『俺の力がこんなに(以下略)』
平凡という言葉がある。普通とか並という表現でもいい。
誰しも自分が普通であり他人との共通項や普遍性を持っていると思いつつも
他人と違う部分、すなわち特徴や個性があるはずだと思っているだろう。
山田正則という実に特徴のない名前を持つサラリーマン――俺もその平凡な人間の一人だった。
毎朝電車で会社に通い、いつも変わらない毎日を過ごす。
10人中10人が、俺を見てもなんの特徴もない人物だと思うだろう。
だが、俺には<個性>がある。いや、むしろ唯一無類というべき<特徴>が備わっている。
俺はそれを<特異点>と呼んでいるが、正直、高卒レベルの自分の知識では理解することはできていない。
この<特異点>の存在に気づいたのは、ほんの1週間前のことだ。
端的に言えば、すべてをぶち壊す――あるいは越えてしまう存在というものだろう。
人間が普段生活するにあたって接しているニュートン力学や宇宙物理学や工学なんかで
ときおり顔を出すアインシュタインの相対性理論を超える存在と言っていい。
正直、まだこの<特異点>の意味を俺自身が咀嚼できていないところがある。
この一週間で俺がやったことは、実に平凡な俺らしいことばかりだ。
時空を操ることができる男なら誰だってやることを、今日も今まさにやろうとしていた。
普段と変わらず会社に向かうための電車に乗り、この一週間毎日やってきたように好みの女を探す。
一昨日はモデルのようなかわいい女子中学生、昨日は熟れた人妻を食ったが、今日は……
「ちょっと待って…きょーちゃん……高坂くん」
上りの普通列車に駆け込んできた男女が俺の目に入った。
二人とも高校の制服を着ており、ベストを着た女子高生の方は走って乗り込んだためか肩で息をしていた。
「田村はそんなに慌てなくてもいいだろ」
高坂と名前を呼ばれた男が親しげに話しかけている。
「はぁはぁ…だって急に走るんだもん」
田村という名前の女子高生はショートカットの黒髪、眼鏡をかけたどこにでもいるような感じの娘だった。
(あのJK、微妙にかわいいな。今日はあいつにするか…)
美少女や美女はちょっと食傷気味だった俺は、ごく普通の女子高生を犯ってみたくなった。
どうやら彼氏がいるような気配だが、この二人がどんな反応を示すか興味も湧いてきた。
(さぁ、俺の時間だ)
俺の意思が働いた瞬間、電車の車窓を流れる風景が止まった。
電車の動きだけでなく、乗客や騒音――すべての動きが無くなっている。
<特異点>である俺は、停滞した世界をひとり歩んで、少女の真正面に立った。
横目で彼氏と思わしき男――高坂の方を見ている少女は鼻先の距離にまで近寄っても、俺に対しての反応は無い。
完全に俺の自由が効く世界が訪れている。俺が支配する世界といってもいい。
「さて、持ち物検査させてもらうな」
遠慮なく少女の鞄の中をまさぐると、生徒手帳や携帯電話が出てきた。
田村麻奈実、弁展高校二年。携帯のメールも勝手にのぞき見させてもらったが
割と他愛のないメールのやりとりしかしていない。
この高坂という高校生ともあまり親密なやりとりはしていないようだ。
「もしかして、この子とまだヤッてないのか?お先にいただくよ」
隣に立ちつくす高坂という男子生徒の肩をポンと叩いて語りかけた後に、麻奈実のスカートをめくりあげる。
なんの変哲もない白いパンティを身に付けた下半身が露わになる。
「なんつーか地味なパンツ。でもそれが新鮮だな。制服が汚れるとアレだし、立ちバックでいくよ麻奈実ちゃん」
話しかけても返事がないのは分かっているが、どうしても言ってしまう。
下着をずらし、麻奈実の尻を両手で直接揉みあげる。
指に唾液をまぶした俺は、遠慮なく少女の秘部――つまり生殖器官へと侵入させる。
きつく締めつける温かい肉の感触がたまらない。
