ハイム城の一角、司祭ブランタの部屋の前に、一人の女が立っていた。  
シェリー・フォリナー。20歳。女は少し躊躇ったのち、扉を叩いた。  
「入れ」  
中から声がする。彼女は扉を開けた。  
 
半年前、考え方の違いから姉たちと喧嘩別れし、彼女はハイムに来ていた。  
彼女はそこで魔法アカデミーに入学する。  
折からの内乱で兵士が足りない時期、素性について問われる事はほとんどなかった。  
彼女は抜群の魔法の冴えで頭角を現し、教師達も一目置く所となる。だが彼女の目的は他にあった。  
 
城内の豪華な内装。戦時とは思えない美食の数々。これが力だな、と彼女は思う。  
いつの時代も結局世の中を動かすのは力だ。姉や妹が唱える民衆が動かす政治など、彼女には絵空事にしか思えなかった。  
力ある者が社会を動かす。社会を変えるには力を持つしかない。そのために彼女はハイムにやってきた。  
バクラム・ヴァレリア国中枢の一員として、この手で国を動かす為に。  
そう、力さえあれば、母さんだって・・・。  
 
数日前、アカデミー内部がざわめいているのを聞いた。  
今日は王国の最高権力者、ブランタ司祭が見学に来るのだという。  
ついてるわね。チャンスはむこうからきた。  
彼女はクラスの代表として魔法の腕を披露し、難しい魔法を見事成功させる。  
授業の残りの時間、司祭らの視線が自分に注がれるのを感じながら、彼女は過ごした。  
若く優秀な美貌の女魔術師はお偉方の興味を惹くところだったに違いない。  
椅子に座って講義を受けながら、時々脚を組みかえることも忘れない。  
その甲斐あってか、見学数日後の今日、彼女は司祭の部屋に呼び出されたのだ。  
 
「シェリー・ブラウンです。お呼びでしょうか?」  
素性を隠す為、彼女は母親の姓で名乗っていた。かつての父親の政敵に素性が知られるのは流石にまずい。  
豪華な造りの司祭の執務室で、彼女は司祭と対面する。二人だけだ。  
司祭の用件は任務についてのものだった。敵情視察と諜報活動を頼みたい。曰く、女性の方が敵も安心するのだという。  
そんなものか、彼女は思ったが、ともかく初の任務だ。彼女の胸は高鳴った。  
「君は女だが、体は丈夫かね」「はい、もちろんです」  
「ふむ、大丈夫とは思うが、万が一という事もある。こちらに来たまえ。」  
やれやれ、やっぱりね。彼女は思う。予想通りだ。  
だがそのことはおくびにも出さず、彼女は案内されるままに奥の小部屋に入った。  
 
背後から司祭の手が伸びてくる。確かめるように肩を揉み、腕を揉むと、今度は胸に伸びてきた。  
「し、司祭様ッ!何を・・・!」「身体検査だ。」「で、でも・・・!」  
司祭の手が胸に回り、ローブの上からその乳房を揉んだ。女性特有のふっくらとした質感。  
ごつごつした手がシェリーの若い乳房をまさぐる。撫で回すようなそのイヤらしい手つきに、彼女は身震いする。  
「し、司祭・・・さま・・・。」  
か細い声でシェリーは抗議をする。だが彼女が抵抗できないことなどブランタは百も承知だ。  
大事な任務、ひいては出世がかかっているのだ。よもや彼女は逆らえまい。  
そのことはシェリーも同じだった。彼女は拒否をしようと抵抗するのではない。あえて生娘ぶっているだけなのだ。  
その方が受けも良いだろう。激しく抵抗して司祭に嫌われてしまっては、元も子もない。  
弱弱しく、でも不自然でない程度に、彼女も演技をする。  
ブランタの手がさらに下に回る。柔らかな腹部を撫でると、そのまま股間の上に降りてきた。  
ローブの合わせ目から、シェリーの股間に侵入してくる。  
下着の上からさっと一撫で割れ目をなぞり、手は下着の中にまで入ってきた。  
!!さすがに思わず股を締める。じっくりと、執拗なまでのいやらしさで、司祭はシェリーをなぶる。  
指先がクチュクチュと肉豆をいじり、人差し指が、中指が、シェリーの中に侵入しようとしてくる。  
ブランタの指がシェリーの中にねじ込まれていく・・・。  
 
「どうもわからんな。」  
シェリーが思わず吐息を漏らしたところで、司祭の手が離れた。「このままではわからん。脱ぎたまえ。」  
シェリーは睫毛を伏せつつ、ローブを脱いだ。「下着もだ。」震える手で、シェリーが下着を下ろす。  
ブランタの眼前に、生まれたままのシェリーの肉体が晒される。白い肌に若い張り。発育の良い乳房にちょこんと乗ったピンク色の突起が初々しい。  
恥部を彩る女の茂みが、内に秘めた熱い情熱を感じさせるのは気のせいだろうか。  
「ふ〜〜む、ふ〜〜む。」シェリーの周囲をじろじろと眺め、ブランタは言った。「まずは問題なさそうだな」  
「中身の方も・・・。」ブランタは娘を抱き寄せると、指を秘所に運んだ。クイックイッ。折り曲げて女体の中を刺激する。「問題なしだ。」  
チュッと乳首を口に含む。チュッ・・・チュッ・・・。軽く吸い上げ、先端を一舐めして彼は言った。  
「よかろう、合格だ。服を着たまえ。」  
シェリーの乳房から糸を引いて唾液が落ちる。まだ物足りないが、このくらいが限度か。度が過ぎて悪評が流れても困る。  
ブランタが部屋を出ようとしたところで呼び止められた。  
 
