「由菜、おきろ〜 起きなさい」  
 置き時計を見ると、既に10時を回っている。  
 さんざん、電気アンマで遊び倒したをした揚句、どうやら熟睡してしまったらしい。  
 東の空からは、日光が差し込んできてひどく眩しい。  
 
 身を起こした絵美は、未だぐっすりと眠っている、とても可愛らしい顔をした少女の  
ほっぺたを突っつく。  
「むにゃー 」  
「朝だよ、由菜、ごはんですよ〜 」  
 クラスメイトで親友で、電気アンマをし合ったりする程に仲が良い少女を、  
何度も何度も揺さぶるけれど、よほど熟睡しているのか、さっぱり目を覚ましてくれない。  
 
「こ〜ら〜 起きろってばっ、お出かけしようよ〜 」  
 今日はせっかくのお休みなんだから、心ゆくまで遊び倒したい。  
 買い物をしてから映画を見て、遊園地でアイスを食べて、最後は電気あんまで  
存分に愉しみたいのに。  
 そこまで思考を巡らせた絵美は、ふと思いついて唇の端をあげる。  
「ふふ…… 」  
 怪しい笑い声が漏れてしまう。  
 周囲が思わず引いてしまうような邪悪な表情を見た者は、幸いにも誰もいない。  
 
「むにゃ〜 もう食べられないよう」  
 絵美は起き上がると、とても幸せそうな夢をみている親友の寝顔を堪能しながら、  
昨日、脱がしたブルマを再度穿かせてしまう。  
 
「やっぱり、女子高生には、ブルマの紺は映えるからね」  
 おやじ的思考を垂れ流しながら、細い両足を持ち上げる。  
「えへへ。おなかいっぱい〜 」  
 眠りの園でおそらく御馳走を頂いている親友に向けて微笑みながら、  
右足裏の土ふまずを紺色のブルマの真ん中にあてる。  
「とても…… 柔らかい」  
 極上の感触を足裏で存分に味わった後、絵美はゆっくりと動かし始めた。  
 
「う…… ううん」  
 暫くすると、少女の柔らかそうな唇から微かに吐息が漏れ始める。  
「由菜。もう少し、強くするね」  
 絵美は、顔を覗き込んで様子をうかがいながら、少しずつ震動を強めていく。  
 
「ん……んんっ」  
 さらにアンマを続けていくと、からだがむずがるように動き始めて、  
最初は鈴の鳴るような小さな喘ぎ声も、はっきりと聞こえてくる。  
「やばっ、こっちが濡れてきそう…… 」  
 ごくりと唾を飲み込みながら、絵美は少女の股間を刺激し続ける。  
 もぞもぞと身体を動かして、無意識によがっている少女を見ていると、  
身体の奥がひどく疼いてしまう。  
 
「んっ…… んあっ…… 」  
 絵美は、吐息まじりの喘ぎ声をBGMにしながら、少女の一番大切なところを  
丹念に揉みほぐしていく。  
「ん……んあっ、くうんっ」  
 嬌声が少しずつ大きくなって、土ふまずで刺激された場所にうっすらと染みが浮き出てくる。  
「そろそろ、頃合いかな? 」  
 絵美はひとりごちると、両足を脇に引き寄せてから、右足をぐっと伸ばして力をこめた。  
 
「んああ、だめ、もう、いっちゃう…… いっちゃうよおお」  
 いきなり強烈な刺激に襲われて、由菜は悲鳴をあげた。  
 
「あっ、えっ、あれ? あれえ? 」  
 心地よい眠りの世界から強制的に追い出された少女は、瞼を何度も瞬かせながら、  
呆然とした表情のまま何度も首を振る。  
「ふふ。おはよう由菜」  
「あー 絵美ちゃん、おはよう」  
 顔を見るなり、屈託のない笑顔をみせてくれる、由菜がとても可愛い。  
 あまりにもかわいすぎてもっといじめたくなってしまう。  
 
「ねえ、由菜」  
 絵美はまだ瞼を擦っている少女に向けて、笑顔を浮かべながら問いかけた。  
「今から、電気アンマ…… する? 」  
 
(おしまい)  
 
 

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