ヤホー。  
 
こんにちは。女子高生です。  
以前はタコ足にいろいろ体を弄ばれてひどい目にあいました。  
今度あったら生きて返さないつもりで刺身包丁とワサビ醤油いつも携帯してます、ええ。  
 
それはいいんですが、今現在部活の帰りでして。  
あの道とは違うんだけど、やっぱり薄暗くて人気のない道なんですが。  
目の前に触手が  
 
一本。  
 
「……は?」  
そりゃ素っ頓狂な声を出してしまいしたよ。  
なんか『どっちも根っこの大根』とてもいう感じの太くて白くて短い触手が  
くねくね動いております。  
 
……これ…触手だよね?  
群れずに単体で現れる触手って自らのアイデンなんちゃらを捨ててないか?  
大根、こっちの当惑お構いなしにうねうね動いてる。  
.…  
……まあいいや。  
 
とりあえず刺そう。  
 
そーの指ーごとー♪ つれってってあーげーるー♪  
などと最近はまっている某ソングを口ずさみつつ。刺身包丁を取り出そうとしたそのとき。  
 
ヒュン!  
 
と、ものすごい勢いで大根が私の足元に踏み込んだかと思うと、  
ずわっしゃ!  
と跳ね上がるように私のスニーカーを踏み、ニーソックスを駆け上がり、太ももの内側をソゾリと這って。  
ほんのわずか一瞬で、私の下着に入り込んで、よりによってクリトリスを根っこみたいな先っちょが縛りやがって。  
で。  
くにゅぅぅぅっ! と。  
「うひゃああああ!?」  
ええ。いきなりそんな敏感なところ絞られたらものすごい衝撃です。  
思わず包丁を鞄ごと取り落としてしまいました。  
くにゅっくにゅっ。くにゅくにゅくにゅっくにゅっ。  
とその大根は私の生足に張り付いたまま、むやみにリズミカルにくにトリスを縛ったり緩めたりしはじめる。  
やたら柔らかく絞ったりちょっと強めに連続したり。  
うわ…うわわ!? …ぬああああああっ! なにこいつのやたら手馴れてそうな動きはぁっ!?  
くにゅっくにゅーっ。くにゅくにゅくにゅっくにゅっ。くにゅぅっ。くにゅくにゅっくにゅっ。  
えー、男の人もわかると思うけど。くにトリスって要するに男性のあそこと同じなわけで。  
そこを的確に責められると、どーなるかっていうと。  
 
ゾックンと。  
 
「…うはっ!?」  
ゾクゾクっと。  
前のタコ足と違ってなんだかごまかしなしな感じは何事だぁぁぁ!?  
「あわあぁっ?」  
くにゅっくにゅっ。くにゅくにゅくにゅっくにゅっ。ゾックン…ゾクゾク…ゾクゾクゾクゾクッ!  
「ぁぅぁぅぅ!?」  
うえ? なんだこれえええぇぇ!?  
くにゅーっ。くにゅーっ。くにゅくにゅくにゅくにゅくにゅくにゅくにゅくにゅくにゅくにゅ!  
ゾクゾクッ! ゾクゾクッ! ゾクゾクッ!  
「……うあ…っ…わっ!…………うはっ!?」  
なにこれものすごい上手くないですかぁぁぁっ!!?  
「あう!? あう!? あううう!?」  
思わず両肩を抱きしめて身悶えちゃって。  
やだやだやだ! こんな大根ごときに翻弄されるなんて!  
っていうかクリトリス縛られただけで気持ちよくさせられてるなんて私ってばそんなに…  
くにゅ――。ゾクンッ!  
…うわっはっ!? …うわ、。これ冗談じゃ…っ…くにゅくにゅくにゅって、うわああぞっくんぞっくんするのに頭はぽぉって…  
体が熱いような寒いような…まるで風邪みたいじゃ……ぁぅあうぅぅ!? ぞくんぞくんって寒気が…寒気がっ!  
「…ひぁぁ――っ!?」  
あうっ! あうあうあうあうううぅぅっ!? 私、腰が跳ねちゃってませんかぁっ!? …んんっ! くにくにされて……にゃあああああぁぁぁ!?  
「あ!!」  
思い切り高い声。違うもん! 私はそういう淫乱とかいうんじゃ…リくにくにくにくにくにくにくにくにくにくにくにくにくにくにくに!  
「あぅぅうう!!?」  
匠大根の前に、心中言い訳する余裕すらなし。  
んはっ……そこ…絞られるの気持ち…っ! ああぅ!? うああああ気持ちよくしちゃ駄目だって駄目だってえええええっ!!!  
「だ…め…ぁっ! ……だ…っぁ! …ぁ!?」  
クリトリス、こすってこすってつねられてっ……うひいいぃぃぃぃぃっ!?  
うぁっ! だ…っ…クニクニクニクニ…! ゾクゾクジンジンす…っ…もっと…もっとクニクニし………あ! …いやダメ…って…  
うあ!? あダメ…ダ…っぁ!? …あっ! あっ!! ア!!!  
「…――――――――――――――――――……っ!!」  
で、思いっきし爪先立ちになって私はイっちゃったのです。  
直後、バランスがとれずに、どったーんとコンクリートに崩れ落ちました。  
 
