佐祐理&祐一/佐祐理シナリオ経由の舞BAD/18禁 白い壁に囲まれた部屋で一人の少女がベットで眠っている。 舞だ。 舞は眠っている。目覚めることなく。 一年という長い時間を。 It dances on a body “堕天” 目を覚ますことの無い舞の病室に、一人の少女が姿があった。 未だに目覚めることがない舞とそれをただ見下ろす佐祐理の姿が。 「久し振りだね舞」 「……」 「一年ぶりかな? 舞に会うのって」 「……」 「でもビックリしたでしょ。いきなりわたしが来たりして。 ……それともガッカリした? 愛しの祐一じゃなくって」 「……」 「もう舞ったら相変わらず無口なんだから。そんなことだから祐一くんに…」 佐祐理がクスクスと笑う。 「そうそう、今日は誕生日プレゼント持ってきたんだ。わたしから舞への最後の、ね」 「……」 佐祐理はベットから離れ、病室の扉を開けた。 「さあ入って」 佐祐理の呼び出しに応じて中に入ってきたのは祐一だった。 「どう舞? 今度は驚いたでしょ?」 佐祐理は祐一の腕に絡ませ、祐一を伴いベットの脇に立った。 「良かったね舞、祐一くんに会えて」 「……」 「駄目だよ、ちゃんとプレゼントを貰ったんならお礼を言わなくちゃ」 「……」 「恥ずかしがることないのに」 「嬉しすぎて声がでないんだろ」 「ふふっ、でも残念」 「何が?」 「祐一くんにまた会えた嬉しさで目覚めたりしたら面白かったのに」 「別の刺激を与えてみれば?」 「別の? うーん…別のねぇ……そうだっ」 「ん? どうした?」 「わたし良いこと思いついたよ」 手を叩きながら佐祐理はそう言い、祐一と舞を見た。 「舞って眠れる森の美女って知ってる? 別にシンデレラでも良いけど」 「……」 「うん、やっぱり知ってるよね」 「……」 「昔々ある所に、それはそれはとても美しいお姫さまがいました。 けれど、お姫さまは話すことができませんでした。 なぜならお姫さまはそれは深い深い眠りについていたからです」 「……」 「眠ったままのお姫さまをお救いしようと国中の人々は頑張りました。 けれどもお姫さまは目覚めることはありませんでした」 「……」 「人々は諦めかけていました。 ところがそこへお姫さまの眠りを知った旅の若者が現れました。 人々は旅人にお姫さまを目覚めさせてほしいと頼んだのです」 「……」 「旅人は快く頼みを聞き入れました。 そしてお姫さまにキスをしました。するとどうでしょう……」 「……」 「ということなんだけど、どうかな祐一くん、舞?」 「……」 「へぇ」 「御伽噺が本当に現実になるか試してみない?」 佐祐理が笑う。楽しそうに。 「どうなると思う、祐一くん?」 「試せば良いよ。どうせ舞が俺のことを拒む訳ないからな」 祐一も笑う。 「そうだよね、舞が反対するなんてしないよね」 佐祐理はそう言いながら舞の頬をそっと撫でる。 「それじゃ祐一くん」 「ああ」 佐祐理が一歩後ろに下がり祐一に場所を譲る。躊躇することなく祐一は舞に被さる。 「そうだ佐祐理」 舞の唇に触れることなく祐一が身を起こした。 「ほぇ? どうかしたの?」 「もっと面白いこと思いついた」 「そうなの?」 「ああ。まずは佐祐理がシテみないか」 祐一の提案に虚をつかれた佐祐理であったが次第に笑顔に戻った。 「それって良いね。……ねえ舞、すごいこと考えるよね祐一くんて」 佐祐理はベットに腰掛け、舞に囁く。 舞に笑顔を見せる佐祐理。それを楽しそうに見る祐一。 「舞、知ってた? わたし舞のこと好きだったんだよ」 「……」 「キレイな舞が好きだったんだよ」 「……」 「でも今の舞ってさ…ただのキレイなお人形だよね」 「……」 「わたしはそんな舞が好きだよ。