（おーおー、良い責め方だぜ…）
Ｄ・Ｓは空中で腕を組みながら眼下の光景を見つめていた。
眼下では数体の醜い悪魔に嬲られる極上の美女がいた。
背後から突かれ、ヨタヨタと歩かされながら爆発的な巨乳を吸われる美女・ポルノ・ディアノが切なそうにＤ・Ｓを見上げる。
（そんなに切なそうな目で見るなよ…俺様以外に抱かれて感じてるんだろう？）
自分の罠によって魔力を失い、代りに絶え間ない快感に襲われるポルノを満足そうに見る。
「あっうぅ…Ｄ・Ｓさまぁ…だめ…見ないで！！」
対するポルノはＤ・Ｓに、悪魔の手で自分が陵辱される姿を見られるのを拒んで悲痛な、しかし妖艶な声を上げる。
悪魔大元帥としてＤ・Ｓを追い詰めていた彼女だったが、Ｄ・Ｓの罠にかかり、快感責めにされてからは、大元帥としての誇りは崩れつつあった。
Ｄ・Ｓはポルノにマゾの素質があることに気付き、度重なる快感責めの中で暗示を刷り込んでいた。
その暗示により、ポルノの中ではＤ・Ｓへの忠誠と、悪魔大元帥への誇り、そして犯される快感への渇望が強く共存していた。
現在のポルノの置かれている状況は、それら全ての要素が複雑に絡んでいる。
（我ながら素晴らしい暗示だ…）
Ｄ・ＳはＤ・Ｓの機嫌を伺いながら、しかし快感に翻弄されるポルノの様子を見つめつづけていた。
ポルノの置かれている現状、それは一歩間違えば矛盾による自己崩壊に繋がりかねなかった。
愛するＤ・Ｓの目の前で、自分よりも遥かに下位の部下に犯され、そして大元帥としての誇りもＤ・Ｓへの愛も踏みにじられながら快感に狂わされている。
絶望的な状況の中で、本能的に抱えたマゾ魂が妖しく罪悪感も屈辱も全てを快感のスパイスに換えていた。
（そんなに俺を見つめても、お前の瞳は犯されていることへの悦びで蕩けてるぜ…）
Ｄ・Ｓは自分への愛と、誇りを汚されながら犯される快感に妖淫な美しさを発するポルノの姿を堪能する。
この鬼畜は自分に愛を捧げる―ように呪文をかけた―女が、他人に弄ばれていても一興としてそれを堪能していた。
（このマゾ爆乳女は、こうやってこそ栄えるな…ヨーコさんじゃあ、こういう遊びはできないぜ。
ネイは似合いそうだが、手塩にかけた娘を他人に犯されるには見てて腹が立つからな…）
自分の最も愛する女達に対してできない分、ポルノに対しては凄惨なショウを演じさせる。
（犯されてるオマエは美しいぜ…）
一方、ポルノの方でも自我が崩壊するような矛盾と快感の中で、すっかり快感に流されていた。
その後、悪魔達に加え、無数の亡者たちにまで犯されるポルノに対して羞恥責めを施し、新しい奴隷の痴態を堪能したＤ・Ｓ。
すっかり気分を良くしていたＤ・Ｓだったが、ポルノの母乳から魔力を得た悪魔がＤ・Ｓの怒りに火をつけた。
生意気にもポルノを拉致しようとしたのだった。それもＤ・Ｓを挑発して。
快感の虜となって我を失っていたポルノと繋がったまま、飛び去ろうとした悪魔たちだったが、Ｄ・Ｓの怒りの一撃で瞬殺された。
（…意外と…嫉妬していたのかもな…）
Ｄ・Ｓは悪魔を惨殺した瞬間の、自分の中の激情に気がついてかすかに驚いていた。
Ｄ・Ｓはぐったりとしたポルノが抱きかかえている。
愛しげにＤ・Ｓの瞳を見つめるポルノ。その瞳を見つめ返しながら、Ｄ・Ｓはポルノの頬を撫でる。
