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双辱 第二部 愛玩動物「第七話 ふたりのペット」
ハーデス/文


 レナ「あら?・・・早かったわね、恭一郎」

 指定された倉庫棟に向かうと、既に辺りはレナと組員たちが待っていた、

 恭一郎「・・・この中か?」

 レナ「えぇ・・・女の方はあいにく家に帰ったみたいで手出しできなかったけど、後の4人は其処の倉庫内に転がしてあるわよ」

 レナが指し示した倉庫は組員らが固めていた、

 恭一郎「・・・そうか」

 レナの返事を聞いた恭一郎が倉庫内に入ると、組員たちに指示を伝えた・・・

 レナ「死人が出なきゃ良いけど・・・」

 

 倉庫内に入ると、床に男たちが転がされていた・・・

 四方をアブナイお兄さん達に囲まれた4人の顔には可也の恐れが見て取れた・・・が、もっとアブナイ男の到着に男たちが喚きだす、

 悪者1「な、なんで俺らがこんな目あわなきゃなんねぇんだよぉ・・・」

 無理も無い・・・行き成り本職の方々に取り囲まれ、人気の無い場所まで連れてこられたのだ・・・

 どんな悪ガキでも、ビビルだろう・・・なにしろ後はコンクリ詰めにして海に沈めるだけ・・・といった感じなのだから・・・

 恭一郎「・・・お前らだな?・・・俺のペットに手を出したのは?」

 悪者2「ペ、ペットぉ??」

 マナの事・・・とは流石に判らなかったのだろうが、思い当たる節は一つしかない・・・

 悪者3「で?あんたは?」

 恭一郎「・・・俺は自分のペットに勝手に手を出されて、黙っているほど人間が出来ていない・・」

 悪者4「で・・・ど、どうしようってんだ?」

 恭一郎は黙ったまま、床に這いつくばった男の顔に一発張り手をかますと、

 恭一郎「・・・何回やった?」

 悪者1「か、勘弁してくれよぉ・・・」

 強烈な張り手に口から血を垂らしながら恭一郎の眼に恐怖を覚えた男が許しを乞う・・・が、

 恭一郎「・・・何回やったかと聞いている」

 恭一郎が男の鼻に鉛筆を差し込む・・・流石にビビッた男が慌てて答えた、

 悪者「さ、三回です」

 恭一郎「・・・そうか」

 髪の毛を引っつかむと床に叩きつけた!

 悪者1「?!!グァァアア!!」

 鼻腔を貫いた鉛筆から鮮血が止め処なく滴り落ちる・・・

 あまりの激痛に床を転げ廻る男に後、2回、顔面を上から踏みつけてやると、最後に顔面を蹴りあげた、

 恭一郎「・・・・・・クソガキどもが・・・」

 組員「旦那ぁ・・・殺しはマズイっすよ?」

 恭一郎「・・・判っている・・・死にはしないだろ・・・」

 その問いには答えずに恭一郎の指示が飛ぶ、

 恭一郎「・・・そいつ等のズボンを下ろしてコイツで一物を縛り上げてやれ」

 喚く男たちのズボンを組員がずり下ろすと針金で根元からキツク縛り上げた・・・

 悪者1「・・ぁ・・か・・はぁ・・・・」

 かなりのきつさでペニスを縛られ、息も絶え絶えになっている男たちの前にビデオデッキとTVを用意して無修正のアダルトビデオをセットした・・・

 ・・・暫くすると画面が現れる・・・しかし、この状況下で見る者は勿論、勃つ者など皆無だ・・・

 

 画面の中では男の剛直を髪を振り乱しながら女が咥えこんでいる・・・ジュプジュプといった湿った音が倉庫に響き渡り、目をそらしても塞げない耳から音だけが聞こえてきているだろう・・・

 恭一郎「レナ?・・・コイツ等を勃たせてやれ・・・最後に・・・な?」

 レナ「ノーギャラじゃ嫌よ?」

 恭一郎「あぁ・・・払うさ・・・」

 レナ「フフッ・・・いいわ・・・親父共の相手ばっかっていうのもウンザリしてたしね・・・たまにはおもしろいわね・・・」

 レナが床で苦悶している男の一人に近づくと、横から組員たちが男の両脇を固めて立たたせあげる、

 レナ「最後に・・・いいおもいさせてあげるわ・・・フフフ・・・」

 手術で使用する様なゴム手袋をはめると、人差し指にワセリンをすくあげたレナが男の肛門を揉み解しながら、ダラリと垂れ下がった一物に指を絡ませていく・・・

 絡ませた指で亀頭をそっと擦り上げながら、睾丸を揉み上げたりしつつ、肛門にゆっくり指を差し込んでいくと男の口から悲鳴が上がりだした!