壊してしまいたいぐらいに」 佐祐理の唇が舞に触れる。舞の目蓋に、頬に、そして唇に。 それだけでは足りないのか、佐祐理は舞の手を掴むと自分の胸に押し付けた。 「ほら舞。わたしこんなにドキドキしてるでしょ。 舞とシテるからだよ。舞とキスしているからだよ」 佐祐理はさらに深く舞にキスをする。長く深いキスを。 静まり返っている病室で佐祐理の出す音だけが聞こえた。 「――残念だけどわたしでは無理みたい」 「お姫さまにかかっている魔法は解けませんでした、か」 「これでも頑張ったんだよ。イロイロとね」 クスリと佐祐理が笑う。 そんな佐祐理につられ祐一が唇を嬉しげに歪める。 「それじゃ祐一くん」 佐祐理が脇によけ、側にあった椅子に座った。 「確か二度目、だっけ? 舞とスルの」 「口にじゃなかったけどな」 「抱いたことは?」 「ないな」 「そうだよね、あるわけないよね」 「でも、舞に誘われたことはあるぞ」 「舞に?」 佐祐理は思わず大きな声を上げる。そんな佐祐理を気にした風もなく祐一は頷いた。 「へぇ…舞がねぇ…」 意外そうな声を佐祐理は上げると、そのまま何かを考えるように黙った。 「それじゃあ、シようと思えば触れたんだ。……ココとか……ココに」 佐祐理の指が舞の体を滑るように動く。 「ああ」 「でも何でシなかったの?」 指を這わせながら聞いた。 「ん?」 「どうして舞を慰めるのを断ったりしたワケ?」 「あれは完全に舞が悪い。 俺に抱いて欲しいんだったら時と場所を……まあ場所はいいけどさ…少しは考えろってんだよ」 「何かあったの、その時って?」 「佐祐理の入院」 呆れたのか佐祐理はポカンと開けている。 「いくら俺だってさ、んな時にはヤル気になるわけないって」 「……そっか……あの時に……」 「確かあの日って舞の誕生日だったろ?」 「そうかも」 「俺たちがやったプレゼントのお礼として、佐祐理にプレゼントしたんだよ。『入院』ってヤツをさ。 で、俺にはあいつ自身を…ってさ」 「でも、祐一くんはシなかった。舞は誕生日に『女』になり損ねた、と」 「まあな」 クスクスと二人で笑う。 「スレば良かったのに。我慢なんてしないで」 「おいおい佐祐理、ヤって良かったっていうのか?」 「舞にだったらいくらでも良いよ」 「舞じゃなければ?」 佐祐理が祐一の胸元に指を這わせながら笑う。 「当然わたしにだけ。……愉しませてくれるんだったら考えないこともないけど?」 「面白いことを。そうだな……別に不自由してるわけでもないし…コイツだけでも充分だろ?」 祐一の手が舞に伸びた。上から下へ、したから上へ…ときおり指を止め、感触を愉しむ。 「柔らかいな」 祐一は手を首に移した。そしてそのまま押し付けるように片手で舞の首に力を加える。 「……変わらないな」 祐一はそう言ったが、元々白かった舞の顔が幾分青ざめた様に見える。 「改めてこうして見ると…」 祐一は舞にかけられている白い毛布を取り払った。 舞は薄紫色がかったパジャマに身を包んでいた。 祐一と佐祐理は舞の全身をまるで観察するかのように見た。 「少し痩せたな」 「そうだね」 「それでもスタイルは良い」 「わたしだって」 祐一に体を押し付けながら佐祐理は抗議する。 「それは充分知ってるって」 「本当?」 「すべて、な」 そう言いながら祐一は唇を佐祐理の首にあて強く吸った。 「あっ……だ・め……キスはこっち……ね…」 佐祐理は祐一の顔を両手で挟みこみ求めた。 「シテ」 「どっちに?」 