「約束通り、俺の所に来たな…魔力は返してやる。」
「はい…んっ…んああああ！太いぃぃ！熱い！！イッちゃう！！」
ポルノの膣内にＤ・Ｓの剛直が埋め込まれる。亡者や悪魔の誰よりも太く硬く熱いＤ・Ｓの肉棒がポルノを支配する。
向かい合ったまま空中で繋がる二人。ポルノを支えるのは天に向かって反り返ったＤ・Ｓの極大な肉棒のみだった。
「あう…やっぱり…あなたのが一番…すごい…んく！」
「とーぜんだぁ！俺様があんなカスに負けるわけねえだろうが！」
Ｄ・Ｓに腕を絡ませ、しっかりと密着しながらポルノは幸福感に包まれていた。
亡者の群れに犯され、自分の部下である悪魔に犯され、恥辱の果てに自分を罠にかけた人間に全てを委ねていた。
突き上げられる一撃ごとに幸福感と快感がポルノを確実に「堕落」させていた。
Ｄ・Ｓはポルノをガスガスと突き上げる。ポルノの体はガクガクと揺すられ、Ｄ・Ｓの胸板に潰された爆乳が激しく踊る。
「膣内[なか]にくださぁい…魔力なんていらないから！Ｄ・Ｓ様の精液をくださぁい！！」
「良い子だ！魔力は返してやる！でも…？」
「んはぁ！んぐぅ！あう！も、勿論、Ｄ・Ｓ様には…ご主人様には逆らいません！」
Ｄ・Ｓが射精に向かってラストスパートをかける。ポルノの魔力を射精と同時に返そうとする肉棒が熱く膨れ上がる。
「そうぉうだぁ！！お前は俺様の何だ！？」
「わたしはぁ…悪魔大元帥ポルノ・ディアノはぁ！Ｄ・Ｓ様の奴隷ですぅ！んふぁぁぁ！！」
「よく言った！！ぬおおお！」
Ｄ・Ｓがポルノの爆乳を握り締め、噴出す母乳を搾りながら最後の一突きを胎内の最奥い撃ち込んだ。
「きてぇ！ドクドク射精[だ]してぇ！ああ！私の魔力が還ってくる…！熱い！！あいぃぃ！イッちゃう！！！」
ポルノは背骨が折れそうなほど仰け反り、絶頂を迎える。
振り回された爆乳がＤ・Ｓの顔を叩き、秘部からは熱い愛液、爆乳からは母乳を噴出しながらの絶頂でポルノは気を失った。
Ｄ・Ｓは数分に及ぶ長い射精を終えると地面に降り立ち、Ｄ・Ｓを締め付けたままのポルノの胎内から分身を引き抜く。
地面に横たわったポルノは最大級の絶頂の余韻で母乳を絶えず溢れさせ、秘部からはＤ・Ｓの精液をゴボゴボと垂れ流していた。
子宮に炸裂した精液から魔力が体に満ちてくる。
しかし、ポルノの精神は完全にＤ・Ｓに対して愛を受け入れていた。
恍惚とした瞳をＤ・Ｓに向けて、優しい微笑を浮かべると自分の主を見つめていた。
「完全に俺の奴隷だな…さて、オマエも随分汚されたな…風呂にでも入ろう。」
「お風呂…？でも、どこに…？」
見上げるＤ・Ｓが邪な笑顔に歪む。
「今から作るさ。」
Ｄ・Ｓはそう言うと、地面に拳を叩き込んだ。溢れる魔力が破壊力に変換され、地面に小規模なクレーターができる。
「さてと…入れ物はできた！」
「お湯は…んはぁ！な、何をぉ…？んひぅ！！」
直径３ｍはあるクレーターの中心に降り立ったＤ・Ｓは、いぶかしむポルノの爆乳を背後から絞り上げた。
「おお！魔力が戻った分、大量に出るな！」
Ｄ・Ｓが楽しそうにポルノの乳房を根元から握りつぶすように搾乳する。
Ｄ・Ｓの手をもってしても到底収まりきらないどころか、乳肉の一部を掴むことしかできないほどの爆乳だったが、
