ここは薄暗き洞窟、人の手など届かぬ未開の地。  
月影久遠の捕えられた洞窟。其処はとあるデスパイアの巣窟であった。  
その洞窟に一匹のデスパイアが入っていく。彼はここの住民である  
狩りを終え、天使の襲撃を逃れて我が家へと帰ってきたのだった  
前述の通り此処は無人である。人の住める環境ではない  
だが、水の滴る音や風の音以外に明らかに人工的に発せられる音が含まれている  
それは人の声。彼女は…月影霞は未だ生き永らえていたのだ!  
 
帰宅してきたデスパイアが奥地へと進んでいく。ローパー型の彼はゆっくりながらも歩いて(?)いく  
このデスパイアは霞を拉致したデスパイアより幾分か小さい。確実に同一デスパイアでは無いだろう  
あの声はだんだん大きくなる。彼女の居場所まで近づいているのだ  
彼女の発する声は文章になっておらず声と言うよりも音ととった方がいいかもしれない  
そしてローパー型デスパイアが最後の角を曲がり、ついに霞との対面を果たした  
 
『ん!……はぁん…いぃ!……』  
彼女は豊満な胸に掌を置いて揉みしだき、脚はだらしなく開かれその付け根にある女穴には手を付けずに一心不乱に後ろの排泄口を弄り続けていた  
『あぁ!…んふぅん!!……ひゃ!!』  
一糸纏わぬ姿で乱れる彼女はエロスよりもむしろ狂気を感じさせた。  
その異常性を示すように彼女のお腹は臨月の妊婦にも負けないほど膨らみきっていたのだから  
『はぁ…!…あら、お帰りなさい…』  
ここで霞はデスパイアの帰還に気付き自慰を終了させ彼を迎える。それは我が子供を迎えるようなものを感じさせる  
何を隠そう、このデスパイアは彼女がお腹を痛めて産んだ子なのだ。  
ローパーのデスパイアは彼女の元に近寄り一本の輸精管を伸ばす。そのまま霞の口元に持っていき口付けを交わす  
彼女は抵抗するどころか自分からディープキスを求めている。実に濃厚な「お帰りのキス」だ  
『ふふふ…ママね、オナニーする時もアソコは弄らなかったよ♪』  
先程までキスを交わした管を今度は両手で嬉しそうに扱いている。  
『お腹の子の為だもんね…それ位ガマンできるよぉ』  
両手の動きが速くなり輸精管も快感を示す脈動が速くなっていく。ソレはとても慣れた行為に感じられた  
『んふふ…気持ちイイの?…いいよ…ドプドプ出して…』  
 
どぴゅ…ぶぴゅぴゅ…どぴゅん…どぴゅ  
 
霞が許可を出すと同時に彼女の顔から髪から胸、膨らんだお腹や太ももと全てにシャワーが浴びせられる  
『ごめんね…お腹の子に触るといけないからソレを挿れちゃダメなの…』  
本気で申し訳なさそうな霞。心の底からの慈愛を溢れさせる姿は母性を思わせた  
『だから…お口とおっぱいでガマンしてね』  
管の中に残っていた白液を搾り出していた手で輸精管を胸で挟み込み、先端を咥え込む。  
『んちゅ…ちゅ…れろ…ふむっ…はむ』  
口内で縦横無尽に動かされる…舌が先端の上を円を描くように周り、突っつき、嘗め上げる  
それと同時に豊満すぎる脂肪の塊に包まれた管はその極上の布団の中で至高のマッサージを受ける  
あっという間にデスパイアは登り詰めてしまい発射体勢が整った  
 
どぶ…ばびゅりゅりゅ…ぶぴゅ〜〜!!  
 
