いきなりですけど、私、クリスマスを妨害しちゃいます。
あんなイベント、ただのバカ祭りなのです。宿敵キリストも天国で泣いてるです。人間はこれ以上バカになっちゃだめなのです。
──私はシャワーで身体を清めると、素肌を黒いゴスロリ服で覆い、大きな黒い帽子をかぶりました。
12月23日。イヴイヴ。
私は背の丈ほどある鎌を抱え、アパートのベランダへ向かうと、───そこには天使たちが待ち伏せしていました。
「……悪魔め。聖なる夜の前夜を乱す気か」
3人揃って、白い清潔そうな羽衣、金髪美少女、貧乳、銀色の矢、意志の強そうな眼差し。
ああ、偽善者たち乙なのです。何が聖なる夜なのでしょう。人間はますますダメになってしまいます。
人間は私たち悪魔の下で、もっとより良い創造的な仕事をすべきなのです。
だいたい、天使が人間を救ったことなんてたったの一回もないんです。
「と、ぐだぐだ言ってる内に捕獲させてもらいました。
本当にありがとうございました」
「……うう。あなたたち、人間を不幸にするくせに天使を名乗っちゃだめです……」
「いいのよ。こう見えても人間は幸せなの、バカだから。
それよりあんた──可愛いわね……」
「……ゃ」
──な、なんでしょう?
いきなり胸をわし掴みされてしまいました。
そして目の前の天使が犬の首輪を手に取り、私の首もとにあてがいました。
抵抗しようにも腕をしっかり固定されてしまっています。
ぱちん。
首輪をハメられてしまいました。と同時に私の両脚を肩で抱え、無理矢理開かせようとし始めました。
そして、私のおっぱいを辱めていた手が、今はゴスロリ服を切り刻もうとしています。
悲鳴を上げようとした私の口に、脱がされた私の靴下がねじこまれました。
ひどい。まるで悪魔みたい。
「む、むぐぅ!!」
「ごめんね悪魔たん。でも、今、幼い悪魔をペットにするのが流行ってるの」
「んー、んー!!」
「大丈夫。痛くしないから」
見えないけど、天使の細い指先が私のあそこを広げ、その奥のあそこに狙いを定めたようでした。
私は狂ったように身体をよじり、逃げようとしました。しかし、それすら彼女たちを喜ばせるようでした。
つぷ……
「んーっっ!!!」
「ごめ、痛かった?」
「泣いてる泣いてる。悪魔かわいいよ悪魔」
首輪をぎゅうと引っ張られ、強引にキスされました。
ひどい。悪魔だ。