廃屋には、持ち運べなかったのでしょうか、ベッドなどの家具が残っていました。その一つを借りて  
トッテンパラリはすやすやと眠っていました。  
 ところがそのトッテンパラリの眠る部屋に誰かが忍び込んできました。誰かはするすると自分の  
服を脱ぐとトッテンパラリの毛布の中に入り込みました。  
「にゃあ……お風呂入ってないからすっごく臭いにゃあ……」  
 その誰かは興奮したように耳をピコピコ動かすと、ズボンの中からトッテンパラリのおちんちんを  
とりだしました。まだ柔らかく皮を被ったおちんちんを剥いて、だれかは白いカスを舐め取っていきます。  
「ん、んんっ」  
 トッテンパラリは気持ちよくなっているようでしたが、まだ目を覚ましません。でも、誰かの舌が  
入念におちんちんを舐めるたびにその幼い身体はぴくぴくと反応するのでした。  
「もっともっと大きくなるにゃあ……」  
 誰かがうっとりした声をかけながらおちんちんを可愛がってあげると、おちんちんはどんどん元気  
にすくすくと大きくなっていきました。大きくなったといっても子供のサイズでしたが。  
 ですが誰かはその大きさに満足したようで、舐めるのを止め口でくわえ込み始めました。元気だけど  
ちっちゃなおちんちんは誰かの口の中にすっぽり入ってしまいました。  
 誰かは舌や頬や喉や歯でたくさんたくさんおちんちんを味わいました。同時に右手はトッテンパラリ  
のたまたまをやんわりと揉みほぐします。  
 やがて、気持ちよくなったおちんちんがいっそう膨らみふるふると震え始めました。ここぞとばかり  
に誰かはちゅうううっっとおちんちんを吸い込みます。  
 それが気持ちよすぎて、トッテンパラリは口の中にたくさん射精してしまいました。  
 
 
「ふああんっ!」  
 射精と同時にトッテンパラリは女の子みたいな悲鳴を上げてのけぞりました。  
 トッテンパラリが気がつくと、おちんちんに触られてる感触とこんもり盛り上がった毛布が見えました。  
 トッテンパラリが毛布をめくると、其処には精液を飲み下したニャンパラリがいました。  
「にゃあ……濃くてたくさんで飲み干すの大変にゃあ」  
「な、なにやってるんですかニャンパラリ様!」  
「美味しいご飯を作ったご褒美にゃ」  
「そんなのはいらないです!早くお戻り下さい!」  
「そ、そんなのとは何事にゃー!失礼にもほどがあるにゃ、お・し・お・き・にゃー!!」  
「いやあああんっ!!」  
 怒ったニャンパラリはトッテンパラリの服をめくり上げると肋の浮いた細い身体に覆い被さり乳首に  
吸い付きました。同時にお腹におっぱいを押しつけ尻尾同士を絡み合わせます。  
「やめて、やめてくださ……ああんっ!」  
「にゃー、まったく女の子みたいな反応して、許せないのにゃ」  
 許せないという割にはニャンパラリはとても嬉しそうでした。  
 勢いに乗ったニャンパラリは身体をずらして乳首同士をくりくり合わせたりピコピコ揺れる三毛の  
ネコミミをはむはむ甘噛したり尻尾の先でお尻の穴をいじったりしてトッテンパラリを可愛がりました。  
 でもニャンパラリは決してトッテンパラリのおちんちんに触れようとはしませんでした。  
 度重なるねちっこい愛撫にびきびきに堅くなったおちんちんをトッテンパラリが自分で触ろうとした  
とき、ニャンパラリがその手首を掴みました。  
 
「にゃー?この手はにゃにかにゃー♪」  
「うっ……」  
 涙目でトッテンパラリがニャンパラリをにらみました。  
 ニャンパラリは余裕綽々と言った顔でトッテンパラリを見下ろしました。  
「にゃーのご褒美よりもオナニーのほうが好きなのかにゃ?それだったら見ててやるからオナニー  
 するといいにゃ」  
「はうっ」  
 もうおちんちんは辛抱たまらない状態になっていました。でも、ニャンパラリの前でのオナニーは  
トッテンパラリには恥ずかしすぎるのでした。それを見透かしたようにニャンパラリはさらに言葉責め  
をくわえました。  
「きっと面白いにゃ、たっぷりじっくり観察して実況解説もしてやるにゃあ」  
「そんなぁ」  
 ただでさえ恥ずかしいのにそれを解説までされたら羞恥心で死んでしまうかもしれません。それに  
さっきからトッテンパラリの目に入るニャンパラリのおっぱいはふるふる揺れて、おまんこもぐっしょり  
濡れており、とても気持ちよさそうなのでした。  
 ニャンパラリの女体をガンガン突きまわしたい気持ちでいっぱいになったトッテンパラリはついに  
謝ってしまいました。  
「お、おねがいですっ!ニャンパラリ様のご褒美下さいっ!!」  
 
「よくできましたにゃー!」  
 ニャンパラリはその言葉が言い終わらないうちに腰をトッテンパラリのおちんちんに下ろしました。  
 実はニャンパラリももうとっくに我慢が出来なくなっていたのでした。  
「ああっ、ニャンパラリ様の中、熱いですぅ……」  
「こ、こんなにびきびきに堅くして、ひにゃっ、はしたない従者だにゃあ……にゃああんっ!」  
 ニャンパラリはトッテンパラリを叱りましたが、ニャンパラリの方が激しく腰を動かしていました。  
 おちんちんが抜けかけては全部突き込まれる激しいピストンが、あわい月光の中で何度も何度も  
繰り返されました。ニャンパラリとトッテンパラリはお互いの乳首を痛いぐらいに抓り合いました。お互いに  
尻尾でお尻の穴を撫でてあげたりもしました。たくさんたくさんあらぬ事も口走りました。  
 そうこうしていると、トッテンパラリに限界が近づいてきました。  
「にゃ、ニャンパラリさまぁ!ぼく、ぼくもう出ちゃいそうです!」  
「出すにゃ!にゃーの中にたっぷり射精するにゃー!!」  
「で、でも子供出来ちゃったら……」  
「そんな先のことはどうでもいいにゃーっ!!いいから出すにゃーっ!!」  
 叱られたせいでしょうか、それともニャンパラリが思い切り締め上げたせいでしょうか。トッテンパラリ  
は引き抜けずにニャンパラリのなかにたくさん射精しました。  
 その熱い精液を受けてニャンパラリも潮を吹いてイッテしまいました。  
 
 次の日、二人は再び荒野を旅していました。  
「にゃー、おなかすいたにゃー」  
「しょうがないです。食べられそうなものは昨晩食べ尽くしちゃいましたし」  
 今度は地図とコンパスをトッテンパラリが持っていました。  
「でも安心して下さい。あと二日も歩けば人里にでれるみたいですから」  
「あと二日も食べ物がなかったらにゃーは死んじゃうにゃー!!……あ、そうだにゃ」  
 ニャンパラリは何かを思いついたようでした。トッテンパラリは背筋に寒いものを感じました。  
「食べ物がないならトッテンパラリの精液をのめばばいいのにゃ!」  
「僕が死んじゃいますっ!」  
 二人の神の使徒の旅路はとても険しいものになるようでした。  
 
 ほんとに終わり  
 

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