少年は悩んでいた。
少年の近くにはベッドが置かれていた。
ベッドの上には少年よりも小さい少女が寝っていた。
だが少女は息をしていなかった。
これは一種の病気であるそう少年は分かっていた。
事の発端は数時間前の学校。
少年=草薙 桂がクラスメートの森野 苺に呼び出された。
苺は桂が親友の縁川 小石を見事に振った事を恨んでいた。
そして彼女は言った。
「許さない。私は、あなたを絶対に許さない・・・・・・」
そう言って苺は突然倒れた。
桂は苺を抱きとめて苺を見た。
だが苺は息をしていなかった。
これはまさしく桂と同じ病気の『停滞』であった。
桂はとりあえず苺を家まで連れて行った。
苺の鞄から住所を知って鍵を使い、苺の家へ行った。
だが桂は緊張していた。
苺の家に行くのは今回が初めてだったしそしてなにより苺と2人っきりだという事だ。
だから桂はもっと緊張した。
そして現在に至る。
桂は気を紛わそうと部屋の周りを見た。
苺の部屋は必要な物しか置かれていない殺風景な部屋であった。
そして何より驚いたのは家族と住まずにたった一人だけで暮らしているという事だった。
どうして独りだけなのかということが何となく分かって桂は苺を見ていた。
桂は考えていた。
(森野は一体いつから停滞にかかってしまっているのだろう?)
そう考えながら苺をまじまじと見た。
少女の様に幼い体。
まだあどけなさを残す顔。
水気をおびた唇。
桂は理性を失いそうになったがそれを抑える為に苺の様子を見直した。
だが一度失いかけた理性は納まることは無く悪い考えが頭の中に浮かんだ。
(唇に触れるぐらいなら別に良いよな)
そう考えて桂は苺の唇に自分の唇を重ねた。
だが運の悪い事に苺が目を覚ました。
しかも、唇と唇が完璧に重なりあっている時に。
最初は苺は半分寝ぼけていたが段々と目が覚めてきて桂が何をしているのか分かり驚いた。
「なっ!・・・・・・何をしているの、草薙くん!?」
桂は苺のその一言で桂は理性を取り戻した。
そして苺を見るなり桂は即座に謝った。
「森野ッ!!ゴメンッ!!なんて言ったら良いのか分からないけど本当にごめんっ!!」
桂を見ていた苺は突然、涙を流し始めた。
初めてのキスをこんな形で失った事と小石の気持ちを分かっているから泣いた。
そして自分にとっての桂の存在がどういうものなのか分かっていたから泣いたのだ。
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それから、苺が泣き止むのを待って泣き止んだ後、話をした。
そして桂は驚いた。
苺は6年間、停滞していたと言う事。
そして今は21歳だと言った。
年子の妹がいる事。
その妹はもう結婚していて来年はもう母親だと言うことを。
そして苺の方も驚いた。
桂も自分と同じで停滞にかかっていること、そして今は18歳だと言う事。
そして色々、話をした後、桂は帰って行った。
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桂が帰った後、苺は一人でベッドの上に座っていた。
苺の頭の中ではつい先程、桂が言った言葉が思い出されていた。
「俺も止まりたくない、それと同じくらいに森野を止まらせたくないと思ってる」
ドクン
「俺たちは進むんだ止まっちゃ駄目なんだ」
ドクン ドキン
(何・・・・・?この気持ち?私やっぱり草薙くんの事が・・・・?)
