○月△日。  
バイブを入れたままHRを過ごした日の夜の事。ご主人様より教会に呼び出されました。  
えらく月の綺麗な夜。教会のステンドグラスから差し込む月の光は、とても明るく美しくありました。  
己の欲望を堪えきれずに、はしたなくお手洗いの個室で自慰をしてしまった私を、  
ご主人様は許してはくれませんでした。  
ご主人様の前でショーツを脱ぐように命じられ、羞恥に頬を赤らめながらもスカートの中に手を入れて、  
言うとおりにいたしました。  
まだ何もされていないというのに、秘所に当たる部分は少し湿っていたように思います。  
手でスカートを持ち上げショーツを脱いだことを確認していただきますと、  
「次はそのまま立ったまま、ソレを入れなさい」  
と、ご主人様は仰せになりました。同時に私の前にあるモノが投げられます。  
ごとりと言う音を立てて私の足元に落ちたモノ。HRの時に入れたモノより一回り大きめのバイブでございました。  
「……ここで、ですか?」  
「勿論です。さあ、いつでもどうぞ?見ていますから」  
とは言いましても、教会は学校の敷地内にございます。  
 
いつ警備員の方が見回りに来るかもわかりませんし、職員寮にいる私の同僚だって毎日定刻に見回りをおります。  
私はためらいました。見つかってしまったらと思うと堪らなくなったのです。  
「どうしました?ほら、早く」  
ご主人様は容赦なく、催促をいたします。仕方なく、私はバイブを手にとりました。  
祭壇の前座るご主人様の前に、少し足を開いて立ち、おずおずとスカートの中にバイブを入れて、  
秘所にあてがいました。  
先端で割れ目を擦ると、溢れ出した露でぬるりと滑ります。  
何度か花びらを往復し充分に濡れたところで、ゆっくりとバイブをしずめていきました。  
充分な愛撫もないまま受け入れたソレは、私の陰唇をこじ開けすさまじい圧迫感と存在感でございます。  
「…………んんぅ」  
私は唇から漏れ出す吐息と声を抑えることができませんでした。  
ぐぐぐと力を込めてゆっくりとソレを飲み込んでいきます。  
奥まで埋め込むと、大きなバイブが私の中に入っていることを確認していただくために、  
スカートをたくしあげました。  
抜け落ちてしまわないように膣にぐっと力を入れましたが、中を締めることでバイブは更に大きく感じられます。  
 
ご主人様はじろりと私の下肢を見つめてきました。それはもう、なめるような視線で……。  
私の体は羞恥にふるふると震えました。いいえ。羞恥のせいだけではありません。  
ご主人様に見られながらバイブを飲み込んでいく行為や、自らスカートをたくしあげて、  
私の恥ずかしい部分を見ていただくことによって、何とも言えない感覚に襲われていたのでした。  
きゅうと淫裂に力が入ります。微かに電流のような快楽が背筋をぞくぞくと駆け回りました。  
バイブが入っているのを確認したご主人様の手が、私の下肢に伸びてきます。  
「……あぁあ!」  
いきなりバイブのスイッチを最強にされ、私は簡単に達してしまいました。  
抜け落ちてしまいそうになるバイブと私の体を支えながら、ご主人様は器用に手を後ろ手に縛りました。  
バイブを皮のベルトで抜けてしまわないように固定されてしまいます。  
固定されたからかバイブは激しく暴れまわり、私は跪いてしまったのです。  
ご主人様はそんな私をしり目に日誌を読み始めました。その間もバイブが止まることも、弱まることもありません。  
生徒達の前であのように快楽を貪り、我慢しきれずにお手洗いであのようなこと……。  
 
