指導者デニムが妹たちに手をつけている、そんな許し難い噂を耳にしたセリエは  
居ても立ってもいられなくなり、デニムに真偽を質しに行く。  
しかしそこに待ち構えていたのは、デニムによって身も心も調教された妹たち。  
不意を付かれ自由を奪われたセリエは  
「わたしたちの中で処女なのは、もうセリエ姉さんだけなのよ」  
「その歳でまだ処女だなんて信じられないわ」  
などと嘲笑されながら、裸に剥かれていく。そして、戸惑うセリエを尻目に、六本の白くしなやかな腕は  
処女というにはあまりに肉感的過ぎる身体を蹂躙し始めるのだった。  
 
「ああ…、セリエ姉さんのこのお尻をわたしが開発してあげられるなんて…  
信じられない。本当に夢みたいだわ…」  
「こ、こらッ、システィーナ!や、やめなさい!そ、そんなところを  
触ったら、駄目!き、汚いッ!」  
「セリエ姉さんの身体に汚いところなんてどこにもないわ。  
はい、まずは指一本から始めてあげるから」  
「きゃあ!や、やめ…なさ…!や、やめ………あッ!やめ……て、ああ……ぁ」  
「よかった、セリエ姉さんのお尻の穴も感じやすいみたいね。  
でも、開発してあげるともっと感じるようになるのよ。さあ、指を増やしてあげるわ」  
「ひいッ!い、いやあッ、ぬ、抜いて!だ、駄目ッ!も、もうそんなところ、  
もういじっては駄目!」  
「あはははは!無様ねえ、セリエ姉さんたら」  
「シェリー…!」  
「まったく本当に無様だわ、妹にお尻の穴をいじられて  
そんな情けない声を出しちゃうなんて…。今まで取り繕ってきた威厳が  
もう何もかも台無しじゃない。うふふ、でもね…」  
 
「でも、そんな無様なセリエ姉さんって、最高に可愛いわ。だからもっともっと、  
辱めてあげる…。さあ、どきなさいシスティーナ。もうお尻は十分みたいよ」  
「ああん、まだ全然開発してあげてないのにぃ……」  
 
「オリビア、セリエ姉さんにあれをやってあげなさい!」  
「はい」  
「…!?」  
「ふふ、オリビアはすごいのよ。セリエ姉さんをもっと無様で、可愛くしてくれるわ」  
「セリエ姉さん、ここ、失礼します」  
「あ…、そ、そんなところに指、駄目!や、やめてちょうだいオリビア!」  
「お尻の穴に指を二本も入れられた後でそんなに恥ずかしがらないで下さい」  
「そ、そんな理屈……あッ、あああ…ッ!?」  
「あ、ここね?ここがセリエ姉さんの一番感じるところなのね?うふふ!」  
「うっ、うぅン!か、感じてなんて!あ、あンンンン!」  
「我慢なんてしないで、セリエ姉さん。ただ、感じるままにしていればいいのよ。  
それに………我慢なんてしたって無駄よ!」  
「ああァ!!そ、そこ、駄目ッ!あッ、そ、そこばかりそんなに激しく…したら」  
「うふ、激しくしたら一体どうなるのかしら」  
「ふあァ!な、何……!あぁ!な、何か、何か………。  
だ、駄目!オ、オリビア、やめて!も、もう止めてえッ!」  
「あきらめてセリエ姉さん。もう、こうなったらわたしにだって止められないの」  
「だ、駄目ッ!駄目え!な、何か……で、出るゥ!」  
 
「出ちゃううううううううううン!!!」  
言葉どおり、ピュっとセリエの股間から熱いしぶきの弧が描かれる。  
この瞬間、長姉セリエが確かに身も心も末妹オリビアに屈伏したという、敗北の証。  
 
「うふ…、『水のオリビア』の名は伊達ではないんだから…」  
「十歳年下の妹に、無理矢理潮を吹かされる……。まったく無様の極みよね!  
ふふ、この世界のどこを探したって今のセリエ姉さんほど無様な女はいやしないわ。  
…さあて、お尻もおまんこも二人にとられちゃったし、ちょっと物足りないけど  
わたしは唇でもいただこうかしら。どうせ、キスだってしたことないんでしょ?」  
頭から馬鹿にした言い方でシェリーは唇を近付けていく。図星を指された悔しさを  
感じる間もなく、セリエの口の中を甘くて熱いものが掻き回していく。  
 
「ふむ…むむぅ、ら、らめえ!らめええ!」  
「…!…!」  
「らめッ、んむむぅ!んむッ!ふむむむむむん!」  
「…!…!」  
「んむ……………む!」  
ジタバタと往生際悪くもがくセリエの口腔を、まるで熟練の職人の仕事のように  
シェリーは無言で淡々とねぶりまわし、苛んでいく。女の身体の  
弱点を知り尽くしたような妹の長時間に渡る攻勢に、宙を掻くように泳いでいた  
セリエの手もついには力なく垂れ下がるだけとなった。  
 
