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裏FINAL FANTASY ユウナ編1
紅 流音/文


 目を覚ましたユウナの目に入ってきた天井は今までに見たことも無いものだった。

 

 「ここはどこ?」

 

 ユウナはシーモア老師の狂気を止める為にシーモアとの結婚を決め聖ベベル宮へ向かったはずだった。

 そして、ティーダに一度は助けられシーモア老師から逃げたはずだった。

 しかし、今ユウナは見たことも無い天井を見上げている。

 とりあえずここがどこなのか・・・その疑問を解決する為に起き上がろうとした時だった。

 動こうとしたユウナを待ち受けていたのは彼女の手足を拘束する縄であった。

 両手首を縛られその端をベッドの上にある壁のフックに結び付けられ、足は片方づつベッドの脚に大股開きの状況で結び付けられていた。

 無残にも自由を奪われ人の字状態でベッドに縛り付けられていたのだった。

 

 「うっ!」

 

 動こうとしたユウナを引っ張る縄に顔をしかめ、その後にユウナの表情は絶望に支配された。

 

 「誰がこんな事を・・・」

 

 身動きの取れない状況でユウナは必死に逃げようと全身を揺すって縄を解こうと試みた。

 しかし、縄は全く緩むどころか動けば動くほどユウナの肌に食い込んでいく。

 解こうとして動けば動くほどユウナの身につけている奇抜な服が次第にずれ、白く丸みを帯びたつやのある美脚が露になっていった。

 それに気がつかず必死に縄を外そうと体中を動かすユウナ。

 次第に露になっていくその足をベッドの足の方からじっと見つめる男の存在にも気がつかずに妖艶にも思えるような動きを繰り返した。

 

 「んっ・・・くそっ・・・えいっ」

 

 無我夢中で体を動かし縄から逃げようとするユウナ。

 はだけていった衣服がさらに激しくはだけてゆきユウナの美脚の付け根にある秘所を覆う布までもが男の目に入り込むようになった。

 

 (クククッ・・・これはたまらん)

 

 男は耐え切れず自分の逸物を取り出しユウナの股間を覆う布地の中を想像して自分の逸物を扱き始めた。

 誰もいないと思い込んでいるユウナの脱出作業は続いている。

 その作業が、その妖艶な腰の動きが男の妄想をより一層かき立てた。

 

 (はぁ・・・たまんねえ・・・こんな可愛い召喚士の姉ちゃんが・・・まるでオナニーする時みたいに腰を動かして・・・はぁ、はぁ・・・)

 

 「んっ・・・えいっ・・・きゃっ!」

 

 喘ぎ声にも似た声で懸命に逃げようとするが、手首足首に食い込んだ縄が余計に食い込んでゆき悲痛な表情で悶えていた。

 

 (うおお!・・・駄目だ・・・久々の女体で・・・もうイッてしまいそうだ!)

 

 男の逸物を扱く手が激しくなり息が荒く激しくなった。

 その男の興奮した吐息すらユウナの耳に入らないほどユウナは体を動かしベッドが激しく軋[きし]む音だけがユウナの聴覚を支配していた。

 

 「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・召喚士の姉ちゃんっ・・・」

 

 男は小さく囁くように声に出してみるがユウナには全く聞こえていなかった。

 男の逸物はビンビンに怒張しはちきれんにそそり立ち、すでに男は射精感とともに絶頂の瞬間を迎えていた。

 

 「あぁ!イクっ!」

 

 そう叫んだとともに男はいきなり立ち上がりユウナの露になった太股に自分の欲望を放出した。

 

 「え?」

 

 ユウナは自分の太股に何か生暖かいものを感じふと周囲を見渡した。

 そこには隆々とそそり立つ逸物を握り締めて尿道に残っている精液をユウナの太股に出し続けるイヤらしい笑みを浮かべた男がいた。

 

 「召喚士の姉ちゃん・・・どうよ?俺のザーメンは?」

 

 そう呟きながら太股に放出された精液を手で擦り付けた。

 

 「いやっ!変態!何をするんですか!」

 

 「召喚士の姉ちゃんの太股と股間でオナニーして俺のザーメンをお前にぶっ掛けてやっただけさ」

 

 赤面するほどにいやらしい言葉・・・。

 ユウナは召喚獣を呼ぼうと試みた。

 が、召喚獣が現れない。

 

 「クククッ、召喚なんかされたらたまったもんじゃないからな・・・この部屋は特殊な部屋で中に入るとオートサイレスになるようにしてあるんだぜ・・・」

 

