みなさんはじめまして。栗田ゆう子です。  
 
私、この春から晴れて社会人になりました。東西新聞社といえば全国紙を発行する大手。  
就職難の昨今、そんなところに文化部記者として入社できたのは我ながらラッキーだったと思います。  
一日も早く職場に慣れて、一人前の記者にならなくちゃ。  
先輩方の顔も覚えたいし。きれいな環境でみなさんに気持ちよくお仕事して欲しい。  
だから私こうして毎朝、誰よりも早く出社してフロアの掃除と机の整理をしているんです。  
今日もいつものように一番乗り…ではありませんでした。  
グレーのスーツに身を包んだ、小柄な男性が既にいたんです。  
「富井…副部長? おはようございます!」  
「やあおはよう、栗田クン。いつも元気だねえ」  
副部長はそう言って、にんまりと爽やかな笑顔を…爽やかな…さわやか…でもないけど。  
 
「珍しいですね。副部長がこんなに早くいらっしゃるなんて」  
着ているものの様子から、会社に泊まったわけではなさそうだし。  
「いやね、文化部久々の新人が毎朝早くから職場の美化に努めてくれていると耳にして、  
ひとつ激励しようと思ってねぇ」  
「いえ、そんな…私ただ、早く職場に馴染もうと思って」  
「いや感心感心。我が部の女性陣にもキミの爪の垢を煎じて飲ませたいよ、全く」  
「やだぁ、田畑さんたちが聞いたら怒りますよ」  
それに、男性陣がやるという発想はないように聞こえます。ちょっとイヤな感じ。  
「キミにはみんな期待しているんだよ。ウチには戦力外のグータラ社員がいるしねぇ」  
その人の噂はちょくちょく聞きます。ギャンブル、お酒が大好きで、まともに仕事をしない人がいるって。  
もっとも私はまだ顔を合わせたことがないんですけど…。  
だいたい、私が入社して1ヶ月あまり。同じ部にいながら会社で会うことがないなんて、  
ちょっとあり得ない。アリエナイ。ニャニャニャニャイ。  
大丈夫!私はやる気に満ちあふれてますもの。そんな人と一緒にしないで下さいっ。  
「…ありがとうございます。、私、ご期待に副えるよう頑張ります!」  
「その意気だよ、栗田クン!…そこで、我々の今後のためにも、部下との親睦をより深めようと思うんだ」  
歯をむき出してニコニコと笑いながら私に歩み寄って…ていうか、ニヤニヤとにじりよって来る。  
な…なんだか、様子がヘン…。  
 
「うん…ふうっ…はあッ…!」  
早朝のオフィスに、肉の激しくぶつかる音が響きます。  
そこに重なるのは、意に反して漏れ出る私の声─。  
 
副部長にムリヤリ机の上に押さえつけられた私は、乱暴に体をまさぐられました。  
私は必死に抵抗しましたが、小さい体に似合わぬ力でしっかと捕まえられ、逃れることができません。  
背中越しにブラウスの上から胸を揉みしだかれ、勢いでブラのフロントホックが外れるのを感じました。  
副部長も気付いたらしく、手の動きはより一層激しくなり、下着の中の突起を求め指が這い回りました。  
親指と人差し指で作る輪がついに尖端を捉えると、執拗に弄び始めました。  
私達はひたすら無言で格闘していました。  
襲われる恐怖と、誰かが聞きつけてこんな姿を見られたら…という恥ずかしさから、声が出せなかったんです。  
後から思えば、大声で助けを求めていれば…と思うのだけど、その時はもう、冷静な判断ができなくなっていました。  
机につかされた私の両手が、机の上の物を床へとぶち撒けました。  
ペンの一本でも机に残っていれば、副部長の手に突き刺して逃げることができたかもしれません。  
でも机上をさまよう私の手は、書類をくしゃくしゃと丸めたり、マウスパッドを力なく投げつけることしかできません。  
卑劣な上司の手は、今や痛いくらいの力で私の乳房を引き搾ってきます。  
ようやく片手が胸から離れましたが、今度はそれが下半身へ伸びてきて、  
私はこれから行われるであろうことに戦慄しました。いやっ!それだけはやめてっ!  
声にならぬ叫びをあげて懇願する私にはお構いなしに容赦なく迫ってくる魔の手。  
膝丈のスカートを捲り上げられ、ショーツを引き下ろされ、  
……後ろから貫かれました。  
 
