「きゃうん・・っ!」キィンと甲高い音をたててアマテラスの神器が手から離れた。  
回転しながら飛んでいったソレは地面に転がってゆく。  
「…くっ」咄嗟に拾おうとしたアマテラスの前に小太刀が刺さった。  
 
「…チェックメイト。ユーの負けだよ。アマテラスくん」アマテラスの前にふわりと降り立った男。  
薄く微笑む口元。  
羽衣のような頭巾と赤い高下駄に光る不思議な刀を持つ男は、あの陰陽師、ウシワカだった。  
「テメェ、このインチキ野郎!とうとう本性を現しやがったなぁ!」アマテラスの胸元から飛び出してきたイッスンが怒鳴る。  
いつ果てるともしれない激しい戦いの中、安全な場所に避難していたが相手があのウシワカだとしては黙っていられない。  
 
「こんな処に誘い込んでアマ公を亡き者にしようたぁ、良い根性だ!その腐った性根、このイッスン様が叩きのめしてやらァ!」  
そう言って愛刀、電光丸を抜き放つ。  
イッスンとてウシワカに勝てるとは思ってはいないが、ここはアマテラスを逃がすのが先決だ。  
その為にならいっそ盾に…そう思ったとき、意外な相手の乱入によってイッスンの出鼻はくじかれた。  
いや、正しくは「乳」によって。  
 
もにゅっ とアマテラスのそれより更にボニュームのあるボインにイッスンは左右から挟まれてしまった。  
「ボ、ボイン・・・・プフフフフ♪ ―――じゃなくってェ!!この乳は!?」  
「フフフ、久しいのイッスン。それに田舎大神よ。」  
 
「ボ、ボイン姉…いや、牝狐野郎!」「わう!?」驚く二人にボイン…否ツヅラオ(に化けた妖魔王キュウビ)はニヤリと笑ってみせた。  
「テメェら、グルだったのかぁ!!?」乳の谷間で幸せと絶望にさいなまれながらイッスンが叫ぶ。  
キュウビが生きていたのも驚きだが、許せないのはウシワカの方だ、ヒミコの部下である振りをしながら裏でキュウビと通じていたとは。  
「ノー、ノー。ミーとキツネくんは無関係だよ。いや、無関係ならこの次元そのものが外界とは別のモノなんだけどね」ウシワカが不思議な事を言う。  
「???」アマテラスとイッスンの間に「?」マークが浮かぶ。  
「アハハ、わからないのも無理はないよね。―論より証拠を見せようか・・・・ホラ。」  
 
「んなぁあ!!??」「わううう??」  
 
二人はこれ以上ないほど目を剥いた。ウシワカの隣に「もうひとり」ウシワカが現れたからだ。  
新しく表れた「ウシワカ」はその前のウシワカと全く区別がつかない。そっくり同じ。分身などではない。まごうことなき「本物」のウシワカが二人。  
「ククク、その男だけではないぞ、ほれ、我も…」  
「ボ、ボイン姉まで!!」みるとツヅラオも2人に増えている。悪い夢とか思えなかった。  
「わかったかい?ミー達は外の世界のミーとはそっくり同じだけど別のモノなんだ。  
このバトルフィールドはあらゆるアマテラスくんのライバルを呼び寄せる。その気になればとっくに死んでいるキツネくんを呼び寄せるぐらい分けないんだよ。」  
「そのうち伝説の英雄までもが現れるかものぅ、クカカカカ!」  
 
呵呵大笑するツヅラオとウシワカX2.それを見ながらイッスンもアマテラスも笑う気になどなれなかった。  
「で、オイラ達はどうなるんでぃ・・・・」ただでさえ強敵なウシワカとツヅラオが2倍。死ぬ気で特攻すれば或いは勝てる…か?  
「勝てるって?さっきミー一人にすら苦戦していたユー達が?」こちらの心の動きを見透かしたようにウシワカが鼻で笑う。  
「でもさ、ここで殺しちゃうのは勿体ないよね、なんたってアマテラスくんだし」  
「そうだねぇ、外のミーじゃあと100年ぐらい待ってもこんな事出来そうにないしなぁ」  
「そうそう、結構オクテでシャイなんだよね。ミーってば」  
ウシワカSが何だか気持ち悪い会話をしている。  
不審な物を感じ取った(あるいは身の危険か)アマテラスが腰を浮かしかけるより早く。  
「―やっちゃうか?」「――やっちゃおう!」  
二人のウシワカがアマテラスに襲いかかった。  
 
「きゃ、きゃうんん!!!」「アマ公ーーー!!」  
 
逃げようとしたアマテラスの両腕をウシワカが地面に縫い付ける。  
「大丈夫、殺しはしないよ。何たってミー達はアマテラスくんが大好きなんだから」  
もう一人のウシワカは膝で暴れるアマテラスの足を押えながら体ごと組み敷く。  
「そうそう、今から気持良い事してあげるから、全てをミー達に委ねてよ。」  
「「愛しているよ、アマテラスくん」」  
 