 絶望的だった・・・。頼みの綱の召喚獣が呼べない。

 そうなるとユウナは必死に体を動かして抵抗した。

 しかし、それは男を喜ばせる材料でしかない。

 男は自分の手についた精液をユウナの顔に塗るようにして拭き取った。

 

 「い、いや・・・ひっ・・・」

 

 「へっへっへ・・・見張りだけと言う命令だったがこんなに可愛い召喚士の姉ちゃん目の前にしたら」

 

 男は再び逸物を握り締めて扱き始める。

 

 「何度でもヌケそうだぜ・・・クククッ・・・いや、そのまま俺のチンポで犯してやるぜ・・・」

 

 ユウナはその言葉を聞き顔面を蒼白にして、死のうと思い舌を噛み切ろうとした。

 しかし、道中会ったスピラの人々の『シン』に怯えた生活、ユウナを始めとする召喚士への期待、懇願するような眼差し・・・。

 こんな場所で死ぬ事などユウナには到底出来ないことだった。

 

 (スピラの人々の期待を裏切れない・・・)

 

 そう思ったユウナはここから逃れようと体を、足を、頭を動かした。

 

 「お願いです!やめて下さい!スピラの人たちが待っているんです!私達召喚士が『シン』を倒す事を待ちわびてるんです!」

 

 男はユウナの声を無視し、ユウナの胸を隠す奇抜な白い布を左右に大きく開き黒い下着を上に捲り上げて、ユウナの胸に手を伸ばし、円を描くように揉み始めた。

 

 「いい乳してるじゃないか・・・召喚士の姉ちゃんよぉ〜」

 

 耳元でいやらしく囁いてくる男の声に顔を背けながら胸に伸びた手をどうにかして払いのけようと懸命に体を揺すって抵抗を試みた。

 

 「いやっ・・・んっ・・・止めてください!」

 

 執拗に揉み回されるユウナの胸。

 もちろん男はいくらユウナが何を言おうと陵辱の手を休めようとはしなかった。

 

 「どうした?そんなに体を動かして・・・分かった!乳揉まれて感じてきたんだろ!」

 

 屈辱とも言える言葉、ただ男の手から逃れようとしているだけなのに男は勝手に良いように解釈してそれをユウナに投げつけた。

 

 「ち、違います・・・・んっく・・・」

 

 男の手に力が入りユウナの白く綺麗に丸みを帯びた豊かな胸が男の指の間からはみ出し形が崩れるほど力強く揉まれる度にユウナの眉間に皺が寄り苦悶の表情を浮かべ言葉が途切れた。

 ユウナに襲いかかる優しい愛撫と激しい愛撫の連続・・・。

 

 (んっ・・・誰にも触られた事無いのに・・・)

 

 唇を噛み締めながら陵辱に耐えるユウナ・・・。

 男は何も出来ないことをいい事に左手で胸を揉みまわしながら、右手をユウナの下半身に伸ばしていった。

 

 「さっきぶっかけた俺の精液がこびりついてカピカピになってるぜ・・・クククッ」

 

 胸を揉み続けながら太股をいやらしい手つきで触り始める。

 まるで別の生物がユウナの太股を這いずり回るように下から上へと徐々に上がっていった。

 その感触にユウナは悪寒を感じ、背を反らしてその感触から逃げようとしていた。

 

 「そんなに体を反っちまってよぉ・・・召喚士の姉ちゃん・・・気持ちいいんだろ?」

 

 ユウナの反応を見た男はユウナに屈辱的な言葉を発し精神的に辱めていた。

 

 「くふっ・・・いやっ・・・お願いです・・・くはっ・・・やめて・・・」

 

 文章にならない吐息混じりの哀願は逆に男を興奮させるだけであった。

 男の手はいよいよメインディッシュとも言える場所に到達しようとしていた。

 

 「召喚士の姉ちゃんのおまんこだ・・・クククッ」

 

 太股を伝い次第に上がってきた男の指はユウナの恥丘に到達していた。

 男の指はユウナの割れ目を上下に這いずり回り乱雑に愛撫していった。

 

 「ん?縛られて自由を奪われ、俺の精液を足にぶっ掛けられて、おっぱい揉まれて、下着がちょっと濡れて来てるじゃないか・・・召喚士といえどもやっぱり女だな」

 

 男の手は下着の上からユウナの割れ目を激しく弄り始めた。

 

 「ふわっ・・・駄目です!・・・んっ・・・ひゃんっ」

 

 乱雑といえども、初めて触られ下半身を襲ってくる刺激にユウナは鼻にかかった声を出し始めていた。

 

