「佳奈〜、入るわよ〜」  
 軽いノックの音に続いて、お菓子を載せたお盆を持ったお母さんが扉を開けて  
入ってくる。  
「あら、向かい合わせに座って…二人で宿題やるんだったら隣り合った方が良く  
 ないかしら?」  
 いつもの恒例行事になってるお勉強会…といえば聞こえはいいけど、宿題会を  
する時、私と日和は決まって向かい合って座ってやっている。  
 差し入れ持ってきてくれるお母さんはいつも苦笑しながらお盆を置いていくけ  
ど、これには訳があるわけで…  
「だって、日和ったら隣に座るといつも私のノート覗き込むんだもん。それじゃ  
 日和のためにならないし…ね?日和」  
「はわっ!?あ、う、うん、そ、そう、かも〜」  
 いきなり話を振られたからか、うつむいてペンを走らせていた日和は素っ頓狂  
な声を出して弾かれたように頭を上げた。  
「日和ちゃん、大丈夫?」  
 その仕草がおかしかったのか、くすくす笑いながら日和をみたお母さんだった  
が、ほんのり赤い日和の顔色に気付いて気遣いの声をかける。  
「あ、は、はいっ!だいじょぶです!だいじょぶです!!」  
「でも顔赤いけど…」  
「だ、だいじょうぶです、ちょっとコタツが暑いだけ、で」  
「そう?ならいいけど…佳奈、あんた寒がりかもしれないけど、あんまり温度上  
 げちゃ駄目よ?それで汗かいて風邪引いちゃ元も子もないんだから」  
「はぁ〜い」  
「じゃあ日和ちゃん、ゆっくりね」  
 最後ににっこり笑って出て行くお母さんを見送る私。相変わらず完璧超人だよ  
なぁ…うちのお母さん……って、そういえば私も日和から完璧超人って呼ばれて  
たっけ…  
 そんなことをなんとなく考えてると、おもむろに向かい側でゴンっという派手  
な音がした。  
「日和?」  
 
「かなちゃ…も、もぉ…いじわるぅぅ…」  
「へ?何が?」  
「なに、がって…んっ…わ、分かってる…くせにぃ…」  
「っっ!」  
 机につっぷし、その拍子におでこをぶっつけたのだろう、額が少し赤くなって  
いる。  
 しかし、それにまして、真っ赤な顔に潤んだ瞳、泣きそうな表情で荒い息を吐  
きながら切れ切れに呻く日和に、背筋がゾクゾクってする。  
「ざ、残念だけど…言わなきゃわかんないな〜」  
「いっ、いじわっ…ぅんっ!!」  
 抗議の声を上げかけてビクンッと身体を丸める日和。  
「ほら、どうしたの?何かわかんないところでもあるの?」  
「だ、からぁっ、んっ!あ、ゃうっ!さ、さっき、かなちゃの…おか、おかぁさ  
 ん、が…ひぁっ!!」  
 何とか喋ろうとするも、その所々で声が途切れ、うまく喋れない。  
「ふふ…おこたも暖かいけど、日和のここ、凄く熱いよ?」  
「ば、か…ぁ…ぁあぅっ!!」  
 言葉を全部言い切る前に、向かい側に座ってる日和の股間に当てた足をぐりっ  
と捻る。ただそれだけでびくんっと身体を震わせて高く短い悲鳴が上げる日和。  
「ふふ…お母さんが日和がこんなエッチな子って知ったらどうなるかな〜」  
 両手をコタツの中に入れ、日和の足を掴みながら意地悪を口にする。  
「や、やだ…やめてよぉぉ…」  
「やめてって…だったら足引っ込めれば良かったのに」  
「…だ、だって…佳奈ちゃが…してくれ、ること、だし…そ、それに…」  
「それに?」  
 眩暈がしそうなほど嬉しい日和の言葉を聴きつつ足をしっかりと握り、言葉の  
続きを促す。  
「……き、気持ち…いいから…」  
「っっっっ!!!」  
 