祐一は横目で舞を見ながら佐祐理をからかう様に聞いた。 「今日はわたしにシテ」 「今日は?」 意地悪そうに祐一が言う。 「今日も、明日もわたしに。 その気にさえなればこれからいつでも舞とはデキるんだからぁ…今は、ね」 「いつでもって……めんどいぞ、わざわざ来るなんて」 「忘れちゃったの? 別にここに来なくてもデキるじゃない」 「ん……あ、そういやそうだったな」 「ね。明日にはもうここにはいないんだから。 こんな所じゃなくってわたしたちの家に舞を持ってくるし…」 「物好きなことするよな佐祐理ってさ」 「酷いなその言い方って」 佐祐理が頬を膨らませて抗議する。 「楽しみは近くにあったほうがオモシロイでしょ」 「俺たちが楽しめたらそれで、な」 祐一は愛おしげに佐祐理の頬を撫で柔らかい感触を感じる。 「ねえ…シ・テ」 「ったく…佐祐理って簡単に火がつくんだから」 「イヤじゃないクセに、もう素直じゃないんだから」 佐祐理は顎に添えられた祐一の親指を口に含む。 「どうせならここでスルか?」 「ここで?」 「ああ」 「そう……うん、それも良い考え。丁度良くベットもあるし」 「だろ? ってこれが邪魔だな」 祐一が舞を指す。 「下に置いたら?」 「それはあとで戻すのが面倒だな」 「ならこのまま、ね」 「見られながらの方が良いってか」 「そんなことないもん」 「へぇ」 「もぅ…」 祐一と佐祐理はお互いの口腔を飽きるまで味わった。 それはいつもとはまるで違う状況に興奮したためなのかもしれない。 「…ん、ふっ……ね……キスは、キスはいいから……コッチにも…」 途切れ途切れの、喘ぎ声交じりの声で佐祐理は求める。 「……」 祐一はそれに答えない。 「ココ触ってよ…祐一くんので佐祐理のココ触ってよぅ」 「……ドコかを言ってくれないと俺にはわからないんだけど?」 「ココ」 佐祐理は祐一の手を掴むと自分の胸へと押し付ける。 「シテ…よ、祐一くん…」 「はいはい」 服の上から祐一は佐祐理の胸を強弱をつけながら揉みしだく。 「やん……直接触って…服の上からなんかじゃなく……」 「感じてるんだろ」 「でも…でも。もっとシテ……切ないよぉ……気持ちいいけどわたし、 もっともっと祐一のこと感じたいの…」 「嘘つけ。佐祐理がもっと感じたいだけだろ」 「違うよ……あんっ」 佐祐理は言いかけた言葉の代わりに嬌声を上げる。 「相変わらず…」 祐一は空いていた右手でブラウスのボタンを外す。 その間も休むことなく左手は佐祐理を攻め続ける。 「揉みがいのある胸だな」 ボタンを全て外し、今度は両手で撫でる。 「それにいい感触だ」 「うれしいよぅ……祐一に、気に入られて……」 「ブラ、取るぞ」 馴れた手つきでフロントホックを外す。 「はやく、もっと感じさせて…」 「佐祐理っ」 「わたしのおっぱいは祐一のだからっ、だからっ」 「胸だけか?」 「ちが…ちがう、よ。わたしのぜんぶ……ぜんぶ祐一のだからっ。あっあっ、わたし…」 それ以上は言葉にならず佐祐理は鳴いた。 「綺麗だぞ佐祐理」 ベットに崩れ落ちた佐祐理を見て祐一がそう言った。 「……」 「佐祐理」 「……な、に……」 佐祐理の視線が流れる。 佐祐理は舞の上に覆い被さるように仰向けになっている。 白いブラウスの前だけをはだけさせ、うっすらと汗を浮かべている。 「良かったか」 ストレートな祐一の言葉。 「……うん」 肩で息をしながら佐祐理は何とかそれだけは答えた。 「だって…祐一くんにシテもらったんだから。それだけでわたし……」 「かわいいことを言ってくれる」 祐一は佐祐理の胸にキスをした。 