
第一部:John Mitchell
Arenaのギタリストで、最近はKino、Frost*、再結成It BitesにJohn Wetton Bandなど多忙を極めるJohn Mitchellがアコースティックギターを持って登場。本当は彼が所属するThe Urbaneが出演する予定だったのだが、ドラマーが具合が悪くなったらしく、彼のソロライブに変更された。John自身も風邪気味のようで、声がガラガラだった(元々ハスキーではあるけど)。4曲を演奏し、その内1曲はCyndi Lauperの"Time After Time"のカヴァーだった。(写真右)
第二部:The BOTY Awards Night
CRAのヘッドMartin Hudsonがタキシードを着てステージに現れた。そしてプレゼンターのCarl Palmerもタキシード姿で登場!ずいぶん恰幅がよくなったなぁ(^_^;)。私は理解不能だったけれど、周りの観客はみんなよく笑っていたので、結構楽しいオジサンだったみたい。「EL&Pはまたやらないの?」「再結成したAsiaはどう?」といった質問をうけていた。
| (受賞バンド/アーティスト) Best Male Vocalist - Steve Taylor(STRANGEFISH) Best Female Vocalist - Christina Booth(MAGENTA) Best Band - STRANGEFISH Best Album - FORTUNE TELLING (STRANGEFISH) Best Keyboardist - Oliver Wakeman Best Bassist - Jon Jowitt (IQ) Best Guitarist - John Mitcell (ARENA etc.) Best Drummer - Johanne James |
Best Traditional/Roots - WAKING
THE WITCH Best CRS gig performance - STREAM OF PASSION Best Track - Ignorance Of Bliss/ FORTUNE TELLING (STRANGEFISH) Best New Band - PURE REASON REVOLUTION Best RS Pin-up - Livvy Sparnen MD's Personal Best Award - ANEMO Lifetime achievement award - Carl Palmer Best Photographer - Larry Candler (CRSで公募した素人写真の中から選ばれたらしい) |
![]() Carl PalmerとSteve Taylor |
![]() John Mitcell |
![]() たくさん貰えてよかったねStrange Fish |
人気投票だったんだろうか?何を根拠にしたノミネート/受賞者選定か未だに分からないんですけど、それにしてもStrange Fish強い。ライブはとても楽しそうなので、聴いたことないけど観てみたい。日本には来ないよねぇ・・・メンバーの頭をペチペチ叩いてみたい(笑)。
第三部:The Flower Kings
http://www.flowerkings.se/
地の底から上がってくるようなキーボードの低音が鳴り、スネアの一打、"Paradox Hotel"で華やかに幕が落とされた。
うわぁぁぁ、どれだけこれを待ち焦がれたか!!∵(つдT)∵ 特に泣かせる曲じゃないのに、ちょっと涙目ですよ!今目の前でバンドが居て、直に音楽を感じられることが本当に嬉しい。私たちが居た場所はRoineとTomasの間くらいで、Roineの表情がよく見ることが出来た。黄色の長袖Tシャツにジーンズ、黒い革靴を履いていたが、そのさーサラリーマンが通勤に履くような靴はいかがなモノかと(^_^;)。向こう側にいるHasseのVo.はDVD「Instant Delivery」に比べると少々抑え気味。風邪でもひいてるのかな?Marcusのドラムは、去年アメリカで観た時よりバンドサウンドに馴染んでいて、とてもいいグルーヴを生み出していた。
「Flower Power」収録の"Psychedelic Postcard"は、あるファン(会場にも来ていた)の熱心なリクエストによってライブのレパートリーになったそうだ。思わず身体が揺れてしまう楽しい雰囲気と力強いリズムが意外とライブ向きだ。サビのコーラスが素晴らしく、本当に日本公演時のTFKのように「みんなが歌えるバンド」になったんだな、と感心。特にJonasの歌の上達ぶりは、バンドのライブでの可能性をまた一つ広げてくれたと思う。途中、Arbete & Fritidのような、いかにもスウェーデンを感じさせるトボけたインプロを挟んでいた。アンビエントなエンディングから続けて、再度「Flower Power」から、インストの"Hudson River Sirens Call"。TomasがMini MoogをギュンギュンいじっているところにRoineが乱入していた。
RoineのMCを挟んで、バラード"Mommy Leave the Light on"。そして"End on A High Note"へ。CDでは「いかにもTFKの曲だなぁ」と思いつつ、そんなに気にかけなかったのだけれど、DVDで演奏されているのを聴いてとても好きになった曲。なのでこの日も演奏されたのがとても嬉しかった。アルバムより若干スローテンポ。Roineから歌い始め、♪"Is it me that paints a picture..."で四声のハーモニーが入ると、鳥肌が立った。歌詞も素敵で、とても美しい曲だと思う。
ここで一息。Jonasの横にキーボードが置かれていて、写真を撮るのに結構邪魔だった(こら)。いつも使っているベースペダルの調子が悪かったみたいで、代わりに使っていたのかもしれない(にしては他の曲でもよく弾いていたけど)。なぜか靴を脱いで置いてみたり。謎が多いJonasの行動(^ ^; 。
"Pioneers of Aviation"のイントロではドラムソロと、ベースとのインプロパートがあったのだけど、Jonasのプレイがあまり調子よくない。様子を見るようにパーカッションを控えめに入れるHasseと、先生のように見守るRoineとTomas。インプロは早めに切り上げて曲に突入すると、テンションが上がってきた。特にRoineが、途中ジャンプしながらギターを弾いていたほどご機嫌だった。観てるこっちも楽しいよ〜!
