螢子「なんでこうなるのよ〜!」
雪村螢子は焦っていた・・・
他でもない・・・トイレがないのだ!
・・・と言うのも、つい先ほど、飛影の黒龍波により、半壊した会場では・・・その損害は女子トイレにまで及んでいたのだ!
使用に堪えない事も無いのだが、敷居の無いトイレでは少なくとも女性が用を足す光景は見て取れない、
螢子「うっ!」
ゴロゴロゴロ・・・・・グルルルゥゥ・・・
少女の下腹部より不気味な音が鳴り響いた・・・
勿論、お腹がすいた訳ではない!
・・・状況は・・・一刻の猶予も無かった
螢子「・・・こんなとこ、あのバカに見られたら何て言われるか・・・」
だが、幽助の試合までそれほど時間も無い!
一番近いトイレ・・・螢子の記憶が正しければ、其れは会場を出て、ホテルまで戻らなければ成らないのだ!
果たしてこの大津波のように鳴り響く腸内の物体を其処にたどり着くまでせき止める事が出来るかどうか・・・それは危険な賭けにも近いものがある!
螢子「・・・まさか・・・ね・・・」
会場をようやく出た螢子の眼前に道を挟んで茂みが広がっていた・・・
螢子はその茂みに向かって歩き出す・・・
・・・当然、花も恥らう少女に・・・野外で用を足す様な図太い神経は持ち合わせてはいない・・・
・・・単にこっちの方が近道だっただけなのだ・・・
・・・思えば・・・朝から調子は悪かったのだ・・・
しかし、どう考えても、先日の食事は自分だけでは無く、他の皆も食べたはずである!
・・・もっとも彼の方々では、比較対照外であるかもしれないが・・・
螢子「も、もうちょっと・・・クゥゥ!」
寄せては返す波のような腹痛は、今までで最大級の波を伴って押し寄せていた!
思わず、螢子は足を止め、その場で蹲り、便意が落ち着くまで堪え続けていた・・・
螢子「・・・ぅぅ〜・・・?・・・な、何?」
しゃがみ込んだ螢子の眼前に「穴」が開いていた・・・
それは「穴」としか言いようが無い・・・何も無い空間に、只、穴が開いているのだ!
螢子「キャァァッ?!」
・・・突如、その穴から手が伸びてくると、その腕に捕らえられた螢子は穴に吸い込まれるように消えていった・・・
其れを見たものは誰も居ない・・・誰も・・・
?「ヒャヒャヒャ・・・お、お・・・んなぁ・・・」
?「こ、こいつぅ・・・くく・・・くちまっていぃ〜?」
?「おで、ににんげんの女・・・は、初めてみただど・・・」
螢子「・・・うぅ・・・」
?「き、きがきがつついたみてぇぇっぇぇ!」
?「ゲヒャヒャ!・・・ヤる?ヤる?」
螢子の周りを囲んでいたのは・・・低級妖怪どもであった、
食欲と睡眠欲・・・そして、性欲しか無い下等な妖怪に過ぎない・・・
何故なら此処は魔界と人間界に開いた穴の連結路・・・魔界全土に張り巡らされた結界をくぐれる者は低級妖怪だけだ!
螢子「?!・・・キャァァッ?な、なによ、あんた達!」
周りは、豚の様な顔をした男と蛙の様な顔の男・・・そして、蝿の様な顔の男たちが取り囲まれていた・・・
豚男「お、おで・・・ににんげぇんの・・・おんなぁ・・・ヤてみてぇぇぇ!」
よだれを垂れ流しながら、長く伸びた舌で螢子の足を舐め上げる妖怪に向かって螢子のビンタがとびかけて・・・止まった・・・
螢子「クゥゥ・・・ぅぅぁぁぁ・・・」
幸い、気を失ったときに漏らす事は無かったが、以前、お腹の中は激しいバトルが繰り広げられていた!
直腸膨大部に蓄えられた流動物が脳内に痛苦を伴った便意を送り込むが、脳内からは未だ、排出の許可は下りないため、一歩手前でせき止められている流動物が下腹部を駆け上り、不気味な音を鳴り響かせる!
グルルルゥゥゥ・・・グゥルルゥ・・・
蛙男「な、なんのおぉとぉぉ?!」
蝿男「く、食う前に・・・き、きれぇにしねぇど・・・お、おで・・・グルメだがら・・・」
豚男「食いにくいぃ・・こ、この変なのじゃまぁぁぁ!!」
蹲った螢子の服に手が掛けられると一気に服を引き裂いていく!