そして指の腹に軽く触れるヒダヒダ――俗に言う処女膜の肌触りは一昨日に嬲り尽くした女子中学生と同じ感じだ。
この田村麻奈実という女子高生が、誰にも許していない純潔を持っている証だった。
「やっぱ初物か。もうすぐ中古にしてあげるからね」
ズボンとパンツを脱ぎ棄てた俺は、いきり立つ分身にも唾を塗り、麻奈実の下半身にあてがう。
「新品いただきまーす」
そう言って、俺は隣にたたずむ高坂という高校生に宣言し、腰を突き入れた。
肉と肉が触れ合う感覚が心地よい。俺の亀頭がこの女子高生の聖域を穢していく。
やがて、俺の竿を根元まで咥えこんだ麻奈実の股間からジワリと温かい液体が流れ出た。
結合したままの体勢で麻奈実の太ももを覗き込むと、赤い血が筋をひいて流れ出ているのが見えた。
「お、やっぱ新品じゃん。出血大サービスだね!!」
俺の喜びの声を聞いても麻奈実は隣に立つ高坂という男を横目で見ているだけだ。
高坂の様子を窺うように微妙にチラ見している状態で静止した麻奈実の表情が可愛い。
まるで『わたしもう初体験済ましちゃった』と言っているようにも見える。
いつもの通学の電車の中で、奥深くまで繋がりあった中年サラリーマンの俺と麻奈実。
無垢な女子高生の生尻を背後から激しく打ち付ける俺の行為を止めるものはいない。
通りすがりのサラリーマンの俺と、この高校生の男女ふたり、そして普通列車の乗客たち。
さまざまなギャラリーがこの公然猥褻行為を見守っているようにも感じられる。
「やっぱ電車の中でやるのがいいんだよな。麻奈実ちゃんも初エッチが電車なんて最高だろ?」
麻奈実の返事がなくとも、俺の昂ぶりは頂にのぼりつめようとしていた。
背後から麻奈実の黒髪に顔をうずめると、少女のシャンプー・リンスの香りと
ここまで走って乗車してきた為に出たわずかな汗の匂いが俺の鼻孔を刺激する。
「この香りがたまんね。がまんできね。もうイクからな」
一方的に宣言して、俺は麻奈実の胎内に無数の遺伝子を乗せた液体を出して果てた。
生でぶち込んでいた俺の分身をゆっくりと引き抜くと、そこには破瓜の証である赤いぬめりがこびりついていた。
「ふぅ…出た出た。じゃあ、後始末すっか」
同意もなしに通りすがりの処女を穢すという背徳感は最高だが、中だしは後始末が面倒なのがいただけない。
俺は麻奈実のパンティを手にすると、その股布の部分で太ももを伝い流れる破瓜の血を拭いとる。
白かったパンティの生地は、みるみる内に赤く汚れていく。
そして、俺が中に出した白い粘液が漏れそうになっている股間をパンティで隠して元通りに下着を履かしてやる。
めくれていたスカートを元に戻すと、外見上は先ほどまでと同じ姿――つまりなんの変哲もない通学途中の女子高校生になった。
そう、<外見上だけ>は元にもどったが、スカートに隠された膣内は、俺のペニスでこすられてひどく傷ついた上に大量の子種が注がれている。
「さて、どんな反応を示すかな…」
麻奈実と高坂の二人の表情が見える位置に立った俺は<戻れ>と念じた。
<系>は俺の手から離れ、世界には電車の走る騒音と、乗客の気配が戻ってきた。
横目で高坂を覗き込んでいた麻奈実の表情が一変した。
「ひっ!!いっ!!あっ!!」
素っ頓狂な悲鳴をあげて体を小刻みに震わす麻奈実の姿があった。
この<戻す>という行為の原理はわからない。
<系>が復元するときには、溜まっていた神経伝達が一気に押し寄せているようだった。
今までいたぶってきたどんな女も、激しい感覚にとらわれて動揺していたが、この麻奈実も例外ではなかった。
処女喪失の痛みで表情はひきつり、右手でスカートの上から下腹部を軽く押さえている。
だが、処女の場合はその突然襲う感覚が性行為であるとは理解できないことが多い。
「ん?どうした急に変な声あげて」
軽口を飛ばす高坂だったが、麻奈実が俯いたまま小刻みに身体を震わせている様子を見て、さすがに尋常でないと悟ったようだ。
