俺は上司とともに東北地方のある都市に出張した
上司は「ここはド田舎だから、歓楽街は期待するなよ?」と言った
俺はそんなことはむしろどうでもよく、インターネットの掲示板で囁かれていた噂に惹かれていた
その噂とは、この街に毎日獣人が出現するという噂だった
そしてもうひとつの噂がある、
ある時期となると、この街に住む男はこの辺りには全く近付かないらしい。
俺はその噂が気になったが、獣人を目の当たりに出来るなら気にしない事にした。
俺は出張先での仕事を終え、出張先の誘いを振り切ってその獣人がひんぱんに目撃されているポイントへと向かった
簡単な地図を頼りにたどりついた俺は後悔した
目の前に女子高があるからだ。
言っておくが俺は変質者ではない
だが噂の真相を確かめるため近くに潜んだ
身を潜めたのは変に見付かって騒がれると色々と拙いからだ
校門のあたりがさわがしくなってきた
どうやら下校の時間のようだ
俺はじっと身をひそめて様子をうかがった
やがて自転車に乗った女子高生が出てきた
顔を見た
狼だった
徒歩でやってきた女は、猫だった
噂通りだ、いや、それ以上だ
目の前の女子高は獣人専門の女子高だったのだ
俺は興奮を隠せないまま、夢にまで見た雌の獣人達を観察しつづけた、
だが、俺は失念していた
今が、この街の男達がここに近寄らない時期だと言う事を
不意に肩を叩かれ、俺は振り向いた
俺の目の前に、息を荒げ、目を潤ませた狐の顔があった、
目の前の狐は発情している
それに気付いた時には俺は狐に押し倒された。
狐に顔を舐められつつ俺はようやく理解した、今が彼女等の発情期だと言う事を
だが、後悔先立たずと良く言った物で
周りを見れば騒ぎに気付いた他の獣人達が集まってきている所だった。
周りを取り囲む獣人達によって俺は瞬く間に服を剥ぎ取られ、身体中を舐め回され、彼方此方を犯される。
気付けば俺の身体は獣人達の愛液にまみれ、快感に身体を震わせるしか出来なくなった。
もう何発抜かれたのだろうか、もう憶えていない。
この時期、この辺りに男は近付かないと言う理由を身をもって知りつつ、俺は意識を闇に沈めた。