螢子「や!やめなさいよ!やめてぇ!」
身動きの取れないほどに高まった便意に襲われている少女の抵抗など儚いものでしかない・・・
ボロボロに引き裂いた服が躯の所々を辛うじて覆ってはいたものの、其れも食べるのに邪魔と言いながら律儀に布の一片まで全てとり払われる・・・最後の一枚までも・・・
螢子「イヤァァァ・・・うぅぅぁぁああっ!」
裸体を晒しながらしゃがみ込んでいた螢子の肛門がブルブルと震えながら痙攣する!
・・・既に脳内からは今にも排出の許可が下りようとしていた・・・辛うじて、僅かに理性だけが許可を認めていないにすぎない!
しかし・・・便意には波がある・・・大津波であった「ソレ」も徐々にその波が引いて、ほんのひと時だけ、痛苦から逃れられそうな様子だ、
・・・しかし・・・もう一度、波がくれば耐え切れるかどうか・・・
蝿男「どぉぉすんのぉぉ〜!」
豚男「な、なかもきれぇにしねぇどぉ・・・くさくてくえねぇどど・・・お、おで・・・きれぇする!」
妖怪の1人がいきなり、螢子の肛門に指を突っ込んだ!
螢子「?!ヒィィッ?!!」
今、漸く収まりかけた便意が急に思い出したかのようにぶり返してきた!
・・・鶏と同じように肛門から突っ込んだ指で腸を引きずり出そうとする妖怪の動きが荒れ狂う便意を一気に加速させていく!
豚男「だ、出しにくいどぉ・・・お、おでの指が・・・締め付けられてて・・・う、うごかねぇどぉ・・」
一瞬でも気を緩めたりしたら、今にも内容物は噴出すであろう事は明白であった!
しかし、妖怪はまるで鶏にそうするかのように、下腹部を押し込んで腸壁に指を引っ掛けると、今度は引きずり出そうと指を引き抜きに掛かる!
螢子「ヒィ?!ィィイヤァァァ?!!」
この状態で指を抜かれたりしたら・・・女として・・・破滅が待ち受けているだけだ!
豚男「ぬ、ぬるぅぬるぅしてて・・・ゆびぃすべっちまうどぉ?・・・んじゃぁ・・・二本でやるべぇ・・・」
螢子「くぅぁぁぁぁぁああ?!!・・・ングゥゥゥ」
指一本でも広げられた肛門はもう一本指を増やせるほどの余裕は無い!
懸命に肛門を締め上げて侵入を阻もうとする肛門・・・なんとか侵入しようと力任せに押し付けられる指・・・
・・・しかし、既に疲労の色濃い括約筋に下等とは言え妖怪の力に勝てるだけの力量は残されてなかった!
螢子「ァァァァアアアッ!!」
辺り一帯に少女の悲鳴が響き渡る!
それは少女の肛門が限界を迎えた瞬間でもあった!
ブチュチュッ・・・プピッ!
蛙男「ウヘッ!・・・く、くせぇぇぇ!」
蝿男「な、なんだぁ?・・・なんが・・・肥みてぇな臭いがするどぉ?」
辺りに徐々に臭気がたち込めてくるに従い、入り込んだ指の隙間から徐々に泥の様に粘つく流動物が少しずつ、垂れ流されていく・・・
プピピィッ・・・ブピピッ!
螢子「ヒッ!・・・ヒッ!」
少量漏らしては背筋を震わせながら仰け反る螢子の肛門に入り込んだ指が尚も腸壁を摘もうと蠢いていく!
豚男「あ、あばれねぇだ!」
ビクビクと震える螢子の臀部をピシャリと叩くと、腸壁を引き出そうとついに腸壁を摘んだ指を一気に引きずり出した!
豚男「あで?・・・すべっちまったど・・・」
幸い、内容物の粘り気で腸壁を滑った指は単に引きずり出されたに過ぎなかった・・・
螢子「・・・ィ・・・ィ・・・・・イィィヤァァァ!!」
ビシュッ!・・・ブジュジュッ!・・・ビビッ!
力を失ってしまった肛門は脳内からの指令も無視してその門を開いてしまった!
・・・元々、お腹を壊していた螢子の便は固形物など見受けられず、次々と、ガス交じりの泥便を汚らしい音と共にひり出していく!
