春…俺は2人の気持ちをしった…  
 
大切な思い  
 
第1話:新しい春  
 
ピピビピ………… 「ふぁ〜あ…朝か…」 俺の名前は坂本 伸二 昨日、高校生になったばかりだ、目覚ましを止めて再び眠りこもうとすると…  
「しんちゃん〜おきなさ〜い!」  
あぁ…母さんが呼んでる  
「仕方がない…起きるか」  
「そう言えばあいつが起こしに来るっていってたよな?」  
「う〜ん…」  
となりを見るとあいつがいた…何故?…ってそれどころじゃあないぞ!!  
「おい!起きろ!由美!」  
大崎 由美  
俺が生まれた時からいっしょにいる…  
いわば幼なじみというやつだ…  
 
「おい!起きろって!」  
そういって由美を揺さぶると  
「伸二〜おはよう〜」  
「あぁ、おはよう、じゃあなくて、なんでいっしょにねてるんだよ!!」  
「気持ちよかったらからつい…」  
「理由はわかったから、早く起きろ〜」  
「だったら…おはようのキスしてくれる?」  
「はぁ?キス?」  
「うん、お願い〜」  
「わかったよ……」  
そういって由美の唇に近づいた時…  
ガチャ! 「いつまでねてるの!!」  
そういって入ってきたのは母さんだった……  
「「あっ!」」  
「それじゃあお母さん仕事行くから〜……」  
 
「あぁ〜、お前のせいで絶対!勘違いされた〜」  
「だから、謝ってるじゃん〜」  
笑いながらいわれても…説得力がない  
「お〜い!二人とも〜」  
そういって、手をふるのは俺の2人目の幼なじみの外村 美紀  
こいつは俺が5歳のときに引っ越ししてきたのだ  
「おはよう、美紀」  
「おはよー♪美紀」  
美紀の家は俺の家から離れているため、こうして待ち合わせをするようにしているのだ。  
ちなみに由美の家は俺の家の隣である…  
「それにしても、遅かったね〜。なにしてたの?」  
「それがさぁ〜、伸二がなかなか起きなくて……」  
うそつけ!!と突っ込もうとしたとき、  
「やばっ!!急がないと遅刻だよ!!」  
「なに!急ぐぞ!!由美、美紀!」  
その時は気ずかなかった…2人が俺のことが好きだったなんて……  
続く?  
 

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