 悪者2「うぎぇぇぇ!・・・死、・・・死ぬ!・・・やめろぉ!」

 少しずつ、陰茎が勃ちあがると、針金がペニスの根元に食い込み、赤黒く鬱血し始める・・・

 レナ「ウフフ・・・悪いけど、私、割とあのマナって子・・・嫌いじゃないのよねぇ・・・えいっ!」

 肛門に完全に埋没した指でグリグリとペニスの裏側の前立腺を刺激しながら、陰茎を擦りあげて、半ば強制的に勃たせると、針金が徐々にペニスに深く食い込み・・・そして・・・

 悪者2「・・・あ・・・がぁぁ・・・ぎぃ・・・ぐぅぇぇ・・・」

 次第に針金の周りに血が滲み出してくる・・・

 レナ「ウフフ・・・もう直ぐ、イかせてあげるわ・・・クスクス・・きっとさぞかし気持ちイイ事でしょうねぇ?」

 ペニスが脈打つ度に、針金から伝い落ちる血液の量が増し、男の足元に小さな水溜りが出来上がってくる・・・

 レナは更に指を追加して2本の指を肛門から突っ込むと、前立腺を挟み込むようにコリコリと、弄繰り回し続けた・・・

 悪者2「あがぁぁぁ!!・・・や、やめてく・・・れよぉ・・・ぎぐぅ・・・」

 レナ「情けないわねぇ・・・もう直ぐ出そうなんでしょう?」

 レナが空いた手で、睾丸を・・・握り潰した!

 悪者「ウギァァァァアア嗚呼!!!」

 倉庫中に響き渡る大絶叫とともに、この男の・・・男としての人生が終わった・・・

 ブツッ・・・といった音と共に、肉の塊が針金の間から転がり落ちると、それまで行き場も無く、ペニスの根元で塞き止められていた血液と、さらに睾丸を握りつぶされて噴出した精液とが混じりあいながら激しく噴出していく・・・

 口から泡を吹きながらピクピクと痙攣していた男が床に崩れ落ちると、レナはガスバーナーに火をつけて未だ血を噴出し続けるペニスの根元を焼いて、ビクンビクンと痙攣する男の血止めを行った・・・

 レナ「一丁あがりね?・・・さて・・・次は誰にしようかしら?・・・ウフフ・・・フフフフッ・・・ホ〜ッホッホッホ!」

 

 床に四人の元男たちの躯が転がる倉庫にレナたちを残した恭一郎は帰路に着いた・・・

 そろそろ、マナは目を覚ましている頃だろう・・・

 扉を開けると其処には一人で居心地悪そうにカナが立ち尽くしていた・・・

 ・・・カナらしくも無い・・・今にも泣き出しそうなその表情はともすれば、マナと見間違えそうだった・・・

 恭一郎「どうした?カナ?」

 カナ「・・・マナちゃん・・・一人にしてって・・・だから・・・ボク・・・ボク・・・」

 恭一郎「・・・そうか・・・少し待っていろ・・・」

 カナの頭を撫でてやると、双子たちの寝室に向かった・・・

 マナの気持ちも判らなくは無い・・・結局、カナに助けられたとあっては、マナ自身、立つ瀬が無い・・・

 恭一郎がマナの部屋に入ると・・・何時も通り、マナは泣いていた・・・

 マナ「グスッ・・・ヒック・・・ズズッ・・・エック・・・」

 恭一郎「・・・よく泣くな・・・マナ」

 ベットの脇に腰掛けた恭一郎がマナの頭を軽く小突く、

 恭一郎「・・・あまり心配かけるな・・・マナはマナであればいい・・・」

 そんな事は言われなくてもマナ自身判っている筈だ・・・しかし、今回のマナの暴走は少々危険すぎた・・・

 傷ついたマナに追い討ちをかけるのも酷かも知れないが、あえて戒めておく・・・

 恭一郎「お前は・・・カナには成れない・・・少なくともそう思っているうちは絶対に・・・」

 ビクッ・・っと震え、一瞬、泣き止んだマナが更に泣き出した・・・

 ・・・良く、これだけ涙があるものだ・・・ある意味、感心する

 マナ「ヒグッ・・・グスッ・・すみま・・せん・・・でした・・・グスッ・・・」

 恭一郎「・・・フフッ・・・手間をかけさせるペットだ・・・」

 泣き続けるマナの涙を拭う様に口付けしながら部屋に差し込む朝日の中でそっとマナを抱きしめた・・・

 


解説

 ハーデス「ハハハ・・・どっかの大富豪が私にポンッっと小遣いくれませんかねぇ〜?」

 エナ「・・・あのぉ〜・・・現実を見たほうが良いですよ?」

 ハーデス「あははは!・・・いやぁ〜・・まいりましたねぇ〜・・・」

 エナ「・・・これ、ハーデスさんのお財布ですよね?・・・なんか・・・紙切れが一枚しか入ってませんよ?」

 ハーデス「紙切れとは失敬な!これが、かの有名な夏目漱石さんだぁ〜!!!」

 エナ「・・・漱石さんが・・・一枚・・・泣かせてくれますね・・・」

 


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