「見合いですか・・・」  
「そうだ。お前も今年で27だろう?そろそろ身を固めてもいいんじゃないか?」 
「26です。だいたい僕は見ず知らずの女性とは結婚したくないです。」  
「見ず知らずだから見合いをするんだろうが。」  
「知らない女性と話すのは疲れるから嫌です。」  
「26にもなってだだをこねるなバカモン。」  
僕、五嶋雅之(ごとうまさゆき)ここまでだだをこねているのにはわけがある。しかし、親が下手に社長しかも息子が言うのも変だがなかなかの大企業の社長だとその我儘すら通せないらしい。  
今回の見合いだって恐らく今度取引する相手か何かなのだろう。  
机の上に置かれた相手方の書類など見なくてもだいたい想像がつく。  
しかし、僕にはもうかれこれ10年以上も片想いをしている相手がいる。  
恐らく相手も気付いてはいないだろう。  
幼稚園から一緒だったいわゆる幼馴染みの彼女に僕自身が恋していることに気付いたのは中学一年の頃だった。  
きっかけなんてきっと些細な事だったんだろう。  
でも、その日から彼女を見る目が変わったのは確かだった。  
彼女とは比較的に仲もよかったしチャンスが無いわけでもなかった。  
でもきっかけが無いまま中学を卒業し、たまたま一緒だった高校でも結局言い出せなかった。  
大学はお互い別々だったけど帰ってくる電車は一緒だったし、よく飲みに行ったりもした。  
社会人になってからも飲みに行くときは彼女と行くときが多かった。でも多分彼女の中ではきっと『仲のいい幼馴染み』位のポジションなのだろう。僕自身はそれでも構わないと思っているのだが、そうも言っていられなくなってきた。  
 
 
「まったく。何がそんなに気に食わんのだ?相手方はとても美人な人だぞ?」  
「美醜の感覚なんて人それぞれですよ。それになんで僕に彼女がいると思わないんですか?」  
「では聞くが交際している女性がいるのか?私は見たことも聞いたこともないぞ。」  
「親にいちいちそんなこと報告したりする餓鬼がどこにいるんですか。とにかく僕は嫌ですから。」  
「嫌だろうがなんだろうがこれは決まったことだ。来週の日曜は開けておけ。以上だ。」  
「ッく分かりました。でも見合いするだけで結婚は絶対しませんから。」  
そう言い残すと社長室から出た。  
 
「なんで見合いなんて言い出すかなぁあのクソ親父が・・・それ以前になんで親父が社長の会社に就職しちゃったかなぁ・・・」  
 
就職活動の時、冷やかし半分で社長子息という肩書きを伏せて受けたのが運の尽きと言うところだろう。  
入ってから最年少で主任になったがそれは親の七光りではないことは確かだ。  
僕が社長と親子であることを知っている人物はいないはずた。  
それに七光りなら営業には居ないだろう。もっと花形の企画とか商品開発とかその辺で係長クラスで収まっているはずだ。  
父も最初そこら辺に入れようとしたが頑に拒否したお陰で営業にいるわけだ。  
 
廊下を歩いているとケータイにメールが入ってきた。  
 
僕の片想いの相手、斎藤夏姫(さいとうなつき)だった。  
メールの内容は今夜飲みに行かないか?というような内容だった。  
もちろん返信はOKで返しておいた。  
最近は毎週金曜は彼女と飲むのが恒例である。  
いちいちメールしなくてもいいのにわざわざしてくるのは彼女が真面目だからに相違ないだろう。  
 