しかも、二本の指が飛び出した肛門は完全に捲れ上がり、赤い腸壁を覗かせながら脱肛してしまっている・・・
更にその最奥から飛び出してくる茶褐色の流れはとどまる事を知らず、お尻から両足の間まで汚れを飛び散らせながら地面に叩きつけられて足の裏を滑らせた
蛙男「ウヘッ・・・ビチビチグソだぁぁ・・・くっせぇっぇどぉお」
螢子「・・・ぁ・・・ぁ・・・ぁ・・・」
足が滑った為、前のめりに倒れこんだ螢子は呆然としながら、図らずも、お尻を突き出した格好になってしまった!
これでは、影一つ付かない肛門から飛び出す汚濁まで、全てを妖怪たちにさらけ出してしまう!
そして、其れを拒めるだけの力は肛門に残っているはずも無かった・・・
体調の悪かった螢子は昨夜食べたモノも消化し切れなかったのか、明らかに消化不良の液便を撒き散らかす!
螢子「・・・・ィャ・・・ィャ・・・・」
ビ〜〜ッ!・・・ビッ!ビピッ!
水の様にピチャピチャなご飯粒やキャベツの切れ端などが混じった液便が真っ直ぐ、一直線にお尻から後ろに向けて流しだされていく!
・・まるで、水芸のように・・・
豚男「く、くせぇどぉ・・・お、おで・・・食欲が・・・無くなったどぉ・・・」
蝿男「・・・で、でも・・・ななんが・・・こぉふんしちまったぁぁぁぁぁ!」
妖怪の1人が股間からそそり立ったモノを扱きおっ立てながら、未だ肛門を震わせている螢子に近づいていく・・・
螢子「・・・ぅぁぁ・・・ぁぅ・・・」
あまりの恥辱に自尊心も理性もありとあらゆる、思考を失ってしまった少女はただ、強烈な開放感と甘美な排泄感だけを感じながら、一心におなかに力を込めて、最後の一滴までも搾り出そうとしていた為、近づく妖怪にすら、気付いていなかった・・・
螢子「?!イギィッ?!!」
蝿男「・・・あで?ままちがえたぁぁぁ・・・デヘヘェ・・・」
排泄の為、力を込めて開いた肛門から飛び出す液便を塞き止めてしまった一物が、捲れあがって脱肛した肛門を押し込みながら入り込んでいく・・・
ギチギチと肛門を軋ませるほどの野太い一物は続々と押し寄せる水便をその先端で押し戻しながら、直腸を駆け上がっていく!
・・・まるで黒人の様に黒黒とした、30cmも在ろうかと言う長大なペニスが螢子の肛門をギッチリと塞ぎとめ、ネズミ一匹どころか、液一滴すらも通れない程、限界まで押し広げている!
蝿男「あぁ〜・・・なんかあったけぇだぁ」
螢子「・・・く、くる・・・し・・・ぃぃ・・・・だ・・・させ・・・ぁぁぁ・・・」
それまで、只、出す事だけに専念していたときは良かった・・・が、急にせき止められた為、直腸内に流れ込む水便が、腸内をねじ切ろうかと言う程の疼痛を螢子に与えてくる!
ブビビビビピッ!
螢子が思いっきり下腹部に力を込めると、押し広げ垂れた肛門と肉棒の間から、ジェットバスの様に妖怪の睾丸や下腹部に水便が叩きつけられていく・・・
蝿男「ゲヘッ・・・ゲヘヘッ!」
食欲睡眠欲性欲しか無い低級妖怪の性欲は凄まじい!
テクニックも何も無く、只、長大なペニスを激しく抽送させるだけの動き・・・
それは、お腹を壊し、水便に荒らされた直腸内を掻き毟るように激しく突き動かす!
それが螢子にこの世のものならぬ痛苦と便意を与えるのであるが、幾ら力を込めても肛門からはホンの少量しか噴出せず、残った水便が、直腸内を駆け巡る!
蝿男「あぁ〜・・・あったけぇモンがまとわりついてくぅぅぅぅ!!ゲヘヘヘェ!」
下劣な笑みを浮かべながら肛門を刺し貫いた妖怪が一旦、そのペニスを抜き去った!
螢子「・・・ぁぁ・・・ぅぅぁぁあああっ!」
それまで、溜まり溜まった水便は、その出口が広がるや否や、噴火口の様に一瞬だけ戦慄くと、大噴火を起した!
ブッシュゥゥシュゥゥ〜!・・・ブジャッ!
野太く、長大なペニスによって広げられた直腸と肛門から全開にした水道のように、ご飯粒と朝食のうどんの切れ端交じりの薄茶色の水便を撒き散らし続ける螢子を抱き起こすと今度は上に跨らせて下から貫く!
