風が心地よい初秋のある日、さわやかな風が優人たちを包み込んでいた。  
優人・凛子・委員長の3名はハイキングを楽しんでいた。  
今回は緋鞠と静水久は留守番をしている。  
留守番といっても実のところは置いていきぼりである。  
ハイキングというイベントを前に婿取り合戦を始めてしまった緋鞠・静水久・リズリット。  
このとき、隙だらけであることに気づいた委員長が3人を撒いて抜け出してきたのである。  
凛子にとっては好都合の展開である。  
(委員長が凛子のためにあえてそうした)  
このため、凛子は久しぶりの開放感に浸っていた。  
 
現地に到着すると、ハイキングコースは茂みに覆われていた。  
人が足を踏み入れた痕跡はあるものの、一般的には近寄らないという感じの道である。  
散策というレベルではなかった。  
委員「さあ、行きましょう」  
優人「ちょっと待って、いいんちょ。ここで合っているの?」  
委員「ええ、ここから先は私有地なので一般の人は出入りできないの」  
凛子「へえー」  
優人「すごいな」  
委員「さあ、それでは」  
優&凛「アイアイサー!」  
委員長に対して敬礼する2人。  
委員「フフフ・・」  
委員長を先導役として茂みの中へ・・・  
 
茂みの中を歩く3人。  
辺りは薄暗く、時折鳥の鳴き声が響き渡る。  
そんな中を3人は進んだ。  
しばらくすると前方に光が見え始める。  
光の中へ進むと、そこには草原が広がっていた。  
凛子「わあぁ・・」  
優人も凛子につられるように感嘆の声を発する。  
草原を見渡すと、そこには色々な花が咲き乱れており、遠方にはアルプスの山々が確認できる。  
素晴らしい景色である。  
委員「さあ、ここでお昼にしましょう」  
凛子「わあぁい」  
委員長と凛子はこの日のために用意した自慢のお弁当を広げる。  
委員「凛子のお弁当、すごいわね」  
凛子のお弁当は特盛りであった。  
凛子「いいんちょのもすごいわよ」  
委員長のお弁当は豊富な品揃えであった。  
委員「ウフフフ・・」  
凛子「さあ、食べましょう」  
委員「ええ」  
優人「いただきます」(合掌)  
 
凛子「優人、これ私が作ったの。食べて」「はい、あーん」  
そう云って、ハート型に作られたミートボールを勧める。  
優人「ちょっと待て、いいんちょがみているだろう」(汗  
凛子「あら、いいんちょは私達を応援しているからいいのよ」  
委員「あらあら、お熱いですこと。フフフ」  
凛子「ほらほら」  
優人「・・・」(パクッ)  
緋鞠たちが居候を始めるまでは凛子が優人の食事係だった。  
このため、優人の好み(味付け)は心得ている。  
優人「うまいよ!」  
凛子はにっこりと満足そうな笑みを浮かべる。  
委員「あら、本当。凛子も腕を上げたわね。それにしてもハート型とはね。フフフ」  
凛子「えっへん!」  
優人(///)  
凛子は得意げに右腕に力こぶしを作り、ご満悦である。  
こうして、楽しい時間は過ぎていった。  
 
帰り道は別のコースを通ることとなった。  
小川の脇を通るコースである。  
優人は河原ではしゃぐ2人を見つめながら幸せな気分に浸っていた。  
そのとき  
凛子「優人ぉ、ジジ臭いぞ!」  
そう云って凛子は優人の手を引っ張り、水遊びに参加するように勧める。  
急に引っ張られた優人は、身体のバランスを崩して・・  
「ああぁぁぁ・・」  
「サップーン・・」  
「きゃっ!」  
優人と凛子は一緒に小川へダイブしてしまった。  
優人「ひどいよ、凛子」  
そう云って優人は凛子へ視線を送ると、頭から水をかぶり、しりもちをついている凛子がそこにはいた。  
凛子「いたた・・」「ごっめーん」  
水をかぶった凛子の身体からはブラジャーの線がくっきりと浮かんでいる。  
開いている足元からは緑と白のストライプが眩しく光っている。  
優人は慌てて視線を逸らした。  
委員「大丈夫?2人とも」  
そう云って手を差し伸ばす。  
「ありがとう」「ええ」  
優人と凛子は委員長に引っ張られて起き上がった。  
2人ともずぶ濡れである。  
委員「こまったわね」  
凛子「私は替えがあるから大丈夫だよ。えっへん」  
流石は凛子、用意周到である。  
(てか、威張る場面じゃないだろうww)  
優人「まあ、オレは別にこのままでも・・。今日は天気もいいし」  
委員「濡れたままでは風邪を引いてしまうわ。服を乾かしましょう」  
優人「うん」  
こうして、しばしの休憩となった。  
 
優人は岩場の影へ行き、パンツ以外の服を全部脱いだ。  
脱いだ服は水を絞った後、天日干しをすべく岩に置いた。  
丁度そのとき、委員長が「タオルを持ってきたわよ」と云いながら覗き込んできた。  
パンツ一丁の姿となっている優人を見てしまった委員長は狼狽し、「ごめん」と言い残してその場を去ってしまった。  
優人「参ったな・・」「まあ、いいか・・」  
 