体に急激に戻った魔力の影響で、大量の母乳が噴出している。傍から見るとその量は異常である。
「Ｄ・Ｓさまぁ…まさか…んふぁ…」
ポルノが搾乳の快感に息も絶え絶えに喘ぎながら、明白になった予想を口にする。
あっという間に膝下まで母乳が泉のように貯まっていた。
「おう！オマエの乳風呂に入りたくてな！…うーん…それにしても何て絞り心地の良い爆乳だ！」
Ｄ・Ｓは心底楽しそうにポルノの双乳を握り、悶え悦ぶポルノから母乳を吐き出させていた。
やがて、すっかり母乳がクレーター風呂を満たしたときには、ポルノは幾度もの絶頂に耐え兼ねて気を失っていた。
「ん…んん…」
ポルノは気だるく心地よい眠りから意識を取り戻した。ぬるい物が体を覆い、心地よい目覚めだった。
「目が醒めたか？」
耳に低く囁く男の声。ポルノは幸福感の中で目を覚まし、全てを悟った。
チャプと水音がする。自分が身を浸している乳白色のぬるま湯は、自らの魔力が作り出した母乳だった。
そして、自分を腕の中で抱きかかえるＤ・Ｓ。彼の怒張が自分の胎内の深くまで埋まっている。
「こんな…恥ずかしい…」
ポルノは恥ずかしさのあまり手で顔を覆った。ミルクに濡れた手が顔にもミルクを塗っていた。
「自分の乳じゃねか…それに、美容にも良さそうだぜ？」
Ｄ・Ｓがポルノの乳房を背後から揉みしだいた。刺激された乳房は、ミルクの中で更に母乳を吐き出した。
「そ、そんな…んっ！んむぅ…」
背後から弄っていた乳房の感触の良さと、ポルノの可愛さにＤ・Ｓは次第に欲望を抑えられなくなり、唇を合わせて舌を絡める。
自分の手に遥かに余る乳肉を巧みに揉みながら、頂点で尖る乳首を軽く撫でたり、摘んで引っ張って弄ぶ。
ポルノの胎内のＤ・Ｓの怒張が更に硬化し体積を増やすのと同時に、ポルノの肉襞も主を求めて妖しく蠢いて収縮していた。
こうなると二人はもう止まることはなかった。
お互いに唇を重ね、腰を振りたてて自分を、そして相手を満足させるために激しく求め合った。
「あっ！あひぁ！Ｄ・Ｓさまぁ！！」
ポルノが後座位で突き上げられながら狂ったように悶える。
自らの母乳を貯めたミルク風呂が抽送の余波で波紋を立て、水面が波打つ。
突き上げられることによって爆乳が揺さぶられ、水面をパシャパシャと打ちつける。
Ｄ・Ｓはその爆乳を執拗に揉み、乳首を摘んで弄ぶ。その度に母乳が噴き出し、ミルク風呂が足されていく。
「ん！受け止めろよ！」
「は、はいぃぃ！来て！射精してください！」
ポルノはＤ・Ｓの精を胎内で大量に受け止めた。脳を貫くような快美感に体を震わせた。
しかし、先ほどのような強烈で鮮明な絶頂感を得ることができなかった。
「…イかなかったな…？」
「Ｄ・Ｓさま…私…私…」
自分がイケなかったことよりも、Ｄ・Ｓが怒りを覚えていることに焦りを感じたポルノが震えていた。
「魔力が戻って強くなりやがったか…それとも…あんまり大人数に犯されて、一人相手じゃ物足りないか？」
「そ、そんなこと…あ…抜かないでぇ！」
ポルノの胎内から、未だに硬く自己主張するＤ・Ｓのペニスが抜き去られる。
「安心しな…おおおお！！」
気合と共にＤ・Ｓの剛棒が変形する。ポルノの目の前で変化した下半身からは、触手のような逸物が４本股間から生えていた。
