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いけないリツ子先生 ―第8章・朝の再会―
チェシャ/文


 何だかソワソワした気分で、学校への道を歩くリツ子先生。

 体は疲労で重く、足元はフラフラとしているが、心は弾み、一刻も早く学校へ行きたいと体を突き動かす。

 正確には「学校へ行きたい」ではなく、「冬太に会ってイカされたい」という動機からだったが…

 学校への道を、キョロキョロと冬太の姿を探しながら進んでいく。

 冬太に似た生徒の姿に一喜一憂し、ついに学校に到着してしまう。

 残念な気持と、期待が裏切られたことによって、抑えていた疼きが体を蝕んでいく。

 一変して重々しい足取りで、校門をくぐったリツ子先生だったが…

 「センセイ、おはよー」

 「んひぅ!!あぁ…冬太くん…!!んはぁ…」

 耳に飛び込む、一晩中想い焦がれた声。そして、スーツの上から感じる、胸を締め付けられる快感。

 地獄の底で光明を見たような気分で振り返ったリツ子先生は、人前にも関わらず、待ち望んだ快感に嬌声を上げていた。

 しかし、さすがにこの人前で「ご主人様」と呼ぶわけにはいかず、理性が教え子としての呼び名を口にさせる。

 自分の緯線の先にいる一人の少年に全意識が集中する。

 そして、リツ子先生は自分の体に巻きつく、透明な触手の存在を確かに感じ取っていた。

 (ああ…これで…今日もこの触手で…やっと愛してもらえるんだわ…)

 リツ子先生の心が淫蕩に、そして歓喜に満ちた瞬間、冬太の傍らにいる少女の姿が目に入った。

 「細川さん…」

 その少女、細川美樹は年には不相応な巨乳を、同じく透明な触手で激しく嬲られていた。

 「ああ…昨日から親がいなくて、美樹ちゃんの家で「お世話」になったんだよ。ね?美樹ちゃん?」

 冬太の言葉に、快感で赤く染まった顔をコクン、と縦に振る美樹。小刻みに快感を押し殺した吐息が漏れている。

 (そ、そんな…わたしが一晩中、独りだったのに…あの娘は…)

 リツ子先生は乳房をこねまわされる快感を味わいながら、美樹に怒りと嫉妬の混じった視線を向ける。

 「ん…ふぁ…冬太…ん!ご、ご主人様…もう…んあ!!」

 リツ子先生の敵意を向けられたことも気がつかずに、美樹は絶頂を迎えて地面にへたり込んだ。

 「あ、美樹ちゃん…しょうがないなぁ…ちゃんと遅刻しないように教室に入るんだよ?」

 「ふ…ふぁい…っひ!」

 冬太が美樹の耳に囁いた瞬間、美樹はその吐息で再び軽い絶頂を迎えた。その下着は愛液でグチョグチョに濡れている。

 「じゃ、先生、行こうか?」

 「は…はい!」

 美樹に嫉妬を燃やしていたリツ子先生だったが、冬太の言葉に即座に反応し、冬太と共に歩き出した。

 冬太の言葉の真意を悟ったリツ子先生は、体育倉庫に向かって二人で歩き出した。

 そして、その場には、絶頂の余韻から回復できない美樹が取り残され、同じぬ〜べ〜クラスの仲間と合流していた。

 