 「何だ?そんな官能的な声を出して・・・クククッ・・・召喚士の姉ちゃんは淫乱召喚士だったんだな・・・そんなことでスピラが救えるとでも思ってんのか?」

 

 ユウナにとって屈辱的な言葉が投げ掛けられる。

 処女のユウナの股間を襲う刺激は次第に未曾有の快感となってユウナの脳髄を支配しようとしていた。

 しかし、外見はまだ若くあどけなさを残すユウナだが、こう見えてもユウナは厳しい従召喚士の修行に耐えてきた。

 自分の命を投げ捨て『シン』を倒しナギ節を・・・『シン』のいない平和なスピラを取り戻す覚悟もあった。

 そこら辺りにいる普通の人生を全うする人間よりも鍛えられた精神を兼ね備えている。

 最初のうちユウナはこの屈辱に耐え得る自信はあった。

 しかし、いまだかつて体験した事の無いえもいえぬ刺激が稲妻のように体を貫き直接本能に訴えかけてきた。

 

 『貪れ!溺れろ!』

 

 下着の上から割れ目をなぞる指がアナルを、膣口を、そしてクリトリスを通過するたびに電撃が体を焦がし、脳からの命令を邪魔する強靭な精神力が失せようとしていた。

 ユウナはそれに負けまいと必死に自我を確立し正気を保とうとしていた。

 そんなユウナの心の葛藤を知ってか知らずか男の愛撫は更に的確になっていく。

 いままで割れ目を全体的に責め立てていた指がクリトリスを重点的に責め始めたのだ。

 胸をまさぐりつづける手も胸全体への愛撫から乳首を重点的に責め始めていた。

 男の左手が右の乳首を、男の舌が左の乳首を止まる事無く刺激しつづけていた。

 

 ぴちゃ・・・れろっ・・・れろっ・・・

 

 男の唾液がユウナの胸に絡みつきそれを美味そうに舐める陵辱者。

 不自由な体を動かしているものの黙って見ているしかないユウナ。

 

 「んっ・・・やめて・・・ください・・・はぁっ・・・くっ・・・いや・・・はう・・・」

 

 すでに、快楽が体を支配しつつあるユウナは正気を保つ為に言葉に抵抗の意を表した単語を並べるしかなかった。

 

 「んちゅ・・・美味いおっぱいだぜ・・・召喚士の姉ちゃん・・・れろっ・・・」

 

 男の言葉がユウナの恥辱を煽り嫌悪感とは裏腹に体はその恥辱すらも受け入れ、より一層快感を求めいやらしく腰を動かし始めた。

 

 「ひっ・・・やめてください・・・んはっ・・・」

 

 懸命に快楽に流されまいと口では抵抗の意思を発するが股間と胸を襲う刺激に流されそうになっていた。

 

 「召喚士の姉ちゃん・・・お前処女か?」

 

 男の指技に悶えながらもその質問に必死に答える事を拒否する

 

 「答えないなら処女じゃないとみなして指を奥まで入れるぞ。ただ、もし姉ちゃんが処女で答えるのが嫌なだけで拒否するのなら指で処女を奪われる事になるなぁ〜。夢にまで見たロストバージンが見知らぬ男の指でいいのなら答えなくてもいいがな・・・クククッ」

 

 その言葉を聞きユウナは慌てふためいた。

 こんな場所でこんな男のそれも指なんかで処女を失いたくない・・・

 そう思ったユウナは仕方なく正直に答えた。

 

 「うっ・・・バージンです・・・」

 

 目に涙を浮かべて屈辱に耐えながら答えた。

 しかし男はニヤリといやらしい笑みを浮かべると指をユウナの膣へと侵入させて来た。

 

 つぷっ・・・

 

 「ひゃあっ!駄目・・・入れないで下さい・・・」

 

 指の侵入を感じたユウナは破瓜される事を恐怖に駆られ懸命に哀願した。

 

 「大丈夫だ・・・処女膜を破らない程度に弄くり回してやるよ・・・クククッ」

 

 男は指を軽く挿入し浅く出し入れを開始した。

 その動きにユウナは悶えた。

 

 「あっ・・・・んくっ・・・はぁあっ・・・」

 

 「召喚士の姉ちゃん・・・・おまんこ濡れてるじゃねえか・・・」

 

 男はゆっくりと指の出し入れを続けた。

 ユウナの溢れ始めた愛液が男の手に絡みつき部屋中に卑猥な音が響き渡った。

 

