「Ohー!会いたかったヨmy sweet angelvvv」
「ギャーーー!!やっぱ来やがったか星芦!!」
星芦は、後ろからあたしに覆いかぶさるようにして抱きついた。
+ Beauty and the Beasts +
「酷いじゃないか麻琴!meに黙って日本へ帰るなんテ・・・・・!」
「来んなーー!放せ!!アホ!変態!」
あたしは、星芦の腕の中で思いっきり抵抗した。
でも、回し蹴りもストレートも手刀も全て止められ、しっかりとあたしに抱きついている。
「そんなトコロも可愛いよ麻琴vさぁ、meと一緒に愛の巣ぶへっ!!!」
急に、凄い音がして腕の力が弱まったと思ったら
あいつらが星芦の頭にボールをぶつけたみたいだった。
フゥ・・・・助かった★
こういうときだけは役に立つ!!
「いきなり現れて人の女に手ぇ出してんじゃねぇよ(怒)」
「俺の麻琴ちゃんに何すんねん(怒)」
「人のモノ盗るなんて最低だCー!」
「待て待て。いつからあたしはあんたらのモンになった。」
「モチロン生まれたときからやv」
「死ね。それともあたしが殺してやろうか?」
「麻琴ちゃんに殺されるならグホォ!!!」
あたしは素早く忍足の顔面にキックをかました。
眼鏡だけは割らずに助けといてやんよ。
「次余計な事言ったらあんたの今まで弄んできた女全員呼んでくるよ?」
「すんませんでした(泣)」
泣くな変態。気色悪い。
泣いたらもっとキモくなるぞ(←最低)
「酷いヨ麻琴ー!まぁ、そんな所もmeは大好きサ!!」
「ギャーーーーー!!止めーーーーい!!!引っ付くな変態!!」
「つーかお前、いきなり現れて何なんだよ!!」
目の前で、岳人がピョンピョン跳ねながら言った。
「フ・・・・meの名前は如月星芦。ココに居る、天宮麻琴のフィアンセなのサvvv」
「「「「「「何ぃー!!フィアンセ?」」」」」」
全員が声を揃えて言った。
お前ら・・・・何コイツの言うこと信じてんだよ。
「バーカ。誰がお前のフィアンセだ。ただの腐れ縁だろ!!」
「んもぅ★麻琴ったら、テ・レ・屋・さんv・・・me達は、熱い一夜を共にシた仲じゃないカvv」
「「「「「「あ・・・・熱い一夜を共にシた??!!」」」」」」
「幼稚園の夏休みの時に一回家に泊まりに来ただけだろ。」
だから・・・・・お前ら・・・・・・・こいつの言うこと信じるなっての!!!!
「でも、よかったよ麻琴vまた会えてmeはhappyサ♪」
「あたしは最悪だ。つーか英語使ってキザってんじゃねぇ(怒)マジキモイし!」
「oh!怒ったyouもcuteだよ~vvvもう放さないからネ、麻琴vv」
と、星芦はあたしにガバッと抱きついた。
つーか・・・苦し・・・・・!!!
「ギャーーーーーー!!!この痴漢!!!つーか、お前等見てないで助けろ!!!」
「麻琴、meは痴漢じゃ無いヨvv・・・じゃあね、transformation boys。麻琴はもらって行くヨ」
「え?ちょっ・・うわ!」
あたしは、星芦の貫き手をみぞおちにくらってそのままフラリと倒れこんだ。
ダメだ、やっぱコイツには勝てない。
「bye!」
星芦は、倒れたあたしを担いで窓の外からそのまま逃げた。
うっすら聞こえてくる、「待てーーーーーー!!(怒)」と叫ぶあいつらの声。
あたしの意識は、そこで途切れた。
コメント
幼馴染み君登場~!!
はぁ、やっと登場できた。いやぁ、長かったな~。
・・・つーか、明らかに口調へンだよね。
語尾カタカナだし英単語交じりで喋ってるし。
あたしはこんな幼馴染み要りません。
うっとーしいのは嫌いです★(キッパリ)
早く次の展開に進みたいのさ~♪
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