 頭を思い切りハンマーで殴られた…そう思うほどに破壊力のある言葉だった。  
 多分効果音的には「ずきゅぅぅん!」とか「どかぁぁん!」だろう。  
 その日和の一言だけで身体が粟立ち、震え、我慢できない痙攣がビクビクと走  
る。  
「っっ…はぁ…ぁ…」  
「…か、かなちゃ?」  
 簡単に言えば、日和の一言で達してしまったのだが…それを理解してない日和  
が恐る恐るといった風に声をかけてくる。  
「日和…恐ろしい子…」  
「…え?」  
 私の呟きにびくっと身を引きながらも、確認の声をかけてくる日和。  
 あぁ、もぉ!どうしてこんなにこの子は!この子は!!  
「日和、いくよ?」  
「え?ちょ、佳奈ちゃ、ああぁぁあ!!?」  
 答えを最後まで聞かずに、いきなり全力で電気あんまを始める。  
 両足をしっかりとホールドして、痛くないように土踏まずを秘部に押し当て、  
けれど十分に快感を生み出すように上下にずらしつつ振動と擦り上げを同時に日  
和の股間へたたきつける。  
 先程のお母さんの来襲で精神的にテンパってたのも手伝って、頭を振って悲鳴  
を上げる日和。  
「あっ!ひぁあ!!らめっ!らめえぇ!!」  
「ふふ、いいの日和?あんまり大声出すと下に聞こえちゃうよ?」  
「ひぐっ!?う、んんっ!!んんぅぅ!!」  
 下は勿論お母さんのこと。その指摘に気付いて慌てて服の袖を噛んで声を殺す。  
けど私は知ってる、今お母さんは買いものなのよねぇ…でも、それを教えちゃう  
とつまんないから教えないで電気あんまを続ける。  
「んんっ!ふー…ふー…ん、ふぐ…んぅっ!んぐうぅ!!んふぅぅ…」  
 多分何度も軽く達しているのだろう、声は殺しているものの、何度もビクビク  
と痙攣し、その都度大きく息を吐く。  
 
 あんまをし続ける私の足の裏が当たる日和の秘部は、ナプキンとショーツ、レ  
ギンスの3枚を通しても熱く感じ、ナプキンの奥で溢れ返る愛液がにちゃにちゃ  
と淫猥な音を立ててるのさえ感じる。  
「ほらほら、日和、お勉強、しないの?」  
 我ながら無茶を言う。敏感で恥ずかしい部分を足で責め立てられ、何度も絶頂  
に晒されているのに勉強も何もないというのに…  
 多分私の顔もかなり恥ずかしい顔になっていると思う。  
「ふぐぅぅっ!むぃ…むぃいぃ・・・んぐっ!ふっ、んふぅっ!ふ、ふぅ…んふっ」  
 必死で声を殺しながら首を振る日和に再びビクッと身体が跳ねる。  
「んっっっ!!!…ぁふ…そ、それじゃ…そろそろ…おしまい、に、しよっか」  
 全く触れてないのに自分で分かるくらいに濡れそぼってる秘部に、我ながら呆  
れつつ、日和の足をしっかりと持ち直す。  
「そ、それじゃ…いくわよ?」  
「……」  
 私の問いかけに、健気にもしっかりと服の袖を噛みなおし、きゅっと身体に力  
を込める日和。  
「じゃ、じゃあ…」  
「っ!んんんっ!!んうぅぅぅ!!ふぐうぅぅぅぅぅ!!!!」  
 見えなくても、布が邪魔しても分かる。  
 一番敏感な突起を擦り潰すように激しく足の振動を加えると、日和は簡単に絶  
頂を迎えてビクビクと痙攣した。  
 もちろんそこで終わりはしない。  
 達している間にも渾身の電気あんまを続け、絶頂の波が去る前に次の絶頂の波  
を起こす。  
「んんんっっっ!!んぐぅぅぅ!!ううぅぅぅぅ!!ふぐぅ〜〜!!」  
 完全にイキっぱなしの状態になって半狂乱で悶えながらも決して服を離さず、  
必死で布を食いしばり、荒れ狂う快感を声に変換しない日和。  
 やがて、急に静かになったと思うと、くてんっと糸の切れた操り人形の様にコ  
タツに突っ伏す。  
 