言葉と同時に唇を重ねられた。  
 
「アマ公ーー!てめぇッこの乳どかしやがれ」ツヅラオの爆裂ボインの間で必死に暴れるイッスン。  
「まぁまぁ、お主の相手はこの我らだというに・・・ほれ、ここに打ち出の小槌も用意しておる」  
そう言ってニコニコ顔でアマテラスの道具袋から勝手に小槌を持ち出すツヅラオ2号。  
 
「そうれ・・・・歯をくいしばれーーーッ!!」  
 
キュピーーン★とどこぞの筆神よろしく瞳をキランとさせながら小槌を振り上げるツヅラオ二世。  
「―ちょっ!使い方違ッ…おべぇッ!!!???」  
 
すかぱーーーん! とこ気味の良い音が亜空間にこだまする音を聞きながら、イッスンの意識は薄れていった・・・・・。  
 
「ん・・・んん・・・」ぴちゃぴちゃと濡れた音が響く。  
重なったと思ったのは一瞬で、すぐに唇は深く交わった。  
侵入してくるウシワカの舌にアマテラスは抵抗したが、無駄な努力だった。  
吸いつくように絡まってくる舌はアマテラスの口腔内を犯してゆく。  
舌をからめ、舐めあげ、歯列をなぞり唾液を貪り、貪られる。  
息継ぎの暇も与えられない。  
ウシワカの舌がアマテラスを弄る度に、背中から首筋から、ゾクゾクと快感がせり上がってくる。  
蕩けるような快感と酸欠の苦しさでアマテラスは息も絶え絶えだった。  
 
「ノー、まだキスだけなのにダウンなんて駄目だよ?」クスクスクスと笑いながら腕を押えていた筈のウシワカが背後にまわっていた。  
いつの間にか、自分の体は座った形のウシワカに抱きすくめられるようになっていて、腕はウシワカの胸の前で彼の衣を掴んでいた。  
「フフフ、綺麗な髪、ユーの肌はどれだけ綺麗なんだろうねぇ。」白銀の長い髪を手にとって軽く分ける。  
そこから現れた真っ白な首筋に唇を落とすとアマテラスは思わず声を上げた。  
「ああ、駄目、唇はミーのものなんだから・・・」逸らした首を濡れた舌が伝って、再び唇が重なる。  
後ろのウシワカは肩口に紅い吸い痕を残しながらアマテラスの着物を脱がせていった。  
 
「・・あぅ」前を広げられると白い乳房が零れ出る。ツヅラオ程ではないが、十分に大きく美乳と言えるそれをウシワカの手が包み込んだ。  
「―結構大きいね。手から零れそうだよ。」耳元で囁きながら軽く耳朶を噛む。それだけで感じやすくなっていたアマテラスから吐息が漏れた。  
その吐息すらも唇ごと前のウシワカに奪われる。  
 
張りのある乳房に手を這わせる。形を確かめるように柔らかく撫でまわし、軽く揉む。何度も揉みしだき、十分に熟れてきた処で漸く色づく部分に指が触れた。  
「ふわっ・・・はあぁ・・・」アマテラスから切なげな溜息が漏れる。それでも桃色の乳輪の辺りしか触れてこないウシワカにアマテラスが焦れる。  
「・・・フフフ、どうしたのアマテラスくん。オッパイの何処を触って欲しいの?」分かっている癖に、この男は酷く意地が悪い。  
「・・・ん」ウシワカの腕を取って手を導く。堅く尖った先端に指先が触れるとそれだけで体が跳ねてしまう。  
 
「そう、いい子だね。じゃぁここに横になって」言われて素直にウシワカが脱いだ上着の上に横たわる。  
アマテラスの白い着物は広げられ、眩いばかりの裸身が2人のウシワカの眼前に晒された。  
―ごくん。 と喉が鳴ったのはどちらの彼だったか。  
「続き、するよ?」頷く。  
アマテラスには最早抵抗する気はなかった。  
 
ウシワカの舌先が乳首に触れる。ぺろりと舐めあげたあと唇で包み込んだ。  
「ひゃうううっ!?」「いい声…もっと啼いてよ?」唇を放し息を吹きかける。それだけで先端はぷっくりとかたく尖ってしまう。  
舌で、指で摘みあげ、転がし、突き回し吸い上げる。  
僅かに歯をたて、強い刺激と優しい愛撫を交互に繰り返してやる。その度に紅く色づいたアマテラスの唇からは甘い嬌声が上がった。  
彼女の胸は、綺麗でやわらかく、そして飛びきり淫猥だ。乳房を吸われることでこれだけの快感を得られるのだから慈母とはよく言ったものだ。  
いつのまにかもう一人のウシワカもアマテラスの乳房にむしゃぶりついて、夢中で吸っている。  
「やうっ…ふぁっ…ふわぁあん!」  
アマテラスの体が弓なりになって何度かビクビクと震えた。そのまま脱力して茫然とている。  
「イッちゃったんだ。胸だけで。」  
「エッチだなぁ。こんなんじゃこの先相当大変だよ?」  
言葉とは裏腹に、とても楽しそうな声音だった。  
 
