男(放課後の教室でふたり今俺たちはゲームをしている。
互いに相手のタブーを決めて、お互いにそのタブーを誘導して言わせるゲームだ。
俺は紙にタブーを書いて伏せたのに、あいつは俺のおでこに直接書きやがった。
三文字かな?何だろう?)
女「男の好きなものってなに?」
俺が女に与えたタブーは豆腐だ
男「え〜っと。マーボー」
女「ふ〜ん。じゃあ嫌いなものは?」
男「味噌汁。なんで嫌いかわかる?」
女「わかんない。マーボナスって豆腐じゃあダメなの?あ、豆腐はみそし…」
男「はい!俺の勝ち!」
そうゆうと俺は伏せたカードを表にして見せた。
女「あ〜負けちゃった〜」
男「イェイ。ところで俺のタブーはなに?」
女「トイレの鏡で見てきたら?ついでに洗っておいで。」
男「そうだな。じゃあ行ってくらあ。」
俺はすれ違う人にひたいを読まれないように手で隠しながらトイレに向かう。
男「なんて書いたんだ〜」
鏡に写る顔、そのマヌケなひたいに書いてある言葉
「好きだ」
俺は顔をにやつかせ額の文字を消す
急いで帰って俺は彼女にタブーを言おう
きっとあいつもにやついて待ってんだ