優人「…腹減ったな…」
くえす「…そうですわね…」
今、俺とくえすは、山中で二人っきりの状態だ
勿論、好きで遭難した訳では無い
ことの発端は、野井原への道中で緋鞠達とはぐれてしまったからだ
え?、くえすの魔法使えば、簡単に合流出来るだろ?
…実は俺が崖から落ちた際、怪我を回復する為にガス欠状態
つまり、こうして足を使って緋鞠達と合流するしかないのだ
優人「ごめんな…せっかくの旅行なのに、こんな事になって…」
くえす「…ううん。ゆうちゃんが側にいるから大丈夫…」
本当は心細いはずなのに、俺を不安がらさせない為か気丈に振る舞って…
とは言え、もう日が沈むし、何処かに小屋があれば…
くえす「ゆうちゃん!あれ…」
くえすが指をさす方向を見ると、一軒の小屋があった
今日はこれ以上の探索は危険だな…何より今の俺達は少しでも休息が欲しい
優人「とりあえず入ってみようか」
小屋のドアを開けると中は比較的古くはなく、
一晩位なら問題ない内部だった
優人「とりあえず一晩、ここにいよう。朝になったら出発で」
くえす「わかりましたわ…状況が状況ですから…」
本当なら罵声の一つや二つ、浴びせられてもおかしくはないよな…
俺が崖から落ちなければ、今ごろ…
とりあえず中に入った俺達は手持ちの懐中電灯を照らし、荷物をまとめた
…そして、しばらく無言の時間帯が続いた…
俺は少しでも不安を和らげようと口を開いた
優人「朝までの辛抱だから…我慢してくれよ」
くえす「うん…ゆうちゃんがいるから平気だよ…」
互いの手を繋ぎながら、俺達は語った
ふと、くえすの方を見ると何かを期待している表情をしていた
俺はくえすの顔に近づいて優しく口づけをした
くえす「…ゆうちゃん、んふぅ…んぅ…」
俺は口づけをかわしながら、優しく衣服の上から胸を揉み始めた
くえす「…ゆうちゃん、駄目…今日は…お風呂入ってないよ…あん…」
優人「俺も風呂入ってないけど?」
くえすの空いてる手を俺の下腹部に優しく触れさせる
くえす「…ゆうちゃん…もうこんなに…硬い…んっ…」
優人「こういう状況だからな…いつもより…な…」
俺達は互いに敏感な所を触れ、お互いの欲情を高めあった
俺は下着ごとズボンを脱ぎ、怒張したモノを出した
くえす「…ゆうちゃん…んっ…んっ…」
くえすは何も言わず、優しく俺のモノを慰めてくれた
俺は優しく、くえすの頭を撫でる事で応えた
優人「くえす…そろそろ…」
そう言い終わる前に、くえすは俺のモノを口から離した
くえす「…うん、今度はこっちの私で…」
俺はくえすの中に怒張したモノを入れた
くえす「あん!…ゆうちゃん!…ゆうちゃ…あふぅ…ああん!」
優人「くえす!…くえす!…はぁはぁ…んっ!…んっ…!」
いつもより激しく、くえすを求める
本当なら優しくしたいけど、今日は自分を抑えられない気分だ
くえす「…ゆうちゃん!いつもより…激しいよ!…あん!…あん!」
優人「くえす!そろそろ…」
互いにそろそろ限界を迎えているのが分かる
くえす「いいよ…ゆうちゃん…来て…私…もう…」
優人「…ありがとう…くえす…いくよ!」
俺達は互いの名前を呼びながら絶頂を迎えた
くえす「…ゆうちゃん…手…離さいでね…」
優人「…離しても言われても、今日は離さないよ…」
俺達は互いの手の温もりを感じていた
くえす「…正直に言うとね…ゆうちゃん…私…」
優人「魔法が使える位、回復してるんだろ?知ってたよ」
何回も身体を交わっているからか、何となくわかっていた
くえす「だったら、どうして…んっ…」
俺はくえすの口に口づけして言葉を中断させた
優人「…まだ解らないなら何度でもするけど…」
くえす「何度でもいいよ…ゆうちゃん…んっ…」
もう2回戦が出来る位、回復しているので問題なかった
くえす「ゆうちゃん!ゆいちゃん!あん!ああん!」
優人「くえす!また…俺!…ハァハァ!」
結局、俺達は3回戦まで行ってしまった…
翌日、緋鞠達にボロボロの格好と匂いを疑われたが
それは別の話だ…
続く?