 くちゅ・・・くちゅ・・・

 

 その音にユウナは顔を赤らめていたが、口から発せられる声は甘く鼻にかかった吐息だけだった。

 

 「そろそろ我慢ならねえ」

 

 男はそう言うとユウナの目の前に自分の逸物を持っていった。

 

 「しゃぶってくれよ」

 

 ユウナに突きつけられた屈辱の命令・・・。

 頭を横に振って必死に抵抗するが、男の手がユウナの顎を捕え低い声で囁いた。

 

 「見知らぬ男に処女を奪われたくないだろ?フェラチオを嫌がるんなら姉ちゃんのまんこに入れさせてもらうが・・・それで良いのか?」

 

 初めて好きになったティーダの顔が浮かび上がる。

 

 一風変わった青年、ユウナの憧れの眠らない街ザナルカンドを知る青年、父のガードだったジェクトの息子、それだけではなく、ユウナは彼に生まれて初めて恋心を抱いたのかもしれない。

 もしバージンを捧げるとしたらティーダしかいない・・・。

 そう思うとユウナに選択の余地は無かった。

 

 「どっちだ?フェラチオか?処女喪失か?」

 

 男は膣内に侵入させた指をゆっくりと動かしながら返答を待つ。

 

 「うっ・・・しゃ、しゃぶります」

 

 「よーし、いい子だ・・・口を大きく開けろ」

 

 男の言うがままに口を開けるユウナ。

 男はユウナの口をめがけ自分の逸物を突っ込んできた。

 

 「おおうっ・・・5年ぶりのフェラだ・・・」

 

 男はユウナの頭を押さえつけ口の中で激しく出し入れを始めた。

 

 「ほら、舌で舐めるんだ!じゃないと処女を奪うぞ!」

 

 「ほら、もっと唾を出してチンポに絡めるんだ!じゃないと処女を奪うぞ!」

 

 「ほら、自分で頭を動かしてチンポをしゃぶってみろ!じゃないと処女を奪うぞ!」

 

 何かにつけて処女破瓜をちらつかせ、ユウナにとって恥辱地獄とも思える命令が下される。

 仕方なくユウナは言われた通り男の逸物に舌を絡ませ、唾液を絡ませ、自分から顔を動かして逸物へのフェラチオを続けた。

 男はユウナの顔の上に跨[またが]り、ユウナの股間の前に顔を持っていった。

 男が上位の69の体勢になり、男はユウナの下着をナイフで切り裂き覗き込んだ。

 

 「まっピンクのおまんこじゃないか・・・さすがは処女まんこ・・・・」

 

 そう言い終わると男はユウナの股間に顔を埋めた。

 

 じゅぶるる・・・・

 

 溢れ始めた愛液をすするようにいやらしい音を立てて舌を股間に這わせる男。

 部屋に響くフェラの音とクンニの音。

 ユウナは必死にそのいやらしい音の競演を耐えながら口の中に入れられたモノをしゃぶりつづけた。

 

 「奥からどんどん溢れて来てるぜ、召喚士の姉ちゃんのエッチなお汁が・・・クククッ」

 

 舌で膣口を隈なく舐めまわし、指でクリトリスの周辺を撫でるように弄り回す。

 

 「んぐっ・・・ちゅっ・・・じゅちゅ・・・」

 

 男の逸物を口に咥え込み下半身を襲う刺激に耐えれず喉の奥と唇で男の逸物を締め付ける。

 男の刺激が激しくなり、舌でクリトリスの包皮を剥き直接舐め、指を膣口の中に入れて入口の付近を擦り陵辱していった。

 

 「んふっ・・・んっ・・・ふぅっ・・・んくっ・・・」

 

 ユウナは下半身への愛撫で生まれた官能を耐えながら必死にしゃぶった。

 一回射精したら終わってくれるかもしれない・・・そう思ったユウナは必死に逸物を唇で扱き上げ舌を絡ませ舐めるたびに男の逸物がビクッと動く裏筋を重点的に舐めた。

 

 「もういいだろ・・・」

 

 「んっ?」

 

 ユウナは耳を疑った。男が射精してもいないのにもういいだろと逸物を引き抜いたのだ。

 

 (これで終わった・・・)

 

 そう思い、安堵の息を吐いたユウナを待ち受けていたのはもっと残酷で地獄だった。

 

 「召喚士の姉ちゃんのおまんこに入れてやるぜ」

 

 「や、約束が違います!」

 

 ユウナは男を睨みつけ怒りの言葉をぶつけた。

 