夜、彼女と待ち合わせをして二人で飲むときの行きつけの店にいった。  
今日の彼女はダークグレーのスーツに薄く化粧をして(基本ナチュラルメイクだと前に言っていた。)がよく似合っていた。  
「斎藤、それ新しいスーツか?」  
「よく判かったね?」  
「まぁ、な。ところでさ」  
「何?」  
ビール片手に聞かれると話す気が微妙に削がれるな。  
まぁとにかく、  
「俺、見合いせないけなくなった。」  
「ふ〜ん・・・・・・相手の人綺麗だった?」  
「それがな?」  
「うんうん」  
「勝手に決められた腹いせにまだ写真みてないんだよ。」  
「そうなんだ。私も昨日父親に見合いしないか?って聞かれたから突っぱねてやったわ。」  
「斎藤らしいな。羨ましいよ、斎藤のそういうところ。俺なんか嫌だって言ったけど結局行くはめになるんだよ。」  
「見合いなんだから深く考えないですりゃあいいのよ。だいたい結婚するわけじゃないんでしょう?だったら合コン行くぐらいの軽い気持ちで行けばいいのよ。」  
「俺合コン苦手なんだが・・・。」  
「・・・まぁ飲みましょ。何も結婚決まったわけじゃないんだから。」  
なんとなく分かっていた返答だが少し切なかった。  
せめて、なんで断らないのよ!ってなかんじの一言があってもいいと思うんだけどな。  
まぁ彼女にとってはそれくらいの関係ってことか。  
なんかへこむなぁ。  
結局、彼女の愚痴を聞きながら飲み終電間際には彼女はろれつが回らないほどによっていた。  
そんな彼女を送るのは毎回僕だし、明日は土曜で会社もない。  
体のいいアッシーの様な気がしてならないのはきっと気のせいだ。  
それに僕にはこの時間が彼女を繋ぐ唯一に等しい時間だ。大切なことにかわりないし、楽しいからいいんだ。  
 
・・・・・・・・・たぶん。  
 
 
彼女は少し広めのアパートに独り暮らしをしている。  
彼女を家まで届け、鍵を閉めると新聞受けに鍵を入れて僕も帰宅する。僕も独り暮らしだ。  
彼女が独り暮らしをしているのは僕と同じ理由。  
『親にあれこれ言われたくない。』  
彼女もIT関連会社の社長令嬢だが親は僕ほど厳しくないらしい。ただ話を聞く限りではかなり過保護だ。  
たぶんそれに嫌気がさしたのだろう。  
 
 
家に帰るとビールを開ける。彼女といた居酒屋でほとんどのんでいなかったから飲み足りなかった。  
彼女といるときは極力酔わないように飲むように心掛けている。だから居酒屋なのにノンアルコールを頼むときの方が多い。  
理由は彼女がベロベロになってしまうからだ。  
 
 
嘘だ。酔って彼女を困らせるような事を口走ってしまいそうだからだ。  
ここまで続けてきた関係を今更変えることも出来ないし変えたくない。  
 
 
 
ビール片手に彼女と撮った高校卒業の時の写真を眺める。  
なんであの時。  
そんなことが頭をよぎっては消える。  
 
 
 
次の週、金曜。  
彼女から今日は行けないとメールがあった。  
かなり残念だった。  
 
 
 
 
日曜。  
とうとう見合いの日が来てしまった。  
正直かなり憂鬱だった。心細いことこのうえない。  
チャッチャッと終わらせて帰りたい。  
 
 
 
 
料亭について仲人さんに案内され座って相手方の女性を待つ。  
結局写真も何も見なかったので顔も知らないけどそれは今から判るし。  
まぁよしとしよう。  
 
 
 
相手方の女性が到着し僕の目の前に座った。  
どんなオカメかな?なんて思いながら顔をあげるとよく見知った顔があった。  
夏姫だった。  
僕もおどろいていたが彼女も相当おどろいていた。  
どうやら状況は同じらしい。  
あまりの驚きに仲人さんが何を話しているのか理解できないまま二人きりにされた。  
 