蝿男「オルゥラァ!」
螢子「イギィッ?!!」
・・・そして、再び排泄は中断させられた・・・
再び襲い掛かる激しい便意・・・
早く出し切りたい・・・でも、出す事の出来ない螢子には最早、弱弱しい哀願を続けるしか手が残されていない・・・
螢子「・・・もぉ・・・ィャァ・・し、しんじゃ・・ぅぅ・・・とめちゃぁ・・・ィャァァァ・・・」
しかし、妖怪は螢子の言い分などお構い無しに激しく下から突き上げる!
螢子「・・・あぁぁ・・・」
・・・しかし、突如、その動きが止まると、一際その太さを増したペニスから灼熱のマグマを溶岩流の渦巻く螢子の腸内に送り返した!
螢子「・・・抜いてェェ・・・ィャァ・・・」
体内で水便の中を漂う粘つく液体が腸壁に張り付いてくるかのような錯覚を覚えながら、螢子が汚されたが故の新たな涙を零していく・・・
蝿男「ゲヘヘェ・・・おまけぇぇだぁぁぁ・・・」
螢子は腸内に溜まり続ける水便の容積が増大したかの様な錯覚に陥った・・・
・・・しかし、それは錯覚ではない!
・・・ペニスの下にある、尿道が震えながら続々と、浣腸液のような妖怪の小便が腸内に送り込まれていくのを、密着した肛門で感じ取ってしまった!
螢子「ヒッ?!・・・ぅぁぁぁああ!イッヤァ!イヤァ!イヤァ!!」
まるで尿瓶か携帯トイレの様な扱いを受けた少女が狂ったように泣き喚いた!
ジョボジョボと流れ込む小便は腸内の水便と混じりあいながら腸壁をヒリヒリと痛めつける!
蝿男「ぅぅ〜・・・」
ブルルッっと震え上がった妖怪が、最後の一滴まで尿道内の残滓を螢子の腸内に送り込むと、満足したのかペニスを抜き去った・・・
螢子「・・・ぁぁ・・・ぃゃぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
最早、せき止めるものは何も無い・・・
妖怪3人に周りを囲まれている事等、重々承知はしていても、堪える事など既に忘れてしまい、うつ伏せに倒れこんだ螢子のお尻から噴水のようなうどん交じりの水便がピュゥピュゥと噴出し、螢子の躯を汚していく・・・
それは心なしか、やや黄ばんだ色が混じっている気もしたが、もともと水の様な水便にまぎれてよく判らない・・・
全てを出し尽くした後も、未だヒクヒクと震えながら開ききった肛門から溶けきらなかった精液がトロリと垂れ落ちると、陰部を伝い落ちていく・・・
・・・そして・・・最後が来た・・・
蛙男「ゲヒャヒャァ!・・・クッちまゥゥ?!」
豚男「くぅくぅ!・・・はれ?」
蝿男「おめぇ・・・かおが・・ねぇぇぇぇぇ」
妖怪の1人が何時の間にか首を切り落とされていた・・・
それは目に見える速さではなかった・・・
?「・・・下種が・・・」
蛙男「ヒギッ?!」
蝿男「あれ?」
驚愕の表情を浮かべながら一瞬で吹き飛ばされた低級妖怪たちはなにが起きたのかすら判らなかった・・・
螢子「・・・・ぅ・・・ぁ・・・・・」
?「・・・ぁぁ・・・判っているよ「ナル」・・・もとの世界に送ればいいんだろう?」
薄れゆく意識の中、螢子は誰かの声を聞いたような気がした・・・
螢子「あれ?・・・此処は・・・」
起きると其処はホテルのベットの上であった・・・
剥ぎ取られたはずの衣服も何処にも変わりは無い・・・
螢子「・・・夢?」
・・・夢にしてはやけに生生しかった気がする・・・
・・・しかし、夢としか考えられない・・・
螢子「?!・・・もうこんな時間?!」
・・・時計を見れば、すでに2時間もたっていた!
慌てて部屋から飛び出して会場に向けて螢子は走り出した!
・・・其処で・・・螢子の言う、あの「バカ」が死闘を繰り広げている筈なのだから・・・
ハーデス「いやいや・・・こいつは参りましたね」
エナ「負けっぱなしですね・・・競馬もパチンコも」
ハーデス「にゃはははははははははは!!!!・・・もう笑うっきゃなァ〜イ!!」
エナ「・・・現実逃避ばっかですね・・・如何するんですか?・・・給料、貰ったばっかりですよ?」