ぬむるす英国徘徊記



(1日目)
12月8日(金)
多分曇り

 いつものように在来線で成田空港へ。今回はANAを利用したのだが、第一ターミナルの南ウィングが開港したということで、自分が降りる駅べきが分からなくなる(汗)。どうやら終点で降りればいいらしい。
 そして今回、初めて「携帯電話」なるものをレンタルすることになった。絶対持たない主義のこのワタクシが!しかし公衆電話があてにならない外国で、待ち合わせや利便性を考えると持っていた方がいい。決め手はANAのサイトで「航空チケット購入者は携帯レンタル無料!」というサービスがあったからだ。さて、電話の貸し出し口はどこ?最低限の荷物しか入ってないはずなのに妙に重い荷物を担いで歩くのはいやなので、電光掲示案内を利用してみる・・・あ、到着ロビーにあるの?記憶と違うな・・・と思いつつカウンターへ向かってみる。

「シブヤ様ですか?あれ?」

あれ?

私の電話がないみたいです(汗)。
PCで予約状況を調べてみると、ちゃんと予約されているようだ。どうやらワタクシは返却および日本国内貸し出しカウンターへ来てしまったらしい。「こちらで借りてください」と窓口のお姉さんに地図をいただいた。やはり出発ロビー階にあった。

 初めて利用する南ウィングは、航空会社別ではなく、席のクラス別にカウンターが分かれている。それがわからなくて、適当にANAと電光掲示されたゾーンへ入ってみると「エコノミーのお客様はあちらへどうぞ」と追い出される。コレって分かりにくくないか?指定されたゾーンへ行けば、やたら従業員が並んでいて、本来搭乗客が自分でやるべきチェックインマシンの操作を全部やってくれた。研修なのかな?じゃなきゃ経費の無駄遣いだよな、この体制・・・その上ボーナスマイルをくれるのだから、ありがたいね。(^_^;)
 バッグを預け、円をポンドに両替(この日は1ポンド=238.5円)、そして暇つぶしのための本を買いに書店へ。散々迷って養老先生の「バカの壁」を購入。そのまま搭乗口へ向かった。おととしSAS(コペンハーゲン行き)に乗った時に使った搭乗口の隣であった(笑)。近くにあるカフェで、アイスティーとアップルパイを頼んで、搭乗時間まで一休み。

 飛行機はほぼ定刻通りに出発。メチャすいていて、真ん中の列に席を取った私は、4人分ぶち抜きで座席使用可能!離陸し、機体が安定してからトイレで着替え(ジーンズ→スウェットパンツ)、食事とゲームと読書をしている時間以外は横になって休んでいた。極楽とはいわないけど、楽なフライトだった。約12時間半でLondonのHeathrow空港に到着した。

 薄暗い入国審査室を通り過ぎ、荷物をピックアップする。ロビーはとても狭い上に混んでいた。再び旅のお世話になるやよいさんと、空港のスターバックスで待ち合わせの予定なので、まず店を探してみた。ここから出発ロビーのパブリックエリアへ行くにはどうしたら良いんだろう・・・?約8kgのバッグを担いでダウンジャケットなんか着ているものだから、ものすごく暑い。でも店は見つからない。うーん・・・一か八か建物の外へ出ていたら向こうの建物に「Deperture」と書かれているではないか。移動して、また建物の中を右往左往して、ようやくスターバックスを見つけた。しかし、ここは地下鉄のホームからとても遠い。ちょっと考えてから到着ロビーへ戻り、地下鉄に続く通路の近くにあるAMT Coffeeに入った。

 カフェラテを注文して、自分の分が出てくるのを待っていると、私の次に並んでいたおばさんが持っていた荷物をバタバタと落としてしまったので拾ってあげた。それから自分のカフェラテをもらって、テーブルにつく。やっとここで本当に一息つけた。まずは携帯電話の使い方を勉強しなければいけない(汗)。説明書を読みながらあれこれいじっていると、さっきのおばさんが「Thank You!」と言ってブラウニーをくれた(嬉)。