「うう〜〜〜いててて・・・」ガンガンと痛む頭を抑えながらイッスンは起き上った。「あれ〜オイラは確かアマ公と旅していてそれでカムイに帰ってきて・・・」  
一瞬混乱する記憶。そして自分が意識を失う前にどんな状況だったかを思い出して飛び起きようとした!・・・少なくとも上半身だけは。  
 
それで漸くイッスンは状況を真に理解する。アタマが痛む訳も、反対に下半身がとても気持ちイイ訳もだ。  
「て、テメェ!何やってんでィ!!」  
「おお、やっと起きたか。あまりに静かなので死んでしまったかと思ったぞ?」  
尤も、死んでいるにしてはお主の魔羅は元気が良すぎるがな・・・ククク。そんな事を言いながらイッスンの下半身にボインを乗せたツヅラオはイッスンの堅く反り返った息子を舐めあげた。  
 
「うっ・・・くぅう・・・!」初めてのフェラにゾクゾクと快感が突き上げるが、そんな事で流される訳にはいかない。  
「オ、オイラが聞きたいのは、インチキ野郎はともかくテメェは敵じゃねぇかって事だ!何だってオイラを生かしたままこんな事するんでィ!」  
今や(物凄くアバウトな使い方だが)打ち出の小槌の効能でイッスンの姿は普通の少年と同じサイズになっている。  
最初は本当に殺されると思ったが、どうやらツヅラオは単に自分とヤりたいだけのようだ。  
だとしたら納得出来ない。  
ウシワカはまだしも、コイツは真の敵だったからだ。  
 
「・・・フン。我はどうせこの場限りの影のようなモノ。この戦いが終わったら消えうせるのみだ。  
田舎大神に意趣返しをするもの魅力的だがな、その場合あの陰陽師の若造も二人がかりで我に挑んで来るやもしれぬ。」  
「・・・ボイン姉・・・いや、牝キツネ野郎。―わっぷ!」  
のすっと 2つの枕…じゃなく枕サイズの乳房が顔に乗せられる。もう一人のツヅラオがイッスンの顔に胸を押しつけているのだ。  
「・・・ならば、ここは我も楽しむのが好かろうよ。・・・・ほれ、向こうはとうに楽しんでおるぞ?」  
言われて思わず首を向ける。  
「ああっ!?アマ公ーー!?」  
 
少し離れた所で、ウシワカのモノをしゃぶっている相棒の姿があった。  
 
「うっ…」ウシワカが軽く呻くと白い白濁液がびゅるっと飛び出す。  
それは途中で息苦しさのあまり口を放してしまったアマテラスの顔はおろか、髪にまでかかりどろりとした滴りで彼女を汚した。  
 
「・・・ハァハァ、すごく可愛いよ、ユー」荒い息をつきながら、飛んだ白濁液を指にとる。  
それを彼女の紅潮した頬や乳房に、乳首に擦りつけるとアマテラスは甘い吐息で応えた。  
「ミーのも頼むよ。アマテラスくん。」先ほどは白い手で抜かれていたものを差し出すもう一人のウシワカ。  
拙い彼女の手淫ではまだ達けないのか。堅く反り返っているが、未だ発射はされていない。  
「・・ん」ちゅっ と同意の証として軽く口づける。それだけでウシワカの陰茎はびくっと震えた。  
 
「横になって、・・・そうユーのオッパイで包んで、もっと乳首を擦りつけるように、ああ良いよ。すっごく気持ちいい。」  
汗とウシワカ自身の液でぬるぬるになった乳房にペニスが包み込まれる。彼女の中に入ったかのような快感に包まれながら、舌と唇で先端を愛撫してもらう。  
すぐにそれは益々硬くなり。ぬちゅぬちゅと音を立て、彼女の胸を突きまわした。  
 
「ふぅっ・・・くぁっ・・・」アマテラスは熱でぼうっとした頭でなんとか考える。  
胸の間が酷く熱い。灼熱の棒を挟んで出し入れしているような感覚。でも不快じゃないし痛くもない。  
先ほど口に入ったアレも今含んでるコレも、苦くはあるけど吐きたくなるようなものじゃない。  
なにより、そうするたびに上るウシワカの甘く掠れた声が彼女から正常な思考を奪い取っていった。  
・・・・・・・・・・・・・ところで、こうしている間、もう一人のウシワカはどうしているのだろう?  
 