 
「あの〜雅之?」  
「っえ、あっ何?」  
「ごめんね。私が相手で。期待してたでしょ?なんか親が勝手に話進めててさ。どんなオヤジと見合いさせられるのかと思って来たら雅之だもん。なんかびっくりしたけど、安心もしたよ。」  
「期待してなかったからいいんだよ。それより斎藤、なんであやまるんだよ?俺は寧ろ斎藤でよかっとおもってるよ。」  
「そう?ならいいや。はぁ〜緊張した。」  
「なぁ斎藤、外出ないか?」  
「いいけど、ここじゃ駄目なの?」  
「親たちが聞き耳立ててるところで話なんか出来るか?」  
「・・・それは嫌ね。いいわ。行きましょ。」  
その時僕は彼女に秘めた思いを伝えようとなぜだか決心してしまった。なぜだろう?これで駄目なら身を潔く引けるとも思ってしまった。  
 
 
料亭の庭はとても広くちょっとした散歩が出来る。  
「斎藤、その和服似合ってるな。買ったのか?」  
「ううん。おばあちゃんから借りたのよ。綺麗な青色よね。私が着る事になるとは考えもしなかったけど。」  
「斎藤それは藍色って言うんたぞ。・・・・・・なぁ斎藤」  
「ん?」  
「聞いてほしいことがあるんだ。」  
「何かな?」  
「結婚しないか。」  
「えっ?なんで?」  
「嫌か?ならいいんだ。忘れてくれ。」  
平静を装ったが内心なんで前振りなくいきなり口走ってしまったのだろうと、決心したのに激しく後悔した。  
 
「いや、そういう意味じゃなくて。嫌じゃないよ。寧ろ全然オッケーだけど、雅之はそれでいいの?好きな人いないの?」  
「・・・いたよ。」  
「じゃあその人の事諦めるの?無理しなくていいよ?私の事は気にしなくて平気だよ?好きな人に告白はしたの?」  
「してないよ、できなかった。」  
「じゃあなおのこと駄目じゃない。せめてその人に当たって来なさいよ。駄目だったら私が拾ってあげるから。オッケーだったら教えてよね?」  
彼女はそう言い切るとうつ向き押し黙った。  
「じゃあ今言うよ。僕が好きだって言えなかったのは夏姫、君だ。」  
そういうと、彼女はキッと僕に視線を会わせ  
「そういう冗談はいらないのよ。何が楽しいわけ?」 
「冗談は言ってない。ずっと前から好きだった。好きだって気付いたのは中学生だったけどきっとその前からずっと、ずっと好きだった。だから結婚しよう。」 
今度は彼女は何も言ってこなかった。  
下を向いたまま押し黙っているので不安になって覗き込んだらなんと泣いていた。  
「ずっと、興味持たれてないと思ってた。」  
「普通興味ないやつと毎週酒飲みに行くか?」  
「お酒ほとんど飲まなかったじゃない。楽しくないんだと思ってた。ぐすっ。ずっと斎藤って呼ばれてたからきっともう、もう駄目かなぁ、って思ってた。ずっと仲のいい友達のままなのかなぁなんて思ってた。」  
「ごめん、好きだって気が付いたらそれ以上進むのが怖かったんだ。」  
「そっか。よかった。私、雅之がお見合いするって言ってた時、気が気じゃなかった。私、結局好きって言い出せなくて、それなのに雅之遠くへ行っちゃうんだって思ったら泣きそうだった。せめて一言でもって思ってたけど金曜どんな顔して会えば分からなかった。」  
この人が隣に居てくれたらもう何も要らない、そう思えた。  
「斎藤夏樹さん、俺と結婚してもらえませんか?」  
夏姫は何もいわずコクンと頷いた。  
この人が隣に居てくれたらもう何も要らない、そう思えた。  
思わず抱き寄せた彼女の小さい肩とその柔らかさに驚きつつ僕らは自然と口付けを交した。  
こうして僕らの結婚が決まった。  
 