 30分ほど時間を潰し、やよいさん空港に到着しているであろう時間になったので、こわごわ彼女の携帯に電話をしてみた。まだ留守電だったので不審なメッセージを残して電話を切る。それから飛行機の中で読み切ってしまった「バカの壁」をもう一度読み直した。
(画像左:貴重なmy携帯)
 最近、自分と人との思考や関心度の差について思うことが多かったので、とても興味深く読めた。バカの壁は、他人が築いた壁ではなく、己の壁である。ほら、あんなに嫌っていた携帯電話だって持ってみればなんてことないじゃない。

 電話の使い方は大体分かったし、ブラウニーもコーヒーも終わってしまい、どうやって時間を潰そうか、と考えていたらやよいさんから電話が入った。出方がわからない(<わかってないじゃん)。スターバックスでは遠いから地下鉄の改札で待ち合わせ場所を変更して、荷物を急いでまとめ、地下へ降りていった。

 「視点がを変えれば価値も違う」というコンセプトのポスターがずらりと貼られた地下道をえんえん歩いて、改札近くまで行くと、大きいトランクを持ったやよいさんが声をかけてくれた。スケジュール上仕方ないとはいえ、この大荷物でヲツヴァカ旅行は大変だ・・・そしてあの紙袋には例のチョコが入っているのですね(^_^;)。今日の宿があるRussell Squereまでは、ここからピカデリー線で一本で行ける。念のため1Dayトラベルカードを買って、地下鉄に乗り込んだ。
(写真左:1 day Travel Card。大きさは日本のsuica位。これでバスも乗れる)

 おお・・・狭い。(笑)都営大江戸線より狭いぞ。ゆりかもめといい勝負ではないか?ロンドン在住の友人から「狭いし、止まるし、電気消えるし、くさいし!」とさんざんな評価を受けていたLondonの地下鉄だが、今回は特に止まることなく、1時間強で目的地まで到着した。なんだ、大したことないじゃん。

 初めて観るLondonの街には、有名なの2階建てバス。石造りの建物。灰色がかった茶色。スウェーデンやアメリカの都会ほど1モジュールが大きくなく、気温も規模も東京に近い感じがした。5分ほど歩いてTavistock Hotelにチェックイン。部屋は狭いけど清潔で可愛らしい。洗面所の鍵は壊れていたけどな(^_^;)。
 荷物をほどいて一段落したので、夕飯を食べに行きましょう。

 Londonに詳しいやよいさんにヘロヘロと付いていく。市内は銀座や日比谷の雰囲気に近いが、クリスマスも近いというに街灯はとてもシンプル。でも勿論ブティックや雑貨屋はクリスマスムード満点で、Tottenham Court Rd.の
HabitatHeal's(どちらもインテリア・生活雑貨の店)は雪の結晶やトナカイに溢れていた。そして「Miso Pretty」なる勘違いアジアン雑貨シリーズを見て和む(^_^;)。(画像右)10日に少し観光する時間があるので、また見に来るつもり。

 ギリシャ料理で乾杯。北ヨーロッパ圏では野菜があまり食べられないイメージがあるので、ここぞとばかりに野菜料理を注文。(ジャガイモや茄子などのラタトゥユみたいな料理だった)シンプルな味付けは割と好み。端から見ると、私はとても元気だったらしいけど、途中意識が遠のいたり寒気がしたので、楽だと思われたフライトでもやはり少しは疲れてるのかな?

 思い切り満腹になったので、腹ごなしに明日利用するEuston駅やKing's Cross駅、その近くにあるライブ会場・Scalaを見て回った。地下鉄やバスがとても発達しているけど、その気になれば歩いてどこでも行けそうだ。見知らぬ街への心細さもだんだん薄らいできた。これからパブへ行く体力はなかったので、お店で適当に缶ビールを買ってホテルで飲んでから就寝。念のため風邪薬も飲んだ。明日からのヲツ・ドライブに備える。




London

Rotherham

London

London
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