先程の射精とは比べ物にならぬ水圧が霞に降りかかる。当然口内だけでは受け止めきれず、彼女の身体は余すことなく白化粧が施される  
『きゃん!!…んもう……ママびっくりしちゃった』  
それは母が小さい子供を軽く叱り付けるような口調。  
『でも…すごい気持ちよくなってくれたの…うれしい…』  
霞はデスパイアの頭(?)を撫でる。それに応えるかのように触手で彼女を抱きしめるように包むデスパイア  
『あぁん…でも今はダメ…今にも産まれそうなの…』  
よく見るとお腹が不規則に中身が動いているのが分かる。寝返りでも打っているのだろうか、彼女に根付いた卵は母体を蹴リ続ける  
『お父さんが残してくれた子供…これでアナタもお兄ちゃんよ』  
今では目の前にいるデスパイアが唯一の生き残りとなってしまった。父親や多くの兄弟達は狩られてしまったのか帰ってくることはない  
こうして霞はデスパイアとの蜜月な時を過ごし続けていたのだった  
 
 
 
 
 
 
 
数刻後…  
 
『んんっ!?…ひゃうん!!…ああ…お、お腹!!』  
彼女の身体に更なる異変が起こる。限界まで拡張された胎内にてプチン、プチンという微かな音と共に激しく暴れまわる  
ついに誕生の時を迎えたのだ  
『ひきぃぃぃん!!…ダメェ…ママの胎で暴れちゃダメェ…』  
流石にパンパンのお腹を更に拡げる動きをされるのは痛みが生じるのか顔を歪ませる霞、だが心底嫌がる様子は微塵も感じられない  
むしろ痛みさえも快感の一つとしているようだ  
『あぁぁ…そう、ソコよ…ソコから順番に…ひゃん!…出てくるのよぉ…』  
孵った一匹が子宮口を見つけ、その個室の扉を内側から潜ろうと身を摺り寄せる。その刺激は彼女を更に狂い躍らせた  
『きゃ!!…んもぅ…きゃぅん!!…順番に…だってばぁ…』  
一匹がゲートを抜けて産道を内から外へと突き進む。その直後、彼女の揺り籠内では2番手を巡って我先にと出口に殺到する赤子達  
『大丈夫よ…みんな、みぃんな産んであげるから…』  
聖母の表情で暴れまわる赤子が納められたお腹を撫でる霞。それに呼応するかのように暴動は終息をみせる  
次々と順番に産道へと移っていく赤子達。そして遂に最初の一匹が最後の出口にさしかかった  
『うひゃぅん!…キタわ…出てくるぅ!!!!』  
M字に大きく拡げられた彼女の女花が花開き、内部からグロテスクな小型ローパーが顔を見せる。  
 
びちゃり…  
 
大きな水音と共に新しい命が産み落とされた。その姿は既に成体デスパイアをそのまま小型化した姿をしている  
その児は早速養分である蜜の摂取に取り掛かろうと細い触手を宙に舞わせる  
『ふふ…おっぱいが欲しいの?…あひゃいぃぃん!!!!…またキタ…いいわ…どんどん産んであげる…』  
 
びちゃ…びちゃり…ぶちゃ…  
 
最早霞は聖母の顔から娼婦の顔へと成り果てていた。子宮口を通る刺激に、産道をグリュグリュ進む刺激に、そして産み落とす刺激にイキ狂い続ける  
大体が産み終え、彼女の足元には多数の小型ローパーが蠢いている。彼らは養分である液体の詰まった双実に触手を伸ばそうとするも方向が分からないのか一向に辿り着かない  
ここで彼等の兄である成体デスパイアが動きをみせる  
『え!?…アナタがおっぱい吸っちゃうの?…ダメよ…これは赤ちゃんのモノなんだから…』  
霞は彼を叱るが、聞き入れる様子は無く、半透明の先端がお椀型をした触手を2本生やして彼女の双実に向かわせる。  
 
ぴとっ………ぶちゅうぅぅぅ〜〜〜〜〜!!!!!!  
 