雰囲気が一転して、ミステリアスな"Touch My Heaven"。DVDではHasseの歌唱がちょっとくどく感じたのだけど、ライブで観るとあまり気にならなかった。だんだん調子を上がってきたHasseが、ギターを置いて、全身で曲を表現する。Roineに比べると明るい声の持ち主だけど、微妙に愁いを帯びた表情を持つ。ライブで聴くと思わぬ声の深みにハッとさせられる。この人は私にとって、本当に特別なシンガーだ。その熱唱に答えるように、Roineのギターソロも素晴らしいものだった。
"World of Adventures"は本当に久しぶりの曲。周りの観客がよく歌っていたんが印象的だった。以前Hasseは、この曲ではアコースティックギターを弾いていたと記憶しているのだが、今回はゴールドのレスポールしか持ってきていないらしい。多分RoineのParker Flyでアコギの音を出しているんだろう。そして"Silent Sorrow"のインスト部分へと繋がるメドレーになっていた(以前は同じような流れで"Go West Judas"を演奏していた)。この曲はライブでやったことがあったかな?1曲丸ごとやっても、今のRoineの歌ならさぞかしかっこよく聞こえるだろうな。
懐かしい曲が続いた後は、再び新譜から"Jealousy"。Tomasの清廉なピアノに乗って、Roineが切々と歌い上げる。ここ数年のRoineの歌は本当に上達していて、ただ歌うだけではなくて、表情が豊かになってきたような気がする。苦しむ天使を見て、自分も苦しんでみたいと嫉妬する悪魔の歌。歌詞はとてもRoineらしい。そして穏やかな雰囲気を受け継いで、"What If God Is Alone"へ。
「Paradox Hotel」で最も好きな曲なので感激して当然なのだけど、録音された音を鼓膜で感じるだけでは感知できない、この背筋が伸びるような凛とした空気はなんなのだ?繊細なギターのロングトーン、訴えかけるようなサビのメロディ、メインメロディから次々と浮かんでは消える様々な音、音、音。計算し尽くされた芸術作品を見ているようで、しかし冷たさを感じないのはこのバンドの本質にある優しさや暖かさによるものだろう。いつだって彼らは拒絶をしない。泣くかと思ったけれど、ハンカチは鞄の中だし、泣いたら化粧が落ちるし、写真を撮らなくちゃいけないし、色々気を使うところがあってそこまで曲に入り込めなかったの自分が恨めしい。いつかこの曲でさめざめと泣きたいものだ。
定番曲"I Am The Sun"で一旦終了。もちろんアンコール熱望。
アンコール1曲目は"Life Will Kill You"。妙な拍子ながらブルージーな雰囲気を持っている。DVDを観てから私は「この曲で頭振りたい!」と思っていたので、カメラもメモも置いてステージに集中した。CDのようなヴォーカルハーモニーは省かれていたので、自然、Hasseの歌の比重がとても大きくなっていた。演奏自体はラフな雰囲気で"What If"の対局にあって、とてもロックしている。ギターソロ前のHasseの語りからソロに繋がり、縦ノリのリズムが激しく自分を揺さぶってきた。今ヘドバンせずに何をしろというのだ!?気持ちよく振らせていただいた。(私を含め、前方に壊れた女子が3人(爆))Roineがエンディングで、自分のギターに合わせて、何かを歌いながらソロを弾いていたのは、ちょっと貴重なモノを観たかも。とにかくロックだぜ!!
