『う……うーん……』  
寝苦しい…あまりの不快さに目を覚ます。なんだかとても湿っぽい  
『(寝汗かな……風邪引いちゃったかも…)』  
思春期を迎えた頃の少女は寝起きの頭で考えるが、そのようなものとはかけ離れた現実を突きつけられることになる  
『(あれ?…動けない)…………って!!なにこれーーー!!』  
手足に絡みつく紐状の物体。それはヌルヌルとした液体で表面を覆われているが、少女を捉えて放さない  
『うそ!?…これって……まさか!?………デスパイア!?』  
学校や親から聞かされていた。この世には人類を襲う生物がいるということを……  
それと合わせて口酸っぱく言われていた。「怪物に出会ったら全力で逃げなさい」ということを  
『(そ、そんなあ……もう…捕まっちゃったよぉ……)』  
捕まったら「どうするか」は聞かされてはいない。だが「どうなるか」は痛いほど耳にしていた  
『助けて!!だれか助けてぇーーーーーーーー!!!!』  
首を左右に回しながらとにかく叫ぶ、力の限り。だが聞こえるのは触手の蠢く音ばかり  
ここである人物が少女の目に映る。その人物は少女の良く知る人物だった  
『お姉ちゃん!?』  
そう……そこには少女の姉である女性が触手に絡めとられていたのだった。  
彼女は触手の手により全裸に剥かれている。さらに全身には白化粧を施され、口と菊門、そして陰部には血管の浮き出たピクピク蠢く触手が打ち込まれている。  
彼女の目に光は無く、デスパイアによって既に犯された後なのが見て取れる  
『そ…そんな……お姉ちゃんが……』  
大好きだった姉の変わり果てた姿を見て少女はショックを受ける。だがそのようなことにデスパイアは全く容赦はしない  
 
しゅるしゅるしゅる…  
 
触手が少女の元へと伸びる。次にデスパイアの生贄となるのは妹の身体――  
『えっ!?……やだっ!!……こっちこないでよぉ!!!!』  
抗議には全く耳を貸さず触手は少女の服を脱がしにかかる  
『やめて……やめてよぉ……』  
触手は器用にもパジャマのボタンを一つずつ外していく。かえって一気に脱がすよりも少女の精神を追い詰めていく  
 
はらり……  
 
『いやぁ……恥ずかしいよぉ……』  
ついに全てのボタンが外され胸部が露になる。少女はブラをしていない。なぜなら先日に友人達とブラを買いに行ったのだが、自分だけまだ早いと言われたのだから  
それでも当然肌を晒すのは恥ずかしい。自然と顔を背ける…その表情は限りなく朱に染まり、目元には涙が浮かんでいた  
 
つんつんっ  
 
『きゃっ!!!!……ダメ…つつかないでぇ!!』  
急に走った電撃のような感触に戸惑いながらも抗議を続ける。だが触手は嬉々とした様子で胸の小さな果実を弄ぶ  
『ひゃん!……んっ……はあっ……いやんっ……(な…なにこれ?…き、気持ちいいよおぉ)』  
デスパイアの粘液は媚薬成分であることが多い。このデスパイアもそれに含まれていたのだ…彼らの媚薬は強烈すぎる。  
なにせクリスタルの加護が存在するエンジェルにすら多大な効果があるのだ。通常の人間にはひとたまりもない  
『あん!!……んんっ!……はああんっ!』  
完全に嬌声だ。胸の頂から送られる信号に少女は快楽を感じ取る。自慰など一度もしたことのない少女は最早快楽の虜となっていた  
ふいに乳首を弄繰り回していた触手の先端が裂け、口のようになる。それは文字どおり少女のピンク色の果実を頬張った  
 
かぷっ…ちゅ〜〜〜……はむはむ……ちゅう〜〜〜  
 
『あひゃあああん!!……なにコレ!?……きちゃう…なんかきちゃう〜〜〜!!!!!』  
達した――  
生まれて初めての絶頂に全てを忘れる。目は見開き、手足はピーンと伸ばされ、細かく痙攣を繰り返す  
だがそんな少女に休み暇を与えずにデスパイアは新たな触手を送り込む。  
 
それは先程まで少女の姉を犯し尽くしていた血管が浮き出た男根を模した触手だった。  
『はあっ……はあっ……はっ…んっ!?…んむううううう!!!!』  
その触手はだらしなく開かれた少女の口内へと潜り込む。絶頂の余韻に浸っていた少女は口を閉じることもできずに潜入を許してしまう  
『んむっ……んちゅ……むちゅ……んくっ……』  
口内を触手が嘗め回す。あまりの嫌悪感に少女は舌で押しながら排出しようと試みる。だがかえってそれは触手を刺激することになっていた  
 
びくんっびくんっびくんっ  
 
突然触手が動きを停止して脈動を開始する。よく見るとデスパイア本体も細かく振動していた。  
『(なに?……一体なにが起こるの?……)』  
不意に咥えらせられている触手が太くなる。その太さは少女の顎を限界まで開く…最早一ミリの隙間もない。さらにその触手の付け根からこちらに向かって何かが移動してくる  
『(なに?……なんなの?……)』  
そしてソレは触手の先端までたどり着き…………弾けた  
 