 「約束が違う?おまんこをこんなにグチョグチョにして・・・召喚士の姉ちゃんのおまんこはちんぽをここにズボズボ入れてぇ〜って俺に頼んできてるぜ・・・」

 

 卑猥な言葉の連続・・・

 耳を塞ぎたかったが拘束されてそれが出来ない。

 

 「私は指じゃいや・・・あなたの立派なでっかいちんぽを私の淫乱まんこに入れて奥まで、子宮に届くまでズボズボして、一杯中で出してぇ〜ってな・・・クククッ」

 

 顔を真っ赤にして下唇をかみ締め卑猥な言葉に耐えているユウナを見て男は調子に乗り次々と卑猥な言葉をユウナに投げかけた。

 

 「ほら、上のお口でも言ってみろよ!」

 

 男はユウナの両頬を人差し指と親指で掴み激しくユウナの顔を左右に振った。

 

 「クククッ・・・それじゃあ召喚士の姉ちゃんのおまんこの要望にお答えして・・・」

 

 男はユウナの足と足の間に体を割り込ませ腰を持ってベッドから体を浮かせた。

 

 「突き刺してやるぜ」

 

 「いや・・・お願いです・・・許してください!」

 

 男はユウナの悲痛な叫びを逆に楽しむかのように亀頭を割れ目にあてがった。

 身動きの取れないユウナは目を閉じ、顔を背けて少しでも恥辱の瞬間を目の当たりにせぬよう試みた。

 しかし、男はユウナに覆い被さり片手でユウナの顔を男の方に向けた。

 

 「目を開けよ・・・召喚士の姉ちゃんが処女喪失する瞬間だぜ・・・クククッ」

 

 耳元でいやらしく囁かれる陵辱の言葉・・・。

 必死で目を閉じたまま抵抗を見せるユウナ・・・。

 

 「まあ、いい・・・スフィアで撮映しているからな・・・今までの分も全部スフィアに残ってるぜ・・・」

 

 顔面蒼白になるユウナ・・・。

 あれだけの恥ずかしい行為をずっと撮影されていると言う事実にユウナは愕然とした。

 望まずとも官能を受け入れてしまった自分のいやらしい姿が全て撮られていたのだ。

 

 「いくぜ・・・召喚士の姉ちゃん・・・」

 

 男の逸物がまだサーモンピンクの割れ目に突き当てられ埋め込まれようとしていたその時。

 下半身に何も感じない、苦痛どころかユウナの秘所に侵入してくる影すらない。

 ただあるのは覆い被さっていた男がそのままユウナの上にのしかかって来て感触だけだった。

 ユウナが目を開けたそこにはいやらしく笑いながら息絶えている陵辱者がいた。

 

 「た、助かったの?」

 

 思わず声を上げたその瞬間・・・・。

 

 「ええ、少しの間ですが・・・その男からは助かりましたよ。あなたの処女は私が貰うのですから」

 

 「え?それは・・・うぐっ」

 

 その言葉に反応し、問い返そうとした瞬間、体に痛みが走った。

 不気味に笑うシーモア老師の顔がユウナの目に入りそのまま意識を失っていった。

 

 続

 


解説

 おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 そう言えばこの挨拶、ときメモの鏡魅羅役の声優さんがクリア後の挨拶かなんかでやっていたような気が・・・。

 

 まあ、そう言う事は置いといて・・・、1作目の『侵染』多くの人に読んで頂いて恐悦至極に存じます。本当に有難うございました。感想などありましたらどしどし送ってください。批判に関しましてはへこむかもしれませんが、これからの作品に生かしていきたいと思います。

 

 さて、私の第2作目開始です。

 今回は2次創作で、FINAL FANTASY10から召喚士のユウナです。

 裏FINAL FANTASYユウナ編1です。見て分かるように(分かるのか?)、この後様々なFFのキャラクターを別の話で陵辱物だけでなく純愛物でも書いていこうと思っております。とりあえずはユウナ編をお楽しみください。どのくらいユウナ編が続くかは私にも予測がつかないのですが・・・。

 

 こんな稚拙な文章ですが、よろしかったら感想いただけると幸いです。

 それと、「ユウナをこういう風に陵辱してくれ!」とか「FFのこのキャラクターをこういう風に書いてくれ!」と言うリクエスト等がありましたら是非是非お寄せください。出来るだけご期待に添えるよう書いていきたいと思っております。

 ただ・・・FF9のフライヤは書ける自信がありませんが・・・(汗

 

 それではユウナ編2でお会い致しましょう。

 以上、紅流音でした。

 


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