「はぁ、はぁ・・」  
「どうした。もう息が上がったか」  
杖を持った少女は黙って頷く。  
「経験あるのみだ。あまり無理するなよ」  
左手に剣を持ち、長髪の男は残った敵に斬りかかっていく。  
「・・すごいなぁ。私、あの人に助けてもらってばかり」  
少女は亡国の王女。生き延びるため国を捨てて外へと出た。  
魔法の心得はあるがまだ基本的な魔法しか使えず、逃げてばかりだった。  
その途中に魔獣に襲われ、ここまでかと思ったが偶然とおりかかった剣士に助けられた。  
そして、少女は剣士について行った。何かはわからないが。  
 
「フェルさん!」  
男の背後に魔獣が飛び掛る。  
「案ずるな」  
瞬間に後ろに向き、剣で斬り飛ばす。  
剣をしまうと日は傾き夕暮れになっていた。  
「やれやれ。今日はここで野宿しなければならないか」  
男は森の入り口あたりに少し余裕のある場所をみつけた。  
「茂みも結構あるからな。ここなら気づかれにくいだろう」  
男は枯れ木を集めて少女は火をつけた。座ってゆっくりしてると話をはじめた。  
「レミア、怪我などはないか?」  
「は、はい」  
「・・しかしお前、王女だったな。1ヶ月前お前を助けてから勝手についてきてるが無用心だとは思わないのか?」  
「え?」  
「一国の王女がだ。俺のような素性の知れぬ者についてきて無用心だと思わんのか?」  
少女は頭を傾げて不思議に思う。  
「とんだ箱入り娘だ。相当親から大事にされたんだろう」  
「でも、フェルさんは・・何だか安心できるんです。よくわからないけど」  
「安心できる?」  
「はい、優しそうで、何だか包んでくれそうな・・」  
「・・不思議な娘だ」  
フェルは少し笑うと少女を寝かしつけて見張りにはいった。  
少し間を置いて懐から石を出した。  
「・・・この石の存在を知っているのか。この娘は」  
白く輝く石。彼は石を持ちながらレミアから離れた。  
城が落ちた日。彼女はどうすればいいかわからなかった。ただ、母親から逃げて生き延びろとだけ言われた。  
「レミア、逃げなさい。あなただけでも生き延びるのよ」  
「お母様、そんなのイヤ!お母様も!」  
「・・ごめんなさい。私にはこの国を守る責任があります。あなたは生き延びて欲しいのよ」  
「お母様・・」  
そう言われてレミアは逃げ延びた。東の大国セアに攻め落とされる城を背に受けて。  
 
「お母様・・・お父様・・」  
はっ、とレミアはふと目を覚ました。  
「夢・・もう1ヵ月半にもなるのね」  
周りを見るとフェルがいないのに気づく。  
「あ、あれ?フェルさん?」  
下着のみの体に上着をあてて立ち上がって近くを歩くと一体の巨大なドラゴンが茂みの周りを歩いている。  
「(きゃっ・・ドラゴン!)」  
レミアはすぐに引っ込んだ。  
「(こんなのに見つかったらすぐに食べられちゃうわ・・フェルさんを探さないと)」  
だが、不意にドラゴンと目が合った。  
「あ・・・」  
食べられる。そう思ったがすぐにドラゴンは目を外した。  
「(・・・はぁー気づかれてなかったのね)」  
すぐに元のいたところに戻って布を被った。  
 
「おい、レミア起きろ」  
「う、うーん」  
ぺんぺんと頬を叩かれ目を開けるとすぐ近くにフェルがいた。  
「あ、フェルさん・・どこに行ってたんですか!?私、怖かったんですよ!」  
「何があった」  
「ドラゴンが・・ドラゴンが側にいて、それで目が合って・・」  
「・・すまない。怖かったんだな」  
レミアの頭をなでる。  
「あ・・はい」  
「ドラゴンならここにはいない。出発するぞ」  
「(初めて・・なでなでしてもらったの)」  
少し顔を赤らめていた。  
街道に出るとしばらく歩いた。  
「まだ町はなさそうだな、この分だとまた野宿かもな」  
「・・そうなんですね」  
「嫌じゃないのか?」  
「あ、いえ・・またなんだなって」  
地図をみると二日はかかる道だ。途中に湖があるのでそこで野宿することにした。  
 
