血が流れ出ていた。

 「…小狼!」

 「大丈夫…だ…」

 痛みをこらえて行為を続けようとする小狼。しかし、さらに激しい痛みが彼を襲う。

 「…小狼…、無理しなくていいから…」

 苺鈴は、小狼の肩を抱いて、そっと少年の体を仰向けにさせた。そのままその上に跨る姿勢になる。後から考えても、どうやって繋がったままそんなことができたのか、苺鈴にはどうしても思い出せなかったのだが。

 「…っ!」

 無理矢理押し広げられる痛みはまだ苺鈴の中に残っていたが、それと共に別の感覚が少女の体内を満たしつつあった。小狼に跨って、下から全て丸見えという感覚が、苺鈴の羞恥心を煽る。…小狼のところからだと、もしかして繋がっているところが丸見えかも…。

 そんな気持ちと戦いながら、苺鈴はおずおずと腰を動かした。

 「はぁん…ふぅ…」

 痛みに慣れていく。それに代わって心の奥底から湧き出てくるような別の感覚が苺鈴を満たしていく。

 「…う…」

 小狼が声を洩らす。

 「…痛い?」

 「いや…、気持ちいい」

 そんな言葉にますます恥ずかしくなりながら、苺鈴は懸命に腰を動かした。下から小狼もゆっくりと動いてそれに応える。体よりも、気持ちの中から湧いてくる快感が、苺鈴を包んでいった。今、ひとつになっている。好きな人と。

 大好きな、小狼と…。

 苺鈴は、体を支えきれなくなって小狼の体に覆い被さっていった。少年は、少女の華奢な体を受け止め、強く抱きしめる。

 「…小狼…、小狼、小狼っ!」

 「…苺鈴…っ!」

 二人は、互いの名前を何度も何度も呼びながら、稚い肉体をぶつけ合っていった。

 

 「…初体験で二人とも血を流したっていうのも、珍しいんじゃないかしら」

 「…バカ言ってんじゃない」

 小狼は、終わった後の方がむしろ恥ずかしそうに、真っ赤になってしどろもどろしていた。苺鈴の方が、今では落ち着いて、慌てふためく小狼を可愛いなんて思う余裕が出ている。

 「…いいこと、小狼。頑張らなきゃだめよ。木之本さんがこんな据え膳してくれるなんてことはぜーーーーったいにないんだから」

 「…だから、なんでそこであいつの名前出すんだよ!」

 そう言って振り向くと、苺鈴の顔がなんだか今にも泣き出しそうに見えて、小狼は言葉に詰まった。

 「…苺鈴…」

 「謝ったりしたら、ぶつわよ」

 慌てて小狼は、喉元まで出掛かった『ごめん』を呑み込んだ。

 「…元気でね。…見送りはいらないわ」

 「行くよ」

 「来ないで…泣いちゃうから。小狼は、わたしの笑顔だけ覚えていて」

 そして苺鈴は、その言葉のとおりに暖かい笑顔を浮かべる。

 小狼は、その笑顔に何も言えなくて、少し、心が痛んだ。

 

 終

 


解説

 苺鈴「小狼とらぶらぶーっ!」

 小狼「…別に『らぶらぶ』じゃないだろう!オマエが勝手に…!」

 苺鈴「勝手にとは何よ。『俺は、俺の意思でお前を抱くんだ』とか何とか大見得切ったのは誰?」

 小狼「それはだなぁ…」

 あのー、盛り上がってるとこすみませんがお二人さん。ちょっと解説させてね。本来この話は、いつもの『シスプリ』咲耶とお兄様のネタとして考えたんですが…。

 苺鈴「…何ですって?」

 考えてみたら、咲耶がお兄様に夜這いかけたって当り前すぎて意外性もへったくれもないんだよね。それで急遽キャラ変更してストーリーもいじりました。ちょうとさくらで一本書いたばかりだったし。

 小狼「意外性がありゃいいってもんじゃないだろ」

 苺鈴「…わたしは意外性だけのキャラなわけ?」

 まあ、自分的には結構正解だと思ってるんだけど。ちょっと小狼がカッコ良すぎちゃったんで、そこが失敗かな…。

 小狼「なんで失敗なんだよ」

 …だって小狼って基本的にイジメられタイプじゃない。

 小狼「今回だって十分イジメられてたと思うぞ、俺は」

 …では、機会があったらまたお会いしましょう。

 


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