岩場から戻ってきた委員長に対して凛子が「どうだった?」と尋ねると  
いいんちょは「白だった・・・」と呟く。  
凛子「???」  
委員「いや、なんでもない・・」  
耳まで赤くなって赤面し、普段とは異なるいいんちょの態度に凛子はきょとんとする他なかった。  
 
途中トラブルはあったものの、無事にイベントは終了した。  
途中で別れてそれぞれの帰途につく。  
家に着いた委員長は、ハイキングでの汚れを落とすべく、すぐにお風呂に入る事にした。  
脱衣所で服を脱ぎ、浴場へ進み、シャワーを出した瞬間、水辺の事を思い出し、「白だったなぁ」と呟く。  
いいんちょの脳裏には白いブリーフ姿の優人が焼きついていた・・  
(ドキ、ドキ・・)  
胸の鼓動が高鳴るのを感じ、「はぁぁ・・」と吐息を漏らす。  
その瞬間に我に返るいいんちょ。  
「こんな妄想、ダメ、ダメ」  
そう云って冷水を頭からかぶり、冷静になるように努めた。  
 
今は夜の9時をまわったところ。  
食事を済ませ、寝室へ足を運んだ委員長であったが、お風呂以来のドキドキは収まっていなかった。  
「わたし、何だかおかしい・・」  
そう思いつつも、ベッドに潜り込めば気持ちは落ち着くもの考えていた。  
しかし、気持ちは落ち着きを取り戻すことはなかった。  
目を閉じると白いブリーフ姿の優人が鮮明に浮かんでくるのである。  
「・・・」  
(ドキドキ・・)  
「はあ、はあ・・」  
息苦しいが幸せな気分になっていくいいんちょ。  
本人も無意識のうちに右手は胸に置かれていた。  
パジャマのボタンを1つ外して隙間から手が進入させ、左胸の下乳を捕らえる。  
そして、膨らみに沿ってなめらかな運動を開始した。  
「はあ、はあ・・」  
「んんっ・・」  
(身体をくねらせる)  
「んっ、はぁ、はぁ、あぁっ・・」  
いいんちょから愛らしい吐息が漏れる。  
 
しばらくのあいだ愉しんでいた右手は更なる欲求を求めて丘を這い上がり乳首を捉える。  
さらに左手は股間へと伸びていき、パンティの上からではあるが中指が秘部を捉える。  
「あっ、湿っている・・」  
そう思いながらも、自分の意思から離脱して別のものとなってしまった右手は乳首をこね始め、左手は割れ目沿いに秘部を擦り始めた。  
「はぁぁ・・、あぁん・・」  
「んんっ、はぁはぁ、あんッ・・」  
こうなると最早本人には止めることができない。  
快楽を求めて運動は加速していく。  
パンティの上から刺激を求めていた中指は、更なる刺激を求めてパンティの脇から中へ滑り込ませる。  
滑り込んだ中指はぬめりを感じる。  
軽くプッシュすると一気にぬめりの中に埋没してしまった。  
そして、その中を這い回り、秘部に直接刺激を与え始める。  
「くちゅ、くちゅ・・」  
「はあ、はあ・・、んッ、あぁン、あん、はぁぁン・・」  
腰を浮かせながら萌えている。  
右手はいつのまにかパジャマのボタンを外してしまっていた。  
そして、左胸を下胸から包み込むように持ち上げて乳首を口元まで寄せ、舌でそれをぺろりと舐める。  
「はぁぁぁぁぁン・・」  
乳首はピクッっと反応して全身に電気が走る。  
同時に意識は真っ白となり、卑猥な声を発する。  
そして、乳首を咥えて舌を絡めながら吸い上げる。  
「ああっ、だめ。ああん」  
「ちうぅぅ・・、んんっ、くちゅっ、はぁはぁ・・」  
「ゆうちゃん、ああっ、ダメ、そこっ、はぁぁン、アァン、クチュ・・」  
「んー、んー」  
「アァァァァァ・・」  
稲妻のような電気が走り、腰元がふっと浮き上がる。  
意識は真っ白となり、快楽だけが支配する。  
いいんちょは逝ってしまった。  
「はぁ、はぁ・・」  
「・・・・・」  
「・・・・」  
「・・・」  
「・・」  
「また・・、やってしまったわ・・」  
「優人くんでしてしまうなんて・・、私・・」  
「・・凛子、ゴメン」  
落ち着きを取り戻したいいんちょはこう呟いていた。  
 
翌日、通学路で優人・緋鞠・凛子と出会う。  
優人を見るとボロボロであった。  
恐らくは緋鞠・静水久の切諌を受けたのであろう・・。  
凛子はキツイ顔で緋鞠と対峙しているようであった。  
きっと、優人への仕打ちを見て怒ったのだろう。  
そんな中、「おはよう!」  
何事もなかったように挨拶をする委員長。  
さわやかな1日が始まろうとしていた。  
 

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