そう思った矢先。別の所から快感が押し寄せてきた。  
 
「ひゃ・・・やぁうっ!」  
「ああ、ビックリしちゃったかな?―ハハハ気にしないで、続けてプリーズ」  
いつの間にか閉じていた筈の足が大きく広げられ、その付け根をもう一人のウシワカが広げて舐めていたのだ。  
「・・・やぁっ・・!!」羞恥心に足を閉じようとするが、がっちりと抑えられてそれも叶わない。  
「ノー、閉じないで、今からミーが良くしてあげるから。」そういって銀色の茂みに飾られたそこをウシワカは指で広げてみる。  
途端に眼前に広がる鮮やかな濡れた花に、彼は溜息を洩らした。  
アマテラスのそこは色白の彼女らしく、濃い桃色をしている。  
中心の一層赤の濃い所から溢れ出ている透明な蜜は花弁はおろか上の銀色の草までしとどに濡らして蕩けていた。  
ごくっと 喉を鳴らしながら、ウシワカは注意深く濡らした指をその奥へを入れていく。  
壊してしまいそうな繊細な性器は、しかしわずかな抵抗とともに指を飲み込んでいった。  
「あ、ああ・・・っ!」何度か指を出し入れするとじきにアマテラスの其処は旨そうに指をしゃぶり始める。  
奥から溢れてくる蜜が指に絡みつき挿入をよりスムーズにした。より快感を煽るように、花の上にあるクリトリスも剥き、舌先で攻める。  
攻めは遠慮がちから大胆な方向へと変わっていった。  
 
「アマテラスくん。ミーの方も忘れちゃ厭だよ?」そういって胸で愛撫を受けていたウシワカが催促をする。  
ペニスを頬に押し付けてやると思いだしたように吸いつくが、下の方からの刺激で再び唇から離してしまった。  
「ファイトだよ。アマテラスくん・・・っ・・・ミーももう少しでイキそうだから。」少し可哀想だが、頭を掴んでしゃぶらせる。  
空いてるほうの手で乳首を摘みあげ、擦り、刺激を与えてやる。  
下の方ではウシワカの指が2本に増やされていてた。ぐちゅぐちゅと音を立てる淫猥な水音が速くなる。  
「―んあ―っふああっっ!!」再び迎える絶頂。ほぼ同じタイミングで口の中のウシワカが射精する。腰を押し付けられていた為か、今度は口の外に出さずに殆どが口内に収まった。  
「んん・・・・」ごくっと、苦さに顔を顰めながらも口内の精液を飲み込むアマテラスにウシワカは口付けの雨を降らせてやる。  
「有難う、やっぱりユーは優しいね。」  
「愛しているよ、アマテラスくん」  
 
「・・・・・・・・」何だかんだいって睦まじく愛し合っている(ように見える)アマテラスとウシワカX2にイッスンの胸中は複雑だった。  
そりゃオイラだって、アイツとアマ公が何か知り合いだったってのは分かるさ。だけどよォ、オイラの事は無視かよ、アマ公。  
べっ別にオイラぁお前の事なんかどうとも思っちゃいないけどな、でもよォ…ってうひぃぃぃ!!  
 
「なぁにを考えている、イッスンとやら。」背後にまわったツヅラオがイッスンのソレを握りこんでいた。  
「ククク、しっかり堅くなっているではないか。大神の痴態を見て欲情したか?」  
「ばっばか言うんじゃねぇっ、誰があんなポアッとしたヤツに・・・」  
 
「じゃぁこれは何じゃ?お主は誰を見て欲情しておるのだ?まさかあの男でもあるまい、クカカカカ」そう言って見事なボインを露出させた破廉恥尼僧(偽)はイッスンの息子を舐めあげる。  
巨乳美女2人に手玉に取られる少年。  
ちょっと前のイッスンなら男のロマンとして喜べた状況だが、この状態で相手が妖魔王の化けた美女で、しかも相棒がピンチとあっては全く喜べない。  
「ああ!オイラのバカバカ!!こんな状況天国じゃねぇ、悪夢だーー!!」  
 
「まぁ、そう怒るな、我はこんな茶番も楽しんでおるぞ。」  
「そうそう、この体は淫らだし、お主はなかなかの美形じゃしな、さぞかし喰い散らかしようがある・・・くっくっく」  
ぞぞぞぞっと背筋が冷える。ヤバイ、コイツら本気だ。  
 
「さて、そろそろ我らも楽しもうではないか。あんな淫らな奴らを見ていると我慢できなくなってきたわ。」  
「フフフ、どうじゃ、お主の大好きな乳房だぞ?」  
「〜〜〜くっそぉお!」  
2つの巨大な乳房に顔を埋めならイッスンは腹を決める。アマ公なんて知った事か!とっととコイツらハメ倒して満足させてオイラだけ出て行ってやらァ!!  
 