「おい、大丈夫か。顔色が真っ青だぞ」
「だ、だいじょうぶ。でもごめん。次の駅で降りるね。先に学校行ってて」
小声で気丈に答える麻奈実の姿を見て、高坂は少しうろたえている。
「だいじょうぶじゃねーだろ……」
二人のやり取りをよそに車内アナウンスが事務的に駅名を告げ、電車はゆっくりと停車した。
よろよろと危なっかしい足取りで降りる麻奈実と、一緒に降りる高坂の二人のあとを俺も追う。
俺が過去に悪戯したときの女が皆そうしたように、この麻奈実も駅の女子トイレに向かっている。
「やっぱそうだよな。電車や駅の中で自分のマンコ確かめるわけにいかないからな…」
小声でつぶやく俺に気付かない二人は駅のトイレの前に来た。
鞄を持ったまま女子トイレに入った後を高坂は追うわけにいかず、心配そうにトイレの外で佇んでいる。
「フフフ、心配すんな。俺がお前の代わりに麻奈実ちゃんの様子を見てきてやるよ」
俺の思いが<系>に伝わり、世界は再び静寂に包まれた。
衆目を気にせずに、堂々と女子トイレに入った俺はトイレの個室の前に立つ麻奈実を見つけた。
3つあるトイレの個室は、あいにくすべてが使用中だった。
「やっぱ朝のトイレは混んでんな。ここでただ待つのも退屈だし。ちょっと細工してやるか」
俺はいったん女子トイレを出ると、駅構内のコンビニに入っていくつかの商品を拝借してきた。
女子トイレに戻ると、順番を待つ麻奈実の背後にまわり、再びスカートをめくる。
白いパンティの股布は赤い染みが広がっている。そしてわずかに漏れ出した白い粘液が太ももを濡らしていた。
「おやおや、大事な俺の子種が漏れてんじゃん。まいっか、今はそれより…」
俺は再びパンティを剥き下ろして麻奈実の白い桃尻を露わにする。
引き締まった尻たぶをかき分けると、うっすらと色素に染まった菊門が現れた。
「かわいい尻穴だな〜。じゃあさっそく注入すっか」
俺はコンビニから万引きしてきたマヨネーズを鞄から取り出し、麻奈実のかわいらしいアヌスにマヨ容器をあてがった。
「麻奈実はマヨ実♪」
我ながらわけのわからないセリフを歌いながら白いマヨネーズを麻奈実の腸内にどんどん注入していく。
気がつけば3本分のマヨネーズ容器が空になっていた。
「はい、お次はコイツ」
<新鮮・温泉卵>とかかれたプラ容器の中から2個の卵を取り出す。
「遠慮なく食べてよ」
温泉卵――いわゆる半熟ゆで卵を無理やり麻奈実の肛門に詰め込んだ。
大量のマヨネーズで満たされた直腸の中に2個の卵が押し込まれた。
「仕上げはコイツにしようか」
ポケットに入れていたコンビニ商品のバナナの皮を剥き、半分食べたあとの
残り半分を強引に麻奈実の腸内にねじ込む。
まるで栓の役割を果たすかのように収まったバナナの端っこが菊門から顔を覗かしている。
「さすがに女の子の朝食には多すぎたか。ま、我慢してよ」
麻奈実のパンティとスカートを元通りにすると、俺はトイレの片隅に戻った。
「さて、<鏡>を使うのは二回目だけど……うまくいくかな」
<鏡>を説明するのは難しいが、端的に言うと<どこでもドア>のマジックミラー版と言う感じだろうか。
背面の空間と正面の空間をつなぐ板を作って自分の周囲に展開すると、<特異点>である俺の存在は<系>から切り離される。
だが、俺以外の世界は普通に並存可能になる。つまり俺が消えたように見えるわけだ。
「うまくいきそうだ」
<鏡>を念じた後、女子トイレの中で動きがあった。
麻奈実を始めとする世界が動き出したのだ。
「えっ!!あぁっ!!」
麻奈実は突然襲ってきた便意に似た腹痛に戸惑いの声を上げていた。
直腸内にぎっしり詰め込んだマヨネーズと温泉卵、そしてバナナの栓が麻奈実に猛烈な便意をもたらしているのだろう。
「えっ、なに…急に……」
