※キャラクター紹介・追加 ・“らーん=てごす” 分類:旧支配者 性別:女 外見年齢:20歳 身長:165cm 3サイズ:B88、W57、H81 性感帯:胸、性器全体 好きなプレイ:特に無いが、主導権を握るのが好き 出展:ラヴクラフト&ヘーゼル「博物館の恐怖」  300万年前、ユゴス(冥王星)から地球の北極圏に飛来した旧支配者です。ヌトカ河上流の石造都市に住んでいます。  彼女は、大胆に太ももが覗くカットジーンズのパンツに、洗い卸しのTシャツをラフに着た、ロックスターのようにワイルドな美女です。前髪の一部をオレンジ色に染めて、右目の下に涙を模したタトゥーを描いています。  見た目通り豪快で明るく、おおらかなさっぱりとした性格ですが、なぜかインチキ臭い関西弁をベースとした、様々な地方の方言を入り混ぜた意味不明な口調で話すという特徴があります。でも、それ自体に特に意味はないようです。  また、なぜか彼女はカニが大好きで、よく他人に大量のカニを奢ります。でも、本当に好きなら自分で独占すればいいのですから、実は大嫌いなのかもしれません。  彼女の得意技は、凄まじい吸引力を持つバキュームフェラです。そのテクニックは凄まじく、どんなに精力絶倫な男でも一瞬でマンガみたいにミイラ状になってしまうでしょう。恐いですね。  気さくで人間臭い彼女は人間社会に溶け込みやすく、旧支配者だと気付かないで博物館に招待してしまったという、マヌケな例も報告されています。 ・龍田川 祥子(たつたがわ しょうこ) 分類:人間 性別:女 外見年齢:20歳(実年齢は23歳) 身長:168cm 3サイズ:B86、W60、H84 性感帯:クリトリス 好きなプレイ:主導権を握るプレイ 出展:オリジナルキャラクター  “くとぅるふ”との『接触者』です。ダゴン秘密教団・ニコニコ組に所属しています。  深い藍色のビジネススーツがよく似合う美しい女性ですが、シャギーのかかった前髪から覗く切れ長の眼差しは冷たく、どこか他人を威圧するような女王様的迫力に満ちています。  性格も外見通りにクールで気が強いですが、特に悪人というわけではなく、仲間と認めた相手には気さくで誠実な面も見せます。ただし、教団の規律には極めて忠実で、敵対するものには一片も容赦しません。状況に応じて善にも悪にもなれる人物です。  彼女は表の顔はシーフードレストラン『ギルマンハウス』の店長、裏の顔はダゴン秘密教団・ニコニコ組の巫女として活動していましたが、ひょんな事から“くとぅるふ”の『接触者』になりました。彼女の『接触神』は“くとぅるふ”だけなのですが、自ら動かない“くとぅるふ”に代わって、その眷属である“だごん”、“はいどら”、“おとぅーむ”、“ぞす=おむもぐ”、大量の“でぃーぷわん”を思うがままに操る事ができます。単純な味方の『邪神』の数なら、作中の『接触者』最大の勢力でしょう。  ダゴン秘密教団・ニコニコ組の勢力を拡大する為に『資格者』の独占を目論み、他の『接触者』に激しい攻撃を仕掛けています。しかし、“くとぅふる”に与えられた『邪神』を、自分のレストランの店員に使うという、ある意味とんでもなくバチ当たりな事も平然とやっているのですから、そのうち上から怒られるかもしれません。 ・“だごん”&“はいどら” 分類:奉仕種族 性別:女 外見年齢:25歳 身長:172cm 3サイズ:B89、W59、H90 性感帯:唇、胸 好きなプレイ:レズプレイ 出展:H・P・ラヴクラフト「ダゴン」  数百万年の歳月を経て大きく成長した、“でぃーぷわん”達のリーダーです。“くとぅるふ”に仕えています。  茶髪をショートカットにした黒い下着姿が“だごん”、黒いロングヘアで白い下着姿が“はいどら”ですが、それ以外は双方全く同じ身体データを持ちます。どちらも妖艶な美女で、ガーターベルトがセクシーです。  性格は快楽主義者で排他的です。お互い以外の事はあまり気にしていません。  「父なる“だごん”、母なる“はいどら”」と呼ばれる事からわかるように、2人は同姓ながら夫婦の誓いを交わしたレズビアンでもあります。2人は常に一緒に行動し、離れる事は滅多にありません。『邪神』には珍しく、自分の意思で自由に活動できるのに、直接人間の目撃例が極めて少ないのは、普段は人の目の届かない深海で愛し合っているのでしょう。  古代ペリシテ人には海の神として知られ、近代では「ダゴン秘密教団」に崇拝されていますが、当人達は完全に無視しているようです。 ・“おとぅーむ” 分類:奉仕種族(旧支配者という説も) 性別:女 外見年齢:10代前半 身長:80cm 3サイズ:B73、W52、H76 性感帯:首筋、お腹 好きなプレイ:軽いマゾプレイ 出展:ラムレイ「盗まれた眼」  北の深淵ゲル=ホーで目撃される邪神です。「クタアト・アクアディンゲン」には“くとぅるふ”の騎士と称されています。  彼女は金属的に輝く白銀の髪に、赤いエネルギーラインの走る大理石のような肌をした無機的な美少女ですが、その両腕は肘から先が、両足は付け根から切断されているという、ある意味非常に危険な姿をしています。放送コードギリギリでしょう。  この状態では見た目通り無力な少女に過ぎませんが、様々な超巨大機動兵器と合体する事によって、強大な力を発揮できます。その戦闘力はまさに『邪神の騎士』の名に相応しいものです。  性格も騎士的に高貴で、純粋かつ好戦的ですが、機動兵器と合体していない時は気弱でオドオドした面も見せます。そのギャップがたまらないらしく、“でぃーぷわん”や人間の魔道士の中にも、数多くのファンがいるとか……  現在、一部のメカフェチ以外には、組織的な信仰はされていません。 ・“ぞす=おむもぐ” 分類:旧支配者 性別:女 外見年齢:10代後半 身長:159cm 3サイズ:B83、W55、H78 性感帯:クリトリス、ラビア 好きなプレイ:女王様プレイ、放尿プレイ 出展:カーター「ゾス=オムモグ」  “くとぅるふ”族の本拠地、ルルイエの館に住む旧支配者です。住んでるといっても居候ですが。  近世ヨーロッパ貴族風の豪奢で派手派手なドレスに金髪縦ロールという、かなりアレな姿をしています。優雅な仕草で傾けられるティーカップが、その繊手から離れる事はありません。  性格も外見そのままな高慢かつ高飛車で、相当な自信家でもあります。自分の姿を刻んだ像から実体化する特殊能力を持っていますが、その像を目撃した人間は全て捕らえられてしまい、延々と自己賛美を聞かされ続ける羽目になります。こうなったら最後、その者が彼女のお茶会から逃れられる手段はありません。紅茶ばかり飲んでいるので、トイレが近いのが弱点と言えるかもしれませんが……  こんな性質の悪い性格ですから、一部の物好きな“でぃーぷわん”を除いて、人間などの知的生命体には非常に警戒されています。 ・“でぃーぷわん” 分類:奉仕種族 性別:女(ふたなり?) 外見年齢:小学生 身長:様々(基本的に低い) 3サイズ:様々(基本的にロリロリ) 性感帯:触手ペニス 好きなプレイ:乱交プレイ 出展:H・P・ラヴクラフト「インスマスに潜む影」  “だごん”に“はいどら”を中心とした、“くとぅるふ”の眷属に奉仕している種族です。イハ・ン・スレイやルルイエを中心とした世界各地の海で目撃されます。おそらく、最も数多く目撃される邪神の1つでしょう。  外見は個体差もありますが、基本的には紺色のスクール水着を着た日焼け痕が可愛い、健康美に満ち溢れたロリロリな美少女です。ただし、股間には伸縮自在の触手状の擬似ペニス(収納可能)が生えているので、うっかりハァハァすると逆に掘られる危険性もありますが。  常に大勢でワイワイガヤガヤおしゃべりするのが大好きな明るい娘達で、陰湿さとは無縁です。誰にでもすぐなつくので、人間ともすぐに仲良くなれます。しかし、そこには恐るべき罠がありました。  とても愛らしい彼女達に引かれた者は、やがてスクール水着の魅力にハマってしまい、自らもスクール水着を着て“でぃーぷわん”の仲間になってしまうのです。この支配力は凄まじく、ほんの僅かでもスク水フェチの血が混じっていれば、年齢を重ねるにつれてどんどんダメ人間になり、最終的には必ず“でぃーぷわん”にハァハァしてしまいます。貴方の親戚にそんな者が1人でもいれば、もう確実に貴方も“でぃーぷわん”の一員になると考えて間違いありません。それはそれで結構楽しいかもしれませんが。 ・“よぐ=そとーす” 分類:外なる神々 性別:男 外見年齢:10歳 身長:125cm 3サイズ:B63、W44、H65 性感帯:ペニス、胸、うなじ 好きなプレイ:クンニ 出展:H・P・ラヴクラフト「ダニッチの怪」  外なる神々の中でも最高位の存在である、時間と空間の化身です。ネクロノミコンによれば、「過去・現在・未来は全て“よぐ=そとーす”の中で一つである」と記述されています。  『全にして一』『戸口に潜むもの』『門にして鍵』など様々な異名を持つ“よぐ=そとーす”は、あらゆる邪神の中でも究極の可愛らしさを誇るハァハァな男の子です。服装は修行僧みたいな袈裟に頭には奇妙な形状のト巾、手には錫杖という奇妙なものですが、そんな奇抜な格好をしていてさえ、一目でどんな性癖の持ち主もロリショタに鞍替えさせる事ができるでしょう。