どびゅ…どびゅるるるるるるるる  
 
『むふっ!!??…むふうううううう!!!!!』  
ソレは一瞬で少女の狭い口内を埋め尽くす。顎は限界に開かれ、口と触手の間に隙間がない為に必然的にソレを飲み込むしかなかった  
『んくっ……こくっ……ごくっ……こくん…………ぷはあっ!!!!』  
触手の放出が終わり少女の口が開放される。ソレと同時に飲みきれなかったソレを吐き出した  
『なに?…コレ………白くて…ドロドロしてる……それに、オチンチンみたいな触手からでてきた……』  
ここで少女の考えは一つの答えに行き着いた。それはつい最近行われた保健体育の授業で習ったばかりの物。  
 
コレは……精液だ  
 
『え!?そんな……私、精液飲まされちゃった!????』  
異種の精液を飲まされるという発狂してもおかしくない衝撃。だがその衝撃に浸る間も無く、デスパイアという絶望の伝道師は次の攻め手に移る  
 
しゅる…  
 
『やだっ!!…パンツ脱がさないで!!…ダメだよ!!…いやぁーーーー!!』  
遂にデスパイアは少女の下半身へと侵攻を開始する。手始めにパジャマと下着を同時に下ろす。  
既に絶頂を迎えている陰部は触手の粘液とは違う液によって洪水状態であった。下着を下ろす際に陰部との間に粘液の橋が架かる  
少女はこの怪物が何を試みているのか解っていた。周りの大人たちに聞かされた怪物に捕まった者達の末路や保健体育にて学んだ知識によって……  
 
それは――――――――交尾だ  
 
『やめてよぉ…お願いだから……やめてよぉ……』  
大した抵抗もできずに下半身が裸にされる。さらに脚を大きく開かれ、未だ陰毛の生えていない割れ目はピッタリと閉じられている  
そこに先程射精を行った触手と同じ種類の触手が鎌首をもたげて割れ目に押し当てられる  
『やだぁ…そんな太いの……入るわけないよぉ…』  
必死に懇願する少女…だがデスパイアにそんなことは関係ない。彼らはただ穴に入り込み快楽を貪り精を放ち欲望を満たすのみ  
 
ぶちっ!!ずぶぼぼぼぶ!!!  
『いったーーーーーーーーーい!!!!…いやっ……ぬいてぇ…ぬいてぇ!!!!!!』  
いくら濡れきっていたとはいえ触手は太く膣は狭い。さらに少女は初めての結合、結合部からは紅い雫が垂れ続ける  
それは性交などとは程遠い…まさに暴力と言っても差し違えはない  
 
じゅぷっ…ずぷっ…ごりゅ…ずぽっ…  
 
ただただデスパイアは快楽を求め出し入れを繰り返す。すると少女にも変化が現れた  
『はあっ!…!…んふっ……やあんっ!……ふああ…!…(うそ……また…きもちいいよぉ……)』  
再びデスパイア特性媚薬の餌食になってしまう。だが想像を絶する痛みを味わうよりは良かったのかもしれない  
『ああん!……ふあん……ひゃん!……くぅん…!…あひゃん!!(イヤなのに…気持ち悪いのに……きもちいい…)』  
 
びくんっびくんっびくんっ  
 
再び少女の体内の触手が動きを止め脈動を開始する。この動作の意味を知る少女は快楽の渦から我に帰る  
『えっ!!??…うそ!?また…また精液だしちゃうの!?』  
そう……この動作は射精の前触れ。交尾の終焉が近づいていたのだった  
『いやぁーーー!!!やめて!!出さないで!!…精液はイヤーーー!!』  
だが無情にも触手は太さを増し、根元から精液と思われるモノが近づいてくる  
『止めてぇー!!おねがいだから…そんなところで出さないで!!!』  
 
どぴゅん……どぴゅ……どぶっ…どぶぶぶぶぶ……ごぽぉ  
 
『ダメェーーーーーーー!!!!!!!…あああぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!』  
デスパイアによる望まない膣内射精。それにより望まない絶頂も迎える少女  
 
ごぽん……どびゅ……どくっ……ごぽり  
 
既に満杯となった少女は注がれる度に同じ量だけ淫穴より子種を排出する。射精が終了しても次の触手が周りで蠢いていた  
 
 
 
 
 
 
 
 
『(何でこんなことになったんだろう……?)』  
朦朧とした意識の中で少女は思う。  
『(朝起きたらお姉ちゃん起こして…朝ごはん食べて学校行ってそれから……)』  
しかし少女を迎え入れるのは日常ではなく陵辱。既に幾度も幾度も欲望の洗礼を受け、今も尚小さな胎内には白い邪液が注ぎ込まれている  
最後に三人の天使のような人たちを見たような気がするが今の彼女にはどうでもいいことだった  
 

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