「ん……は…」 「声、隣に聞こえるぞ」 「そ…あっ……声でちゃうよ」 「廊下に人がいるかもしれないぞ」 「でも…いいの……あああっ!」 祐一が胸の頂にあるピンク色の突起を軽く噛む。 そのまま歯の間に挟まっている乳首に舌で刺激を与える。 「もっと…もっとっ、強くっ…」 「佐祐理」 「あっ、だめっ、止めちゃったりしないでぇ…」 「俺にも愉しませろよ」 「うん、味わってねわたしの肢体(からだ)」 「ああ分かっている」 「ふふっ」 「服、脱ぐか?」 「このままでいいから。見られたとしても言い訳できるでしょ」 「んなの見れば一発でナニしてるって分かるって」 服で隠れているのが下だけの状態で男と女が抱き合ってたらシテますといってるのと変わらないだろう。 「あはは」 「少しは考えて言えよ」 「この状況で他のこと考えられる?」 佐祐理が笑った。 「無理だな」 「ほらね」 佐祐理が祐一の首の後ろで手を組み、引き寄せる。重なりあう唇が次第に激しくなっていく。 「……それはそうと…飲んでないよな」 「だってこんなトコでスルとは思ってなかったから」 「なら、あとで薬飲めよ」 「もちろんそうする」 「佐祐理、後ろからだ」 「えーっ、このままじゃないの?」 「下のが邪魔だろ」 「うーん…そうかも」 佐祐理はそう言いながら身体の向きを変える。 祐一は太ももから手を這わせるとチェック柄のスカートをたくし上げた。 そしてブラとお揃いのうす水色のパンティを焦らすようにゆっくりと脱がす。 「佐祐理…」 「や、やぁ…言わないでぇ…」 「濡れるどころじゃないな」 「言わないでっていったのにぃ……」 「挿れやすいように拡げて」 「…………」 佐祐理は祐一の方を見ようとはしなかったが、何も言わずに従った。 「……したよ…だから、だから…」 「はっきりと言えよ。そうじゃないと何も、な」 佐祐理の中に指を挿れることはせず、焦らすように周りに触れる。 「祐一の挿れて…わたしのココに…」 我慢できないのか腰を振りながらねだる。 「ここって?」 「祐一ので…わたしの一番嫌らしい所に祐一のを挿れてぇ」 自分の言葉に興奮したのかトロリと糸を引きながら愛液がシーツに垂れた。 「焦らすのもあれだから……そらっ」 勢い良く佐祐理の中に突き挿れた。 「やっ、ちがっ…違うよぅ…」 喘ぎながらもそれだけは言えた。 「何が違うっていうんだ? それともコッチに欲しかったのかっ」 「だ、だめぇ…そっちは違う…」 「なら良いんじゃないのか」 「イイけど……指じゃなく……指なんかじゃなくってぇ…」 「感じているくせに…」 2本の指を出し入れしながら言葉で佐祐理をなじる。 「こんなにしてるんだったら指だけで十分だろ?」 「やぁ…イイけどだめなのぉ……挿れてよぉ……わたしのナカに…祐一のでいっぱいにしてっ!」 「ああシテやるよっ! 佐祐理がイヤになるくらいっ、思いっきりな!!」 祐一が佐祐理の中に激しく突き挿れる。 「あああっっっ!!!」 佐祐理は頭をのけ反らせながら嬌声を上げた。 「まさか佐祐理、挿れただけでイったんじゃないだろうな?」 「………………ました」 「聞こえないぞ」 「イキ、ました。祐一に挿れられただけで…わたし…」 「ったく…」 「やっ……うごかっ…ない、でぇ。んっんんっ……」 「だーめ、挿れられただけでイクような佐祐理へのお仕置き」 「そ、んな…や、あっ…」 「胸もこんなにして。イイのか?」 「イイ、けどっ……んっ、だめ、だめなのっ」 「どっちなんだ佐祐理」 「んっんんっ……ゆういちぃ…」 「つらそうだから止めるか」 「やだぁ…もっとぉ、もっとシテ欲しいの……」 「気持ち良かったらお仕置きにならないだろ?」 