角度によって微妙に色彩を変える虹色の髪に、同じ色の瞳が特徴的です。  時空間の支配者らしく、その性格は傲慢不遜で生意気ですが、同時に見た目通りに子供っぽい面もあります。そのギャップがたまらないという者も多いでしょう。  自分と同格の外なる神々である“しゅぶ=にぐらす”を妻としています。しかし、彼女はよく有閑マダムと化して、他所の男と関係を持ってしまうのが悩みの種です。そういう彼も様々な種族の女性とガンガン関係を持っていますが、それは浮気というより、彼の可愛らしさにハァハァしたショタ趣味の女性に襲われると言った方が正解かもしれません。ある意味不幸です。傍目にはどっちもどっちですが。  この“よぐ=そとーす”の名は、クトゥルフ神話の様々な文献、伝説に、ほぼ確実に登場する単語でもあります。以上の点からも、古代から未来まで時期や地域を問わずに、ショタが一大ムーブメントであり、いずれ天下を取るジャンルである事を証明しているのですハァハァ。 ・雲井 明(くもい あきら) 分類:人間 性別:男 外見年齢:28歳 身長:176cm 3サイズ:省略 性感帯:ペニス 好きなプレイ:拷問 出展:オリジナルキャラクター  “はすたー”を『接触神』とする、非常に残酷かつ非道な『接触者』です。  見た目はエリートビジネスマン風にすっきりした、それなりに美形の青年ですが、その視線は鋭く、髪型もワイルド気味です。彼を見る者は、どこか危険な印象を感じるでしょう。  そうした見た目通り、彼は地元暴力団の一員で、いわゆるインテリヤクザと呼ばれる類の人間でした。ただしプライドの高さから他者と衝突する事が多く、出世街道からは外れていました……密かに信仰していた“はすたー”から『接触者』に選ばれるまでは。  “はすたー”を『接触神』とした彼は、その強大な力(実際は配下の“ばいあくへー”の力)で瞬く間に組織のトップに踊り出ました。同時にその野心に満ちた人格を表に出した彼は、他の『接触者』を皆殺しにして『資格者』をも独占しようと考えています。  ちなみに、その過激なまでのサディスティックな性癖は、実は『邪神』との接触による一種の狂気と考えられます。本来は比較的まともな性的嗜好の持ち主です。悪人なのは間違いありませんが。  『接触神』は、“はすたー”とその奉仕種族である“ばいあくへー”、それに“ひぷのす”と“らーん=てごす”だと思われますが……  本来は、その辺によくいる小悪党程度の男でした。『邪神』と接触する事は、多くの人間にとっては『破滅』と同義である事を、ここでも証明しています。 ・“ばいあくへー” 分類:奉仕種族 性別:女 外見年齢:17歳 身長:162cm 3サイズ:B80、W54、H77 性感帯:唇、背筋 好きなプレイ:キス、単純に抱き合う事 出展:H・P・ラヴクラフト「祝祭」  “はすたー”に仕える奉仕種族です。普段は宇宙空間に生息しています。  華奢で細身の肢体を薄青色の羽衣で包んだ天女のように美しい外見をしていますが、その背中からは戦闘機のような可変式の金属翼を展開する事が可能です。その翼は『フーン器官』と呼ばれ、その力で光速の400倍ものスピードで自由自在に宇宙空間を飛翔する事ができます。その為、彼女は様々な種族の便利なパシリとして扱われる事が多いのです。本人にとってはいい迷惑ですね。  本編に登場した“ばいあくへー”は、儚げで大人しく、健気な性格でしたが、これは例外的に人間と同じ人格と感情を与えられた為で、本来は無機的なまでに機械的な存在です。昆虫の一種と考えた方が分かり易いかもしれません。  空腹時でなければ人間にとって特に危険な存在ではないので、特別な儀式を行えば我々にも従属させる事が可能ですが、黄金の蜂蜜酒を飲まないと、生身の身体で宇宙旅行するハメになるので注意しましょう。塾長でもない限り、まず死ねます。 ・“おとしご” 分類:奉仕種族 性別:女 外見年齢:幼稚園児 身長:98cm 3サイズ:犯罪的幼さ、でも胸は大きい 性感帯:全身 好きなプレイ:頭をなでられる事 出展:ラヴクラフト&ビショップ「俘囚の塚」  暗黒世界ン・カイを始めとした“つぁとぅぐあ”の神殿や光の無い洞窟の中でよく見かけられる、“つぁとぅぐあ”の奉仕種族です。正式には“不定のおとしご”と言います。  幼い身体ながら胸は大きく、ウェーブのかかった漆黒の髪や眠そうな表情など、主である“つぁとぅぐあ”を幼くしたような姿に見えますが、本体は黒い髪の毛状の不定形生命体です。物理的には不死身であり、見た目に寄らずかなりの戦闘力を持ちます。  性格は非常に恥ずかしがり屋さんで、いつもモジモジしています。光の当たる所に出てくる事はまずありません。しかし、本質的には甘えん坊なので、気を許せば照れながらも甘えてくれます。そのままうっかり同化吸収してしまう事も多いですが。  生態的には“しょごす”にかなり似た部分が多いのですが、本人もキャラが被っている事を気にしているようなので、本人の前で口にしないようにしましょう。泣いちゃいますよ。 ・“ひぷのす” 分類:外なる神々 性別:女 外見年齢:25歳 身長:178cm 3サイズ:B105、W63、H98 性感帯:胸、お尻、うなじ 好きなプレイ:トリッププレイ 出展:H・P・ラヴクラフト「ヒプノス」  現実世界とドリームランドの狭間に封印されている恐るべき邪神です。  グラマラスな裸身を虹色のマントで隠し、戦慄的なまでに妖しい美貌の半分を銀色の仮面で覆っているという幻惑的な姿をしていますが、真の姿は更に妖しくハァハァ必至なものです。  性格も夢のように捕らえ所がなく、人間にはその思考の一端も読み取る事ができません。できるとしたら狂った夢想家ぐらいのものでしょう。  彼女は気に入った人間を見出すと、その人間に一筋の光を当てて捕らえてしまいます。捕らえられた人間は彼女の望む姿に変えられて、永久に彼女の元で仕える事となります。そうなるとその人間は一生“ひぷのす”にハァハァしてしまい、2度と帰ってくる事はありません。ギリシャ神話などにもその名前が伝わっていますが、本質的には非常に危険な邪神なのです。 ・日野 エツ子(ひの えつこ) 分類:人間 性別:女 外見年齢:19歳 身長:159cm 3サイズ:B79、W64、H83 性感帯:無し 好きなプレイ:エッチには一切興味無し、強いて言えばレズプレイ 出展:オリジナルキャラクター  “つぁとぅぐあ”と接触した『接触者』です。ある意味、今回の事件の黒幕的存在といえるでしょう。  一見、ぐるぐる眼鏡が特徴的なぽっちゃりおっとり系のドジっ娘に見えますが、その眼鏡を取れば途端に冷酷で鋭く危険な視線を表に出します。メリハリの無い体格なのに異様な色香があり、奇妙な魅力の持ち主です。  ドジで気が弱く、常にオロオロあたふたした微笑ましい人柄に見えますが、それは全て演技です。本来は冷酷かつ嘲笑的な性格で、自分以外の存在は、全て利用する為の『駒』としか考えていません。他者に対して愛情を向ける事は一切なく、究極的なエゴイストです。  自分の『接触神』は“くとぅぐあ”ですが、“ブラックメイド”から入手した“輝くトラペゾへドロン”を使って“とぅーるすちゃ”、“らーん=てごす”、“ひぷのす”、“ばーすと”までも己の『接触神』としました。これは間違い無く『接触者』中最大の勢力であり、個人が持つものとしては地球上における最大最強の戦力と言っても間違いではありません。  彼女は『邪神』と接触した自分は選ばれた人間であると無意識的に思っています。選ばれた人間である自分はこの世界の『主人公』だと考えており、自分が負けたり死んだりするなど想像もしていません。『邪神』についても、漫画やゲームのように人間に従属させられる便利な道具としか見ていないのです。悪い意味でのゲーム世代と言えるでしょう。 ・“くとぅぐあ” 分類:旧支配者 性別:女 外見年齢:20代後半 身長:218cm 3サイズ:B122、W71、H116 性感帯:おへそ、太もも 好きなプレイ:レズプレイ(タチ) 出展:ダーレス「闇に棲むもの」  地球から数十光年離れたフォーマルハウトに住んでいる炎の神です。地球誕生当時の地表がマグマに覆われていた頃には、地球にも生息していました。  燃え上がる炎のような髪にワイルドで不敵な美貌、褐色の肌を中華風の紅の甲冑で包んだ、実に凛々しい姿をしています。その甲冑の下には極上の肢体があるそうですが、気に入った者以外には決して見せる事はありません。それ以前に、身体に直接触れれば大火傷してしまうでしょう。まさに炎の如き凄まじい威厳と美しさの持ち主です。  性格は炎のように激しく、さっぱりとしています。気に入った相手にはとことん尽くしてくれますが、少しでも気に入らない相手には一切容赦しません。その性質の激しさは、外なる神々No.2の実力を持つ“にゃるらとてっぷ”に喧嘩を売って、その地球上の住居であるンガイの森を焼き尽くしてしまうほどです。その後、“にゃるらとてっぷ”は焼け跡でダンボールに包まって泣いてました。  フォーマルハウトが地平線状に輝く時、特定の呪文を唱えれば地上に召還できますが、その際“ほのおのせい”という、真紅のミニスカチャイナドレス幼女軍団を引き連れて登場し、地上の全てを焼き払ってしまうので十分な注意が必要です。 ・“とぅーるすちゃ” 分類:外なる神々 性別:女 外見年齢:10代後半 身長:166cm 3サイズ:B85、W58、H88 性感帯:経験が無いので不明 好きなプレイ:エッチの経験無し 出展:H・P・ラヴクラフト「祝祭」  “白い少女”のベッドの周囲で、美しく舞っているとされる外なる神々の一柱です。  上品で落ちついた美しい少女の姿に、緑色の中華風の仙女のような着物を着ています。そして、その全身を常に万物を焼き尽くす緑色の炎が燃え盛っているのです。うっかり彼女に触れたものは、原子一粒残さず焼き尽くされてしまいます。  性格も外見通りに上品でおとなしく、物静かです。実はエッチに関して興味津々らしいのですが、誰もその身体に触れる事ができないので、1人悶々しています。  美しい外見とは裏腹に、死と腐敗、破滅と滅亡という概念を糧にしているので、実はかなりアレな性格なのかもしれません。そんな神様なので信仰している者は多くありませんが、季節の巡りの時期にひっそりと礼拝されているようです。  エッチシーンが無いのでいまいちよくわかりませんが、この物語では極めて貴重な処女キャラでもあります。 ・アルタン・ボブロフ 分類:人間 性別:男 外見年齢:40代 身長:215cm 3サイズ:検閲削除 性感帯:検閲削除 好きなプレイ:検閲削除 出展:オリジナルキャラクター  イスラム退魔解放戦線『アズラエル・アイ』所属の退魔師です。現役の軍人(空軍中尉)でもあります。  夜道で出会ったら大人でも気絶しそうなくらい迫力のある、でっぷりと太った髭モジャ強面の大男ですが、中身は気は優しくて力持ちタイプの明るい元気なオジさんです。少し(かなり)オカマっぽいですが……  世界最高位の『砂使い』であり、“砂蟲”と呼ばれる魔法的なナノマシンを自在に操る事ができます。また、『アフガ○航空相撲』と呼ばれる謎の空中格闘技の使い手で、現役時代は大関の位まで上り詰めた強者でもあります。肉弾戦で彼と互角以上に戦える人間はほとんど存在しません。  退魔師としては、『邪神』に対して人間は何も手を出してはならない、という穏健派に属しています。生身の人間としては希少なひでぼんの味方です。 ・“ばーすと” 分類:外なる神々 性別:女 外見年齢:10代前半 身長:145cm 3サイズ:B72、W51、H70 性感帯:耳、尻尾 好きなプレイ:クンニ、レズプレイ 出展:ブロック「猫神ブバスティス」  古代エジプトを中心に信仰されたネコの女神です。古代都市ブバスティスで崇拝されていました。  スレンダーでプニプニした可愛らしい美少女ですが、その頭部にはネコ耳が、お尻からはネコ尻尾が生えています。肩口で切り揃えられた青い髪にスリットの眩しい古代エジプトの女王様風の衣装といい、まるでどこかのパズルゲームの『くるくるですぅ〜』娘そっくりな姿をしています。っていうかそのまんまです。  性格は『外なる神々』にしては珍しく人間臭く、高飛車で誇り高いまさに女王様な雰囲気の持ち主です。しかし神様と言っても所詮はネコ、マタタビや鰹節には目の色を変え、ミカンや煙草の匂いが大嫌いで、コタツのぬくもりや喉をくすぐられるのに弱いという、とても分かりやすいネコっぷりを発揮します。  地球とドリームランドのあらゆるネコを支配している彼女は、ネコを虐待する者には手下を使って容赦の無い報復をする事で有名です。その為、彼女を崇拝している地域では、ネコに対する虐待は一切禁止されています。  ねこーねこー。 ・“うるたーるのネコ” 分類:独立種族 性別:女 外見年齢:様々 身長:様々 3サイズ:様々 性感帯:様々 好きなプレイ:様々だが、レズなのは共通 出展:H・P・ラヴクラフト「ウルタールの猫」「幻夢郷カダスを求めて」  ドリームランドに流れるスカイ河の彼方にあると言われる都市『ウルタール』に住むネコの一団です。  彼女達の年齢、外見は様々ですが、美しい裸身の要所要所を毛皮で隠し、頭部とお尻からネコ耳とネコ尻尾が生えている点が共通しています。  その性格も千差万別ですが、有事の際にはどこからともなく様々な重火器で武装して、全員が一騎当千の優秀な兵士と化します。まぁ、所詮はネコなので弱点だらけなのですが。  ……ちなみに、ああ見えて実は人間食べちゃったりしますので、見かけても近寄らない方が身のためだったりします。 ※読めば余計混乱する既出用語集 ・ン・カイ  アメリカ中西部の地下に広がる世界『クン・ヤン』の更に地下に広がる暗黒世界です。よくわかりませんが、きっと暗いのでしょう。 ・ヒューペルボリア(ハイパーボレア)  氷河期以前の地球に存在していた北方の超大陸です。妖蛆が襲来したり大寒波に襲われたり、とにかくロクな事が起こらない大陸で、結局は氷河期と共に全滅してしまいました。よくわかりませんが、きっと寒いのでしょう。 ・ヴーアミタドレス  ヒューペルボリア大陸の西部に聳え立つエイグロフ山脈の最高峰です。昔はここの地下に“つぁとぅぐあ”さん達が住んでいました。人助けをしようとしたら呪われたりする理不尽な場所です。よくわかりませんが、きっとスゲェ高い山なのでしょう。 ・サイクラノーシュ  いわゆる土星です。わけのわからない種族がたくさんいます。よくわかりませんが、何だか楽しそうな所です。どうでもいいですが、あのドタバタ珍道中を読む限りでは、個人的にエイボンさんはとても大魔術師に見えないのですが。   ・(文字化けする記号の数々)  基本的に、クトゥルフ神話に登場する言語や単語は人間には発音表記できないものがほとんどです。初めから人間の思考や知識には存在しない概念もウジャウジャあります。まぁ、相手は人間じゃないので当たり前ですが…… ・1人より2人がいいさぁ。2人より3人がいぃ……  特撮番組『サンバルカン』の主題歌に登場する歌詞の一部です。この歌詞に従うなら、最終的には数万人単位に隊員の数を増やして一斉に攻撃すれば、アッと言う間に悪の組織を倒せそうな気がします。 ・狂気山脈  南極大陸の南緯82度東経60度から、南緯70度東経115度に渡り存在する巨大山脈です。最高峰は3万4千フィートにも及びます。“えるだーしんぐ”達の一大拠点であり、同時に終焉の地でもありました。よくわかりませんが、カダスに通じているようです。 ・『漫画わくわくアル・アジフ』初版本  アブドゥル・アルハザードというアラブ人が書いた、禁断の書物『ネクロノミコン』の原書――を子供向けに漫画化した書物です。子供にも分かりやすい内容でとても面白い本ですが、読むと発狂します。某娘のエッチ同人誌ではありません。 ・ムーやアトランティスと呼ばれる大陸  この世界では実在します。よくわかりませんが、“がたのそあ”が暴れたり“いぐ”にヘビにされたりして物騒な場所らしいです。 ・うめぼしぐりぐり  両こめかみに拳骨を押し当てて激痛を与える技です。あの激痛はきっと北斗神拳か何かの一種なのでしょう。   ・エルダーサイン  グニグニに変形した五芒星のようなシンボルです。クトゥルフ神話では魔除けとして有名で、“えるだーしんぐ”がよく使っています。比較的低級の邪神をビビらせる力があるようですが、逆に相手を怒らせる事もあるので要注意です。 ・ロードローラー  エジプトでは、たまに降ってくるらしいので注意しましょう。 ・てけり・り  “しょごす”は口笛を吹くような音で『てけり・り』と発声します。これはかつての主である“えるだーしんぐ”の言葉を真似たものです。どうやって口笛で『てけり・り』と発声できるのかは聞かないでください。 ・ベッドの下  “てぃんだろす”は、寝る時にはひでぼんのベッドの下に潜り込んで寝ます。ベッドで一緒に寝ないのは、密着していると“てぃんだろす”が甘えて来るのでムラムラしてしまい、とても寝るどころでは無くなってしまうからです。若いですね。 ・クナア  古代ムー大陸の聖地です。聖地と言うわりにはド真ん中にヤディス=ゴー山が聳え立っていたりするので、実はヤバイ土地だったりします。よくわかりませんが、焼き蛤が名物という気がします。 ・ヤディス=ゴー山  クナアの中心にある聖なる山で、山頂にはユゴスの巨石要塞があり、地下には“がたのそあ”が封印されています。よくわかりませんが、今は南太平洋沖に沈んでいるみたいなので、近くを通り過ぎる時は注意しましょう。遭遇すれば割と死ねます。 ・脚本家が間違えたのか……  特撮番組『ウルトラマンティガ』のラスボス役で“がたのそあ”(劇中ではガタノゾーア)が登場した時、なぜかルルイエに封印されていた事になっていました。脚本家の人は相当なクトゥルフマニアなので、間違えたわけではないと思いますが、きっと“くとぅるふ”とその眷属達は、なぜか隣で寝ている“がたのそあ”を見て『誰だー!?』と困惑した事でしょう。 ・ルルイエ  ポナペ沖合の南緯47度9分、西経126度43分の海底に存在する円柱石造都市です。“くとぅるふ”とその眷属の一大拠点であり、多くの“でぃーぷわん”達が遊んでいるのが目撃されます。よくわかりませんが、夏場は涼しそうです。 ・ロケットオッパイ  文字通り、ロケットのようにツンと突き出た生意気な巨乳の事です。よくイラストでは見かけますが、実際にやるには整形するか紐で吊るすしか方法が無いと思います。 ・黄金蜂蜜酒  数種類の特殊なスパイスを混ぜて作った蜂蜜酒です。これを飲むと宇宙空間にも耐えられるようになるので、“ばいあくへー”に乗って宇宙旅行する時には必須です。ですが、実際の蜂蜜酒はかなりアルコール度数の高いお酒なので、キン肉マンみたいに宇宙警察に飲酒運転で掴まらないように注意しましょう。 ・ベル=ヤルナク  『灰色の深淵』と称される、“ゔぉるばどす”の本拠地です。よくわかりませんが、きっとモノクロームでセピア色なノスタルジックの世界なのでしょう。 ・ちっぽけな人間には、神々の法則は理解できない  言葉通り、矮小な人間の精神では、まさに『神』そのものである邪神の思考や行動は全く異質の存在であり、ほんの断片も理解できません。その為、邪神の言動は人間には意味不明で理不尽なものに見える事がほとんどです。本編でもストーリーの矛盾や伏線のミスを『いや、邪神のやる事だから』と誤魔化せるのでとっても便利でゲフゴフン。 ・新版にも乗ってないし  TRPG版『クトゥルフの呼び声』の新版では、あわれ“いごーろなく”の項目は削除されてしまいました。合掌。 ・椅子に座ったまま50cmは跳び上がった  波紋を修行すれば可能だと思われます。ところで、あの場面でコショウの蓋を破壊する必要はあったのでしょうか? ・御御御付  『おみおつけ』と言います。要するに味噌汁ですが、澄まし汁の場合もあるので、汁物全体と考えた方が良いでしょう。よく『漢字読めるかな?クイズ』に出題される単語です。 ・他の2人は論外  ワカメ酒は下半身がムチムチしていないと、足を閉じた際に股間に隙間ができてしまうのでできません。それ以前に、“てぃんだろす”は陰毛自体が生えていないので……ちなみに“いたくぁ”は、申し訳程度には生えています。 ・素数を数える  ジョジョの奇妙な冒険第6部、ストーンオーシャンの敵役の癖です。素数は孤独な数なので、数えると勇気が湧いて落ちつくとか。余計混乱する気がしますが。 ・テンプラーズ  法王庁直下の退魔組織『バチカン特務退魔機関』の異名です。最強のキリスト教系退魔組織と称されてますが、詳しくはその辺の退魔物の作品をテキトーに読んで参照にしてください。 ・IMSO  国連が設立した世界規模の退魔組織ネットワークです。詳しくはその辺の退魔物の作品をテキトーに読んで(省略) ・アズラエル・アイ  イスラム圏最大の退魔組織『イスラム退魔解放戦線』の別名です。詳しくはその辺の退魔物の作品を(省略) ・闇高野  日本国内最強の退魔組織です。仏教・神道・陰陽道の融合した独自の武闘派退魔組織ですが、詳しくはその辺の(省略) ・崑崙山  中国に存在する仙人達の総本山です。世界最古の退魔組織と称されています。詳しくは(省略) ・黒山羊の角  “しゅぶ=にぐらす”が愛用している、山羊の角を模した黄金の髪飾りです。これを旧支配者クラス以下の邪神に見せると、『……え?ひょっとしてアンタ……シュブ=ニグラス様の御知り合いですかぁ!?』と相手をビビらせる効果があります。水戸黄門の印籠みたいなものです。実は物凄いスーパーアイテムな気もします。 ・戦いは終わった……どらぐーんは破壊され……地球は宇宙のチリと化した  6シート筐体の為に郊外の大型ゲームセンターでしか遭遇できないことで有名な、ナムコの3Dシューティングゲーム『ギャラクシアン3 プロジェクトドラグーン』のゲームオーバー時に流れるメッセージです。この時流れるムービーがとても美しく、作者は1プレイ500円というバカ高い料金にもかかわらず、何度かわざとゲームオーバーになった事がありました。次作の『アタック・オブ・ザ・ゾルギア』は、その凶悪な難易度の為にわざとじゃなくてもゲームオーバーになりまくりましたが。 ・よよよいよよよいよよよいよい……あ、めでてぇな  中村梅之助の時代劇『伝七捕物貼』の決め台詞です。まさかクトゥルフ神話の解説に『伝七捕物貼』が登場するとは誰も思うまい…… ・『接触者』  何らかの理由で邪神と接触・交流して、庇護を受けている者の事です。  本人は何の力もありませんが、邪神が様々な恩恵を与えてくれたり、直接的に望みをかなえてくれたりするので、結果としては極めて強大な力を得る事になります。それは人間が個人で所有する力としては、間違いなく世界最大最強最高のものでしょう。  ただし、こうした一連の行為は、あくまで邪神が個人的な好意で行っているだけなので、邪神の機嫌を損ねたり、飽きられたらその時点でお終いです。ほとんどの場合、その元・接触者は破滅してしまいます。それに、接触者の為に力を使ってくれても、具体的にどうするのかは邪神次第なので、結果として接触者の望み通りになるとは限りません。  つまり、一言で言ってしまえば『邪神のヒモ』なわけです。  また、こうした『邪神と接触した者』は、邪神の(色々な意味で)食指をそそる存在であり、彼女達から狙われる事となります。たいていの場合は接触した邪神(接触神)が守ってくれるのですが、その相手が接触神より強大な力を持った邪神である場合、(色々な意味で)食べられてしまうのは免れません。  以上のように、接触者は非常に強大な力を持ちますが、同時に極めてリスクの高い立場でもあるのです。  ちなみに、接触者の数は資格者と比べてかなり少なく、資格者100人に対して1人か2人しかいません。 ・『資格者』  何らかの理由で邪神の力の断片(本当にほんの少しだけ)を自在に行使する事ができる者です。  ほんのちょっぴりとはいえ、強大な邪神の力を使える彼等は、極めて強大な実力を持ちます。その力は従来の人間の使える魔法や特殊能力とは比べ物になりません。人間とその眷属(魔物とのハーフやライカンスロープ、吸血鬼等)の中でも最強の力を持つ魔術師や戦闘能力者でも、いざ戦えば資格者の足元にも及ばないでしょう。無論、状況にもよりますが。  資格者は特定の邪神と契約する事により(一柱だけです。複数の邪神とは契約できません)、様々な力を手に入れます。この際、資格者は直接邪神と接触すると、その瞬間に資格者としての資格を失ってしまいます。その為、ほとんどの場合は接触者の協力が必要不可欠なのですが……  また、資格者がどの邪神と契約を結ぶ事になるのかを、資格者本人が選ぶ事はできません。具体的に何時、どこで、どの邪神と契約を結ぶ事になるのかは、ある種の『神託』で決定されます。無論、神託を得ただけでは力を手に入れられないので、該当する邪神と接触する為に四苦八苦する事になるのですが。  運良く邪神と交流する事ができた資格者は、邪神の機嫌を損ねなければ、その強大な力の断片を借りる事ができます。ただし、具体的にどのような能力を何種類手に入れる事ができるのかは不明です。それ以前に、邪神の機嫌が悪ければ、出会えても食われて終わる可能性が極めて高いのです。その意味でも、接触者の協力が必須でしょう。  力を手に入れた後も、接触者ほどではないですが、邪神に『美味しい獲物』として狙われる事になります。やはり資格者も、非常にリスクの高い立場にあるのです。  資格者の数は、『ひでぼんの書』終了段階で数百人〜千人弱程度です。ただし、その中から運良く(運悪く?)邪神から力を得る事ができるのは、全体の3分の1にも満たないと思われます。 ・南極星型通販部  “えるだーしんぐ”が経営している通信販売会社です。彼女達の超科学力を駆使した様々なスーパーアイテムを格安で購入できますが、知人に“しょごす”でもいないと、接触する事自体が極めて困難でしょう。 ・だでぃ〜だ、だ、だ、だでぃ〜  攻撃を食らうと服が破れるどころか内部機関まで剥き出しになるという、ある意味究極の脱衣ゲームとして有名な、タイトーの横スクロールアクションゲーム『ニンジャウォリアーズ』の1面BGM『DADDY MULK』に流れるフレーズの一部です。三味線のソロ演奏が流れるという前代未聞のゲームミュージック『DADDY MULK』は、ZUNTATAライブの最後で必ず演奏される事で有名な、オグレサウンドの代表作の1つです。吐血するくらいの名曲なので、親兄弟を売ってでも聞きましょう。 ・アソコのサイズ  ひでぼんのアソコのサイズは、通常の勃起時でも20cm強という逸品ですが、邪神の誘惑で興奮している時には更にサイズアップします。無論、これも邪神の力の1つですが、“つぁとぅぐあ”さんにパイズリされている時なんて、40cmは超えているような…… ・すたんばいれでぃー……ぐっどらっく  最終面でロボットに変形すると、3Dゲームなのに前が見えなくなるというオチャメなシステムで有名な、タイトーの3Dシューティングゲーム『ナイトストライカー』のゲームスタート時に流れる合成音声です。コイン投入後、デモ風に自機を走らせる沈黙の中、この機械的な女性の合成音声が響いた直後、檄カッコイイBGMとライトストリームシステムが流れると同時にゲームが始まるという演出のカッコ良さは、マジで失禁級の素晴らしさです。このゲームのクールでシャープな内容を語らせるときりが無いので数十行分省略しますが、とりあえず、このゲームのサントラを聞きながら夜の高速道路を車で疾走するのは危険なのでやめましょう。作者は一度それで配偶者に殺されかけました。 ・金属板  “つぁとぅぐあ”さんが土星旅行に使用した、卵型の金属板です。