「彼女が出来たんだ」
この一言が全てを変えてしまった。
「ふぅ、はあっ、アッ!」
今、姉が俺の上で腰を振っている。
いつものように姉に起こされ、
いつものように姉が作った朝食を採り、一緒に学校に行った。
いつもと違う点は、クラスの女子に告白された事、
それを姉に報告したことくらいだ。
なのに…
「はぁっ、進君は、お姉ちゃんっの、こと、すき…だよねっ?」
何故、何故こんな事をする!?
反応したいが口に布をブチこまれ、
体を縄で縛られているため動けない。
「んっ!んーー!!」
声を挙げてみるが、やはり無理だ。
「あはっ♪きもちいいんらね?もぅ、わた…しも、へんかい…!」
姉弟の関係故か、はたまた俺が先ほどまで童貞だったためか、
姉の中は想像を絶するものだった。
射精いや、中だしは確定だろう。
さすればもう姉弟ではいられなくなる。それだけではない
世間から、親から見放され、奈落の底へと直行するのみ。
高まる射精感の中、失われつつある理性と意識の中
姉よ、最愛の姉よ、最後に伝えたい。
「スレ違いだ、姉さん」