「邪魔だ!」  
「えい!」  
魔獣が襲ってくるがフェルの剣とレミアの魔法で向かってくる先から倒していく。  
飛び掛ってくるものは剣で斬り飛ばし、弱まったものは炎や冷気の魔法で倒した。  
「はぁ・・」  
「少し休むか」  
木にレミアは腰を落として寄りかかった。  
「街道なのに魔獣は出るんですね」  
「ここ自体人が通らないからな。整備されてないんだろう」  
フェルがゆっくりとしているところを見てレミアは胸を鳴らせながら聞いた。  
「・・あのフェルさん、フェルさんって好きな人とかいらっしゃるのでしょうか?」  
「なぜ聞く?」  
「なんとなく・・」  
少し渋った表情をすると  
「いない」  
「えっ、本当に?」  
「本当だ。お前はどうなんだ?」  
「私がですか?」  
「そうだ」  
顔を下に向けるとみるみるうちに赤くなる。  
だがフェルからは見えている。  
「え・・と、一人だけいます」  
「一人か」  
声がかすれかすれになって言う。  
「誰かは・・・内緒です」  
「わかった。そろそろ出発するぞ」  
彼女がフェルのことに好意を抱いているのはとてもではないが言えなかった。  
 
「ここなら水にも困らん。ゆっくり休めよ」  
木の近くに休める場所を作るとそう言った。  
「・・そ、それじゃ、水でも浴びてきますね。しばらく入ってないし・・」  
レミアは布を持つと湖に向かっていった。フェルは彼女の後ろ姿をじっと見つめていた。  
服を脱いで近くの木の枝にかけると湖に入った。  
「ぷはぁ!気持ちいい・・」  
旅で汚れた体を洗う。何日ぶりだろう。城にいたときは毎日体を洗ってた。  
「・・・私はどうすればいいんだろう。生き延びてどうすればいいんだろう」  
水面に体を浮かべながらぼそぼそと言う。  
「・・このまま誰かにもらってもらうこともできない。・・・フェルさんは私のことをどう思ってるのでしょう」  
亡国の王女。だがそんな気はさらさらない。むしろ普通の女の子としての夢のほうが強い。  
誰かのことを好きになってもらわれる。そして一緒に生活する。ただの女の子としての夢。  
「・・だめなの?・・もうない国なのに責任背負わなきゃいけないの?」  
考えるとだんだん重く感じてくる。側にいるのはフェルだけだが話かけても当たり前のような答えが返されるだろうと思っている。  
鼻の下まで水の中に入れてぷくぷくさせてると  
 
ズシン。  
 
「えっ!何!?」  
重い足音。だんだんと近づいてくる。近づいてくるものは暗いが、月明かりが湖の水面に反射して姿が見える。  
「あ・・・ああ」  
森で目が合ったドラゴンが今、目の前にいる。  
「ど、どうして・・いや、来ないで!」  
ドラゴンは湖に近づく。レミアはひたすらあっち行けと言う。  
「下がって!下がりなさい!」  
言葉は通じているのかもわからず湖にドラゴンは入る。そして  
「きゃー!!フェルーー!!」  
すぐにドラゴンに捕まった。  
ドラゴンの腕の中にいる。だがドラゴンは食べる気配はない。  
「な・・なんなの?」  
口をレミアに近づけると大きく開けた。  
「やっぱり・・」  
だが中からとても甘い香りが漂ってきた。  
「・・なに?この香り・・」  
このドラゴンは自分を食べるつもりではないらしいが何かしようというらしい。  
「だめ、早く逃げなきゃ・・」  
手の中でもがもがとあがくがしっかり捕まっていて逃げるにも力で逃げれない。  
「うーん、風の魔法なら」  
魔法を唱えようと詠唱に入った。だが  
「ひゃっ!」  
ドラゴンがなめてきた。それを何度も何度も。  
「や、やめて・・甘いのとネバネバで気持ち悪いわ・・」  
執拗になめてくるがそれでもレミアは逃げようともがく。  
次第に体じゅうがドラゴンの唾液でベトベトになっていった。  
「どうするというの?」  
レミアはドラゴンに目を向けて言った。じっと見つめ合っていたがドラゴンが口を開いてまた吐いてきた。  
「また・・でも食べるわけじゃないしなんなの?」  
しばらく嗅いでいると突然股のところが熱くなった。  
ドラゴンは口を近づけて舌を出すと股の亀裂を舐め始めた。  
「やめて。あ、あんっ!」  
ペチャペチャと舐める。亀裂から透明な液が流れ始めているのをドラゴンは見ている。  
「だ、だめ・・やっ」  
舐められる度に力が抜けていく。  
「フェ・・ルさん・・」  
竜に舐められているが次第に気持ちよくなっていく。  
そして  
「やん、だめぇ!あ、あん!あ〜〜〜〜!」  
体を痙攣させて股からすごい量の液を噴出して達した。  
「(フェ・・ル)」  
好きな人のことを思ってしばらく気を失った。  
 