日誌を読み進られる内に生々しく思い出し、私の中はまた高ぶりを覚えたのでございました。  
バイブによって与えられる刺激と、耳から聞こえてくる昼間の痴態が、じりじりと私を追い詰めていきます。  
バイブのくぐもった音すら、私に快楽をもたらす要素になっておりました。  
「あぁ!もうっ、だめ、私……、あああ!」  
私はすぐに高みにのぼりつめました。しかしバイブを止めてはもらえません。  
ご主人様は落ち着いた朗々たる声で日誌を読み続けます。  
一度達した中は敏感にバイブの振動を感じとります。それを感じて私は幾度となく達してしまいました。  
高みにのぼりつめるほど、私の中は快楽を感じやすくなります。女の体とはそういうものでございます。  
堪らなくなり許しを乞いましたが、ご主人様は読み終えた日誌を閉じ私を見つめて、  
朝までそうしていなさいと仰ったのでございました。  
愕然といたしました。浅ましく自慰を行い達してしまった私の咎は許されなかったのです。  
ご主人様は私を床に残したまま教会からでて行かれました。バタンと重い扉の閉じる音が響き渡り、  
取り残された私は、一人寂しくバイブの与える刺激に耐えなければなりませんでした。  
 
バイブの激しさは弛まることがありません。おそらく電池をかえたばかりなのでしょう。  
内襞をかき乱され、私の唇からは喘ぎ声と涎を垂らすことしかできませんでした。  
目の前には張り付けのイエス様の像があります。教会に取り残され、無機質な異物に犯されながら、  
与えられる快感を貪っている私をきっと神様もみていることでしょう。  
ああ、私はなんて……。なんてはしたなくいやらしいのでしょう。  
主に仕える身でありながら、この快楽から逃れることができないのです。  
「あぁあ、ああ、あああっ……、くぅっ」  
何度目かの絶頂に達して、私は床に突っ伏してしまいました。お尻を高く突き出した格好になったのです。  
これが間違いでございました。その格好になってしまえば、もう起きることはできません。  
バイブは固定されたベルトによって更に奥までねじ込まれ、内壁をえぐり込むように暴れまわります。  
「……ああぁ、ひいいいぃぃ!」  
過ぎた快楽は拷問のように私を責めさいなみ、もうとっくに限界を迎えているというのに、  
私を放してはくれません。  
早く、早く……。ご主人様が戻ってきてはくれないか。  
微かな希望も激しすぎる体の中の感覚に立ち消えてしまいます。  
 
溢れ出した愛液が下肢濡らし、ガーターストッキングもスカートも湿りを帯びておりました。  
教会の中にはくぐもったバイブのモーター音と、私の荒れた息使い、そして喘ぎ声が響いていました。  
どれだけの時間、バイブに責め立てられていたかわかりません。  
私が感じている時間よりははるかに少ないことでしょう。  
ただ、うねるバイブによって敏感な肉壁をえぐられ、犯されている私にはとんでもなく長時間に感じられました。  
何度も何度も、イキっぱなしの私の中は、バイブが蠢く度に、  
灼熱の疼きという杭を打ち込まれるように、体が反応してしまいます。  
きゅんきゅんとバイブを締め付け、じゅんわりと湧き出す露を止めることはできません。  
真夜中とはいえ、誰が来るともわからない教会で私は……。  
見られたくないような、見て欲しいような複雑な感情に、体の中の炎は激しく燃え上がるばかりでございました。  
「あああぁぁ、……あぁあん、ひあああぁぁ!」  
言葉ともつかない声が溢れ出していきます。同時に熱く激しい波に飲み込まれ、体ががくがくと痙攣いたしました。  
膣内はきゅんきゅんと細かな収縮を繰り返し、私はそこで意識を手放したのでございました。  
 
 
 
「……で、貴女はあのまま気絶していたと」  
「はい。その通りでございます、……んんぅ」  
初老の男は、黒い革張りの椅子に腰を掛けて、いかにも清純そうな修道女の顔を見た。  
ふるふると睫を揺らし、頬を赤らめて俯いている修道女は、何とも言えず加虐心を煽る。  
教会で彼女を放置したのも彼だが、涙と涎と愛液にぐしょぐしょにまみれて倒れていた彼女を介抱したのも彼であった。  
「報告はわかりました。それでは授業にお行きなさい」  
「かしこましました。……でも、あの?」  
「ああ。それは入れたままですよ。そのまま授業を行いなさい」  
告げられた言葉に修道女は泣きそうな表情になる。彼女の秘部とその後ろにある蕾の中に、  
ピンク色をした玉子型のプラスチックが埋め込まれていたからだ。  
コードの先のスイッチは例のごとく、ガーターストッキングに挟んである。  
その表情を見ながら、男はそれは楽しそうに笑って、  
「報告の日誌を楽しみにしていますからね」  
と言った。  
 
 
終わり。  
 

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