 「んむぅ…ジュプッジュプッ…ジュポ…んふぅ…これぇ…これが欲しかったのぉ…」

 カビと汗の匂いが充満した体育倉庫の中、跳び箱の上に腰掛けた冬太の股間にリツ子先生が顔を埋めていた。

 子供のものとは思えないような凄まじい逸物を咥え、舐めしゃぶるリツ子先生は心の底から幸せそうな蕩けた顔をしている。

 「アハハ…すごい食いつきだね…」

 「ご主人さまはわたしだけのものですぅ…んむぅ…んふぅ…」

 冬太から、昨日何があったか聞かされ、リツ子先生は涙ぐんでしまった。

 しかし、冬太が優しく慰めながら、勢い良く起立した逸物を晒すと、リツ子先生はそれにむしゃぶりついた。

 嫉妬と枯渇感と餓えが、凄まじい勢いで理性を浸食し、二度と放さないような勢いで主に吸い付いていた。

 冬太はそんなリツ子先生の頭を軽く撫でながら、必死の奉仕を堪能していた。

 「だって…昨日の夜からずっと欲しくて…ずっと我慢して…それで…」

 リツ子先生は竿を上下に舐め、亀頭に吸い付くと、自分の唾液でぬめる根元を手でリズミカルにしごき上げる。

 「それで…?」

 「ずっと…その…独りで…」

 リツ子先生は、冬太の問いに顔を真っ赤にして俯く。同時に答えをはぐらかすように、フェラに没頭してみせる。

 カリの裏をチロチロと舌先で舐めると、先端の切れ込みに吸い付き、カウパーを思い切り啜り立てている。

 先走り汁を大量に口に含み、亀頭を飲み込んで舌でめちゃくちゃに舐め回すと、激しくスロートに入る。

 「ふ〜ん…言わないなら飲ませてあげない!」

 冬太は首を激しく振りたてるリツ子先生の口から無理矢理肉棒を引き抜いた。

 「あん!そ、そんなぁ…」

 一晩中想い焦がれた肉棒、そして狂いそうになりながら求めつづけた精液をお預け状態にされ、リツ子先生は慌てふためいた。

 「じゃあ、教えて?昨日の夜、ボクのこれを求めて、独りで何をしたのか…?ね、センセイ?」

 冬太の瞳が妖しい加虐の光を浮かべている。リツ子先生は、その瞳に射抜かれるように羞恥に満ちた出来事を語りだした。

 「その…お、オナニーを…」

 「へぇ…どこでどうしたの?」

 真っ赤になって恥ずかしがるリツ子先生に向かって、冬太はすかさずに更なる質問を投げかけた。

 剛棒を欲しがり口を開けるリツ子先生の顔に、嬲るように淫棒をなすりつけている。その度にリツ子先生の顔が蕩けていく。

 「家に帰ってすぐに…玄関で…それから、シャワーで…あとはベッドの上で気絶するまで…」

 淫らな告白するリツ子先生の股間は、フェラすることで濡れた以上に愛液を分泌させていた。

 「よくできました!」

 冬太は優しくリツ子先生の頭を撫でると、褒美を待つ口にペニスを突っ込む。

 「んふぅん…あんむぅ…ジュルジュル…」

 嬉しそうに舌を絡め、口をすぼめてもう逃がすまいと必死に口腔奉仕を再会するリツ子先生。

 口全体で締め付けるように剛直を包み込むと、首を振りながら冬太の瞳を見上げて、潤んだ瞳で見つめる。

 「じゃあさ…ボクの前でやってみせてよ?ね?」

 冬太が再び肉棒を抜き取る。失望に満ちたリツ子先生の美貌が悲しそうに歪む。

 脅すように、冬太は自分の手で、リツ子先生の唾液でヌルヌルになった自分の分身をしごいた。

 「そんな意地悪…」

 「いやなら、このまま床に射精[だ]すからね!」

 冬太が自分で激しくしごき始める。リツ子先生は、諦めたようにスーツの前を開き、ブラジャーに包まれた爆乳をまろび出した。

 そのまま硬い体育マットの上に腰掛け、タイトスカートから伸びる脚を冬太に向けて大きく開き、黒い下着に包まれた女陰に指を這わす。

 「んふぅ!!」

 口奉仕と、淫らな告白により愛液をジュクジュクと溢れさせた秘部は下着を濡らし、軽く触れた指に濡れた感覚を伝える。

