今。まさにたった今。
私の中に小さなローターが入っている。
理由は罰ゲーム。ぷよぷよで負けたせいだ。
とにかく暑い。いや、熱いと言った方が適切か。
だけど午後に取っている授業がたまたま休講になったのは、不幸中の幸いだった。
おかげでこうして寮に戻ってくることができた。
罰ゲームの仕掛人であるルームメイトとは別の講義をとっているので、
こうして部屋で息をつける。
しかし、決して「コレ」をはずすことは許されない。
ばれたら最期、更に罰をかせられてしまう。
これが私達の鉄板ルール。……過去を思い出し、少々悪寒。
ああ熱いあついあつい!!
だれかたすけて!!
朝から、今まで。
小さなローターは動きも小さくて、大きな絶頂がくることはない。
ゆるゆるとした振動で、内側を撫で回すだけだ。
それでも何度か軽くイってしまい、体力はもう限界に近い。
今はただ、早く夜がくることを願うばかり。
あ、ああ、
また……くる。
END