そう思いながら苺は何時の間にか唇を手で触っていた。
(私の唇・・・・草薙くんにキス……された)
その時の事を思い出して苺は顔を真っ赤に染めた。
(・・・ファーストキスだったのに)
そう考えながら苺は眠りに就いた。
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翌日、苺は桂に呼び出された。
「何、草薙くん?」
苺は冷静を装っていたが本当は顔を真っ赤になるくらい恥ずかしかった。
「森野、俺、今日、縁川に告白するよ。好きだって」
苺は分かってはいたがその言葉を聞いて、目の前が真っ暗になった。
そして突然、停滞がはじまった。
薄れゆく意識の中、桂が苺の事を懸命に呼んでいるのが見えた。
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苺が目覚めた。
あの後から一体どれ位眠っていたのだろう。
ふと周りを見た。
そこは自分の家だった。
そして苺はベッドで眠っていた。
その側らに桂が寝ていた。
それを見た時、苺は嬉しくて泣いた。そして思った。
(ああ、やっぱり私、草薙くんの事が好きなんだ)
そう思った時に桂が目覚めた。
「森野、大丈夫か?」
桂は心配そうに苺の体調を聞いた。
「ええ、大丈夫よ、・・・草薙くん、私一体どれ位眠っていたの?」
苺は心配になって桂に聞いてみた。
「一応3日間くらい眠ってた」
そう聞いた後、苺はもう一度聞いた。
「草薙くんそれまでの間、私をずっと看ていてくれたの?」
桂は顔を少し赤く染めたが言ってきた。
「一日中じゃあ無いけど、毎日看に来たよ」
苺はそう聞いて「ありがとう」と言った。
そして苺は気づいた。
着ていた服が変わっている事に。
その事に気づいた桂は謝った。
「ゴメン。森野が停滞した時、着ていた服が汚れたから」
「そう・・・・・草薙くんが変えたの?」
桂は顔を真っ赤にしながら「・・・はい」と答えた。
苺も顔を紅く染めながら言った。
「草薙くんのエッチ・・・・・」
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少し沈黙が続いた。
不意に桂が立ち上がった。
「も・・・・もう遅いから帰るよ」
緊張感に耐えられなくなったらしい。
そして桂は帰ろうとした。
だけど不意に苺が桂の腕を取った。
桂は苺を見た。苺は泣いていた。
「草薙くん・・・帰らないで、もう・・・・・もう独りは嫌なの」
その言葉を聞いて桂は困った顔をし始めた。
「・・・・・き・・・・・・・・草薙くんずっと好きだったの」
「森野でも俺・・・・」
全て言い終わる前に苺の唇が桂の唇を塞いだ
数分後、桂の唇から苺は離れた。
唇が離れると同時に唾液が糸を引いて離れた。
「小石の気持ちも分かってる。でも・・・・・でも好きなのあなたの事が」
苺はそう言いながら涙を零しながら言った。
桂は苺がとても愛しく思い抱きしめた。
「く・・・・・草薙くん?」
「放さない絶対に放さないよ森野は大事な・・・・俺にとって大事な人なんだ!」
桂が言ったその一言が嬉しくて苺も桂を涙を流しながら抱きしめた。
「嬉しい・・・嬉しいよ桂くん」
「やっと名前で呼んでくれたね、森野」
桂がそう言った途端、苺は少し怒った顔になった。
「桂くん、私のこともちゃんと苺って呼んでよ」
「分かったよ、い・・・・苺」
「何、桂くん?」
「・・・・・してもいい?」
苺は頬を染めながら頷いた。
「・・・・・うん」
とさっ
苺をベッドにゆっくりと壊れ物を扱う様に優しく寝かしキスをした。
「うっ・・・・・んん・・・・・ぁん・・・・・・はぁ」
キスをした後、桂が聞いてきた。
「怖い?」
「大丈夫だから」