がばっと、乳房を乗せていたツヅラオを押し倒す。「んむっ!?」唇を奪ってから舌先を無理やり入れてみる。  
何だか妙に気持いんだか気持ち悪いんだがわかない感触だが、こんなモノなのだろう。  
 
口を引きはがし、・・・一度拭ってから次に、揺れる生ボインに手を伸ばす。  
揉みしだく。これは中々に気持ちがいい。揉んだり顔を埋めたりしていつの間にかグミのように硬くなっている乳首に気づき、摘みあげてみた。  
コリコリとした感触が気に入り、口に含んでみる。あ・・・良い。なんだか和んで・・・。  
 
「あ〜〜、和むな和むな。参ったのう、お主本当に餓鬼なのじゃな。」  
「だっ誰がでィ!!」ついまったりした気分になってしまったのか不覚だったのか、真っ赤になって怒るイッスン。  
「フン、その様子では女など抱いた事もあるまい。息巻いていても所詮子供ということじゃ。」  
「うっ・・・(汗)」図星を指されて流石に言葉に詰まるイッスン。  
わ、悪かったなァ!どうせオイラァ耳年増なだけの童貞サマよォ。だけどそれでもボイン好きじゃいけねぇのかよォ!いけねぇのかよォなぁ、オイ!  
 
「・・・・・・・泣くな、バカ者」  
「なっ泣いてなんかいねェやい!!」  
 
「だから我らが導いてやろうというのじゃ。良かったのぉ、これほどの美女二人に筆おろしなどめったにない幸運じゃぞ。」  
「かっ借り物な癖にエラそうな事言うんじゃねぇ、このキツネ・・・うわっ!!!??」  
べろんとツヅラオがイッスンの萎えたペニスを舐めあげる。口に含んで何度かしゃぶりあげると、ソレは直ぐに硬くなって反り返った。  
 
き、気持いい・・・何だ!?こりゃ  
 
「フフフ、乳はなこうやって使う事も出来るのじゃ。ほれさっき大神があの若造にしてやっていたじゃろう?」  
そういって胸の谷間にイッスンのモノを挟み込む。  
並外れて大きな胸のツヅラオと、勃起しているとはいえ平均的少年サイズのイッスンのモノでは先ほどのアマテラスとウシワカのようにいかないが、  
大きい分、下の袋までも愛撫出来てまた違った気持ちよさを与えている。  
「ふふ、乳首も突いてみよ、この堅いのでな。ほぉれ」イッスンのモノを持ち、自分の乳房に押し付ける。硬くなった乳首とペニスが擦れ合い、快感が増幅される。  
「うう・・・うぁっ!」  
びゅるっと、イッスンのモノから精液が飛び出す。量こそは多くないが濃さはある。  
ツヅラオは笑いながら胸に飛び散ったそれを拭うと綺麗に舐めてしまった。  
 
「フフフ、あっちも楽しんでいるようだね。」  
「どうなる事かと思ったけど、結構相性いいんじゃない?  
キツネくんは意外と面倒見が良いねぇ。」  
 
「・・・・・・・・・・わぅ」  
組み敷いたアマテラスから漏れた不満げな呟きにウシワカは笑顔を向ける。  
 
「ソーリィ、嫉妬してた?でもそれはミーにそれともゴムマリくんに?」  
「アマテラスくんはゴムマリくんの事が大好きだもんねぇ。」  
アマテラスは無言でかぶりを振って眼前のウシワカの首に手を伸ばし、肩口に顔を埋めた。  
先ほどの揶揄を否定しているのか公定しているのか。今の行為ではその真意は分らなかった。  
 
「アマテラスくん、良いの?厳密に言えばミー達は唯の影で、本当のウシワカは外の世界でユーを待っているんだよ?」  
「確かにユーが大好きだって言う気持ちは本物だけどねぇ。正直に言えばミー達にここまで付き合ってくれたんだから。もう解放してあげても良いと思うんだ。」  
 
「うう・・・」アマテラスは更に抱く力を強める。彼らはそれを彼女なりの肯定と受け入れた。  
「全く、ユーはベリィ・スィートだね。慈母とはよく言ったものだよ。」  
「悪いけど、もう暫く解放してあげる気なんかしないよ?」ふっと溜息を吐きながらウシワカは破顔する。  
そうして愛する「慈母」の体を開き濡れそぼったそこに硬く張りつめた己を押しあてた。  
柔らかく濡れた入口は吸いつくようで、入れたらどんなに気持いいかと思うだけで、ウシワカのソレは更に熱くなる。  
何度かこすり付けて、焦らすと奥から新しい蜜がとろりと溢れてきた。  
「いくよ・・・力を抜いて」  
 