そのお椀は霞の豊満な胸に覆いかぶさるように張り付き、内側から搾る動きを見せながら揉みしだく  
『ふあぁぁあ〜〜ん…おっぱい…おっぱいがあぁ〜!!』  
左右交互に絞り上げる搾乳触手。それに霞の乳房はデスパイアの射精並みの射乳で呼応し、それすらも快楽と受け取って悶える  
ここで兄に当たるデスパイアは意外な行動に出る。  
なんと兄は弟達全てに細いチューブを伸ばし、全員に行き渡るようにそのチューブ内に吸い取った母乳を流し込んだのだった  
『あぁん!…そうだったのね…偉いわぁ、流石お兄ちゃんね…』  
何しろ今回生まれたデスパイアは14匹に達しているのだ。一度に母乳にありつけるのは2匹まで、その問題を解決するために兄は一肌脱いだのであった  
数時間経ち、生まれて最初の食事を終えた赤子達は眠りに付いた。それを再び聖母の眼差しに戻った霞が見詰める。親子の絆はここまで深いのだろうか  
 
 
 
 
すると今度は兄デスパイアが霞に擦り寄ってくる。拘束触手で優しく抱きしめる。それは母親に甘えると言うよりも恋人を抱きしめるのに近かった  
霞はデスパイアを抱きしめ返すと目の前にある器官が突きつけられる。  
それは透明なチューブ。中身は透明な柔らかい膜に包まれたデスパイアの卵  
『ふふふ…アナタももう大人なのね…いいわよ、ママと一緒に子供作りましょ…』  
返事を聞いたのかどうか分からないがその輸卵管を受け入れ口である陰部に導く  
『若いのね…卵いっぱい…全部ママのナカに入るかな?』  
輸卵管にギッシリと詰められたピンポン玉大のソレは今にも漏れ出しそうである。その輸卵管は既に準備万端の淫穴に押し当てられ  
 
じゅぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷ  
 
『あぁあああぁあああぁん!!…いいわよ…もっと奥までぇ!!!』  
明らかに人外サイズのソレだが、ゆっくりと、優しく苦痛を与えぬように挿入していく。  
『いいわぁ…パパと違ってアナタは優しいのね…そう、そうよ…ソコが赤ちゃんの部屋の入り口よ…』  
出し入れを行わず挿入のみを行っていた輸卵管は直ぐに子宮口に行き当たり、律儀に数回ノックした後に赤子の寝室へ押し入る  
『きゃうぅん!!…そうよ…あとは元気な卵を産み落とすだけよ…頑張ってね』  
直後にぷるぷるぷると振動を始める産卵器官。振動は徐々に先端に集束していき、それが止まった瞬間  
 
ポコポコポコボコポロポロポコポコン  
 
『ひぃやぁああぁああぁぁーーーーーーーーー!!!!タマゴ、タマゴ気持ちイイのぉーーーーーー!!!』  
 
ポロポロボコボコボコン  
 
次々と産み落とされていく命の源、チューブ内を勢い良く流れる卵の様子が見て取れる  
『もうダメェ…ママイッちゃうーーーーー!!!!』  
彼女が絶頂を迎えても産卵は止まらない止められない。子宮は膨らみ、お腹の内側から主張し始める  
さらにデスパイアはお椀型の搾乳触手を二つの胸のふくらみに押し当てる  
『なぁに…アナタもおっぱい飲みたかったの?…ふふふ…カワイイ』  
搾乳と産卵の二つの責めへと移行し、霞の絶頂ペースも鰻登りだ。未だ産卵のペースは衰えず終わりが見えない  
『(ボコン)くぅぅん…はぁはぁ、ママ、お腹もういっぱいぃ(ボコン)くふぅぅ!!苦しいよぉ…』  
もう彼女の子宮は完全に満室だ。外から見ただけでお腹が膨らんでいるのが一目で分かる。だが輸卵管の中にはまだまだ卵が存在する  
『ゴメンね…ママの子宮…もう限界なの…』  
その言葉に従うかのようにゆっくりと引き抜かれる輸卵管。だが彼は物足りないのだろうか、お尻に先端を摺り寄せはじめる  
『もう…若いんだからぁ………いいわよ、ママのお尻も使って…』  
摺り寄せていただけのソレは窄まりに狙いを定め、再び彼女の体内に侵入を果たした  
 