そう言ってもう一回キスをした。
「苺・・・・・脱がすよ」
「・・うん」
そう言って桂の手は苺の服のボタンを一つ一つ外していった。
そしてボタンが全て外し苺の服を脱がした。
服を脱いだ苺の姿は可愛らしい純白のブラジャーとパンツだけになった。
「苺、綺麗だよ」
桂の言った言葉に苺は頬を真っ赤に染めた。
「み 見ないで、恥ずかしい」
「ううん、凄く綺麗だ」
そう言って桂は首筋にキスをした。
「・・・あんっ・・・桂・・・くん」
「苺、胸触っても良い?」
「恥ずかしい・・・だって胸が無いから」
「それでも良いよ俺は苺の全てが欲しいから」
そう言って桂は苺の胸をブラの上から優しく揉んだ。
「っくう!・・・・・・はぁ・・・はぁ・・・・・・ひゃう!!」
「ごめん、痛かった?」
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・・・・ううん、平気、続けて」
それを聞いて桂はブラを外した。
「可愛いよ、苺」
「はぁ・・・そんなに見ないで恥ずか・・ひゃうん!」
苺の言葉を言い終わる前に桂は苺の乳房を揉み乳首を舐めはじめた。
「け・・・桂くんまるで赤ちゃんみたい」
「そうかな、でも苺はお母さんじゃ無くて俺の恋人だから良いだろ?」
苺は涙を流しながら笑って言った。
「私、嬉しいよ桂くんが私の恋人になってくれて」
チュバ チュバ チュバ チュバ
「あ・・・・・あぁん・・・・け・・・桂くん・・・もういっちゃう!・・・・いっちゃう!!・・・あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
苺は体を桜色にしながら言った。
「はぁはぁ・・・・桂くん私、いっちゃった。だから今度は桂くんを気持ち良くするね」
そう言って苺は桂のズボンを脱がし股間に聳え立つ勃起したペニスを見た。
(これが男の人のおちん○ん凄い)
既に桂のペニスは限界寸前で先からは既に液が出かけていた。
「じゃあ・・・桂くんいくよ」
そう言って苺は桂のペニスを口に含んだ。
ぺチャ ペチャ ペチャ ペチャッ
「・・・うっ!!」
ドピュッ!! ドピュ!!! ドピュッ!!!!
苺のフェラチオは不器用ながら気持ちが良かった上に射精寸前だったのですぐに口の中に射精した。
苺は桂が出した精液を飲もうとしたが、無理だった。
「・・・・ごほっ!ごほっごほっ!!」
「大丈夫か、苺?」
「だ・・大丈夫、でも・・・・・・精液って苦いのね、それに桂くん量が多い」
「別に飲まなくても良いから無理するなよ」
そう言った後、2人は少し休み、体力が回復するのを待った。
そして体力が回復するのを確認した後に苺のパンツを脱がそうとしたが苺が自分で脱ぐと言ったので見ていた。
「桂くん、後ろを向いててお願いだから」
その一言を聞いて桂は後ろを向いた。
苺は桂が後ろを向いているのを確認した後、パンツを少しずつ下ろしていった。
秘部とパンツの間には糸が引いていた。
「桂くん、見ても良いよ」
桂がまず目に映ったのはあまり毛が生えていない秘部だった。
「・・・・苺、綺麗だよ」
「あまり・・・見ないで・・・・・恥ずかしい」
「でもやっぱり綺麗だよ」
そう言いながら苺の秘部に触れた。
「ひゃん!!恥ずかしいよ桂くん」
「苺のアソコもうこんなに濡れてる」
「言わないでよ、もう!」
苺は顔を膨らましながら怒っていた。
苺のそんな仕草がたまらなく抱きしめた。
「苺のなかに入れたい」
「・・・・・・うん」
桂のペニスを苺のヴァギナに当てた。
後は埋没させればいいだけだった。
「本当に良いんだね?」
「何度も言わせないでよ、私も桂くんが欲しいただそれだけの事なのよ」
「わかった。じゃあ入れるよ」
ズブッ ズブズブッ ズブッ プッ!