つい先程まで未通だったそこが、親子ほど年の違う男性によって侵されている。  
ショックによって麻痺していた感覚が戻ってくるにつれて破瓜の痛みが実感され、  
私は苦悶の呻きを漏らさずにはいられませんでした。  
私の肉莢は当然未開発で、サイズの合わない副部長の肉茎が出入りするのは  
物理的に無理があります。そこを強引に分け入り、掘り進んでくる黒い槍。  
鈍い痛みとどうしようもない異物感に、胃の中の物が逆流しそうな感じでした。  
純潔を破った証の鮮血が皮肉にも潤滑剤代わりになり、副部長のソレが  
私の最奥に到達したのを、お互いが感じました。  
欲望を満たした余裕からか、副部長は私の顎を掴むと肩越しに間近で顔を覗き込んで来ました。  
「フゥ…フフ…わかるかい?僕らは今、一つになって…深くつながっているよ…」  
いやらしい言葉を浴びせられ、さらに絶望の淵に追いやられました。  
「し…子宮の入り口に、ボクの、先っ…ちょが当たっているよ? 栗田クン、感じるでしょう?」  
「やぁ……いやあぁ……」  
呆然自失となった私は抵抗する気力もなく、ただ涙交じりに嫌悪を示すしかなくて。  
「…たい…痛いんです…もうや…め、て…」  
「うーん、さすがにいきなり気持ちヨクはならないか。  
それじゃあ、慣れるまではボクの指でキモチヨクしてあげよう」  
そう言うと、副部長は下腹部に手を滑らせ、結合部の上にある突起を摘み弄り始めました。  
腰の辺りに響く、電流を流されたような感覚に、私は思わず弾かれたように背を反らせました。  
背後にある副部長と、勢いよく頭をぶつけてしまい、後頭部に広がる鈍い痛み。  
男の人の無骨な指が包皮を剥いたり戻したりを繰り返し、  
その度に白い真珠に似た突起は外気に晒され、またぬめりを帯びた皮に包まれました。  
正直に言うと、私も性に対する興味は人並みにあり、  
それまでその部分を自分で弄ったことも一度ならずありました。  
ですから、好きでもない人の愛撫によって送り込まれる刺激でありながら、  
私は徐々に甘い痺れに思考を奪われていきました。そんな自分に恐れおののきながら…。  
 
股間が潤み、わずかに綻んできたのを感じ、副部長は下品な笑い声をあげると  
ゆっくりと注送を開始しました。指は依然として私のお豆を責めなぶっています。  
「クッ、クッ、栗田クンの、クリちゃんを、クリクリと、クリク…リ…」  
それが笑えないオヤジギャグだと気付く余裕も既に私にはなく、肉棒により傷を擦りたてられる痛みと  
指によって与えられる快美な感覚との間で完全に翻弄されていました。  
ブラウスのボタンも拙い手際ながらすっかり外され、まろび出た乳房は直に揉み振り回され、  
先端に色づく薄桃色の突起は屈みこんできた彼のひび割れた唇に包まれ、赤みを帯びた鼻を擦りつけられ、  
舌で嘗め転がされ、少し飛び出し気味の前歯でコリコリと甘噛みされました。唾液をまぶされ熱を帯びた乳首は  
白い膨らみの上で盛り上がる乳輪ごと、左右とも限界まで硬度を増していました。  
そこを今度は指の腹で触れるか触れぬかの微妙なタッチで優しくこね回し、中途半端な刺激を与え、  
時にギュッとつねりあげ、その度にビクビクと跳ね回る私の反応を楽しみました。  
「気持ちいい?もっと…して欲しいッ?」  
焦らしに焦らし、私が音をあげて自分から求めるよう仕向けたがっているようです。  
「い…や…いいッ、やッ、あッ、あぁぁっ……」  
私が口を開くタイミングを見計らって、にわかに腰の動きを速めてきました。  
思わず切れ切れになった声は、人が聞けば喘ぎと区別がつかなかったかも知れません。  
「イイのっ?イヤなのッ?どっち!?」  
容赦なく腰を打ち込んでくる副部長。自身も私の狭さに攻めたてられ、あまり余裕はないみたい。  
もうダメ…どうでもいい…。私はただただ、無間に続くかのような陵辱から逃れたくて、  
早くここから解放して欲しくて、彼の望む答えを返そうと決めました。  
「いっ…いいですッ…いぃいですゥッ!!」  
「いいのッ?気持ちイイの?」  
「きっ、もっ、ちっ……いッいッアッアッ!?」  
それが口だけの返事なのか、本当に快感に屈してしまったのか、もはや自分でもわからなくて。  
「いいのッ!?中で出していいのッッ!?」  
「いいっ、いいっ・・・で、すうゥ〜〜ッ!!」  
何を聞かれたのか、自分の答えが意味することも考えられずに。  
 