「ふあっ・・・んんんっ!!」  
「・・・くぅ・・っ!」  
ゆっくりと腰を使いながら挿入する。アマテラスの内側は熱くて蕩けそうで、ちょっと動かすだけできゅうきゅうとよく締まった。  
気持ちよさに堰かされウシワカは体を沈めてゆく。  
「・・っはぁっ、入ったよ。」己の物が根元まで入っている光景に背筋に快感が走る。  
「ソーリィ、動くよこれだけでイッちゃいそうだ。」そしてアマテラスの腰を掴んで揺さぶり始めた。  
「ひゃうっ!?・・・ひぅうっっ・・・ああんっ!」  
僅かに腰を動かすだけで堪らない快感があるのだ。突きあげれば両者にはそれ以上の強い刺激がもたらされる。  
「はっ・・うう・・・いいよ、もっと、腰を振ってよ。」  
「あうっ・・・くううん、う、ウシワカぁ・・・っ!」  
アマテラスの腕は、ウシワカの肩に食い込む程に強くしがみついている。  
頭を掴み唇を貪る。ひとたび重なれば、アマテラスからも舌が絡められ。上と下とで深く絡み合い混ざり合う。  
「・・・・っイク・・・よ?アマテラスくん。」荒い呼吸でウシワカが問いかける。アマテテラスは必死で頷いた。  
「くっ・・ううっ」「あっ!ああああ―ッ!!」  
びゅるびゅると、盛大に膣内に放つ。膣内で愛液と混ざりあったそれは脱力した二人の間からこぽこぽと零れた。  
 
 
「じゃあ今度はミーの番だね。」ぐったりとしたアマテラスをもう一人が抱きしめる。当然だが、こっちのウシワカはまだ満足なんかしていない訳で。  
「あう?」余韻に浸っていたアマテラスの顔がサーーーーッと青ざめた。  
 
「ハハハ・・・・だから言ったのに、ミー二人相手にするってのはそういう事なんだよ?まぁミーもちょっと休憩したら直ぐに復活するけどね、アハハハハ」  
ちょっ・・・まてコラ(怒)  
 
「げに恐ろしきは終わりなき羅生門ってね、いや羅性門??面白くないかなぁ、アハハハハハハ」  
寒いギャグをかましながら頭をかくウシワカの隣でもう一人に押し倒されたアマテラスの悲鳴が響き渡っていた・・・・・。  
 
で、イッスンとボインはどうなっているのかと言うと・・・・。  
 
「で・・・ここが女のオ●●コで。」「あ、ああ(・・・結構グロぃ形してんなぁ)」  
「ここが、陰核じゃ。まぁ女のチ●チンじゃな。」「そ、そうか(うお、女にもチン●ンついてるのかよ!?)」  
画帳を出して必死に写生するイッスン。  
「で・・・こっちが・・・」そのとき、ボインsの血管がぶちこーーんと切れた。  
「「ってやっとれるかぁああああああああーーーーーーーー!!!!!!」」ちゃぶ台があったら絶賛ひっくり返している勢いである。  
 
「うおおおっ!!?な、なんでィ急に!!??」  
「ふざけるな!何が悲しゅうてこの妖魔王様が餓鬼に一から性教育を施さねばならんっ!?貴様我を馬鹿にしておるのか!!??」  
「んなッ!?勝手にそっちから襲ってきたんだろうがぁ、逆ギレたぁいい身分だな、牝キツネ野郎」  
「ええい、黙れ黙れ!!我で勃たんのなら勃つようにしてやるわ、こっちに来い、豆餓鬼!!」  
言うなり半裸のままイッスンの首根っこを掴んで引きずってゆく。  
 
「あれ?どうしたのキツネくん。もうゴムマリくんダウンしたのかい?」  
ウシワカが問いかける。ちなみにアマテラスに早々に復活したモノをしゃぶってもらいながら。  
アマテラスはと、いえば、口の中のモノを必死に処理しながら胡坐をかいたウシワカに下から突き上げされている。  
「フン、このマセ餓鬼は田舎大神でなければ勃たんとさ。精々貴様らの濡れ場を見せてやるがいい。」  
「あ〜そうなのか、まぁ、ミー達は別に構わないけどさ。」  
アマテラスくんはどうする?そう聞こうと思ったとき、ウシワカが軽く固まる。  
アマテラスが真っ赤になって胸と体を隠そうとしたからだ。  
「ふーーん・・・・」赤くなって恥じらうアマテラスは、正直物凄く可愛いかった。軽く怒りを覚えるほど。  
 
「うん、アマテラスくんもOKだってさ♪」満面の笑みで答えるウシワカ(鬼畜)とんでもない展開に必死に首をぶんぶんと横に振るアマテラス。  
 
「「「いや、どうみてもOKしてないし」」」イッスンとボイン2人のツッコミは黙殺した。  
 
「ホラ、アマテラスくん。ゴムマリくんにきちんと性教育を施さないと。」「あうううっ・・・!」  
嫌がるアマテラスの足を抱えてウシワカは後ろから突き上げた状態のままイッスンの眼前で開かせる。  
こうすると繋がっている所が全部丸見えになるのだ。  
抵抗しようと暴れるアマテラスだが、唇を奪われ、繋がっている部分の肉芽を弄られると途端に力が抜けていった。  
 
「うわっ・・・すげぇ・・・!」アマテラスの裸は近くで見るとツヅラオのモノとはかなり違う。  
胸こそは彼女ほど大きくないが、引き締まっていて、でも線全体は女性的で柔らかそうで・・・・。  
なんと言うか、ムチムチ系が好みと自負する彼だがこの場合はアマテラスに軍配を挙げたかった。  
 
「ってインチキ野郎、テメェ何アマ公の中に入れてんだよ、そんなでっかいの入れたらアマ公が壊れちまうだろう!?  
ってアレ、結構気持ちよさそうだな。オイアマ公、お前そんなでっけぇの入れて大丈夫なのかよォ!?  
 