麻奈実は慌てて便所の個室をノックするが、3つの個室ともにノックが返ってくるだけだった。
「おなかが……」
麻奈実の苦悩の様子が<鏡>越しに見える。
腹部と肛門のあたりを両手で押さえてうずくまる麻奈実。
ようやく手前の個室から水洗の音が聞こえてきた。
もうすぐ誰かが出てくるのかもしれない。だが、麻奈実の異物だらけの直腸は限界に達していた。
「もう、我慢が……」
小声でうめく麻奈実が屈んでいる便所のタイルの上に白いクリーム状の<マヨ便>が漏れ出てきた。
バナナ栓からはみ出たマヨネーズがパンティから漏れ、トイレの床を汚していく。
「あっいやっ」
漏れ出る便を出すまいと必死にパンティを押さえている。
ようやく手前の個室から中年の女性が出てきた。
それと入れ替わるように麻奈実は個室の中に駆け込んだ。
俺は<一時停止>をしたのちに、麻奈実を追いかけ個室の中に入って再び<鏡>を張り<系>を動かした。
「やだ…やだ……」
個室内で小声でささやく麻奈実の尻からは、和式便器にまたがるより先に排出が始まっていた。
白い<マヨ便>が便所のタイルの上にぶちまけられていく。
ようやくパンティを下して和式便器にまたがった直後に<内容物>が盛大にひりだされた。
『ボトッ、ペチャッ…ブバッ』
まず飛び出てきたのは俺の食いかけたバナナの半分。そして温泉卵が勢いよく便器に放出される。
そしてその後に大量のマヨネーズがまるで下痢便よろしく派手な音と共に出てくる。
便意を我慢し続けたために、苦悩に彩られていた麻奈実の表情が弛緩し、安堵の表情が浮かぶ。
だが、麻奈実が和式便器の中を覗き込んで便の状態を確認した直後にその顔に不安の色が濃く表れた。
「え?なに…こんなの食べてないのに」
驚くのも無理はないだろう。自分が食べた覚えのないバナナや温泉卵が消化もされずに体内から出てきたのだから。
泣き出しそうな表情になった麻奈実を見ていると、再び俺の劣情が湧きあがってきた。
『麻奈実クソおもしれー。マヨ便笑えるな。ていうか便秘解消にいいんじゃねコレ』
異常な排泄にうろたえる麻奈実には俺の声は聞こえていない。
麻奈実はトイレの外で高坂が待っていることを思い出し、なんとか平静を取り戻した。
トイレットペーパーで肛門を清拭して、改めて自分の下腹部を眺めた麻奈実はぼつりとつぶやく。
「やだ…やっぱり生理?2週間しかたってないのに」
やはり予想通り麻奈実は生理が来たと勘違いしたようだ。
突然電車の中で襲った破瓜の痛みと出血を、生理痛と経血と誤認している。
「なんかオリモノも多い……」
膣内からあふれ出た俺の精液は、麻奈実の認識ではオリモノのようだ。
『麻奈実ちゃん、それ俺のザーメンなんだけど。ていうか生理じゃなくて処女喪失なんすけど。ハハハ』
まさか女子トイレの個室の中で誰かにのぞき見され、嘲笑されてとは思っていない麻奈実は
血と精液とマヨネーズで汚れたパンティをビニール袋に入れて鞄の中から生理用ナプキンと体操着の短パンを取り出した。
『チェッ。まぁノーパンはないか、でもなんか勃ってきた。もっかい停めようっか』
俺の意思で流れが止まった世界の中、トイレの中で中腰の体勢のまま下半身剥きだしの麻奈実に
近寄り泣きそうな表情のまま静止しているピンクの唇を奪った。
やわらかい唇を俺の舌が割って入り、麻奈実の舌と俺の舌が絡み合う。
唾液を吸い、俺の唾液を流し込む。
熱いディープキスが朝の女子トイレの個室の中で交わされているなどとは誰も思わないだろう。
いや、そもそも誰も彼も思考が停止しているのではあるが……。
麻奈実の黒髪を鷲掴みにして、何度も穢れない舌を絡めとり、綺麗な白い歯に舌を這わせる。
俺の唾液まみれになった麻奈実の唇から涎があふれ出す。
「もしかしてファーストキスかもな。駅の便所でファーストキスとか最高じゃん」