痛い。  
 
とりあえず、…ハァッ…ハァッ…などと乱れる息を整える。  
ひまもなく。  
クニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニ  
「…うあっ…ひはっ!?」  
体の回復と同時に気持ちいいの再開。ちょ…ま…オニャノコって一回イったら……すご…い体が敏感っ…で…イキやすくな…っ  
「……あ――っ!?」  
ぞくぞくぞくぅぅぅっ!! と当然私、ひとたまりもなく再絶頂。  
「んあ――っ!」  
ビクビクビクッ!! んあ…っ! うぁ…またイ…  
「――――――っ!!」  
ビクビクビクッ!! …わ…ぁぁ―っ!? ビクビクビクッ!! はぁぁあっ!? …ヤ…だんだん感覚が早…あぁ―っ!?  
ビクビクビクッ!! …ああ――っ!? ビクビクビクッ!! ああぁ――っ!?  
「――――――っ!? ―っ!? ――――っ!? ―――――――――――――っ!?」  
声が出ないくらいの連続絶頂。なんていうかさ…秒単位で連続イクことをはじめて経験。  
「ぅああ! …ぁうぁっ! …んくぁぁっ!?」  
立て続けにシャボン玉がはじけるような感じ。気がつくと地面に思い切り爪を立ててよがりまくっていて。  
気持ちいいんだよう! ジンジンって……あそこ…が…いやああ! ……あそこがぁぁぁああぁぁぁっ!!!  
体中ビクンビクンと大根にごときに踊らされまくって。そして。  
 
 
大根は流れるように、にょろりと私の中に入り込んだのです。  
 
 
…えう? と、一瞬何が何やらわかりませんでしたが。  
 
ず ん っ と。  
 
「んあぁぁっ!!!」  
全身を襲う衝撃ですよ。  
うわあああ…これは間違いなく 気 持 ち よ く な っ て く る 衝撃です。  
このままものすごい勢いで出し入れされながらイカされまくるんだろうなあ…とか思ってたんですが。  
 
甘かった。  
 
性の世界は奥深い。大根、ほとんど動かずにむっちょ…むっちょと動くのみ。  
はじめはなんだかよくわからなかったけど…  
「……ぁ」  
しばらくすると感じはじめてきた。  
「……ぁっ! ……ぁっ! ……ぁっ!」  
…あ…これもしかして…奥深く入れられたまま、  
 
子宮の入り口をグリグリこすられてない?  
 
