部屋の中です。
右手を上げようとしたが、このたくさんある触手のどれが右手だったかわかりません。
そう、僕は触手の固まりになっている。
直径は1m程度、触手はミミズくらいで数は無数。
触手が濃い茶色なのは女の白い肌をより映えさせるためだと、AV男優みたいなことを先輩が言っていた。
よくわからないが、そういうものらしい。
部屋の中です。
もっと良く見てみると(そもそも目がないのにどうやって自分は物を見ているんだ?)、
ファンシーな小物とかUFOキャッチャーのぬいぐるみとか並べられていて、どう見ても若い女性の部屋。
壁の時計は夜の11時を差している。
なんだか、部屋の外が騒がしい。(そもそも耳がないのに以下略)
数分後。ドアを開ける荒々しい音がして人が入ってきた。
「まったく…なに考えて……」などとぶつぶついっている。栗色のショートヘアの結構な美人だ。
でもモテそうにないのはなぜだろふ。
そのモテてそうにない美人はこっちを見ると、
うぐっ。
と露骨な嫌悪感で顔を歪めながら、ずかずか近寄ってきた。
「…………こんばんわ…………女子大生です」
女子大生はどっかり座り込みました。あぐらで。
「…あんたらね…」
声に怒気が140%くらい籠っている。
簡単に説明すると。
自分は触手でオニャノコを襲ったことがない。
それを心配した仲間が自分にもヤラせてやろうと、
“やらしてくれそうなオニャノコは知っている。正義感の強い子だ。
よって当方は大学の女子寮を占拠した! あんたがやらせてくれなければ全員襲う!!”
とか鬼畜な取引をやるとは聞いていましたが、本気でやらかすとは思いませんでした。
「さあ、どういうプレイをしたいのかさっさと決めろぉぉっ!!」
女子大生が叫ぶ。今度個人的に一緒に酒を飲みたいと思った。
少々気がとがめるが、辞退してしまったら後々先輩からのいびりが怖い。
ここはできるだけ手際よく済ませよう。
改めて女子大生を見る。
装いは赤いTシャツに白いフレアスカート。少しくたびれているので部屋着だろう。
とにかく、見やったときに一番はじめに目につくのは、赤いシャツから大きく突き出ている、
巨乳。
太っているんじゃなく、二の腕は細いのに胸は大きいという真の巨乳である。
Tシャツが薄い上に姿勢が良いから大きく突き出た胸の形が良くわか…
ノーブラだ。
自宅ではつけない派なんだろうか。
それにすらりと長い手足。後ろから見たときの腰のくびれとか、つんとしたお尻とか。出るところはたっぷり出ているし、引っ込むところはしっかり引っ込んでいる垂涎ものの女体だった。
ハエくらい軽く殺せそうな視線以外は。
「とっとと終わらせろ」
うわああああ!? し、触手が脅されてどうするっ!?
慌てふためいて、どうすればいいのかオロオロ悩んだ末、まあなんとかなるだろうと考えて、とにかく触手を服の中に差し入れて女体に絡み付く。(胴が細いよおい。)これだけで女性の吸い付くような肌の感触とか体の柔らかさが伝わってくる。うおおお!
「うげ…」
一方、女子大生は嫌悪感丸出しの声を出してる。
体を固くするけど逃げずにされるがままになってくれる。なんて男らしいんだろう。
でも余計なことを言うとしばき倒されそうなので、黙る。…なぜこんなに下手に出ているんでしょうか僕…
とにかくおっぱいスキーな僕は、揉ませていただくことにした。
どきどきしながら、胸全体を持ち上げてみた。おお…寄せてあげるとことさらに大きい。
「この…ドスケベが…」
とか言われた。そのまま胸に触手を軽く這わせる。
むにゅぅぅううう……
ああ…柔らかい…それに尽きる…触手にあわせて乳房が柔らかく歪む。触手の間からおっぱいがこぼれそうになる。
わえせdrdちゅふhふじこklp@p!!
むにゅむにゅむにゅむにゅむにゅ
「うひ…っ! …く…」
彼女は悲鳴みたいな声を出している。
むにゅむにゅむにゅむにゅむにゅ
夢中で揉んでいるうちに。
俺の汁で濡れたTシャツが肌に張り付いて、ため息をつきたくなるくらい形の良いおっぱいがさらに良くわかるように。っていうか、
乳首立ってる。
そこそこ白い肌が桜色になってた。
そういえば汁に強力な媚薬効果を仕込んでおいたとか先輩が…
「……ふ……ぅ…」
ウオオオオ! そのせつなげな声とか眉がちょっと寄った表情がエロいiiii!
そして触手がその立った乳首をピンと弾いた瞬間に彼女がびくりとして声を上げた。
「ぁん…っ!」
そこで俺の精神が切れた。
もう駄目です。こんなおいしい状況で大人しくなっているなんて触手とかそんなの関係なく無理に決まっているだろ常識的に考え(ry
ムニュムニュムニュムニュ!
「あ!? ちょっ…いきな…」
激しくおっぱいを揉みまくりはじめた俺に女子大生は非難の声を上げるがそんなの知るか。
「あひょ……ひ…!」
触手が動く度に彼女は悲鳴を上げる。
「…このやろ…っ」
乳首を触手の先で突つく。
「ぁ…ぁ!? …は!」
くりくり円を描く。
「ぁむ!? ぁぅ! ……ぁ…っ!!」
必死で手で口を押さえている。あくまで姿勢を崩していないのはプライドかよ?