・・・・大丈夫そうだな乳揺らしちまって、案外気持よさそうに見えるぞ。  
インチキ野郎も気持ちよさそうじゃねぇか、そんなにイイモンかよ。ボインに挟まるよりイイもんかねぇ?  
いや、マジでかくないか?インチキ野郎の癖によぉ。大人ってあんなにデカくなるのか?  
・・・・・・って、なんか白いの出てないか?ってコラァ!中で出したら確か孕んじまうんじゃぁああ!??」  
 
「クックック。そんなに見ていて面白いモノかの?」  
ボ、ボイン姉・・!じゃない、牝ギツネ野郎!?」  
「あいつら夢中じゃのう、神に恋する人間など滑稽なモノじゃが、それを何でも受け入れる神も愚かなことよの。」  
殆ど意識を手放したアマテラスだが、それでもウシワカは彼女から身を放さなかった。白い髪を撫で、紅い文様の浮かんだ額に口づけをして抱きしめている。  
 
滑稽でも愚かにも見えなかったが、不毛だとは思った。  
こんな特殊な状況で、悪ふざけしか想いを伝えられない不器用な男も、それを全部受け入れてしまい許してしまう女神も。  
神になりたかったといった、紛いモノだからの狐も。  
 
「だから、結局テメェも寂しいんじゃねぇのか、ボイン姉・・・」  
ぼそりと漏れた呟きは、妖魔王の耳に届いたのか。  
 
「ハハハ、ならお主が遊んでくれるかのか?」振り返るといつになく真摯な顔をした少年がいた。  
「・・・・・・・・・・・いいぜ、オイラの初モノ、テメェにくれてやらぁ!」  
 
ちゅっちゅっと、胸に吸いつく。餓鬼といわれようが、それでもオッパイ好きなのは彼のポリシーなのだ。  
「で、次はどうするのじゃ?」「う、うるせいやぃ!次は・・・・」と、短めに切られた袈裟の合わせ目に目がいく。  
(ちなみにこの女は全部脱ぐのは趣味ではないと言って乳のみ露出させている。それはそれでそそるものはあるのだが)  
ちょっと躊躇ってから、指先を舐め、手を這わせた。とたんに絡みつく、ぬるっとした感触と驚く程の熱さ。  
 
「うわ!大丈夫かよォこれ!?」「驚くな、こんなモノ普通じゃ。」  
そう言われると、躊躇うわけにもいかない、先ほどのウシワカとアマテラスの行為を反芻させながら胸の先に舌を這わせ、指を奥まで進めていく。  
少年の指では2・3本入れてもまだ入りそうで、何所まで進めたら良いのか不安になる。考えあぐねて、ぐるぐると指で中をかき混ぜると突然彼女の体が跳ねた。  
「どっ、どうしたんでぃ!?」「し、心配するでない!」心配すんなったって・・・・。そう思いながらさっきの個所をまた弄る。再びびくんっと跳ねるツヅラオ。  
・・・・・これはもしかして・・・・。  
イッスンは同じように責めてみる。ツヅラオの息が上がっていった。  
「ボイン姉、もしかして、ここが気持いいのか?」「はっ・・野暮な事っ・・・・聞くでない!くあぅっ・・・」  
やべぇ、こんなボイン姉、可愛いかもしれねぇ。中身はアレなんだけど、だからこそ可愛いと言うか。  
先ほどアマテラスを苛めていたウシワカの気持ちがわかるような気がした。  
 
ぐちぐちと指をしゃぶる秘所。  
アマテラスの色白の体とは若干違うがこれはこれで官能的で美しい。先ほどは気味悪がっているイッスンも今はドキドキしながらそこを責めたてた。  
「はっ・・っ・・・もうっ・・!」ツヅラオが身を捩った処で、唐突に愛撫が止む。  
「は・・っ!?イッスン?」「悪りぃ、オイラもう我慢できねぇや、入れるぞ、ボイン姉。」  
そう言うと、イッスンは秘窟の入口に己をあてがい、一気に押し入った。  
「んぁっ・・・・!ばっ、もっとゆっくり入れるのじゃ!」少年とはいえ、いきなり入ってきた量のあるものに、ツヅラオはすんでの処で達しそうになる。  
イッスンはというと彼女の膣のあまりの気持ちよさに荒い息をついていた。  
 
な、なんだぁこりゃぁ。気持ち良すぎて、どうにかなっちまいそうだぜぇ!?  
 