過去に某魔術師も使用したらしいですが、基本的に一方通行らしいので、貴方の知り合いに邪神でもいない限り、使用には十分な注意が必要でしょう。 ・1、2を争う難しさ  クトゥルフ神話に登場する邪神の名前は人間には正確に発音できません。同時に表記する事も不可能なくらい難解なものが多いのですが……“ふじうるくぉいぐむんずはー”という名前は、その中でも1番難しいものの1つです。まぁ、“つぁとぅぐあ”の親戚は他にも“クグサクスクルス”とか“ギズグズ”とか“ズストゥルゼームグニ”とか“イクナグンニスススズ”とか“ズヴィルポググーア”という、ほとんど早口言葉か暗号みたいな名前の持ち主ばかりですが。“つぁとぅぐあ”が親戚の名前を覚えられたのか不安です。 ・くろーずゆああいず……くろーずゆあへっづ  ウェーブを最強段階までパワーアップさせると逆に弱くなるため、最終面間際では敵弾より赤勲章の方が脅威になる事で有名な、タイトーの横スクロールシューティングゲーム『ダライアス外伝』の1面BGM『VISIONNERZ』に流れるコーラスの一部です。このゲームの音楽は全く外れが無く、文字通りオグレサウンドの代表作の1つと言えるでしょう。さっきも同じ事を言ったような気もしますが。『一画面なんてダライアスじゃねぇ』というマニアもいますが、そんな戯言なんてどうでもいいくらい素晴らしい演出とBGMとゲーム性とシャコの鬼攻撃とグレートシングの固さに、当時の作者は脳内麻薬が耳から溢れ出るくらいハマリまくりました。無敵バグが発見されて、某メストでの集計が打ち切られた時のショックは、全海洋蒸発級の隕石が落下した時よりも大きかったと思います。スミの中に隠れるネオンライトイリュージョンの幻想的な輝きに、廃墟に沈む夕陽の中を駆けるシャコといい、まさにタイトーシューティングの集大成と言え(以下数十行省略) ・魔法とか呪術とかの類  この作品はフィクションですので、魔法や超能力や魔物や人外の存在がごく当たり前に存在してます。詳しくはその辺の伝奇物のライトノベルや漫画やゲームをテキトーに参照すれば大体の雰囲気は掴めると思いますが、この作品では人間とその眷属が認識しているその手の類は、邪神のそれとは全く比べ物にならないくらいレベルが違うので、あまり意味が無いものになっています。その手の作品に登場する世界最強な方々が、最下級の邪神に立ち向かおうとしても、モヒカンザコがラオウに勝つよりも勝算は低いでしょう。この世界では、たとえ某デ○べが百億機いても、“でぃーぷわん”の一匹も倒せないのです。 ・もうお前達に任せてはおけぬ……私自らが出る!!  初見でタイトルを正確に読めた者は皆無であろう事で有名な、コナミの横スクロールシューティングゲーム『XEXEX』の最終ボス前のデモで、変態王子ことクラウス=パッヘルベルの台詞です。当時としては度肝を抜くような超ハイレベルの映像、演出技術のゲームで、内容もグラUスタッフ再結成に相応しい面白さでしたが……あの微妙過ぎるデモシーン、『フリント地獄突き』というネーミングセンス、瞼が下から閉じるイレーネ姫の声優に島本須美さんを起用(実は変態王子の声もやっていた)、ゲームオーバー時のおみくじ、実は美少女だったりする奇怪なオプション『フリント』等、様々なツッコミ要素に満ち溢れたゲームでもありました。特に変態王子の『奴は何者だ!?』という台詞には、誰もが「そういうアンタこそ何者なんだ」と突っ込んだ事でしょう。ちなみに、このゲームの敵キャラやボスのメカデザインセンスは大好きなのですが、誰も賛同してくれないのはなぜでしょう? ・死ぬがよい  そのラスボス『火蜂』のインパクトで全国シューターの口から心臓を吐き出させた事で有名な、ケイブの縦スクロールシューティングゲーム『怒首領蜂』の最終決戦直前デモで表示させる文章の一部です。その勘違いのしようもない容赦無い一言は、プレイヤーに多大な精神的ダメージを与えてくれます。でも、このゲームそのものはクリアーだけなら比較的簡単なので、初心者にもオススメです。弾幕系シューティングがあまり好きではない作者も素直に楽しめました。 ・アイスキューブ100連発……ですとろいざこーあ  あの4面の3Dステージに、果たして意味はあるのか? とプレイヤーの誰もが思ったことで有名な、コナミの横スクロールシューティングゲーム『グラディウスV』の最難関ステージと合成音声です。その難易度の高さゆえに、ビックタイトルにも関わらず、あっというまに消えてしまった本作ですが、特にこの9面のアイスキューブが連続で押し寄せてくる場面は、多くのシューターを挫折させました。個人的には緋蜂の方がまだマシです。 ・何かを排泄するという行為は、すべからく気持ちいいものだと某カードキャプチャーも言っていたし  それはサクラ違いです。本編掲載時には誰も突っ込んでくれなかったので、セルフツッコミしてます。 ・ダゴン秘密教団・ニコニコ組  “くとぅるふ”と“だごん”を初めとしたその眷属を崇める教団、ダゴン秘密教団は世界中に支部が存在します。このニコニコ組は、亞架夢市に存在する支部です。“くとぅるふ”の接触者である龍田川が出現した事で頭角を現してきた支部ですが、財政は火の車だそうです。 ・ムー・トゥーラン  ヒューペルボリア大陸の北端の半島です。よくわかりませんが、現在のグリーンランド辺りにあったらしいので、以外にヒューペルボリア大陸は今のアメリカ大陸ぐらいの気候だったのかもしれません。 ・インスマス  マサチューセッツ州のエセックス郡にある港町です。住民の大半が“でぃーぷわん”だと言われています。よくわかりませんが魚臭そうな町です。 ・レッドクラブ  敵そのものよりも地形の方が遥かに脅威である事で有名な、タイトーの横スクロールシューティングゲーム『ダライアスU』のG・H・I・Jステージのボスとして登場する巨大戦艦です。ネーミングは安直ですが中々の強敵で、足を壊す位置を間違えると地獄を見ます。その理不尽なゲーム性でシリーズ中最も評価が低いとされる本作ですが、やはり演出とBGMは最高なので、それを味わう為だけでも全国行脚する価値はあります。3画面バージョンだと、マザーホークの安置が使えないので注意しましょう。 ・ノフ=ケー  数百万年前、ロマール帝国を征服していた独立種族です。現在は極僅かな数がグリーンランドに生息しています。“いたくぁ”の眷属という説があり、吹雪を起こす能力を持ちます。クマさんみたいな外見はけっこうプリチーですが、好きな食べ物=人間というビーデンジャーな種族なので注意が必要です。本編ではなぜか地名になっていますが、それは作者が『ゲル・ホー』と書き間違えてしまったからです。ゴメンナサイゴメンナサイ…… ・ヒステリックエンプレス  さっきも紹介したタイトーの横スクロールシューティングゲーム『ダライアス外伝』のXステージボス『HYSTERIC EMPRESS』の事です。初登場時のいきなり上から降ってきた時は本気でビビりました。ラスボスに相応しい凶悪な強さを誇りますが、安置を使えば楽勝です。 ・ぼるきゃんさー  仮面ライダー隆起……もとい、龍騎に登場する悲劇(喜劇)のライダー、『仮面ライダーシザース』の契約モンスターです。やはり『金色のカニ』にはロクな奴がいないという事を証明してくれたナイスなモンスターですが、後に他のモンスターに着ぐるみが流用されてしまったので、再登場は難しいとか……残念。 ・いぶせますじー  本当は『こばやしたきじー』が正解です。 ・サテライトシステム  美少女ゲームの金字塔『闘! 破悪斗』に登場するメイドロボット『HMX−13 セリオ』に搭載されたシステムです。人工衛星に搭載されている情報をダウンロードする事により、瞬時に様々な職業のプロフェッショナルになる事ができるそうですが、そういう仕組みなら別に人工衛星にする必要は無いような気もします……でも、この事を作者の配偶者(セリオの狂信者)に言うと本気で怒って、その日の夜は家庭内拉致監禁拘束陵辱プレイさせられるハメになるので個人的に要注意です。 ・積尸気冥界波  日本中の蟹座生まれを絶望と悲しみのドン底に突き落とした、聖闘士星矢に登場する蟹座の黄金聖闘士『キャンサーのデスマスク』の唯一の必殺技です。一撃必殺即死系の技なのでそれなりに強いような気もしますが、やはりのりピー語を話す黄金聖闘士ではダメダメでした。いや、老師ものりピー語ですが。それにしても、この技は冥闘士との戦いに役に立つのでしょうか? ・金星ガニ  1956年公開のSF映画『金星人地球を征服』に登場した宇宙人です。あんまりといえばあんまりなネーミングですが、命名者が怪獣図鑑で有名な故・大伴昌司氏では、誰も異議を唱えられません。ちなみに本国アメリカではアイスコーンと呼ばれていたようです。  ・クレオパトラとのデートが台無しだぜ  スケベ心を出して服を買わなければクリアー時の点数に大きな差が出る事で有名な、カプコンの多方向シューティングゲーム『ロストワールド』の主人公『名無しの超戦士』の台詞の1つです。ちなみに『名無しの超戦士』というのは、恐ろしい事に正式名称だったりします。ループレバーの独特の操作感に慣れるまでが大変ですが、比較的難易度は低いので初心者にもオススメです。ちなみに2P側の名無しの超戦士は、ファイナルファイトにも登場しています。