なんだか親父の手の中で踊らされていた様な気がしてならないが、それはこの際どうでもいい。  
 
後日親父に問いただしてみたところどうやら取引を、しかも資本提携という大きな取引をするらしい。  
しかし僕らのそれがなくても行うつもりだったらしい。  
どうやら僕の片想いをしているということに気付いていたらしい。  
しかも相手が夏姫ということまで。  
決定的だったのは僕の机の夏姫の写真だったらしい。・・・食えない爺だ。その上初めて知ったことなのだが夏姫の親父さんとうちの糞爺は高校からの友人らしい。余計なお節介をしてくれたものだ。  
 
 
まぁそのお節介のお陰で僕達は結ばれたのだからよかった。  
 
 
それから約半年。話はとんとん拍子に進み、来月に結婚することが決まった。  
僕と夏姫は二人で暮らせる新しい新居を見付けやっとの思いで引っ越した。とんとん拍子に進んだのは結婚の話だけで僕たちの夜の生活はなかなかそうはいかなかった。  
彼女と会える日は格段に増えたがまだお互いにウブだったのだろう(少なくとも僕は童貞だった)。  
まだ引っ越す前のこと、彼女が泊まっていっても仲良くいちゃつきながらベットで手を繋いで寝たりと、お前ら小学生かッ!突っ込まれても仕方ないような生活をしていた。  
 
 
正直な話、セックスに挑めるほどの度胸がまだ備わっていなかったのだ。  
妄想ではあんなに上手くいくのに現実はそう簡単ではない。変に真面目すぎてチキンな性格に少々嫌気がさす。  
 
 
 
彼女のドレスを採寸しに行った。  
式まで一ヶ月前ではあるがやらなければならない事は山のようにある。  
式場は避暑地として有名な場所で盛大に行われることとなった。  
 
 
毎日クタクタになって帰ってくると愛しい彼女の笑顔。  
正直幸せすぎるぐらいだ。  
 
 
そして意外なことに彼女は結構大胆だ。(僕の前限定ではあるが。)  
この前などかなり大きめの男もの(僕のだ)Tシャツに下は下着だけという格好で会社から帰った僕を向かえてくれた。  
正直可愛すぎる。そして似合いすぎ。  
 
 
 
 
しかしそこはヘタレな僕。  
未だに彼女を抱けずにいた。  
 
 
 
そして式まで一ヶ月。  
告白してから四ヶ月がたったある日。  
 
 
いつものように寝る前の談話をしていた。そうしたら彼女がいきなり、  
「雅之、私のこと嫌いなの?」  
と聞いてきた。なぜその理論に行き着くのか唐突すぎて理解できなかった。  
「私達好きって確認しあってからもう四ヶ月も経つんだよ?それに来月には結婚するんだよ?なんで?なんで雅之は私を抱かないの・・・」  
言葉の終りの方は耐えきれないと言うように泣き出してしまった。  
「夏姫泣かないで。僕の意思は揺らいでいないよ。君が愛しい。愛しくて愛しくて堪らない。でも、君を抱くのが怖い。」  
「なんで?」  
「愛しすぎて君をめちゃくちゃに愛したくて、でもそれは一方的に君の体に負担がかかる。今は自覚していないけど君に嫌われてしまうかもしれない程の性癖を持っているかもしれない。愛しさのあまり君を壊してしまいそうでそれが怖い。」  
「・・・なんだ。そんなこと心配しなくていいのに。」  
 
「私はあの時、雅之と初めてキスしたとき身も心もぜぇんぶ、雅之にあげようって決めてるんだよ?  
雅之が変な性癖持ってても私はそれを叶えてあげるし幻滅しないよ?  
雅之に壊されるなら本望だよ。雅之からなら負担なんて幸せの一つよ。だからね、セックスしよう?私を抱いて。抱いてめちゃくちゃに壊れるくらいに愛して?」  
 