「意地悪な妹にキスされてこんなにメロメロになっちゃうなんて、  
またしても無様だわセリエ姉さん。さあ、次はどうやっていじめてあげようかしら」  
「ああ、どいてシェリー姉さん!わたしまだ責め足りないの!  
わたし、セリエ姉さんにお尻の味を徹底的に教え込んで、お尻を振って自分から  
ねだってくるぐらいにしてあげたいんだから!」  
「ほんとシスティーナはお尻が好きよねえ」  
「シェリー姉さんたら、人を変態みたいに言わないで!おかしいのは  
セリエ姉さんのこのお尻よぅ!」  
「確かに…ねえ。鍛えてるせいで大きくて筋肉質なのに、なんか妙にムチムチしてて、  
そのくせ処女だなんて、何かが間違ってるわよねえ」  
「そうなのよ。見てるだけでイヤらしい気持ちになっちゃうの。  
ああ…、駄目だわ!開発するだけなんて駄目!わたし、やっぱりセリエ姉さんの  
お尻のすべてが欲しいわ!ねえ、デニムいいでしょう?  
わたし、セリエ姉さんのお尻の処女が欲しくてたまらなくなっちゃったの。  
わたしの好きにしては………駄目?」  
 
「ちょっと何考えてるのよシスティーナ、駄目に決ってるじゃない!  
前だって後ろだって、わたしたちの処女は全部デニムのものなのよ!」  
「そうよシスティーナ姉さん、たとえ後ろの穴であっても処女をわたしたちの指導者に  
捧げないなんて、大いなる父がお許しにはならないわ!」  
「…。わ、わかってるわ。わかってるわよぅ。そうよ、どっちの処女だって  
デニムに捧げられるべきだわ…。ああ、もう!セリエ姉さんのお尻が  
いけないんだわ!ああん、こんなお尻があるからッ!!」  
パァン、と快音が鳴り  
「はああァんッ!」  
とたまらずセリエは悲鳴を上げた。システィーナが腹立ち紛れに  
セリエの尻を打ったのだ。  
 
「あらら、可愛い声。システィーナ、わたしにもやらせてちょうだい」  
「シェ、シェリー、ふざけないで………きゃゥン!」  
「わたしも!」  
「ひいッ!」  
「あ、駄目よぅ!セリエ姉さんのお尻はわたしのものなんだからあ!叩いちゃ駄目え!」  
そう言いながらシスティーナも嬉しそうに手のひらを打ちつけていく。  
それに合わせてシェリーとオリビアも勢いづく。  
「あ、い、い…たッ!あゥッ!や、やめなさ、いぃぃン!お、お願い!こ、こんなこと、  
ああッ!や、やめてえッ!」  
「……こんなことって何なの?誰のどこに、何をされたくないっていうの?  
ちゃんと言ってごらんなさいよ、セリエ姉さん」  
 
「あ…。お、お願い。お願いだから…、わたしの、セリエのお尻をもう、  
ぶたないで……」  
「…!」  
刹那、沈黙が場を支配する。  
 
「……ぷ、くく。くくく!」  
「うふ、ふふふ…!」  
「あはははははははははは!!」  
静寂を破ったのは、妹たちの哄笑。  
「あははは、もう最高だわ!あのとき、人に向かって『自分の足で立ってみろ』なんて  
ご大層なことを言ったセリエ姉さんが、お尻をぶたれただけで音を上げて  
あっさり降参しちゃったのよ!あは、もう最高よ!最高だわセリエ姉さん!  
あはははははは!!」  
 
「…で、やめてくれですって?やめられるわけないじゃない、こんな楽しいこと。そぉれッ」  
「ああゥん!!」  
先程から間を置いて叩き付けられた一打は、同じ強さでもより強烈に感じられる。  
くすくす、と笑いながら二人の妹も追随していく。  
「あひんッ!ひぃン!くうン……………」  
もはや打たれ過ぎて、半ば痛覚など麻痺してしまうまで、屈辱の折檻は続いた。  
「さあて、お尻をぶつのにも疲れてきたし、そろそろ頃合かしらね」  
「ああ…、いよいよなのね。いよいよセリエ姉さんがデニムに導かれるのね」  
「デニムに……導かれる?」  
「もう、馬鹿ねえ。さっきから言ってるじゃない!セリエ姉さんの処女をデニムに  
捧げるって。もっとわかりやすく言ってあげないとわからない?いい?  
これからセリエ姉さんのおまんことお尻の穴の両方がデニムのおちんちんに  
貫かれるのよ!!」  
「………あ!」  
「あらあら、震えてるのね。そんな歳にもなって、おまけにこんなイヤらしい  
身体をしてるくせに、心は本当に小娘なのね。可愛いわ」  
我知らず起こしたセリエの震えを、目敏いシェリーが見逃すはずもない。  
 
「そんなに怖がらないで、セリエ姉さん!大丈夫よ、わたしたちが  
してあげたことなんか吹っ飛んじゃうくらい、デニムはすごいんだから!」  
「本当よ…。そして、デニムにしてもらえば、わたしたちの今の気持ちがわかるようになるはず。うふふ…」  
「うふふ…」  
「うふふ…」  
「……………!」  
 
長姉セリエの甘美な受難は、まだまだ始まったばかり…!  
 

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