意識を取り戻すと竜が自分に水をかけて体を洗っていた。  
レミアを股のところに持っていくと竜の性器が立っているのが見える。  
「い・・いや・・・そんな」  
これから自分は竜に犯される。そしてフェルではなくこの竜に初めてを奪われる。  
「フェルさんのじゃなきゃいや!離して!」  
必死にあがくが離そうとはしない。だが頭の中には声が流れ込んできた。  
「俺だが駄目なのか?レミア」  
聞き覚えのある声。  
「え・・誰?」  
「お前の目の前にいる竜だ」  
「・・あなたは誰なの?」  
「レデニア王国王子にして最後のマムクート、フェル・アデニス」  
「・・フェルさん?」  
「そうだ」  
フェルだとわかるとレミアは安堵した。  
今までの行為はフェルと自分の性行為だったのだ。  
「人と竜、どちらにもなれるのでな。お前を満足させようと思ったが・・」  
「・・いいよ」  
「ん?」  
「フェルさんの・・ちょうだい」  
いきなりの受け入れを聞いて少し驚いたが  
「いいのか?壊れるまでやるつもりだが」  
「フェルさんなら赤ちゃんできてもいいよ・・」  
その言葉を聞くと竜はレミアにブレスを吐いた。さっきよりかなり強い。  
「ふぁ・・あん・・だめぇ」  
「媚薬効果がある。直に体の芯から疼きはじめる」  
さっきの息もあり、レミアは少し目が虚ろになり始めた。  
竜はレミアの亀裂に自分の性器を入れた。  
「あ・・がっ、痛い!」  
「初めてだからな。痛みは伴うが少しずつ気持ちよくなる」  
「かはっ・・ひぎぃ!」  
気持ちよさよりも痛みが先行した。人間のより数倍大きいものを入れられ処女を奪われたレミア。  
「いたい!いたい!」  
「もうじき気持ちよくなってくる頃だ。少し我慢しろ」  
竜は腰を動かして自分の性器を出し入れする。  
レミアも何とか堪えている。  
「はぁ・・はぁ・・・ふぁ?」  
 
効き目が現れ始めた。痛みが徐々に消えていく。  
「気持ちよくなってきたか?」  
「ふぁん、・・うん」  
出し入れされているが痛みどころか気持ちいい。  
「あっあんっ・・きもちいい・・」  
竜は尻尾でレミアの尻の穴にも進入した。  
「ふぁあん!そこは・・だめぇ」  
前と後ろ両方を攻められる。それも好きな人に。それだけでレミアは幸せそうにしている。  
「あ・・・だめぇ、おかしくなっちゃうよぅ」  
意識がかすれてきた。このまま果てて彼に身をゆだねようか。  
迷っていたがそんな猶予もなく徐々に達してきた。  
「フェルさぁん・・もっとはげしくぅ・・・」  
「じゃ、こうしよう」  
竜に後ろ向きにされてM字に足を開かれる。犯されているのがはっきりと見える。  
「あん、あんっ!らめ・・そんなに、やったら、こわれ、ちゃうよぅ」  
「受け入れたのはお前だがな。壊れるまでやるぞ」  
「そん、なぁ、やぁん。はげしい、よぅ」  
貫かれているうちに段々と頂が見えてきた。  
「あんっ、あんっ、らめぇ・・なにか、くるのぉ!」  
「イクっていうんだ。普通は」  
「イク・・イっちゃう〜!」  
「出すぞ!」  
レミアが達するのと同時に竜もレミアの膣内に向けて許容範囲を超える量の精液をぶちまけた。  
それと同時にレミアは気を失った。  
それから朝まで延々と犯され続けてレミアのお腹はぽっこりと膨れていた。  
「らめぇ・・・おなかいっぱいだよぅ・・」  
竜は石をかざすと人に戻った。  
「壊れた王女、悪くはないな」  
フェルはレミアを抱きかかえると二人で寝床に戻った。  
彼と関係を持ったレミア。その顔は王女としてではなく、一人の牝としての顔だった。  
「・・こどもが、できちゃったら、いっしょにいてくれる?」  
「できなくても一緒にいてやる」  
「フェルさぁん・・」  
彼女はそのまま眠りについた。  
 
4年後、フェルの助けで何とか国を取り戻したレミアは自国をレデニアと同盟を結ぶことにした。  
遠いが要請があればすぐにでもこたえてくれる。  
そして二人は結婚したが、式の日以来レミアの姿は見えていない。  
「らめぇ・・そんなところ、せめられたらぁ、イっちゃうよぅ」  
「ずいぶんと口答えするな」  
「ごめんなさい、ごしゅじんさまぁ・・」  
レデニア城の秘密の部屋にフェルの牝奴隷となったレミアがいるのはフェル以外知らない。  
側には4年の間にできた3匹の竜の幼生がいた。  
 

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