 軽く触れただけで強烈な快感が走る。愛する主に見られているということが、空しい独り淫儀がたまらなく甘美なものとなっている。

 「あう…あふ…あん!あぁぁ!!なんで…オナニーで…こんなに感じちゃうなんてぇ…!んぅぅ!」

 あまりの快感にリツ子先生の指は遠慮を失い、下着をずらすと愛液まみれの膣内に指を突き立ててかき回し始める。

 まるで少女のようなその秘華が大きく開かれ、中から白い愛液をコプコプと吐き出しながら、指を受け入れる。

 ピンク色の秘肉を突き刺す細い指に滴った愛液が絡みつき、快感の絶大さを伺わせる。

 激しく喘ぎ、ブラジャーの上から乳首を摘んで、頭を仰け反らせながら泣き声のような嬌声を上げる。

 「すごいや…見てるだけこんなに…ほら、オナニーしながら舐めて?」

 冬太が我慢できなくなり、自慰に夢中になるリツ子先生の口にビクビクと痙攣する肉棒を突っ込んだ。

 同時に冬太の体から生えた触手たちがリツ子先生の体に絡みつき、爆乳を揉みこみ、乳首を弾いている。

 硬く起立した乳首が、待ち望んだように触手の蹂躙を受け、体の持ち主に甘く痺れる強烈な快感を与えている。

 「あひぃ!これ!これが好きなのぉ!ご主人様に、こうして欲しかったのぉ!ひうん!!」

 リツ子先生の体が急速に昇りつめていく。チカチカとした絶頂の光が目の前でチラつき始める。

 秘部をかき回す指が2本から3本に増え、広がった狭穴にキチキチに押し込まれる。

 自分の最も敏感な肉の中で、3本の指がぬめりながら暴れる感覚に、リツ子先生は酔いしれていた。

 「リツ子先生…射精[だ]すよ!」

 「あああ!!来て!飲ませて!!朝の濃くてネバネバしたご主人様の精液をくださぁい!」

 異常なまでに高鳴る心臓を抱え、激しく指をヴァギナに突き立てながら、リツ子先生は大きく口を開けて白い飛沫を受けようとした。

 『高橋先生!!至急職員室まで!!職員会議です!』

 校内放送が二人の時間を切り裂いた。

 気を取られた冬太の砲塔が標的から外れ、思わずスピーカーに振り返ったリツ子先生の顔が更に照準から大きく外れた。

 勢い良く撃ち出された白濁の奔流は、二重のアクシデントにより、標的をそれて虚空に飛んでいった。

 「あぁぁ!!そんなぁ!んああ!」

 待ち望んだ白液を逃した挙句、またもや自慰で極限まで高められた快感による絶頂を迎えてしまうリツ子先生。

 冬太の触手責めにより、昨晩の自慰よりも高みに昇りつめるが、アクシデントで逃した獲物は大きすぎた。

 絶頂の余韻で痙攣しながら、床に撒き散らされた汚濁の水溜りに指を伸ばして触れようとするリツ子先生。

 「あ…あああ!そんな…」

 しかし、その指が粘液に触れようとした瞬間、無常にも床に溶け込むように消えてしまった。

 白濁を求めつづけた体は失望感と枯渇感で満足することができず、耐えがたい疼きをジンジンと発していた。

 「しかたがないなぁ…また後でね!」

 「そんな…ひどい…ひどいです…」

 リツ子先生は失望のあまり、その瞳に涙を浮かべていた。

 「ほら、職員会議に行かなきゃ…」

 冬太はリツ子の唇に優しくキスをすると、体育倉庫を一足先に抜け出した。

 リツ子先生はそのキスにより涙を堪え、恨みがましい気分で、すでに遅刻である職員会議に出席するべく歩き出した。

 そして、一日が始まる…

 

 ―続―

 


解説

 ラヴラヴな朝でした(笑)しかも、また本番なしです。

 あ、石を投げないで…(嘘)

 

 ちゃんと次回は爆発させますから…

 この章はその伏線だったりします。

 今回のテーマは「嫉妬」です。

 

 では、次章をお楽しみにお待ちくださいね!

 


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