クリクリクニュクニュ
「あっ! 駄目…強す…ぁっ! あっ! ぁっ!」
体をよじって逃げようとする女子大生。何言ってんだ。気持ち良さそうじゃないか。体ビクンビクンさせてるじゃないか。
ムニュムニュムニュムニュ! クニュクニュクニュクニュクニュクニュ!!
「んふ…っ…! あっ!? やっ!! はぁっ!」
ほらほらそれよがり声じゃないか。ほらほらまた仰け反った。
クニュゥゥゥ!! クニュクニュゥゥゥ!!
おっぱいをねちっこく揉み続ける。
「だ……っ! ぅあ!? ぁっ! あ! ぁっ…あっ!」
やがて、女子大生はエロい悲鳴を上げつつ、体を硬直させてぶるぶるしはじめた。なにその切羽詰まった表情。もしかして、それってアレ? アレ?
とどめに乳首の先っちょを思い切り擦り上げると、彼女は目を見開いて、
「………ぁ。」
と一瞬の空白の後、
「…うあぁあああ―――――――――っ!?」
と顎を仰け反らせ、声を高く裏返らせた。
イッた。
うおおおおおおっ!!
俺は(たぶん右腕だと思われる)触手を天に突き上げながら心の中で雄叫びを上げていた。
心の中に沸き上がる強烈な勝利感。
「ハァ…ハァ…」
女子大生は息を荒げながら、ぐったりとしている。
ややのけぞっている姿勢のため、胸が体の上に乗っているような状態で、息を吸って…ふるる…吐いて…ふるる……と、呼吸にあわせて、妖しく揺れている。
彼女は非難めいた目で絡み付いた俺を睨みつけながら、荒い息のままつぶやいた。
「……この……なんで…触手って………」
そうか、
もっと堕として欲しいか。
俺は獰猛な獣のように襲いかかった。触手が服の下に殺到する。
ジュルルルルル!!
「んあぁぁぁ――っ!!」
乳房を無数の触手が這い回った一瞬で、彼女は再びイった。
俺は、ビクビクしている体を強引に押さえつけて乳首を揉み潰す。
グニグニグニ!!
「やっ…だめだっ…て…んああぁぁぁ!?」
ビクビクビク!!
痛いくらいにつねったソレで彼女はまたイった。
そのまま、シュルリ、と乳首に先端を巻き付ける。
「ぁひ!?」
グニュクニュグニュグニュクニュクニュ!!
体が跳ねまくる。
「んっ! ああぁぁっ…やめてっやめ…………ぁぁあぁぁぁぁ――――――――――――っ!!」
嬉しそうによがりながらなに言ってる。
ズリュズリュズリュズリュ!
「ふぁっ! あっ! …はぁっ!」
頭を振って、正気に返ろうとしているけど無駄だよ。
「ぃやあぁぁぁぁ――――――――――――っ!?」
ビクビクビクビクゥッ!!
すごいだろう。おっぱいだけでイキまくるとかどうよ?
「ふぅぅぅぅぅっ!? ぁふぅぅ――――――――――っ!!」
イクたびに、少しずつ彼女の目の焦点が定まらなくなっていく。
グニュズリュズリュクニュクニュ! ズリュズリュ!
「はぁぁぁっ!!? ……あ…あぅぅぅぅぅ!! ……っ…あぁぁぁぁ――――っ!!」
仰け反りっぱなしでぷるぷる震え続ける彼女は、凄く淫蕩な表情を浮かべながらで口を金魚のようにぱくぱくさせていた。
あぐらはとっくに解かれており、女はむき出しになった太ももを何かをねだるように擦り合わせている。
……今からが本番だ。
俺の心の中でどす黒い物が荒れ狂っていた。
触手は俺の心に呼応するように脈打ち、固さを増しながら恐ろしく太くなっている。
……壊してやる。
衝動に突き動かされ、そうして、太ももの間に差し込もうと触手を伸ばす。
その間も絶える事なく胸に与えられる快感に、女はことさらに甲高い声を上げながら、果てた。
「ぁぁあはあああああぁぁ―――――っ!!」
果てながら触手を一本強く握りしめ、そのまま大きく体を反った。自然、しごくように手が滑る。刹那。
どっぴゅぴゅぴゅ〜〜〜!!
と音がしたような気がした。
はにゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?
なんだ? なんだあ!?
いろいろ吹き出て行くような快感とともに、触手から力が抜けてゆく。
見る見るうちにしぼみ、粘液も止まってゆく。
湧き出ていた、ありとあらゆる力が抜けた。
ドタリ。
支えていた力がなくなって、女子大生は床に崩れ落ちた。
「………ぁっ………ぁ…っ…………」
女子大生は、イキ過ぎて意識が飛びかかっていた。
そんな体をひくひくとさせている彼女を見て、はっとした。
私はなにをやっているのだ。
嫌がる女性に乱暴を働く、それは男にとっては最も恥ずべき事ではないか。
私は自らの行為に激しく嫌悪と後悔を抱く。
これ以上は…止めるべきだろう…
そうして、気を失っている女子大生にバスタオルをそっと掛け、私はその部屋を立ち去ったのであった。
そして後から先輩達にボコられた。
さらに彼女に改めて謝りに行ったら刺身包丁で滅多刺しされた。
痛いよう痛いよう。
【終わり】