私…敗けたの…?  
嘘だよ……あんなに修行したのに…  
嫌だよ…敗けるなんて…  
ずるいよ…お姉ちゃん……  
「信じられないって顔ね。でも現実よ?受け入れなさい」  
「いや…だ…まだ負けてない!」  
 
私は刀を握り直し目の前の敵…実の姉に刀を向ける。私は最後の力を振り絞り刀を姉の眉間に叩き込む…  
 
―しかし―  
 
私の刀は姉の左手から伸びた触手に絡め捕られる。その隙に私の無防備なお腹に姉の拳が突き刺さった。  
 
「…かはぁ…」  
お腹を中心に全身を痛みと苦しみが駆け抜ける…  
駄目…刀から手が離れ…  
 
「…眠りなさい梨華…目覚めたら…私と…」  
 
薄れる意識の中、姉の優しくも寂しさを含む声が私の耳に響いた…  
 
 
「お…て、おきて……、起きなさい!梨華」  
 
意識が白濁とする…私は?声が…聴こえる…  
懐かしい声が…  
梨華?…私の事?  
私は梨華…この声は…  
 
「麗華お姉ちゃん!」  
 
私は意識を取り戻した。  
私は裏切り者の姉に敗けて…捕まったのね。  
 
「おはよう。梨華」  
「裏切り者!殺してやる!」  
 
私の目の前には柔和な笑みを称えた姉の姿が。  
くっ!身体が動かない!  
私の肢体を触手が絡め取り拘束している。  
私は唯一自由の効く口を開き姉を罵倒した。  
 
「姉さんが皆を殺したんだな!優しかった皆を…」  
 
「仕方なかったのよ梨華。私は触手に心も身体も犯されたの…逆らえないわ」  
 
姉の淫らな笑みを見せつけられ私は唇から血が出る程噛み締める。  
 
「梨華は可愛い妹だから触手に頼んで仲間にしてあげようと生き残らせたのよ?」  
 
感謝してね、と姉は私に微笑みかける。  
…この女は殺す…  
私は快楽に負け触手の手先になった姉…  
いや…この女を皆の為になんとしても始末しようと私は隙を伺った。  
 
「梨華…触手の虜になると楽しいわよ♪」  
 
麗華は身に着けていたライダースーツのジッパーを降ろす…  
黒いエナメル質のライダースーツの裏側は―  
肉色の裏地…細かな触手が絶え間無くうごめいていた  
「くぁ…イクぅ…闘って…んんっ…最中は止まってくれたから…あんっ…今…激しい…」  
 
触手共は麗華の身体をまさぐり絶頂へと導く。  
私が昔、一緒にお風呂に入てった頃とは違う麗華のいやらし過ぎる身体…  
 
胸は私の頭より大きく乳首も親指だいに肥大して、クリトリスも皮から向け大きくそそり起っている。  
なんて淫らな身体なの…  
 
「…この服…ぬげないの…ごめんね…梨華…お姉ちゃん…堕ちちゃった」  
 
「……お姉ちゃん…」  
 
私は涙を浮かべお姉ちゃんの慟哭を聴いた…  
急にお姉ちゃんの顔が怖ばる。ライダースーツのジッパーが独りでに締まると姉の身体がビクビクと震え始めた  
 
「違っ…麗華は触手様の事…イクぅ…裏切っ…くはぁ…イク…イク…やめへぇ…れいか…くるうよぉ…イク…りか…たすけてぇ…」  
 
私達一族最強の姉が…  
鼻水を垂らし涎をまきちらしながら地面にのたうつ。  
―突然、ライダースーツの色が無くなる。透明な袋になったスーツ。  
姉の身体におきている快楽地獄が私の目に焼き付いた  
「ひぬ…やらぁ…イキたくな…らめぇ…イク…イク…とめへぇ…れいか…しんらうよぉ…」  
 
ろれつの回らぬ舌でイキまくるお姉ちゃん…快楽に負けた…?違ったんだ…お姉ちゃんは快楽に殺された。『心』を…  
私はお姉ちゃんに酷い事を言ってしまったんだ…  
 
なおもお姉ちゃんは地面をのたうつ…  
 
胸はボンレスハムの様にゆわかれグニャグニャと揉まれ、乳首はブラシの様な触手が絶えず擦りあげ赤黒く勃起させられている。  
クリトリスは管状の触手に呑み込まれ小さい歯で甘噛みされて扱かれる。最大まで勃起したクリトリスがジッパーの少し開いた穴から外に出されジッパーに挟まれた。  
「くひぃ…気持いい…れいかのクリトリスいじめてぇ…」  
 
痛みもお姉ちゃんにとっては快楽になってしまうのか?  
私は泣きながらお姉ちゃんのアクメ顔を見せつけられた…何故?目が瞑れないの?  
―その時、頭の中に声が響く…  
「ツギハ、オマエノバンダ」  
 
私は急激なめまいに意識を失った……  
 
 
 
気持ち…悪い…  
頭が…痛い…  
お腹が…熱い…  
変な…感じが…  
 
「…ここは…?」  
 
私は辺りを見回した。  
痛っ…  
頭がズキズキする…  
ここは私の部屋だ…  
いつの間に寝てたんだろう?私の手にはお気に入りのヌイグルミがしっかりと収まっている。  
私は不思議な気持ちに崔なまされ自分の部屋を再度見回した。  
 