『４人までなら同時にＯＫ』というＤ・Ｓの言葉を裏付けているのが、この４本の触手型性器だった。
「ああ…凄い…これが全部…んむぅ…」
「そうだ。オマエのためにある…」
ポルノは顔の前に持ち上がってきた一本を、堪えきれないように口に収めて優しく、そして激しく口腔奉仕を施した。
「一本は口…１本は物欲しそうな前…」
「んむぅ…んぐぅ！んむぅぅぅん！」
口内を満たす触手を必死に愛するポルノのヴァギナに、一際立派な触手がズズズ、とゆっくりと飲み込まれていく。
「そして、このいやらしい乳…」
ポルノの乳房の谷間に一本が潜り込む。ミルク塗れの爆乳の谷間に挟みこまれた触手をポルノは愛しそうに双乳を寄せて歓迎する
自らの乳首を摘み、思い切り真中に強く寄せながら、タプタプと波打たせながら左右別々に上下運動と刺激を加える。
触手は柔らかく重い極乳のむっちりとした狭間を激しくこすり上げながら、弾力と柔らかさを極めた感触を逃すことなく味わっていた。
「そして、最後の一本は…ケツだ！」
行き場がなく、ミルク塗れのポルノの美体を這いまわっていた残る一本が、ポルノの後穴に突き刺さる。
「んむぅぅ！！んぐぅぅぅ！！」
太い一撃が体の深くまで突き刺さる感触に、ポルノは腰を浮かせて湯船から立ち上がっていた。
「おいおい、湯船に戻れよ…」
立ち上がって快感から少しでも逃れようとしたポルノがミルクの中に引き戻される。
二穴を責められ、口と乳房を犯される快感に逃げ場をなくしたポルノは狂いそうになりながら悶えつづけた。
「ふふ…周りを見てみろよ…」
Ｄ・Ｓの言葉にポルノは周囲に気を配った。
「ん！んむく！！」
二人が交わるミルク風呂の周りには、数え切れない程の亡者たちが取り囲んでいた。
亡者達はポルノに殺到しようともがくが、Ｄ・Ｓの張った結界によって湯船の中に入ることができなず、自分を慰めていた。
「カスに見られた方が感じるんだろ…？締め付けも、奉仕も熱が入ってきたぜ？」
Ｄ・Ｓの言葉に羞恥心を限界まで刺激され、ポルノは頭の中が真っ白になった。
「俺様ももうイクぞ…全部受け止めろよ！！」
「んむぅ！んぐぅ！い、イクぅぅぅ！見られるの好き！！あああ！Ｄ・Ｓ様ぁぁ！！」
Ｄ・Ｓの４本のペニスが同時にポルノの体に欲望の熱液を浴びせ掛けた。
絶頂の中で、亡者達が次々と白液を吐き出しているのが見える。
それは結界に阻まれていたが、まるで全てが自分に浴びせられている錯覚に襲われて、究極の絶頂の中で気を失った。
その後、魔力を含んだミルク風呂の中で果てては繋がり、何百回も繰り返された狂宴の末、ポルノは完全に気を失った。
Ｄ・Ｓはそんなポルノを見おろしながら、ため息をついた。
「こいつを堕としたのはいいが…どうやって帰れば良いんだ…？……ま、いいか！」
Ｄ・Ｓはあっさりと迷いを忘れると、気を失ったままのポルノの母乳まみれの爆乳に肉棒を挟みこんだ。
「こいつが起きるまでこの乳で楽しんで…と…」
Ｄ・Ｓは最高の玩具で遊びながら暇を潰すことにした。
彼が飽きるまでは地獄にも平穏が続くことだろう。
改訂版の最終話です。Ｄ・Ｓの視点も加えてみました。
急にラヴラヴな展開になっていて自分でもびっくりです（笑）
手直し前の旧版とは、オチがかなり変わった印象になっています。
う〜ん…原作とはかなり違うなぁ…