「……我、汝の召喚に応じ姿を現さん。いざ契約を……、ってなんでアンタがっ!」
「まあまあいいじゃん、いっつも君がつれない態度を取ってばかりいるからね、
こうして二人きりでじっくり話し合いたいと思ってさ」
「黙れこのスケコマシが!だいたい、アンタとアタシは敵同士でしょーが!」
「スケコマシは酷いなぁ、僕は世の女性に等しく愛の素晴らしさを説いているだけだよ?」
「この鬼!悪魔!……じゃなかったエロ天使!」
「何とでも言ってくれ。……でもね、本当に君の事を愛しているんだ。信じてくれ」
「う……急に真面目な顔して言われても……アタシにも立場って物が……。
その、嫌じゃ、ないけど……」
「……なーんてね。柄にもなく顔を真っ赤にしちゃって、やっぱり君は素直だなぁ」
「だ、騙したな!この馬鹿!やっぱりアンタなんか大嫌いだ!」
「いた!痛い!力任せに翼を引っ張るなって!いたたっ!」