「・・・・・・・・・・・・・・痛ッ!」
「苺、大丈夫?」
そう言いながら繋ぎ合っている処を見たするとそこから少し血が出ていた。
「苺、処女だったの?」
「・・・・・・うん、初めては好きな人としたかったから」
その仕草はとても可愛かった。
それがたまらず桂は苺を強く抱きしめた。
・
・
・
・
それから苺の痛みが静まるのを待ち。
痛みが静まるのを見計らい、少しずつ動き始めた。
ズチュッ ズチュッ ズチュッ
「あッ!・・・・あぁん!・・・・ひゃぁ・・・・」
ズリュッ ズリュッ ズリュッ
「き・・・・気持ち良いよ。苺のなか」
「はぁ・・・・・言わ・・・ない・・・でよ・・ぁぁん!・・・恥ずか・・・しいんだか・・ら・・・」
ズチュッ ズリュッ ジュプ
「はぁっ・・・はぁっ・・・はぁっ・・・・・い・・苺、もう・・もう出る!!!」
「はぁ・・はぁ・・・はぁ・・・・なかに・・・・・なかに出して!!」
苺のヴァギナから桂はペニスを抜こうとしたが桂の体に苺は足を絡ませ離れない様にした。
そして桂に限界がきて遂に苺の子宮に射精してしまった。
ドピュッ! ドピュッ!! ドピュッッ!!!
「ああぁぁ!・・・入ってくる!!・・・・桂くんのが私のなかに入ってくる!!!」
ドプッ! ドプッッ!!
「出てる!!苺のなかに出てる!!」
「「あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」」
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・
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・
数時間後、2人はベッドで倒れていた。
「桂くん、あの後立て続けに何回もやるからもう疲れちゃったよ」
「ごめん、苺があまりに可愛かったから」
苺は顔を赤く染めながら微笑んだ。
桂も微笑み返した。
自分たちはこれから変わる。
2人で前に進むんだ。
そう思いながら彼らは眠りについた。
〜SEVERAL YEARS AFTER〜
彼女は待っていた。
彼女は、教会で彼が来るのを待っていた。
彼女の周りには学生時代の親友たちがいた。
彼女はドレスを着ていた。
今日は彼女の結婚式なのだ。
だけど、まだ新郎が来ていなかった。
親友たちもまだかまだかと待っていた。
けれどみんなは、心配していなかった。
『彼は絶対に来る。彼は期待を裏切るような人じゃない』
みんなも彼女も信じていた。
バァン!!
不意にドアが押し開けられた。
その前には息を切らした青年が立っていた。
彼女は立ち上がり青年の処へ走っていった。
「桂くん!!」
桂も彼女を、苺を抱きしめた。
「苺、おまたせ」
桂が微笑み
苺が笑い
親友は2人を祝福した。
2人はこれからも一緒に前に進むだろう。
ずっと一緒に絶対離れないように。
支え合いながら前へ前へ進むだろう。
〜FIN〜
フ「ど〜も!ファイアドラゴンです!!」
フ「今回の小説はどうでしたか?」
フ「いや〜、純愛なんて初めてだったんですよ。だからもう死にかけで蝿の王が見えそうでしたよ」
フ「まあそれは置いといて、今回は後書きにちょっとしたゲストを呼びました〜!」
フ「それでは、苺ちゃんどうぞ〜!!」
苺「・・・・・どうも」(馬鹿を哀れむ様な瞳)
フ「やめてっ!!そんな目で見ないで!!」
苺「まあ、とりあえずお疲れ様」
フ「どういたしまして」
苺「初めての純愛だから超駄目ね」
フ「ご・・・ご意見ありがとう」(過去に戻ってチンピラ雇って襲ったろうか)
苺「やましい事を考えてたでしょ」
フ「か・・考えてないよ」←(凄く怪しい声)
苺「で、あなた前に書こうとしたシリーズどうしたの?」
フ「ああ、アレね・・・・・迷ってる、だってリクエスト無いんだもん」(T_T)
苺「それでこれからも純愛を書くの?」
フ「もしも、気が向いたら書こうかな」
苺 フッ
フ(な・・何だ今の『フッ』は?)
苺「ま、頑張りなさい」
フ「そ・・それじゃあ、もうお開きにしよ」
苺「さようなら」
フ「はい、さようなら」
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ピッポッパッポッ←電話のプッシュ音
「私だ、何時でも良いから・・・・・・・・苺だわかったな」(うまく聞き取れなかった声)
P.S.リクエスト書いて下さいお願いします。
チャットの皆様ありがと〜〜〜。