じゅぶぶぶぶぶぶぶぶぶ  
 
『ふくぅぅぅぅぅうん!!え!?もう産んじゃうの?』  
浅く挿入された輸卵管は待ちきれずに産卵を開始する  
 
ポコポコポコボコポロポロポコポコン  
 
『あはぁぁ…お尻…どんどん入ってくる…登ってくる…』  
腸の浅い位置から卵は前の卵を押して行きながら埋め尽くす。それは泡が広がるように霞のお腹に溜まっていった  
次々と押し込まれていく腸内、最早彼女の下半身は文字通り卵詰めだ  
 
ポロポロボコボコボコン  
 
『はぁはぁ…イイよ…あと少しだね…タマゴ…』  
見ると輸卵管内の卵も残り僅かだ。尚も産卵は続き、霞を追い立てる。普通の天使ならば発狂するか気絶。良くて全力での抵抗だが  
彼女はデスパイアの全てを全身で受け止める。  
そして、遂に最後の一個が産み落とされ輸卵管が引き抜かれる  
 
『いっぱい産んだね…ママ、子宮もお尻もいっぱいだよぉ…』  
彼女のお腹はパンパンに膨らんでいる。だが表情は何処までも嬉しそうである  
荒い息でお腹を愛おしそうに撫で回して微笑む霞。最早一般人が見たのなら戦慄するほどの異常な精神構造  
 
デスパイアは母体の体調を考えて少し休ませようとしたが…  
『ほらぁ…次はせーえきでしょぉ…早く注ぎ込んでママを妊娠させてぇ…』  
どうやら本人はそれを望んでない様子だ。  
デスパイアは彼女に押されるように2本の輸精管をそれぞれの穴に埋没させ運動を開始する  
 
じゅぷじょぼずぶずこじゅぶじゅぶ  
 
『あぁん!!…きゃあん!!…ひくぅん!!…ダメよぉ…タマゴ、タマゴが潰れちゃう…』  
2本交互に出し入れを繰り返す。やはりデスパイアも本能には勝てないのか激しい動きとなってしまう  
その動きは子宮と腸内を圧迫し数個の卵が圧壊してしまう。子宮内部と腸内に生暖かい液が広がっていく  
もう既に彼女の周りには愛液と卵の内容液と先走り液が混ざり合った液体が飛び散って大きな水溜りを形成している。  
『はぁあ…ゴメンね…ママが締めないから…激しくなって、壊しちゃったのね…今イカせてあげるから…』  
 
きゅううううううううううぅ  
 
驚異的な彼女の内圧にあっという間にデスパイアの性器は登り詰めてしまうのだった  
 
どぶ…ばびゅりゅりゅ…ぶぴゅ〜〜!!  
ぶぴゅりゅりゅびゅ〜〜〜〜!!!!!  
 
二つの穴で同時に爆ぜる水圧。それは体内の卵の一つ一つ全てに行き渡り受精を完了させる  
『はあぁああぁん…わかるよ、わかるよぉ…お腹の中で…卵が息づいてるのぉ…』  
霞だった者はどこまでも幸せな表情で受精を完了した卵を全身で感じ取りながら疲労の為に眠りに付いた  
その寝顔も此方が癒されるほど穏やかな、天国にいるかのような表情であった  
 
 
目が覚めてもそこにあるのは拘束と陵辱と生殖。だが、彼女にとってそれは楽園でしかない  
 
 
 
 
 
霞編 BAD END  
 

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