「でも、でも……なら、こんなに感じてるわたしに……好きなだけお仕置きしてぇぇ!!」 「どうする舞? 佐祐理がこう言ってるが」 「……」 「残念だったな佐祐理。舞がこのまま放って置けってさ」 祐一が佐祐理の中から引き抜く。 「やだ…そんなぁ……イイでしょ舞。舞のこと気持ちよくするからぁ…」 佐祐理はノロノロとした動きで舞の顔へと唇を降らした。 「口開けてよ舞…気持ちよくするから……あーんしてぇ」 「……」 「むねも気持ちいいでしょ……わたしの指で感じて…んっ、声だしてよぉ、 『佐祐理にされて気持ちいい』って」 「……」 「舞もココ濡らして……わたしのココみたいに……」 佐祐理は舞の手を掴むと秘所へと導く。 「ほら…祐一にされてこんなに感じたんだから……こんなふうにされて…」 佐祐理は舞の指をもどかしげに動かす。 「舞の好きなようにしてよ……祐一とさせてよ…まい……」 「……」 それまで黙って佐祐理を見ていた祐一が声をかける。 「もう終わりか佐祐理?」 「祐一…ひとりで勝手にイったのは謝るから…何でもスルからぁ」 「……」 「だから、だから…中途半端なままにしないで……」 「自分で治めれば?」 「やぁ……祐一の方がイイのぉ。祐一にされた方がいっぱい気持ちいいの……」 「面白い見世物を見たから許してやるよ」 「はやく…ココに祐一の…」 佐祐理は仰向けになると自ら足を開き、指で拡げて見せた。 「んっ……祐一ので…そっそうっ…強くぅっ!!」 「くうぅ…」 「いいよぉ…もっと奥までぇ…祐一のを挿れて…」 「ならっ…もっと締めつけて、んっ……そう、だっ」 「ゆういちぃ…ゆう、あっあん、わた、し…きもちイイよぅ」 「ああっ、俺もだ佐祐理っ。こんなにするほどイイのかっ!」 祐一は佐祐理の突起を指で摘む。 「あああっっっ!!!」 「うおっ、くっ…締まる…」 「ゆういちイイ……ああぁぁ…」 「射(で)そうだ…こんなに締めつけられたら……」 「わたしのっ…ナカで……祐一のを…」 「くっ……」 「あっ、わたっ、わたしもっ……きちゃうよっ……とど、いてるっ」 「佐祐理っ佐祐理っ!」 「はぁン…いっ、あっ……」 「うっ、ううっ…さゆ、り……」 「ゆういちぃ、イイ、よっ。あああっっ」 「いいか佐祐理…射すぞ……ナカに射すぞっ!」 「きてぇ…わたしのナカでイってぇ、オクに祐一のちょうだいっ」 「ああ、イクぞっ、イクぞおっっ!!」 「あっあっ」 「佐祐理っ! イクぞ佐祐理っ!!!」 「祐一きてっ、きてっ」 「っ……くぅ、佐祐理、佐祐理、佐祐理っ!!!!」 「あっんんっ祐一、あああっっ、イクっ、イっちゃ…ぅっ!!」 「受け取れっ佐祐理っ!!!」 「ゆ、う……イ、クぅ…………!!!!!!!!」 2人の動きが一瞬止まった。 祐一は佐祐理に覆い被さりキスをした。 「佐祐理、そろそろ行こうか」 「あ、もう少し待って。髪整えないと」 「充分整ってるって」 「そうかな? 変じゃない?」 「佐祐理は綺麗さ」 「んもう」 「さ、行こうか」 「はい、行きましょうか」 祐一はドアの所で振り返ると舞に向けてこう言った。 「舞、明日からはもっと愉しませてくれよ」 「舞が起きてくれたらわたしたちももっと愉しめるんだから」 「そうなったら俺は舞に溺れるかもしれないぞ」 「それは大丈夫。そんなことになったら処分しちゃうんだから」 「舞を?」 「舞を」 「そりゃあ恐いな」 「祐一くん次第だからね」 「飽きるまでは遊んでやるよ。舞っていう名の人形をな」 |