僕の中で何かが弾けた音がした。  
彼女を横抱きにして無理矢理唇を奪った。  
僕が舌を入れると彼女は可愛い舌で答えてくれた。  
最初は賢明に、しかしそのうち淫隈な動きになりクチュクチュと淫らな音が漏れ始めた。  
一分程そうしていただろうか。唇を離すと二人の唾液がアーチを描いた。  
ディープキスは初めてじゃないけどここまで濃厚なやつは初めてだ。  
気持いい。キスだけでこんなに気持いいなんて。  
キスだけで終わらせる気はないので放心状態の彼女をベットに寝かせ、一枚ずつ服を脱がせていく。  
時々恥ずかしそうに身を捻るがそれが帰って僕の劣情を煽る。  
 
その時彼女が小さな声で  
「雅之も脱いでよ。釣り合わないよ。」  
と言われ服を脱いでいなかったのを思い出す。  
慌てて下のスウェットを脱ぎ、Tシャツも脱ぎ去る。  
彼女は僕が下着だけに剥いてある。  
 
 
 
 
夏姫の下着は外さず、下着の上から胸をまさぐる。  
「ぅん・・・雅之ぃ」  
「何?」  
「ブラはずしてよぅ。」  
「僕はずしかた分かんないなぁ(もちろん嘘だが)ごめんね、力になれなくて。・・・そうだ自分で脱ぎなよ。もう大人でしょ?下も一緒に脱がなきゃ駄目だよ。」  
「嘘吐きぃ。いいもん。自分で脱ぐもん。」  
少しすねた彼女も可愛いなぁ。  
「そうそう、脱ぐときは後ろ向いちゃ駄目だからね?僕の目をみてね?」  
「はずかしぃよぅ・・・」  
恥ずかしがりながら下着を脱ぐ彼女に萌えた。  
「こっちおいで。」  
そういうと僕の布団に招き入れた。  
照れながら僕の布団に入ってくる。  
なんの前ぶれも無しに彼女の下半身に手を触れる。  
クチュ。  
「ひあっ」  
彼女は濡れていた。  
堪らなく嬉しい。  
「ほら夏姫のだよ?こんなに濡れてる。」  
「違うもん。濡れてなんかないもん。」  
僕は彼女の耳を甘噛みした。  
ブルッと彼女は身を震わせた。  
今の彼女はあらゆる刺激が快感に繋がっているのだろう。  
 
「恥ずかしがらないで夏姫。僕に全てをくれるんだろ。喜んでいただくよ。だからね?おもいっきり感じていいんだよ?恥ずかしいのは僕もだから。」  
そういうと僕は彼女の股に手を突っ込み、秘所を撫でる。  
「ひうっ」  
撫でただけなのにこれだ。本番になったらどうなってしまうのだろうか。  
 
 
 
見たい。物凄く見たい。  
 
秘所を撫でるのをやめ、指を使い彼女の穴に中指を挿入する。  
ギュウ、ギュウと彼女は締め付ける。  
彼女は狭く凄い締め付けだった。指が切れてしまいそうな程だ。  
ゆっくり馴らしてあげないと。  
指を折り曲げ彼女の内壁を擦るように愛撫する。  
指が内壁を擦るたびに彼女は敏感になっているその身をよじらせ淫らな声で鳴く。  
もっと声が聞きたくて中指はそのままに彼女の胸にしゃぶり付く。  
「あんもっと、もっと胸いじってぇ。おっぱいいじってぇ」  
どうやらお気に召したらしい。  
すでにピンと張っていた彼女の乳首を唇で押し潰すように咬む。もちろん中指を動かしたまま。  
「ひあぁぁ〜」  
彼女は叫びながら達してしまった。  
下からは愛液が吹き出し僕の手を濡らしていく。  
 