「梨華起きてる?」  
 
お姉ちゃんの声だ!  
私は大好きなお姉ちゃんへ元気一杯に返事をする  
 
「麗華お姉ちゃん起きてるよ♪」  
 
カチャっと音がしてドアが開く。お姉ちゃんが高校の制服に身を包み私に近づいてきた…  
高校の制服?お姉ちゃんはもう仕事をしてたはず…  
痛っ…頭がズキズキする…  
「梨華また裸で寝ちゃったの?風邪引くわよ」  
「えっ?あっ…うん。ごめんなさいお姉ちゃん」  
 
お姉ちゃんは微笑みながら私の下半身に掛った毛布を外す。私の下半身に勃起した男性器が目に映る  
 
「…ひぃ…嫌ぁ…何よこれ!」  
「ん?梨華どうしたの?チンチンから精液出して小さくしないと小学校に遅刻しちゃうよ?」  
 
小学校?私は高校生…  
あぁ…また頭が…痛い…  
 
「お姉ちゃんがしゃぶってあげるね♪」  
 
お姉ちゃんが私のチンコを喉元までくわえ込みすすりあげる。舌のなまめかしい動きに私は知るはずの無い射精感を覚えた…  
 
「お姉…ちゃん…イクよ…梨華イクぅ」  
 
お姉ちゃんの口一杯に射精して気だるく私はベットに倒れこむ。何気なく目を向けた先に鏡が…  
小学生の頃の幼い自分が私を見つめていた…  
 
「センノウハデキタカ?」「はい。小さい頃の梨華に退行させて記憶をすりこみました」  
「ソウカ…」  
 
 
 
「起きて…梨華」  
「………んっ…」  
 
また私は気を失ったの…  
私は重い瞼を開け、目の前の心配した姉の顔を捉える  
「大丈夫?梨華」  
「えぇ…ごめんなさい姉さん。私何だか…」  
 
姉は私に笑いかけ、早く退治ましょう?と先に戦場に躍りでた。  
私は今―  
触手を退治して廻る一族と闘っている。同じ人間を殺めるのは辛いが触手の世界を創る為だ。仕方ない…  
仕方ない?一瞬頭が痛くなるが……そうだ人間は敵だ。私は何を躊躇している!  
「姉さん!根こそぎ殺るのか?」  
「女は残しなさい…貴方が犯すのよ♪」  
 
私は心踊った…私の下半身に宿る肉棒が隆起する。  
 
 
「終ったよ…姉さん。この娘貰うね」  
「えぇ。残りのは触手にあげてくるから後から戻ってきなさい」  
 
戦闘後、同い年位の女の子が私の前で震えていた。恐怖、怒り、絶望、心地よい瞳を私に向けている。  
 
「お前達か!裏切り者の姉妹は」  
「オナホールが喋るなよ」  
私の戦闘服が意思を持って下半身の部分を開く。私の最大まで勃起したチンポが女の子の前に現れる  
 
「ひぃ…気持ち悪い…」  
「ひどいなぁ…お仕置きしなきゃね♪」  
 
戦闘服を形成していた触手が女の子を絡めとる。私の目の前に何も纏わない姿で女の子が近づいてきた。  
 
「離せ!くそっ。殺してやるっ!」  
「クスッ、ほらぁオマンコに私のチンポが入っちゃうよ」  
 
女の子の股間に私のチンポが突き刺さる。戦闘服が元の形状に戻りつつ、私と女の子を密着させた。  
 
「くぁ…痛い…離してよ。あぁ…なにこれ?」  
 
私達は向かいあった格好で戦闘服に固定された。駅弁の体勢で私は女の子を責めたてる。  
 
「気持ち良い♪やっぱりオマンコは最高だね」  
「いやぁ…止めて!汚い…キスして来ないで!」  
 
失礼な奴だな…意地悪してやる!  
私は腰を激しく動かしオマンコの中をこねくり回す。  
「あんっ…腰動かさないでよ…変態!」  
「んんっ…ヤバッ!もう射精しそう」  
「嘘…離して!嫌ぁ、中に出さないで」  
 
「無理〜♪私にもこの服外せないもん」  
 
私はブルブル腰を震わせオマンコの中に射精した。  
 
「あぁ…入ってくる…何だか…気持ち良く…私、変になっちゃう…」  
「うん。私の精液媚薬入りだから頭、快楽で狂うよ♪」  
「一時間出っぱなしだしね♪」  
「………嘘…嫌ぁぁぁぁ…やめへぇ…くるいたくにゃい…たすけへぇ…」  
 
エヘヘッ、楽しい…  
女の子が私の上でアクメ顔晒ながらイキ狂う…  
アハッ、オシッコ漏らしてるよ。汚いなぁ♪  
 
これで仲間がまた増える。触手の世界が広がる。  
嬉しいなぁ…  
―なのに何で…哀しくなるんだろう?涙が止まらないよ…  
私…何か忘れて無い…?  
 
女の子の狂った笑い声を夜空に響かせながら私は歩きだしていた…  
 
【終り】  
 

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