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Your will be done
佐々野智子/文


  警視庁・未確認生命体対策班、G3システムの隊長的立場である小沢澄子は毅然として、目の前の男「北条透」の顔を見つめた。

  北条透はそんな澄子の視線にも臆することなく言った。

 「さあ、それでは始めましょうか」

  警視庁には未確認生命体対策班として二つの部隊が候補に上がっていた。

  一つは小沢澄子率いるG3システムチーム。

  そしてもう一つは北条透の指揮するV-1システムチーム。

  しかし、小沢澄子の開発したG3−Xは、訓練中暴走し、北条のV−1システムを破壊してしまったのだ。

  澄子にとってG3システムは自分の積み重ねてきた全てであった。北条が上部に上申でもすればG3システムの開発は即座に中止に追い込まれてしまうだろう。

  それだけは避けねばならなかった。

  表には立ち入り禁止の札が掲げられている北条の開発室に呼び出された澄子は、どうすることも出来ずにぶっきらぼうに謝罪する。

 「……ごめんなさい」

 「貴方らしい謝り方だ。もっと誠意を見せて欲しいですねぇ。V−1システムの開発にどれだけの資金と技術がかかっていると思っているんです?」

  そう言いながら北条は自分のズボンのチャックを下ろし、イチモツを取り出した。澄子はだらりとぶら下がったそれを、汚らわしそうな表情で見た。

  耐えろ、今は耐えるしかない。

  澄子は唇を噛み締め、北条の前に跪いた。

 「ちゃんと教えたとおりに挨拶するんですよ」

  北条は、ニタリと笑った。

 「ご、ご主人様…どうか澄子にご主人様の……お、おちんちんを舐めさせてください」

  北条の挑発はプライドの高い澄子にとって屈辱以外の何ものでもなかった。しかし、澄子にとって取るべき道はこれしかなかった。

  北条のイチモツに右手を添えると、澄子は小さく口を開けて恥かしそうにピンク色の舌を出すと亀頭をぺろり、と一舐めした。

  苦く、しょっぱい味が口の中に広がって澄子は咳き込んだ。

  彼氏はいたことはあったが、こんなモノは咥えたことが無かった。

  初めて口にする、男根の味。

 「さあ、きれいにしてもらいましょうか」

  澄子は裏スジから、所々にこびりついた痴垢までこそげとりながら丁寧に舐め上げる。

  女性警察官が制服姿で、それもあの高飛車な小沢澄子が自分の前に屈んでペロペロとペニスを舐めている。考えただけでイキそうになるほどのシチュエーションだ。北条は満足しながら澄子を見下げた。

 「ほら、出てくる液もちゃんと吸い取って」

 「んむぅ……」

  澄子は唇をすぼめて北条のイチモツの先端から溢れ出した汚らわしい液体をチュウチュウと音を立ててストローのように吸いこむ。

  口を離すとペニスの先から澄子の唇にかけて精液が糸を引いてきらめいた。

  続いて北条は自分の手錠を取り出し、澄子の両手を拘束すると近くにあった柵に両手を縛りつけた。ちょうど中吊りにされた格好となる澄子を上から下まで舐めるように見つめた。ギシ、と両手に枷せられた手錠が鳴る。

 「こんなことをして、タダで済むと思っているのッ!?」

 「僕はね、一度あなたの事を跪かせてみたかったんですよ……」

  そう言ってニヤリと微笑むと、制服の胸元にするりと手を差し入れYシャツ越しに胸に触れた。

 「いやっ! 止めなさいッ!」

 「どんなに抵抗したって誰も助けに来やしませんよ」

  25歳の成人女性にしては決して豊満とはいえないサイズであったが、恥辱に満ちた澄子の表情が北条を更に熱くさせる。

  もにゅ、もにゅもにゅ……。

  ゆっくりとその膨らみを確かめるように一定のリズムで澄子の胸を責め立てる。

 「いやぁッ、お願い、やめてッ……」

  抵抗しようにも、吊るされた澄子の両手にはめられた手錠はカチャカチャと寂しげな音を立てるばかりでびくともしない。

  髪を振り乱してイヤイヤをするたびに、シャンプーの爽やかな香りがあたりに舞った。

  北条はプチプチと澄子の上着のボタンを手際よく外すと、続いてシャツのボタンまで外しにかかった。

 「ああぁ……っ!」

  澄子の諦めにも似た呟きなど意にも返さずに、北条は清潔感を感じさせる白のYシャツを一気に広げた。透き通るような肌の上半身とレースの付いた純白のブラジャーに対面する。