「ハァハァハァハァ。ねぇ雅之ぃ」  
「何?」  
「ごめんね、初めての女は面倒くさくて。雅之さっきから私を痛くさせないようにしてくれてたでしょ?私ばっかり気持ちよくなっちゃってごめんね、面倒くさくてごめんね。」  
そのいじらしい程の愛らしさに僕は  
「何をいってるのさ。こんなの面倒だったら婚約なんてしないよ。夏姫のためならどんな我慢だって出来る。それに夏姫、初めてだって言ってたよね?それは僕も一緒。」  
「嬉しい・・・ねぇ雅之、私の処女を貴方に捧げます。・・・一生大事にしてね?」  
 
 
かっかわいい!  
「もちろん一生大事にするよ。・・・今まで夏姫がくれたどんなものより嬉しいよ。」  
 
 
そういうと僕は自分の息子を彼女にあてがいゆっくりと進めていった。  
「ひっ、あっあっ」  
まだ先の方しか入っていないのに彼女は顔を歪める。  
慌てて腰を引こうとすると彼女が僕の腰を掴み  
「さっき言ったじゃない。私は貴方に処女を捧げるって。だから私のことは構わず貫いて・・・」  
彼女のいじらしいまでの言葉を聞き再び進める。  
 
進めていくと途中に何か突っ張ったようなものを感じた。恐らく世に言う処女膜だろう。そこで一旦腰を進めるのをやめて彼女に口付けして言った。  
「夏姫の処女もらうよ。一生涯大事にする。」  
夏姫は目をつむり小さく、「うん」といった。  
 
 
再度腰を進める。  
ぷつり、といったような感覚の後僕の息子は彼女に飲み込まれていった。  
初めての痛みと衝撃からだろうか、一呼吸おいて夏姫が喘いだ。  
ぎゅっと目をつむり破瓜の痛みに耐えている。僕の背中に回していた手は痛みのあまり僕の背中に爪を立てた。目にうっすらと涙が溜っていた。  
 
童貞だったにも関わらず僕は冷静だった。  
いや冷静と言うより彼女を思うとそうならずはいれなかった。  
僕の息子が脈動するたびに彼女は喘いだ。  
 
「・・・雅之痛いよぉ。でもそれに負けないくらい幸せだよぅ。」  
その言葉を聞いて思わず彼女を抱き締めた。  
どのくらいそうしていたろうか?彼女が少し腰を揺すっているのに気が付いた。「夏姫どうしたの?」  
「雅之ぃ、ねぇ動いて。私は大丈夫だから。お腹が、子宮が熱いの。」  
内心びっくりした。  
彼女の痛みはすでに抜けていたらしい。それどころか新しい感覚を拒むどころか受け入れている。  
そして僕はと言えばそれを断る理由もなく、遠慮がちに少しずつ腰をふりはじめた。  
彼女は1ストロークに二回喘いだ。  
引くときに一回、入れるときに一回だ。  
その艶やかな声に僕も高められ1ストロークの間隔を速めていった。  
端から見ればつたないセックスだろう。  
しかし今の僕らには有り余るほどの快感、そして幸福感だ。  
「なっ夏姫、もっもう出そうだ。」  
「出して、中に出してぇ」リズムはどんどんはやくなりそして僕らは同時に達した。  
 
 
「ねえ雅之、許してほしいことがあるの。」  
「何を?」  
「お見合いの事なの。」  
「お見合い?」  
「あのお見合いね、私がおじさまにお願いしたの。雅之と結婚したいです。だからお見合いを仕組んで下さいって。雅之の事だから写真なんてきっと見ないし見ようともしないはずだからって。」  
「・・・呆れた。あの涙は嘘だったのか。演技が巧いな。」  
「あのね?言った後で言うと信憑性ないだろうけどあれは本当に嬉しくて出たんだよ?本当だよ?」  
「・・・嘘でも本当でもどっちでもいいよ。僕は本当に君を愛している。そこに嘘はない。だから、どうでもいい。夏姫が本当って言うなら本当なんだね。だから許すも許さないもないよ。愛してるよ夏姫。」  
ポロポロ涙を流しながら抱きついてくる夏姫にキスして僕らは抱き合って眠った。  
 

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