「司祭様・・・。私はまだ満足していませんわ。」  
言うが早いか、シェリーは執務机にブランタを押し倒した。「シェ、シェリー・・・!!」  
ブランタに話す隙を与えず、彼女は唇を奪う。そのまま舌をねじ込んだ。  
セクハラで泣き寝入りなど愚か者のすることだ。弱みを見せれば以後ずっとつけ込まれるだろう。  
司祭がいる今こそチャンスなのだ。限られたチャンスにこそ、懐に飛び込む事を考えなければならない。  
シェリーの体の下でブランタは抵抗したが、やがて自らも舌を絡め始めた。  
若く美しい、全裸の女に押し倒され、嫌な男などいるだろうか。  
シェリーがブランタの口内に唾液を押し込み、また啜る。ピチャピチャと互いの唾液を貪り合う、男女の音がしばし響いた。  
「ブランタ様も、脱いで下さい。」  
シェリーは自らブランタの服に手をかけ、脱がせ始めた。  
豪華な法衣の前がはだけられ、ブランタの裸体があらわになる。  
中年太りした司祭の体はお世辞にも美しいとはいえなかったが、それでもシェリーは手を這わせた。  
白く細い指が、胸を、腹を、撫でていく。シェリーの右手が股間に伸び、ブランタの男根をつかんだ。  
「ウッ・・・。」ブランタがうめくがシェリーは無視した。  
左手を司祭の首筋に回し、そっと抱き寄せると、右手でブランタの分身を刺激し始めた。  
「ウ・・・グッ・・・。」ブランタがうめく。中々に上手だ。  
顔を上げると20歳とは思えない、艶な表情のシェリーと目が合った。  
彼女はクスリと笑うと、再び唇を寄せてきた。しっとりとした甘い唇。香水の匂い・・・。  
少女の放つ、女の色香に、ブランタはゾクリとした。「司祭様・・・。」耳元でシェリーが囁きかけてくる。  
「任務に成功したら、軍の指揮に加えていただきたいのですが・・・。」  
「グッ・・・それは・・・。」ブランタはうなった。  
以下に優秀とはいえ、若干20歳の女が一軍を指揮するなど前代未聞だ。  
「あら、お許しくださらないのですか?」シェリーはそっと腰を擦り付けてくる。  
入りそうで入らない。前にも後ろにも進めないもどかしい状況に、ブランタはついに首を振った。  
「わかった、お前に任せよう。今回の任務しだいでは、指揮を任せるとしよう。」  
「うれしい・・・。」声がしたと同時に分身がシェリーの中に滑り込んだ。  
娘の胎内は熱く、狭く、ブランタの分身をぎゅっと締め付けてきた。  
ハアッ!ハアッ!娘の喘ぐ声がする。鼻腔をくすぐる甘酸っぱい匂い。幼さの残る外見とは裏腹の、獣じみた喘ぎ声。  
エキゾチックなその雰囲気がブランタを雄にした。  
体の上で牝は激しく腰を動かし、分身を刺激してくる。執務机の上で、娘を抱くという背徳感が、彼を興奮させる。  
ウ・・・ウオオオオッ!娘の胴を握り締めながら、ブランタは分身を爆発させた。  
親と子ほども違う娘の胎内に、彼は大量の精を注ぎ込んだ。  
 
 
「それでは、司祭様。調査を進めます。吉報をお待ちください。」  
シェリーはかしこまって言ったがその顔は笑っていた。若さゆえの、罪のない笑顔。  
「頼むぞ。」ブランタが言うと恭しくお辞儀をし、シェリーは部屋を出て行く。  
 
やった、やったわ!!廊下に出ると彼女はぐっと拳を握り締めた。  
始めての任務。まず第一歩だ。そっと懐に手をやる。  
ブランタが首にしていた十字架がそこにあった。首に手を回した時、そっと失敬したものだ。  
何かの時の保険くらいにはなる、かな?十字架を撫でながら彼女は思った。  
ともかく初の任務だ。成功させなくては。足取りも軽やかに、シェリーは階段を下りていく。  
 
シェリーを乗せた馬車が、雪の降る中を駆けていく。ブランタは窓から馬車が去るのを眺めていた。  
(モルーバの娘、シェリーか・・・、血は争えんな。)  
彼の目に瞑い炎が宿る。利用しようと寄ってくる者は相応に扱ってやればよい。それだけのことだ。  
彼は窓を閉じると、黙って公務に戻った。  
 

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