ラストは彼らのテーマソングと言っても過言ではない"The Flower King"!!しばらくセットリストからはずれていて、「そろそろ復活してもいいんじゃないかなぁ」と思っていたので、今期のツアーでこの曲が取り上げられたのは嬉しい。ほんわり優しいメロディに再び涙腺がゆるみそうになって困った。(^_^;)私自身が少し集中力を欠いていて、ライブを存分に楽しんだとは言い難かった。本番に弱いなぁ・・・しかし「Paradox Hotel」の曲はライブで聴くと数段魅力を増すことは予想通りどころか予想以上で、「ロック」しているバンドを見に来て本当に良かったと思った。
| 1.Paradox Hotel 2.Psychedelic Postcard 3.Hudson River Sirens Call 4.Mommy Leave the Light on 5.End on a High Note 6.Pioneers of Aviation (inc. Drum & Bass solo) 7.Touch My Heaven 8.World of Adventures〜Silent Sorrow 9.Jealousy 10.What If God Is Alone 11.I Am the Sun (アンコール) 12.Life will Kill You 13.The Flower King |
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やよいさんのライブレポ>>>
Rotherham Live Photo>>>
しぶがJohn Mitchellの大ファンなので、ライブが終わったらサインなどをもらおうと思って会場を探したのだけれど、すでに帰ってしまったらしい。授賞式の時はいたんだけどなぁ。そして頼まれ事がいっぱいあったので、TFKのメンバー達と接触しなければいけなかった。なんか、異様に緊張して、吐きそうなんですけど(滝汗)。び、ビールでも飲んでリラックスするか…と思ったらバー・スペースはとっくに閉まっていた。_| ̄|○
じゃぁ、ま、まぁトイレに行って、気分をおおお、落ち着かせなければ・・・。トイレから戻ってくると、ステージ下にTomasが降りてきていて、やよいさん達とおしゃべりをしていた。(一応書いておくが、スケジュールの都合で次の場所へ急いで向かわなければならないとか、会場の締め出しが厳しい等の条件がなければ、大抵TFKのメンバー達とは話をすることが出来るので、私たちが特別なわけではない。)まずはファンジン10号を献上。しばらくするとJonasも降りてきて会話に加わった。やよいさんが「彼女はスウェーデン語を勉強してるんだよー」とJonasに話を振ったので、「じゃぁなんかしゃべってみてよ」とJonas。えーあー・・・教科書1ページ目に出てくるような会話をしました。(汗)しかし「Jag tycker mycket om The Flower Kings.(I like Flower Kings very much.)」くらい言えよ、自分…。それから「辞書があればスウェーデン語は読めるんだけど、会話は全然だよ。発音が難しいの。"sk"とか"sj"とか。」と言い訳すると、Jonasは「日本語も難しいよ」と答えた。「モロテセオイナゲー」はスウェーデン人には難しい言葉なんだろうか?
それからHasseが降りてきたので思い切り挙動不審になる。挨拶だけはしたけど、顔もまともに見られなかった、あぁ…。Pさんの車で帰るため、私たちはスウェーデンの時のように遅くまで会場に留まることはできなかった。Roineへの献上物はTomasに託して、駐車場へ向かった。ファンジン関係や色々な用事は全部やよいさんに押しつけてしまった形だ。役立たずのヘタレですいません…。車の中ではしばらく自己嫌悪に陥っていた。
車から空を見上げると、結構な数の星が見える。日本と同じようにオリオン座も見える。
すごいな、遠く離れた土地でも同じ空を見てるんだ。どこかで私たちはみんな、繋がってるんだね。
同じ世界に居るんだよね。少し気持ちが明るくなった。
ホテルに到着して、シャワーを浴びたり写真を整理したり、その写真達につっこみを入れたり(笑)、色々していたら4時を回ってしまった。
明日はPさん宅で昼食を取ってからLondonへ向かう予定。
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