  その清純な肌色とは対比するかのような引き締まった腹部の筋肉がなんともなまめかしい。女性警察官必修科目である剣道により培われたものだ。

 「そう、警察官たるもの清潔感のある下着でなくちゃいけませんよねぇ澄子さん」

  北条は形の整った乳房を隠す布切れを眺めながら、嬉しそうに舌なめずりするとそのブラをするっ、と上にずらした。

 「おお……っ!」

  歓喜に満ちた北条が声をあげた。

  ふわふわのマシュマロのような二つの膨らみがふるん、と揺れた。

  その先端はまるで男を知らないかのように綺麗なピンク色をしている。

  北条はむさぼりつくかのように澄子の胸に舌を這わせた。

 「あなたのオッパイ……甘くてミルクのようないい匂いがしますよ。乳首もこんなに硬くなっちゃって……」

  言いながら指先でつん、と乳首に触れる。びくん、と澄子が仰け反る。見れば唇をかんで必死に羞恥に耐えている彼女の顔があった。

 「うっ……はぁッ……んっ……やぁっ……」

  北条は充分に二つの膨らみを堪能した後、既に硬くなりつつある乳首に吸い付いた。

  舌でころころと転がしてその感触を味わうと、赤ん坊のようにチュウチュウと音を立てて吸い始めた。

 「はぁぁぁっ……うぅ……」

  澄子は一生懸命に身をよじらせようとするが、北条にしっかり身体を押さえつけられ、抵抗することもままならない。せめて自分の胸を吸っている北条の顔が見えないようにと、顔を横に向けるのが精一杯だった。