「ぼ、ボイン姉・・・これ、女の体ってみんなこうなのかよ!?」冗談だろ!?とでも言いたげな表情にツヅラオはおかしさがこみ上げる。  
「馬鹿者、そんなモノは自分で試してみるのじゃ。大丈夫、お主なら言い寄るおなごなぞ、数多とおるぞ。」  
「そ、そうかよ、へへっ、なら精々女泣かせな男前に成長してやらぁ! ・・・兎に角動いていいか?このまんまじゃオイラ、とっとと出ちまう。」  
「・・・・・ゆっくりじゃぞ」  
 
「くっう・・・」ゆっくりと腰を動かし始める。何度も出し入れしていると潤滑液ですべりが良くなったのかだんだんと動きが速くなってきた。  
「っ・・やべぇ気持ち良すぎるっ・・・!」入れる度に締りからみついてくるツヅラオの中はイッスンのサイズなど物ともせずにしっかりと締めてくれる。  
目の前で揺れるボインに触れたくて腰から手を離して両手で揉みしだき、寄せた二つの乳首を一緒に口に含んだ。ツヅラオの口から嬌声が漏れる。  
「はっ・・ボイン姉・・・っ!」ふと、キスがしたくなって顔を寄せる。  
 
短い髪が動くたびに揺れて、その右目が――  
 
「あ・・・・」  
「っ・・・ああ、これか」突然止まったイッスンの動きに不審がると彼の眼が、その「右目」に注がれてるのに気がついた。  
否、正しくは「右目のあるべき場所」にだ。  
「・・・興が覚めるか。まぁそれも仕方がない・・・か?」唇が乱暴に重ねられた。歯のがちがち合う子供っぽいキスだった。  
更にイッスンの舌先は口を放れて、右目の痕に向かい、そこを舐める。醜い引き攣れの痕を何度も何度も。  
そうして、腰をより深く、強く打ち付けた。  
「姉っ・・・オイラ・・っオイラもうっ・・・!!」  
「いいぞっ・・・膣でっ・・・出してくれっ・・・!」  
「はぁっああ・・・ッ!!!!」「くっうううう!!!」  
達したのは、二人、ほぼ同時。  
草臥れた少年を抱きしめながら。紛いモノの狐はやけに優しい顔で微笑むのだった。  
 
「イッスン、おい、大丈夫かの?」  
「ん〜〜、あ、ボイン姉。ってうわ、オイラ寝ちまってたか!!!??」  
「フン、大した時ではない。それより、今度は我の番じゃぞ?」  
「・・・・・・・・・・・・・・・・・ハイ?」  
 
「最初から言うていたではないか、我は2人だとな。」  
「あ〜〜・・・・・そうだったか・・・・。そうだよな、ハハハ。」  
なんだか脱力したような気で身を起こすイッスン。あそこで終わっていればステキな一夜限りのランデヴーだったのに・・・・・。  
みると未だアマテラスがウシワカに突かれている。今度は獣の体位で。つまりバックである。  
「あ〜〜あいつすげぇなぁ、流石「絶倫の伝道師」だったかぁ?(微妙に違います)あのままじゃアマ公が死んじまうよ。ハァ、大変な事で・・・・って。」  
 
そこで彼は漸く異変に気づく。アマテラスは一人、対してウシワカは・・・・  
ひぃふぅみぃ・・・・4にんだとぉおおおお!!!!!???  
 
増えてるーーー!!ガビーーン  
「ふむ、言い忘れていたがな、ここではヤツは4人でそして我は・・・」  
ごっ・・・5にん!!???  
「クカカカ・・・逃さんぞ、イッスン。」2X5で計10個のボインがイッスンに襲いかかる。  
悲鳴も枯れ果てるイッスンの横ではアマテラスが半ば白目を向いた状態でウシワカに責められていた。(太陽器点滅中not異袋ストック)  
 
で、吹雪の止んだカムイの道。  
 
「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜太陽が黄色いぞ、コンチクショウ」  
「あぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」  
襤褸雑巾の如くしぼりとられたられた神様と妖精がヨロヨロとしながら歩いていた。  
むろん太陽が黄色いのは日食の所為なんかじゃありませんから。  
 
さらに、同日同刻。浮上したまま放置プレイ状態のラオチ湖の箱舟の上。  
 
「うう〜〜〜ぷしゅるっ! 吹雪は止んだとはいえまだまだ寒いなぁ。  
アマテラスくん早くこないかなぁ。タカマガハラについたらたっぷり温めてもらうよ!アマテラスくん!!」  
寒がったりハァハァしたりしながら一人悶える悲しい人倫の伝道師の姿があったとかなかったとか。  
 
おしまい  
 

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