本の知識だけど、子宮口って女にとってはもっとも気持ちのいい性感帯らしいです。  
そして…しばらくするとそれを証明するかのような快感がやってきたわけで。  
ズワ。  
「んあっ!?」  
むっちょ…むっちょ…  
ズワワ。  
「あうぁぁっ!!」  
な、なにこれ?  
ズワ…ズワ…ズワワワワ…  
「…ぁっ…はあぁぁぁ? ……あふっ…んああぁぁっ…!?」  
例えるならすごい気持ちいい羽に全身をさすられ続けるような。いや、我ながらわけのわからない例えだと思う…け…どっ!  
ぅあああっ!? なんか…もう…すご…っ!  
むっちょ…むっちょ…  
「あうんっ!?」  
なんでぇ!? ほとんど動いてないのになんでぇぇ!? ああだめ………ひぃんっ! や…やぁ! あぅぅ…っ!  
も…なん…すご…ぁ……ぁ!? …・……んあ…ダメ…振っちゃう…腰振っちゃうぅ! …ああ、ダメ説明できない。…なんかなんかすごい柔らかいの!  
…あったかいの! …いやぁぁぁ!? …性感っていうのがどんどん開いて…いっちゃっ………あふぅぅぅぅ……あふぅぅぅぅぅうううっ!!  
むっちょ…むっちょ…むっちょ…むっちょ…ズワワズワワワワ!!  
「…はんっ! …あはっ! …あんっ! …ああんっ! …ぁうんっ…!!」  
ああ…だめぇ…グリグリしないでぇぇ…意識が…飛んじゃう…どっかに飛んでっちゃうぅ…  
…蕩けるっていうか…溶けちゃいそ…うな…っじでっ…あっあっあっ…や…やっ…  
頭の中…どくどく脈打……っ…ああだめ花火が…たくさ……わたし…なんで…あっ……ひっ!  
もう私は弛緩しきって、脱力しきって。思い切り無防備な状態で細かく震えながら快感を迎え入れるがままになっていた。  
ズワワワ…むっちょ…むっちょ…ズワワワワワ…  
「んあぁぁぁ…っ! ……あぁっ! …ああっ! …あぁぁっ! …はぁっ! ……んあぁっ! …ああっ…あっ!!」  
…ああぁぁああ…すごぉいよぉぉぉ…もっと…もっとぉっ…いやぁぁ…燃えるみた…いぃぃぃっ……だめ…私…だめえええええ…  
はひぃぃぃっ!? …ああっ!!! 出そう…っ!! なんか出そうぉぉぉっ!! …だ…動かな…あ…あああ…ああああ…っ  
誰かぁ…抱きしめてえぇぇえええええええええぇぇええ………  
「………ひっ……ひぐっ!………っ…!」  
 
もう声全然出ない。だただた、私は気持ちよすぎて泣きながら、足を思い切り開いて、腰を突き出して。  
そして。  
「……だめぇぇぇ……だめぇぇ…だぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああめぇぇぇぇぇぇえええええええええ――――っっっ!!!!!!」  
もう、死んでもいいくらいの気持ちいい赤い光が体中で弾けまくった気がして。  
 
そこでぷつんと私の意識は途切れていた。  
 
気がついたら道路に寝たまま、夜明けの光が私の顔を照らしていた。  
要するに…恥ずかしいけど、気持ちよすぎて失神してしまったらしい…  
たかが大根触手一本に。しかも、やっぱり衣類の乱れとかまるでナッシング。  
ダメだ…これでは不良娘な我が子と思われるだけだ…  
どうやって弁解しよう…と頭を抱えているときに後ろで聞こえた言葉。  
 
 
『ふん。若いもんはすぐ媚薬や数に頼る。見よ! ワシなぞたった一人で…』  
 
 
光の速さで振り向きましたが、すでに猫の子一匹おらず。  
 
おい…  
…  
……  
「なんだそりゃあああぁぁぁ――――――っ!!!!!」  
 
【終わり】  
 

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