  やがて、北条の右腕が澄子の下半身へと伸びる。

 「……!」

  澄子はその恐怖に声にならない悲鳴をあげた。

  北条は澄子の制服のパンツの中に手を差し入れ、股間をまさぐり始めた。さわさわと生地越しに手が動く音が澄子の耳に響く。

  顔を赤くしながら、ただただ耐える澄子に対して、もう辛抱できなくなった北条は澄子のパンツのジッパーに手をかけた。

  ジジジ……とジッパーが下げられる音が部屋に生々しく響き渡った。

  制服のパンツをゆっくりと太ももの辺りまでずり下げると、ブラとお揃いのレースの付いた可愛らしい白色のショーツに包まれた澄子の下半身が姿を現した。

  北条はショーツの中に手を忍ばせた。澄子は少しでもその手から逃れるために爪先立ちになって抵抗する。

  きっちりと折り目の入った紺色の女性警察官用パンツの下と、綺麗に磨かれた黒色の革靴との間から警視庁指定の黒のソックスに包まれた細い足首が震えるのが見え隠れする。

  しかしそんな抵抗をあざ笑うかのように、ショーツの中に差し込まれた手はもぞもぞと無遠慮に澄子の薄い茂みに隠された秘部を探り当てる。

  本人が決して望まない愛撫だが、引き出される快楽には勝てなかった。しっとりと湿り気を帯びた澄子の花弁は北条の指先の侵入を許してしまう。

 「ああっ……アッ!」

  指先をゆっくりと入れたり出したり、入口付近を嬲られながら澄子は喘いだ。ショーツの中からくちゅっ、くちゅっといやらしい音が聞こえてくる。

 「さて、それじゃあじっくりと拝ませてもらうとしますか」

  北条は充分に指先での感覚を楽しんだ後、ショーツから手を抜いた。指先にはてらてらと蜜が光り、人差し指と中指の間には愛液が糸を引いてツー……と伸びていた。

  北条は澄子の臭いと味を確認するかのようにそれをぺろりと舐めると、ショーツに手をかけた。

 「ダ、駄目ッ!」

  澄子の哀願むなしく、ゆっくりとショーツは引き下げられていく。

  片足からズボンとショーツを抜き取られ、澄子は最も恥かしい部分を最も忌み嫌う男の前で見せつける形になる。

  澄子は頬を赤く染め、目を瞑っていた。しかし恥らう姿も北条にとっては興奮を高める材料に過ぎなかった。

  澄子の花園は柔らかそうな薄いアンダーヘアに覆われており、嫌がって腰をくねらせる姿が逆に色っぽさを醸し出させていた。

  死んでしまいそうな屈辱を受けながらも澄子は必死に自分に言い聞かせていた。

  どうしたら……どうしたらいいの?。

  しかし、必死に頭を巡らせる澄子に更に絶望的な状況が訪れる。

 「もういいでしょう、ほら出てきなさい」

  北条はパチン、と指を鳴らした。

  合図と同時に、部屋のドアが開いた。

  澄子は我が目を疑った。

  天井に頭がつくほどの背丈、昆虫のように黒光りする異質な体。

  現れたのは一体のアンノウンであった。

 「……!!」

 「驚きましたか。そう、私はこちら側の人間だったわけですよ」

  アンノウンの脇で北条が微笑んだ。

 「さあ、私がしやすいように彼女を持ち上げてあげなさい」

  北条はアンノウンに指示した。

 「貴方! 自分のしていることが分かっているの!? 」

 「やだなぁ。人の心配よりも自分の心配をなさったらどうです」

  北条は吊り上げられた澄子の両手を開放すると、今度は後ろ手に手錠を掛けた。

  後ろに回りこんだアンノウンが澄子の身体を、膝を抱えるように抱え上げる。華奢な身体はあっさりと持ち上がり、北条に向かってMの字に開脚させられる格好を強制的にとらされる。

 「イヤッ! ……アアッ……」

  じたばたと抵抗を試みるも、アンノウンがガッチリと澄子の身体を抱えているために白いお尻がふるふるとふるえるばかりだ。

 「良い格好ですねぇ……アソコからお尻の穴のシワまではっきり見えますよ」

  そう言いながら澄子の菊門を人差し指でくりくりとほじり始めた。

 ピンク色の綺麗なお尻の穴がノックされるたびにヒクヒクとふるえる。

 「キャッ!」

  北条がその秘穴に人差し指を第一関節まで差し込むと、その締まり具合に満足げな表情を浮かべた。

  やがて視線はその上、あらわとなった亀裂に注がれる。北条は屈んでしげしげと見つめた。澄子は北条から視線を逸らすように顔を横に向け、小さく呻いた。

 「ううっ……」

 「性格と同じで、ここもキツそうですねぇ……。ビラビラも薄くて綺麗なピンク色をしてる。あまり使ってないんでしょう」

  そう言ってペロ、と亀裂を下から上へ舐め上げた。

 「ひッ……!」

  ざらついた舌の感触を感じ、澄子はぶるっ、と振るえた。その花弁にまるで毛虫が張っているかのような錯覚を覚える。北条は美味しそうにぞりっ、ぞりっと何度も澄子のクレヴァスに舌を這わせた。