俺ば中腰のまま涎をたらす麻奈実を笑い飛ばしたあと、その背後に回り込んだ。
「じゃあ、スッキリひり出したケツマンコ処女の方ももらうか」
綺麗に拭きとられたアヌスに屹立したペニスを押し当て、俺は一気に腰を入れた。
未だ直腸内に残る少量のマヨネーズがワセリン潤滑油のような効果を示し、麻奈実の排泄器官は俺の怒張をすんなり呑み込んだ。
「うは、やっぱ根元が締まるなコレ」
物理法則がゆがみ、静止した世界でも、少女の括約筋の働きは健在だった。
ペニスの根元を締め付ける麻奈実のアヌスを蹂躙し、俺は激しく腰を打ち付けた。
背後から中腰のまま便器を跨いだ体勢の麻奈実の右手で黒髪をつかみ、左手で半開きの唇の中に指を突っ込み舌をまさぐる。
「いくぞ、麻奈実。初アナルは腸内射精でフィニッシュするんでよろしく」
トイレの個室の中で、動かない少女に宣言した俺はそのまま麻奈実の直腸内に欲望の塊をぶちまけた。
事を終えて抜き取った後の麻奈実の肛門はマヨの効果か、あるいはバナナで拡張しておいたおかげか
幸いにして括約筋などに裂傷もなく、精液とマヨネーズがまじりあった白い粘液が尻穴から垂れているだけだった。
「せっかくスッキリひり出した後にまた注入しちゃって悪いね。ていうかもう一回浣腸してやっか」
俺は自分用に持っていた牛乳の紙パックを鞄から出して、先ほど使って空っぽになった
マヨ容器に注ぎ込み、容器の先端をを麻奈実の排泄口に突っ込んで中身の牛乳をすべて絞り出した。
500ccほどあったミルクはすべて直腸内に注ぎ込まれ、俺が放出した<生ミルク>と混じり合った。
「こんなもんか……じゃあ、また下痢便出すところ見せてもらうよ」
<鏡>を張った上で停滞を解くと、麻奈実が示した挙動は愉快だった。
「えっ…いたっ、あ、あぁぁっ!!」
やっとの思いですべてを排泄し、すっきりしたと思っていた腸内に異変を感じた麻奈実は女子トイレ内に響くような声をあげた。
直腸内壁を何度も俺のペニスで擦り上げられ、挙句の果てに冷たい牛乳を腸内に注ぎ込まれたのだから無理もない。
「うそ、またお腹が……んんぅぅ」
あわてて短パンを脱いで再び便器にしゃがみこみ、口に手を当て息む麻奈実の姿が俺の目の前にある。
やがて大量のミルク・精液混合液便が和式便器の中にぶちまけられた。
「えっ!?また白いのが、こんなに…」
立て続けに白い下痢便を排泄した麻奈実は初めての経験に驚き目をうるませている。
マヨ便に続いてミルク便が出た事実に麻奈実は固まっている。
『びびってる、びびってる。まぁ白い下痢ピー見たら普通びびるか。ハハハ』
俺の嘲笑が届かないのがある意味では残念だが、これはこれでおもしろい。
二度にわたる下痢放出のあと、一抹の不安はありつつも、なんとか落ち着きを
取り戻した麻奈実はスカートの下に体操服の短パンをパンティ代わりにはいてトイレの外へと出て行った。
「だいじょうぶか?」
「ごめんね。大丈夫、ちょっとお腹が痛くなっただけ。先に学校行っていいのに」
トイレを出ると心配そうな高坂に返答し、気丈に振る舞う麻奈実の姿があった。
突然の生理と奇妙な下痢に襲われたのだから、普通なら取り乱しそうなものだが、この高坂
という男子高校生の前では、気持ちをさらけ出せないようだ。
「そっか。急に顔色悪くなるから心配したぞ」
まさか、連れが電車内で犯され、女子トイレで奇妙な浣腸を受けた上にキスを交わし
その上にアナルセックスまでされたなどとは思いもしないだろう。
『こいつらおもしれーな。今日は学校サボってこいつらに付き合うか』
俺はなんだか友達以上恋人未満ふうのこの二人が気に入ってしまったようだ。
それに麻奈実をもう少し追いこんでみたいという思いも湧いてきた。
『麻奈実ちゃん。しばらく俺とお付き合いしてもらおっかな』
一方的な交際宣言を行う俺のつぶやきが、二人に届くことはなかった。
<続く?>