腰のくびれをぐっと掴むと、力任せに腰を叩きつけてきました。  
ピシャッピシャッ、パンパンパンパンといった激しい音に交じって  
ずる…ぬぽ…ぴちゃっ…にちゃっ…という、粘液質な音が合いの手を入れ、  
私の思考をさらにかき乱しました。副部長の肉竿は、きっと二人の結合部から溢れる液体で  
妖しく濡れ光っていることでしょう。  
今までにないほどピストン運動の速度が速まりました。私も徐々に、確実に高みに追い詰められています。  
こんなに早く動かせるほどぶ、もうすっかり馴染んでしまったの?…そんな虚ろな思考が浮かびました。  
「おおおお〜〜いくっ、いぐっ、栗田クン、いくぞ、イクぞおおおっ!」  
「あっあっいっいやっいっ、やあっだあああッッやっ、メッ! てぇぇ……!」  
私のお腹の前で手を組むと腰をぐいと引き寄せ、これ以上ないという奥の奥まで突き入れられました。  
両足が浮き上がり、私の全体重は副部長のパイプに預けられる形になりました。  
手が再び私の左乳首とクリトリスへ伸び、共にキツクつねりあげられました。  
ぎゅううううううううっっっ。。。  
「〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」  
爪先が、背中が思い切り反り返り、腰の辺りを中心にビクビクと痙攣しました。  
私の膣内も、この上ない力で、副部長自身を締め上げています。  
きゅううううううううっっっ!  
私の胎内に、熱い遺伝子の奔流が落とし込まれるのがわかりました。  
頭の中で白くフラッシュする感覚と、ドス黒い絶望が私を包み込みました。  
ムリヤリに─途中からあるいは自分から望んで?─絶頂を味わわされ、  
私達二人は勢いを失った肉棒でなおも繋がれたまま、しばらく荒い息をついていました。  
ポッ  
という音と共に肉の栓が抜けました。私の秘裂からは血液と、愛液と、そして副部長の精液がこぼれて。  
それらは既に太股をべっとりと濡らしているばかりか、床にも水溜りを作っていました。  
私は、それをぼーっと眺めていました。遠くで、誰かが話しかけてくる声が響きました。  
栗田クン…キミはとても素敵だ。花村クンなど比べ物にならないくらいいい。  
これからじっくりと、さらに親睦を深めていこうじゃないか。なあ?  
とりあえずまた明日、同じ時間に・・・。  
 
 
絶望的なフレーズが、いつまでも頭の中でリフレインしていました。  
 
とりあえずまた明日、同じ時間に・・・。  
 
とりあえず・・・  
       また明日・・・  
             同じ時間に・・・。  
 

Gポイントポイ活 Amazon Yahoo 楽天

無料ホームページ 楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] 海外格安航空券 海外旅行保険が無料!