  割れ目を割り開いて舌をさらに潜入させると、澄子の臭いが一層深く感じられ、舌を抜き取るたびに絡みついた愛液が糸を引いて垂れ下がる。

 「ちょっと垢がついていますねぇ……、女の子はいつも清潔にしていなくちゃ」

  そういいつつも舐めとった痴垢と蜜を口内で充分に味わうと、北条はいよいよ自らのズボンを下ろし始めた。

 「嫌ッ! お願い、それだけは許して!」

  瞳に涙を浮かべながら必死に許しを請う澄子だが、無論北条は聞き入れない。

  パンと張った赤黒い剛直を目の前にして、澄子は恐ろしさで声もあげられなくなった。

  腰を近づけるとゆっくりと先端を澄子の花弁に埋もれさせていく。

 「うんっ! ……んぅぅ……」

  亀頭の大きさにあわせて花弁がむりむりと広がっていく。

  ぐちゅっ

  やがて北条の肉棒は澄子の蜜壷に完全に包まれた。膣からあふれた愛液が北条の剛直を伝ってポタポタと落ち、床に染みをつくっていく。

  くちゃっ……くちゅっ……

 「あんっ、ううんっ……」

  ゆっくりと上下に突き動かされるたびにカリ首が膣壁をこすり、嫌でも官能を引き出され、声をあげてしまう。

  ごりっ、ごりっと肉壁を刺激されるたびに澄子はびくん、と仰け反って反応する。

 「んっ、あ……んんんぅっ!」

  ずんずんと突き上げられ、片足に引っかかっていたズボンとショーツがぱらりと落ちた。

  アンノウンにガッチリと抱え上げられた腰は上下にゆさゆさと揺り動かされ、その度にくちゅっ...くちゅと膣のこねまわされる淫らな音が響く。

  抱え上げながら犯されているために、靴下だけを残した下半身は膝からつま先にかけてぷらぷらと腰の動きに合わせて揺れていた。

  ずっ……ずっ……ずっ……

 「くっ……うっ……あッ……」

 「ふふふ……小沢さん、あなたの中、とてもイイですよ! ヌルヌルして、そしてあたたかくて……今まで何人の男をくわえ込んできたんです?」

  北条はピストン運動を繰り返しながら澄子の耳元に口を近づけて囁いた。

 「うっ……はぁっ……もう……やめてっ、お願い……」

 「質問しているのはこっちですよ!」

  言うや否や、澄子の固くなった乳頭を強く摘み上げる。

 「ああぁっ! ……い、言います! 言うから止めてください……」

  澄子の苦しそうな表情に、北条は満足げに微笑むと乳首から指を離した。ぷるん、と乳房が震えた。

 「あっ、ひ……一人……うんっ、ですぅ……あぁっ」

  言葉を話そうにも、北条の腰使いは止まらない。必死に言葉を紡ぎだそうとしても、亀頭が子宮に近づく度に背筋に電気が走るようだった。

 「ほう……思ったより少ないな。そいつとは何回ヤった?」

 「やぁっ……もう……あっ、堪忍してください……あっ」

 「言わないと、こいつをもう一つの穴にぶち込んでしまいますよ」

  澄子はハッとして下を見た。すると、自分を抱え上げているアンノウンの股間から人の倍はあろうかという黒光りするペニスが桃のように透き通ったお尻の穴をノックせんと張り詰めているのが分かった。

 「ヒッ! い、いやっ! そ、それだけはっ!」

 「それじゃ、言うんだ」

  北条は気の強かった澄子が徐々に自分のものになりつつあることを確信していた。

  ずぷぷぷっ……

  思わず腰使いにも力が入り、深く挿入された亀頭は子宮の入り口をトン、とつくまでに至る。

 「うぅぅぅん! はぁっ……さ、三回……です……うぅっ」

 「まだあまり使い込んでいませんねぇ……どうりでキツくていい具合だと思いましたよ……さぁ、ちゃんと言えたごほうびをあげましょうね……」

  言うと、北条の腰使いは更に激しくなる。

  ぶしゅっ、ぶしゅっ……

 「きゃうっ! はぁん!」

  徐々に激しさを増す北条の腰使いに耐えられなくなった澄子は、悲鳴にも似た声で喘いだ。

  激しく肉壁をこすりあげられ、結合部からはてらてらと蜜が糸を引いて床に滴り落ちる。

  ずっ、ずっ、ずっ、ずっ、ずんっ!

 「んうっ! あっ! あんっ!!」

 「さあ、イきますよ! そらっ!」

  北条は腰を澄子に押し付けるようにして絶頂を向かえた。

  びゅくっ! びゅっ! びゅっ!

 「あぁ……中は……駄目ェッ……」

  力ない願いは届かなかった。

  澄子の膣内にどくどくと精液が注ぎ込まれる。

 

 「小沢さん! アンノウンが現れました! 位置は新宿区……」

  G3トレーラの中、部下の尾室が報告する。

 「小沢さんどうしたんです? 顔色が悪いですよ」

 「そ、そんなことはないわ。さぁ、G3の出撃体制を」

  冷静を装いながら澄子はいつものようにてきぱきと指示を出す。

  しかし、その両足はプルプルと震えていた。

  北条の言葉が脳裏によみがえる。

 

 「僕の精子をこぼさないでおくんですよ。そしてあなたは僕の精子を膣にためたまま指揮をとるんです。いいですね? 終わったらちゃんと確認してあげますからね……」

 

 終

 


解説

 皆様、はじめまして。佐々野智子と申します。

 アギトの中ではこのお姉さんが大好きです。

 この小説では北条が攻め役ですが、本当は彼も好きだったりします。

 


佐々野智子 様

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