「はぁ…はぁ…日和、大丈夫?」  
 ふと理性が戻り、慌ててコタツから出て向かい側へいく。じっとり濡れたショ  
ーツが気持ち悪いが、この際どうでもいい。  
「…う、ぅぅん…」  
「あ、日和、大丈夫?」  
 うっすら目を開けた日和を抱きしめながら再度問いかける。  
「…う、うん…だ、いじょぶぅ…」  
 激しすぎた絶頂の余韻がまだ残ってるのだろう、小さく身体震わせながらも頷  
く日和。  
「良かった…あんまり日和が可愛かったから…ついつい…」  
「ついつい、って…いつも、かなちゃ、激しいよぉ…」  
「っ!そ、それは…ひ、日和が余りに可愛くて敏感で…」  
 ほんわりとした、うっとりとしたような声で呟く日和のあまりの可愛さに、慌  
ててそっぽ向いてしまう。  
 世の中ではツンデレと呼ばれるかもしれないけど…い、いいわよ、もう、どう  
でも。日和のこんな顔が見れるなら変態でもツンデレでも何とでも呼ぶといいわ!  
「え〜…でも、かなちゃだって…敏感じゃないのよぅ…」  
「へ?」  
 思わぬ反論に腕の中の日和の顔を見る。  
「かなちゃ、2回…」  
「はわっ!?」  
 日和の短いが的確な指摘に耳まで赤くなる。  
「かなちゃの足が、2回…びくんってなったから」  
 猫口になって嬉しそうに笑う日和に頭から湯気が出そうなくらい恥ずかしくな  
っていく。  
「えへへへ…かなちゃだって、すっごぉぉぉい敏感だよね〜」  
 も、もしかして今まで何回もあったの、全部ばれてる…とか…な、ないわよね?  
「今までも…えへへへへへ」  
 ば、ばれてる〜〜〜!!!!  
 日和を抱きしめたまま脳内絶叫。  
 
「今度、私にも…」  
「…ふふ…ふふふふふ…」  
「か、かなちゃ?」  
 何か言おうとしている日和を遮って地獄の底から沸き起こるような笑いをする。  
「こうなったら…徹底的にするしかないようね…」  
「っ!!?!?!」  
 黒い笑みを湛えた私にビクッと怯える日和。私がこの状態になったらどうなる  
か何度も体験しているのに、いまだにこの子は学習しない。  
「や、ちょ、か、かなちゃ?宿題…そ、そう、宿題!宿題してからにしよ?ね?  
 ね?ね?」  
「宿題くらいあとで私の写させてあげるわよ」  
「で、で、でも、それだとお勉強に…」  
「問答無用〜〜!!!!!」  
「きゃああぁぁぁぁぁぁ!!!!」  
 コタツから引きずり出し、がっちりと足を掴む。  
「ふっふっふ…覚悟はいいわよね?」  
「だめだめだめー!!のー!のーさんきゅー!!!あいあむあぺーん!!」  
「意味わかんないわよ!」  
「ひにゃあぁぁぁぁぁぁ!!!!」  
 混乱の余り意味不明なことを叫ぶ日和を一言で切り捨て、いきなり激しく足を  
振るわせる。  
 何度も達した身体はいまだ敏感なままで、すぐに悲鳴と喘ぎの混ざった声で叫  
ぶ日和。  
「大丈夫、お母さんは買い物だし、もう染み防止のナプキンもあれみたいだけど、  
ここならお漏らししてもかまわないし」  
「やあぁぁぁ!!だめだめ!!だめえぇぇ!!いくないっ!いくないぃぃ!!」  
 わざわざフローリング部分に引っ張り倒し、電光石火で日和の腰の下にバスタ  
オルを敷いたので問題なし!  
 日和の悲鳴を無視して激しい振動を続ける。  
 
「やあぁぁ!くっ!いくぅ!いっちゃっっ!あっ!!っっ!!!っっ!!!」  
 あっという間に絶頂を迎える。  
「ほら、次よ次!」  
「ふにゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」  
 
*    *    *    *    *    *    *    *  
 
 結局…すやすやと寝息を立てる日和を隣の家におんぶして連れて行った後、宿  
題二人分に掃除、その他諸々お片付けを夜中までやって寝不足になったのはまた  
別の話。  
 
 でも、好きな子と座るなら、やっぱり正面に向かい合って座るべきよね?  
 
 
  お  わ  り   

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