ザコですが。 ・フライングパワーディスク  1秒設定が異常なまでに熱い事で有名な、データイーストの対戦型スポーツゲームです。いや、全然スポーツゲームじゃ無い気もしますが。一対一でフリスビーを投げ合い、相手側のゴールに入れれば得点が入るというわかりやすいルールと、人知を超えた必殺シュートで、作者を中心に半径5センチぐらいの範囲で大ヒットしました。その辺の対戦格闘の65536倍くらい面白いので、奇跡的に遭遇したらぜひ遊んでみる事をオススメします。 ・ザ・グレイトラグタイムショー  緋蜂をノーミスで倒せるプレイヤーでも、このゲームをノーコンテニュークリアーするのは不可能だと思われるくらいのサギ的難易度を誇る、データイーストの横スクロールシューティングゲームです。飛行機のにぶら下がるフックでどんな物でも吊り下げて、敵だろうが味方だろうが武器に転用できるわ、どんな乗り物にも乗り込んで自機にできるわ、斬新過ぎるシステム目白押しのゲームです。特に自機の種類は脅威的を通り越して変態的で、飛行機や戦車に装甲車ばかりか、消防車にバイク、キリンやゾウ、ホッピングにローラースルーゴーゴーまで乗る事ができるゲームを、作者は他に知りません。前記したように難易度はサギ的で、ゲーム性はガタガタなのですが、そんな事はどうでもいいくらいのハチャメチャな面白さに満ちています。特に2Pプレイは最高で、味方をフックで吊り下げて敵陣に放り込む時の快感たるや、爆笑と殴り合いは必至でしょう。個人的にはあらゆるシューティングゲームの中でも、ベスト3に入るゲームです。 ・ウルフファング  どう見てもドムにしか見えない装甲機兵の正式名称がまんま『ドム』という、非常にヤバイネーミングで有名な、データイーストの横スクロールアクションシューティングゲームです。脚部、アーム、サブウェポンの組み合わせにより64種類もの機体が存在し、それぞれにちゃんと名前が付けられているなど、とにかく細かい所まで徹底したこだわりで作りこまれた傑作でした。いわゆるロボット物のゲームに存在する『かっこいいシチュエーション』の全てを網羅した演出、パターンとアドリブが非常に微妙なバランスで練り込まれたゲーム性、そのままSF映画にできそうな壮大なストーリー、パイルバンカーを出しっぱなしでジャンプすると、上から当たった空中のザコも倒せるという謎の現象……全てが最高であり、デコが単なるバカゲーメーカーではない事を如実に証明しています。ちなみにこの作品は同社の縦スクロールシューティングゲーム『空牙』の続編であり、本来はこのゲームも『狼牙』というタイトルになる筈だったのですが、その名前が商標登録されていたので、仕方なくウルフファングにしたという、トホホな逸話も残っています。 ・カルアミルク  死ぬほど甘い白くてドロドロしたお酒です。子供でも飲めそうなくらい軽い口当たりなので、ガブガブ飲んで吐いて二日酔いで苦しみましょう。 ・銀の鍵  奇怪なアラベスク模様で表面が覆われた長さが五インチ近くある銀製の鍵です。古代ヒューペルボリア大陸で作られたと言われています。“よぐ=そとーす”の強大な力を宿しており、資格のある者が使用すれば、次元の扉を開いて『窮極の門』への道を開く事ができます。ここからはオリジナル設定ですが、資格の無い者でも“よぐ=そとーす”の力を解放する事によって、“よぐ=そとーす”に出切る範囲で世界の法則を改竄する事ができます。下手に使うと世界が破滅してしまう大変に危険なアイテムです。ひでぼんはポケットに入れっぱなしにしてましたが。 ・陣痛を迎えるまで妊娠に気付かなかったというケースがけっこうある  臨月を迎えても分からないくらい太った女性の場合、こういう例が本当にあるそうです。腹痛かと思ってトイレに行ったら、赤ちゃんが生まれてビックリという事例もあったとか……ちょっとうっかりし過ぎですね。 ・クリティカルヒット  いわゆる首チョンパです。某地下迷宮には、ウサギなのにこの攻撃を繰り出すと言う恐るべき生物がいます。 ・ハスター教団  旧支配者“はすたー”を崇拝する教団です。そのまんまなネーミングですね。ダゴン秘密結社等のクトゥルフ系の教団とは敵対しています。基本的に邪悪な団体なので、敵役として使われる事が多いです。まぁ、クトゥルフ神話の教団で邪悪じゃないものは皆無なんですが。 ・ハイランダーが龍騎でバトルロワイヤルな関係  要するに『戦え、最後に生き残るのは1人だけだ』という関係です。巻き込まれた方がいい迷惑ですね。 ・魔改造  プラモデルやフィギアを本来の完成形とは全くの別のものに改造してしまう禁断のテクニックです。本来は『プラモ狂四郎』で薩摩模型同人会の南郷快山が使ったプラモシミュレーションでの対戦中に複数のプラモデルを入れ換えるというイカサマ技の筈だったのですが……なぜかエロ改造される事が多いのは、気のせいじゃない気がします。 ・装甲を外せるようにするのは基本ですよぉ  同じく『プラモ狂四郎』における基本的なテクニックです。しかし、それ以前に装甲が外せないというのは兵器としては単なる欠陥品じゃないかという気もします。まぁ、ここではプラモでの話ですが。 ・フォーマルハウト  地球から数十光年離れた場所にある構成です。“くとぅぐあ”とその眷属の本拠地と言われています。よくわかりませんが、とにかく熱そうです。 ・ぼーんとぅーびーふりー  ラスボス戦でのネコが謎過ぎる事で有名な、タイトーの横スクロールシューティングゲーム『メタルブラック』の1面BGMのタイトル『Born to be free』の事です。別名ガンフロンティア2と呼ばれるこのゲームは、音楽、映像、世界観、ゲーム性が究極的なレベルで融合した、演出系タイトーシューティングの金字塔です。作者にとっては思い入れの有り過ぎる作品であり、語らせると数百行くらい平気で費やしてしまうので省略しますが、古今東西あらゆるジャンルも含めて、『演出』でこれに勝るゲームに作者は遭遇した事はありません。シューティングゲームとしてはかなり荒削りなので、合わない人にはクソゲーの一言で片付けられるかもしれませんが、作者的にはマイベストシューティングゲームに挙げる事ができます。ここ最近の、ただ派手な映像を流せばカッコイイと思っている演出家は、百億万回プレイして(以下数百行省略) ・網田(あみた)市  ひでぼんが住んでいる地域です。山の多い土地で、住民の大半は麓の住宅街に住んでいます。都心のベッドタウンといった感じでしょうか。 ・亞架夢(あかむ)市  龍田川 祥子のシーフードレストラン“ギルマンハウス”のある地域です。海沿いの土地で、漁業が主な産物となっています。ダゴン秘密教団・ニコニコ組の本拠地もどこかにあるそうです。 ・羽疎(はうと)市  日野 エツ子の住む地域です。国道やJRの主要線が走る交通の要所で、ビジネス街、歓楽街として発展してきました。地方都市のプチ都会といった面持ちの土地です。 ・シーフードレストラン“ギルマンハウス”  亞架夢市の市街地にあるファミリーレストランです。龍田川 祥子が経営者兼店長をやっています。処女の経血や精通の精液までメニューにあるアナーキーな店ですが、値段は格安で味も良いので、近隣の住民からは慕われています。店員が全員“でぃーぷわん”を始めとした“くとぅるふ”の眷属なので、客がよく失踪しますが。 ・サラプンコ  クトゥルフ教団の一大拠点があると言われる、ペルーの山岳地帯に位置する巨大要塞です。よくわかりませんが、なぜこんな山の中でクトゥルフが崇拝されているのでしょうか? ・金のような物  ダゴン秘密教団はその不思議パワーで、金にそっくりの物質を生み出す事ができます。以前はそれを資金源にしていたらしいですが、21世紀の現代では、やっぱり金じゃないと見破られてしまいます。その為、ダゴン秘密教団・ニコニコ組の運営状態は火の車らしいです。 ・予言機関  退魔物にはありがちな、予言による運命の示唆を調査解明する組織です。その的中率は100%を誇りますが、何を対象に予言するのかランダムなのが欠点らしいです。正直、それじゃ全然役に立たない気がしますが…… ・焼きビーフン&赤の扉を選んで――  ある意味伝説の3Dガンシューティングゲーム『デスクリムゾン』の主人公『コンバット越前』の残した様々な逸話の一部です。作者はこのゲームを未プレイなので、詳しい説明は省略しますが、とにかくあらゆる意味で凄まじいゲームだそうです。 ・『Ia Ia』と鳴いてるヒヨコのイラストが描かれたエプロン  『PIYO PIYO』なら響子さんなのですが……おそらくソレはヒヨコじゃありません。 ・デコゲー面白いよー!  ヒジョーにどうでもいい事ですが、本編に登場する邪神の中で、“つぁとぅぐあ”さんはアイレムファン、“いたくぁ”さんはタイトーファン、“てぃんだろす”はデータイーストファン、“しょごす”さんはカプコンファンという捏造裏設定があります。ちなみに、全て『昔の』と『アーケードゲームの』という単語が前に付きますが。“てぃんだろす”が『ならず者戦闘部隊ブラッディーウルフ』の基盤を欲しがり、『トリオ・ザ・パンチ』をタフガイでクリアーできるというのは、こういう理由があるのです。いや、全然理由になってませんが。 ・何かこの名前は非常にヤバイ  そのまんまです。ヤバ過ぎます。 ・歌舞伎Z  タイトーの開発した謎過ぎるゲームです。これも作者は未プレイなので詳しい言及は避けますが、このインパクトのあるタイトルだけでゲーム内容が想像できます。なぜか某ゲーメストでは数号に渡って攻略するという暴挙に出ましたが、当時のライター達は毒電波にでも侵されていたのでしょうか? ・MAXコーヒー  茨城・千葉・栃木の一部で販売されている、おそらく世界一甘い缶コーヒーです。コーヒーの風味をかなぐり捨ててまで追求された(ダメじゃん)異常なまでの甘ったるさは、ある意味伝説に残ると思います。おそらく製作スタッフが1人残らず低血糖症だったのでしょう。 ・進めぇ〜進めぇ〜ものどもぉ〜♪  アスキーの開発した謎のシミュレーションゲーム(?)『ボコスカウォーズ』のBGMに無理矢理合わせて作られた歌詞の一部です。その腰の抜けたような歌詞は、あの素っ頓狂なゲーム内容に逆にベストマッチしているような気がします。気のせいでしょうが。 ・カダスへの門  幻夢境カダスに通じる門です。南極やレン高原に存在すると言われています。一般人が下手に足を運ぶと100%死ねますので、近付かない方が身のためです。 ・窮極の門  ハローワークの入り口……ではなく、“白い少女”が眠るベッドが存在する『宇宙の中心』に通じると言われる門です。資格のある者が銀の鍵を使えば辿り着く事ができます。 ・あアあ!  山田風太郎の忍者小説の傑作『甲賀忍法帖』に登場するキャラ薬師寺天膳が復活する時の叫び声です。長い眠りから覚めた際の欠伸のような声らしいですが、そんな欠伸はイヤです。 ・グレートシング  ダライアスシリーズに登場するボスの代名詞とも言える、マッコウクジラ型巨大戦艦です。シリーズを通して、その巨体、タフさ、攻撃の激しさ、ドリル稼ぎの熱さ、イルカ弾のプリチーさは共通しています。 ・かりつおー  『聖闘士聖矢』でキグナス氷河が相手の動きを止める時に使用する技です。あんな変なフラフープが数個体の周りを漂ってるだけで、なぜ動けなくなるのかは永遠の謎です。 ・ぐるじお  『サムライスピリッツ零』に登場するキャラクター『炎邪』の台詞……と本スレで言及した御方がいましたが、これは単なる『ぐるじい』の誤字だったりします。ゴメンナサイ。ちなみに作者のサムスピは天草降臨で終わっています。なんだあのプロフィールやストーリーの改悪っぷりは!! 近親愛キャラ多過ぎだ!! 破沙羅のエンディングが初期設定無視し過ぎ!! レラだかエラだか知らないけど、あんな(ピー)キャラ出すくらいなら私の紫ナコを返せ!! ミヅキが弱いなんて信じられな(以下数十行省略) ・クトゥルフの眷属に負けるわけには行きませン!!  “しょごす”の主である“えるだーしんぐ”は、“くとぅるふ”の一族と戦争をしていました。“えるだーしんぐ”の一族にとって、“くとぅるふ”の眷属は不倶戴天の敵なのです。まぁ、そういう“しょごす”も反乱起こしたのですが。 ・あ、ゼロを1個多く書いちゃった  “つぁとぅぐあ”の恩恵によって授けられたひでぼんの総財産は、流動資産も多いので具体的にいくらとは言えませんが、100兆円は軽く超えると思われます。まるで小学生がテキトーに決めたみたいな額です。無論、全てが自由に使えるわけではありませんが、1兆円程度寄付しても痛くも痒くも無いのは確かです。 ・アトラク=ナクアさん  アトラック=ナチャならまだマシですが、あの外見でその名称はとてもヤバイです。 ・うぼ=さすら  ドリームランドの『凍結荒野』に入り口がある洞窟の最深部に存在する“外なる神々”です。地球上のあらゆる生命の源となったとされる偉大な邪神ですが、その外見や性質は“あぶほーす”と非常に似ています。本人もキャラが被っている事を気にしているみたいなので、その件については触れないようにしましょう。同化させられちゃいますよ。 ・14行き  ゲームブック界のカリスマ、J・H・ブレナンの『グレイルクエスト』シリーズ(日本ではドラゴンファンタジー・シリーズ)ではお馴染みのフレーズです。文中で『14に進め』と指示されるのは、簡単に言えばゲームオーバーの事なので、ゲームブックファンには『死』と同義語に使われています。作者はこのシリーズの最終巻が身体を売ってでも欲しいのですが、いまだに入手できません。あああ……ホントに欲しい。 ・75被害点  同じくゲームブック『グレイルクエスト』シリーズに登場する、主人公が使える魔法『火の玉』で敵に与える事ができるダメージです。たいていの敵は一撃で倒せる強力な魔法ですが、2回しか使えないので主にボスキャラにしか使いません。 ・『接触神』  特定の接触者を何らかの理由で気に入って、様々な形で意識的に恩恵を与えてくれる邪神を接触神と言います。ただし、あくまで邪神側が一方的に気に入ってるだけで、契約を交わしたりする訳ではないので、こちらから相手を選ぶ事もできませんし、いきなりポイ捨てされる可能性も十分あります。また、どのような形で恩恵を与えてくれるのかも邪神次第なので、必ずしも接触者の利になるとは限りません。やはり相手は人知を遥かに超えた存在なのです。イヤな意味でも。 ・2ラウンド目から早くもおじや  全国の高校写真部(同好会)のバイブル『究極超人あーる』の一場面です。主婦にとっては調理の手間がスゲェ省けて大助かりだったりしますが。 ・ナベ……それは最後のフロンティア  スタートレックのオープニングに流れる定番メッセージです。いや、ウソですが。 ・ガンフロンティアのラスボス戦  自機や敵戦闘機が拳銃の形を模していたりするなど、西部劇を意識した作りとなっている事で有名な、タイトーの縦スクロールシューティングゲーム『ガンフロンティア』のラスボス戦は、ラスボスと自機が一対一で決闘するという、ムチャクチャ格好良い展開となります。こちらの弾数は6発、回転障壁に身を隠すボスを狙い撃ちするというシチュエーションは、本当に鳥肌物です。ただし、このゲームは基本的に連打ゲーの為、うっかりここでも連射してしまいゲームオーバーになって泣いた人も多いとか……いや、作者もその1人ですが。 ・メッコール  毒薬です(断言)。 ・くるくるですぅ〜  移植される度に指の数が増える事で有名な、タイトーの落ち物パズルゲーム『クレオパトラフォーチュン』のに登場するキャラクター『パトラ子』が連鎖をした際に回転しながら言う台詞です。ルールは少々とっつき辛いですが、慣れると結構面白いゲームですし、パトラ子がとにかくプリチーなので、奇跡的に発見できたら是非1度プレイしてみる事をお勧めします。あ、もちろん全消し狙いで。 ・2週目剣王  連付き台ならアキレスがザコと化す事で有名な、カプコンの横スクロールアクションゲーム『戦いの挽歌』に登場するラスボスの2週目バージョンです。ただでさえ難しいゲームなのですが、コイツの強さはもはや難しいとかそういうレベルを超えています。ケンシロウの北斗百烈拳並みのスピードで剣を振るんですよ? マジで。初見で倒せる人間は、広大な大宇宙を見渡しても1人も存在しないでしょう。『カイザーナックル』のジェネラル戦より辛いかもしれません。緋蜂でもコイツの前では霞みます。 ・とっととお家に帰りなさーい  あの言い方では、家に帰れば悪事を続行しても構わないような気がします。 ・やっぱりネコじゃ駄目だよなぁ  基本的に単独行動を好むネコに、軍隊式の集団行動は到底無理があると思われます。まぁ、それ以前にネコは弱点だらけだと思いますが……でも、ネコが好きです。 ・ブバスティス  古代エジプトに存在していた都市です。猫神“ばーすと”の信仰が盛んでした。よくわかりませんが、ネコだらけの町並みという気がします。何だか楽しそうです。 ・地球本来の神々  通称“大いなるもの”と称される旧支配者達です。幻夢郷カダスを本拠地としています。人間に対してはけっこう友好的な面を見せますが、現実世界のこちらから接触を求めるのは困難でしょう。代表的な者としては、“からかる”“ろぼん”“なす=ほーさす”“たまっしゅ”“ぞ=からー”“はがーぐ=りょにす”等の名が上げられます。本編では、人間の退魔組織にも(ほんのちょっとだけ)力を貸してくれる存在となっています。 ・千日戦争状態  『聖闘士聖矢』で黄金聖闘士同士が戦う際、力量が互角な為に永久に勝負がつかなくなる状態を言います。少なくともサガとデスマスクがこの状態になるとは思えません。 ・弾幕洗濯機な最終鬼畜兵器  あの弾幕を『洗濯機』と表現した人をすっごく尊敬します。ホントにそんな感じです。 ・ダルケス  汎用TRPGの名作『ガープス』の日本展開用サプリメントの1つ、『ルナル・サーガ』に登場する、蹴りに特化した格闘技の一種です。誰も後ろ回し蹴りしか使わないのは、もはや宿命でしょう。 ・ちゃらりーちゃーらーらーらーちゃららーん  『必殺仕事人V』の殺しの場面に流れる音楽のつもりらしいです。昔、裁縫のバイトをしている時、現場にこの音楽を流して、班長に死ぬほど怒られた事があります。 ・ゴーセス→このまま死の手  前記した『ルナル・サーガ』に登場する、腕間接技に特化した格闘技と、接触した相手に直接ダメージを与える魔法のコンボ技です。ルール改正されるまで無敵を誇りました。 ・輝くトラペゾへドロン  赤いラインが内部に走る、黒い多面の結晶体です。地球外で作られたらしく、“えるだーしんぐ”によって地球にもたらされました。見る者に異世界の光景を見せる力がありますが、その後、“闇の跳梁者”というニャルラトテップの化身に命を奪われる事になります。ここからはオリジナル設定ですが、この宝石を邪神にプレゼントすれば、その邪神のハートをゲットして、誰でも『接触者』や『資格者』になる事ができます(邪神を魅了できる時間は短いので、ほとんどの場合は『資格者』にしかなれませんが)。ひでぼんの書の本編の後、“ブラックメイド”がこの宝石を世界中にばら撒いた為に、大量の『資格者』及び『接触者』が出現する事になりました。 ・セラエノ  “はすたー”の拠点の1つとされている、プレアデス星団の中に位置する星です。石造りの巨大な図書館が存在し、その中には邪神の秘密が隠されていると言われています。よくわかりませんが、宇宙旅行の際には立ち寄りたい所ですね。 ・ダークシール  騎士よりも魔術師よりも忍者よりも吟遊詩人が最強である事で有名な、データイーストの見下ろし型アクションゲームです。魔術師が落下する時にローブの裾を押さえる仕草を除けば、いわゆる『萌え』や『媚び』とは一切無縁な、ハードで渋過ぎる正統派ファンタジー的世界観がとても魅力的です。その分難易度もハードで渋過ぎるのですが。2では消えてしまったキリカゼには涙を禁じえません…… ・512勲章  ダライアスでこれが出ると思わずガッツポーズです。本当にガッツポーズしてレバーから手を離してしまった為に死んだおバカなプレイヤーもいましたが……いや、作者の事ですが。 ※オマケ・クトゥルフ神話の成立(ウソ)  クトゥルフ神話の成立について語るには、まず何よりも邪神達の生みの親である、“H・P・ラヴクラフト”について語らなければなりません。  恐怖の大魔王“HOWARD PHILLIPS LOVECRAFT(ハワード・フィリップス・ラヴクラフト)”は、1890年8月20日、ニューイングランドのプロヴィデンスに降臨します。  ラヴクラフトは身長57m・体重550トン、口から1兆度の炎を吐き、あらゆる暗黒魔術を使いこなす邪悪の化身でした。彼は夜な夜な美女の生き血をすすり、矮小な人間達の絶望と恐怖の悲鳴を聞くのが何よりも楽しみだったのです。  世間ではラヴクラフトは生まれつき身体が弱く、温厚な人柄で、魔法や超常現象の類を一切信じない無神論者だと言われてますが、それは悪質なデマです。  大魔王の嗜みとして世界征服を企んでいた彼は、既に名を馳せていた魔王“ロード・ダンセイニ”作『カオスエンジェル』と魔王“エドガー・アラン・ポー”作『うる星やつら』に触れ、世界を支配するには、絶望と恐怖と萌えとエロが必要だと悟りました。  恐るべき邪悪の化身ラヴクラフトは、何と6歳にして創作活動を開始し、『名高い盗み聞きをするもの』『きゃんきゃんバニー』『天使達の午後』等の作品を生み出します。更に13歳で同人活動を開始して、瞬く間にコミケでも壁サークルとなりました。ここでもラヴクラフトは夏の炎天下の中、長い長い行列に並ばせた挙句、鉛筆での落書きしか描いてないペラペラの本を高額で売り飛ばすという、邪悪な行為を繰り返しています。  そして1923年、『ウィアード・テールズ』10月号に『同級生(邦題:ダゴン)』が掲載されたのを皮切に、『眠りの壁の彼方』『無名都市』『アウトサイダー』『死体蘇生者ハーバート・ウェスト』『レッド・フックの恐怖』『クトゥルフの呼び声』『ピックマンのモデル』『幻夢境カダスを求めて』『異次元の色彩』『ダニッチの怪』『狂気山脈』『インスマスを覆う影』『銀の鍵の門を越えて』『戸口にあらわれたもの』『時間からの影』『闇をさまようもの』『ときめきメモリアル』『美少女戦士セーラームーン』『痕』『To Heart』『SEEK』『カードキャプチャーさくら』『Piaキャロットへようこそ』『鬼畜王ランス』『妻みぐい』『SEX FRIEND』などなど、数多くの恐怖萌えエロ作品を世に送り出して、世界を絶望と恐怖のドン底に突き落としたのです。  それだけではありません。ラヴクラフトは己の生み出した邪悪の因子を世界中にバラ撒く為に、自分の創造した作品に登場する単語や世界観を、魔王弟子や魔王友人に分け与えました。もちろんこれは、著作権を放棄する事により、より容易く悪の粒子を社会に浸透させる為の策略です。これにより、様々な作家が彼の萌えエロ恐怖作品の虜となりました。  こうして集結した『大魔王ラヴクラフト・サークル』の当時の代表的なメンバーとしては、『はじめてのおるすばん(邦題:コナン・ザ・グレート)』の“ロバート・アーヴィン・ハワード”、『臭作(邦題:イルーニュの巨人)』の“クラーク・アーシュトン・スミス”、『マヴラヴ(邦題:サイコ)』の“ロバート・ブロック”などがいます。彼等は通称『三大神官』と呼ばれ、ラヴクラフトの尖兵として世界中に絶望と恐怖と混沌と萌えとエロを振り撒きました。  こうして、世界は大魔王ラヴクラフトの手によって滅ぼされようとしていました。  ラヴクラフト「フハハハハ!! これで世界は我輩のものだ!!」  ハワード「これも全て大魔王様のお力によるものザマス」  スミス「そうでガンス」  ブロック「フンガー」  ところが――1937年3月17日、突如出現した伝説の光の勇者とその仲間達によって、大魔王ラヴクラフトは滅ぼされてしまったのです。  ラヴクラフト「ぐわぁあああああ!! ま、まさかッ……この私がぁあああああ!!! だ、だが私は滅びぬ!! 様々なジャンルで、私の作り出した絶望と恐怖と萌えとエロの暴風が吹き荒れるであろう!! 主にエロゲで」  世界中に轟いたという断末魔を最後に、邪悪と恐怖の化身、大魔王ラヴクラフトは光の球に封印されてしまいました。こうして世界に平和がおとずれたのです。  ちなみに、世間ではラヴクラフトは十二指腸癌で死去した事になっていますが、それは政府の情報操作によるものです。惑わされないように。  その後――大魔王ラヴクラフトの恐怖の痕跡は世間から徐々に消えて、ラヴクラフトの名前も歴史の闇の中に忘れ去れようとしていました…… 「グェヘヘヘ、そうはいくかァアアア!!」  その時です、大魔王ラヴクラフトの配下の1人だった魔王“オーガスト・ウィリアム・ダーレス”が、自らをラヴクラフトの後継者だと名乗って、再び世界を恐怖のどん底に叩き付けようと活動を開始したのです。  まずダーレスは正式名称『ニトロプラス』、略して『アーカム・ハウス』という邪悪の一大拠点を築きました。そこから世界に『Kanon』『Air』『デモンベイン』等の様々な作品を発表して、世間を多いに震撼させて、同時にハァハァさせました。そして、ラヴクラフトとその配下が生み出した邪神や世界観をまとめて、世間でいう『クトゥルフ神話』という体系を作り出したのです。  ……しかし、それは本来ラヴクラフトが考えていた世界征服の趣旨とは違った物だったのです。  大魔王ラヴクラフトは、『この広大な大宇宙(その化身たる邪神と萌えとエロ)の前では、矮小な人間の存在や善悪の観念など、無に等しいちっぽけな物に過ぎない』という考えを作品全体の基本概念としていました。しかし、ダーレスは自分が考えた『旧神(動悸、息切れによく効く薬)』『善悪二元論(萌えとエロより、燃えと泣きを重視)』『四大元素論(邪神をバカパク、インパク知などボード上で振り分ける)』を、『クトゥルフ神話』の基本概念に組み込んでしまったのです。そのため、クトゥルフ神話は本来のものとはかけ離れた存在へと変貌していきました。  もう皆さんもお気づきでしょう。ダーレスはラヴクラフトの遺志を継いだのではなく、大魔王の力と名を利用して、自らが世界を征服するために邁進した、野望と下克上精神に満ちた邪悪で外道な恐るべき男だったのです。  まぁ、世間では『旧神はラヴクラフトが存命中に考えたものであり、彼も半ば黙認していた(承認したわけではありませんが)』『善悪二元論や四大元素論は、ダーレスだけじゃなくてスミスを始めとした多くのクトゥルフ作家やファンの意見を取り入れて作られた』などと言われていますが、それは全てナチスの陰謀です。悪い事は全部ダーレスのせいにしておけば、とりあえずクトゥルフ神話ファンは納得するので、そういう事にしておいてください。きっと我が家の台所の排水溝が詰まりやすいのもダーレスのせいです。  しかし、ダーレスの天下も長続きはしませんでした。世界中にクトゥルフ神話の名を轟かせたのは良いとして、彼自身の作品は『異次元の影』『ザ・ガッツ』『エイケン』『誰彼』など、非常にアレなものばかりだったのが原因でしょう。1971年7月4日、ダーレスは突如心臓発作で死去……という名目で、この世界から失踪しました。きっとアンチダーレスの糾弾に耐えられなかったと思われます。まぁ、作者も実はアンチっぽいんですが。  こうして、大魔王ラヴクラフトが種を撒き、ダーレスを始めとした多くの作家が育てた『クトゥルフ神話』は、世界中の小説や映画、漫画やエロゲに広まって、今も多くの人々を切望と恐怖とハァハァの渦に撒き込んでいるのでした……めでたしめでたし。  いや、何がめでたいのか書いてる本人も全く分かりませんが。