外道高校校舎裏に数人の不良が集っていた。  
不良1「しかし、この前転校してきたアキラって奴はむかつくよな。」  
不良2「確かにな。いくら番長の弟だって言っても偉そうなんだよ。」  
不良3「でも、あいつ強いんだよな。この前何人かで喧嘩売りに行ったんだが返りうち  
にされちまったじゃねえか。」  
不良1「そうなんだよなぁ。」  
不良2「なんか弱点でもねえかな。」  
そんな話をしていると遠くから仲間の不良が走ってきた。  
不良4「はあはあはあ。聞いてくれ!アキラの奴の弱点を写したぜ。」  
そお言い、不良4が数枚の写真を出した。そこにはアキラが服を着替えている写真だった。  
不良2「あ、あいつ女だったのかよ。」  
不良3「おい、このネタでゆすればあいつに勝てるんじゃねえか。」  
不良1「いや、勝つなんてどうでもいいよ。」  
不良2&3&4「え?」  
不良1「これであいつを肉便所にできるぜ。」  
 
アキラの地獄が始まろうとしていた。  
 
外道高校校舎内の使われていない教室にアキラは呼び出された。  
アキラが呼び出された教室に入るとそこには4人の男がいた。  
アキラ「なんだ、この前、返り討ちにした奴等じゃないか。まだ、やられたいのか。」  
不良2「なんだとこの野郎!」  
不良2がアキラに掴みかかろうとした。  
不良1「やめろよ。」  
それを不良1が止めた。  
不良1「えらそうにすんのは似合わないぜ、アキラちゃん。」  
そお言って不良1は写真をアキラの前に出した。  
アキラ「そ、それは!」  
さっきまでの余裕が消え、焦るアキラ。  
不良1「この写真、エッジや岩に見せたらどうなるだろうな。嘘をつく奴となんか  
一緒に喧嘩できねえだろう。」  
アキラ「・・・返せ!」  
不良1「それはお前の態度しだいだろ。」  
不良3「まずはヘルメットを脱いでくれ。」  
アキラ「くっ。」  
ヘルメットを脱ぐアキラ。  
不良4「へえ、写真でもかわいかったけど、やっぱものほんの方がいいな。」  
アキラ「は、早く返して。」  
不良1「そんなすぐ返すわけねえだろうが。そえにしてもヘルメット外したら喋り方も女  
になるんだな。さてと、おい。」  
不良1が他の仲間に声をかける。不良の内の2人がロープを取り出す。  
アキラ「な、何するの?」  
不良1「別に。ただ急に暴れられると困るからな。さて、縛りやすいように座ってくれよ。」  
アキラ「うぅ。」  
反抗するわけにもいかなく、アキラは言われるがままに座った。そして、不良2人が  
アキラの手足をロープでしばった。  
 

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