【幼婚】― 婚姻届(2) ―  
 
亮一が窓口で婚姻届を求めると、職員は『お待ち下さい』と言って奥へ消えていった。  
そこへ由香が苦難を訴える言葉を呟いた。  
『・・・・あの・・・・・・・・・お・・・・・・・・・・・お・・・・おト・・・レ・・・』  
空調の効いた屋内に入って冷えたのか、あるいはひとまず目的の場に到着して安心したのか。  
いずれにせよ由香ははっきりとした尿意を覚えていた。  
だがその様子からまだ多少の猶予があると見た亮一は、一瞥しただけで相手にしなかった。  
言い方が抽象的なことを咎められたと思った由香は、より具体的に痴態を訴える。  
『お、おトイレで、・・・お、お、・・・・・・・・おしっ・・・こ、・・・ださせて・・・・・・・』  
亮一の上着の裾をクイクイと引っ張りながら、切迫した恥ずかしい要求を声にする。  
コートの胸元から片手を離したために、その下に張り巡らされた荒縄が覗けて見える。  
『も・・・もう・・・・・もれ・・・ちゃう・・・・・・・・・あうぅ・・・・おトイレ・・・おトイレ・・・・』  
亮一の素気無い様子に由香も焦りを隠しきれない。  
両脚をモジモジと擦り併せて、排泄欲求を先送りにしようとする。  
「ふむ、おしっこ、なのか?」  
『う、うん・・・』  
「パンツ穿いたままなんだから、『お漏らし』と言いなさい。」  
『えっ!?や、やだっ!やーん!お外でお漏らしはイヤなの!』  
小声ながら、少女は激しく狼狽した。  
荒縄の下にはパンティを穿かされているのである。  
荒縄は結び目が後ろにある上に硬く絞られているため、自分では外せない。  
亮一の許可無くおしっこするということは、パンティを穿いたままお漏らしするのと同義だった。  
 
「・・・無理矢理出させてやろうか?」  
そう言いながら亮一はポケットから、クリローターのリモコンスイッチを取り出す。  
それを見た少女の体がガクガクと震え始める。  
『あ・・・う・・・、こ、ここで?』  
「漏らしたら・・・『帰る』ぞ。」  
『!や、やだっ!ガマンするっ!ガマンするっ!』  
帰る、という言葉に少女は拒絶反応を示す。  
「・・・スイッチ、入れるぞ?」  
半ば信じられない事態として動揺しつつも、しかし半ば覚悟していた展開として受け入れる。  
 
――・・・・・・・コクン。  
 
(あぁ・・・あのオモチャが・・・あのオモチャが・・・あたしのアソコを・・・)  
 
由香の目の前で、亮一の指先が悪魔のスイッチに這わされる。  
 
――カチッ!  
 
――ジュィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィッ!  
『っ!・・・・っ!・・・・・・・・っ!っ!・・・・・っ!・・・・・・・・・っ!』  
覚悟して受けた振動とはいえ、やはり強烈だった。  
一時的に安息を得ていた由香の肉芽が、再びブラシローターによってしとどに擦りあげられる。  
静穏設計ゆえ音で気付かれることが無さそうなのは唯一の救い。  
・・・いや、いっそモーター音を響かせた方が被害者面できただけ楽だったかもしれない。  
由香が一人で勝手に身悶える限りは、ただ挙動不審な少女としてしか認知されないだろう。  
かような少女が淫猥なリモコンローターによって陵辱されているなど、一体誰が想像できようか。  
果たして由香は、背後の衆人からの視線に怯えならが、ローターの快楽に虐められることになる。  
さらにそこへ、貯水タンクからのシグナルが追い討ちをかけてくる。  
(あぁ!ダメッ!ダメだよ出ちゃうオシッコ出ちゃうよぉーーっ!!)  
咄嗟に両手を前に合わせ、コートの上から股間をギュッと押さえつける。  
――ジュィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィッ!  
『っっっ!!』  
ローターの衝撃が一層強まるが、背に腹は変えられない。  
尿意を抑えるためには他に方法が無かった。  
――ジュィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィッ!  
(だっ!だめっ!ブラシひどいっ!ローター無理っ!いっちゃう!いっちゃうよぉ!!)  
 
「お待たせしました〜」  
(っ!!)  
――ジョロッ・・・  
 
もう少しで絶頂を避けられない、というところで職員が戻ってきた。  
驚きの余り、僅かだが小水を漏らしてしまう。  
ぴったりフィットするゴムパンツのおかげで外へ溢れ出すことはなかった。  
その代償として、行き場を失った小水によってパンティの殆ど全体がべっちょりと濡れてしまった。  
その感触が、由香に状況をはっきりと突きつける。  
 
――あなたは今、お漏らしをしましたよ、と――  
 
(あうぅ・・・あうぅぅぅ・・・・)  
ローターはいつの間にか止まっていた。  
最悪の事態は回避することができた。  
だが少し余裕が生まれたために、自らの痴態を客観的に認識してしまうことになる。  
 
・・・人前で、ローターとディルドーを着けて、縄でぐるぐる巻きにされて、立ったままお漏らし・・・  
 
恥ずかしさで倒れそうになる。  
亮一の上着に必死で捕まり、崩壊を拒否する。  
 
亮一は、書類の書き方について職員から説明を受けている。  
(トイレ・・・トイレ行きたいよぉ・・・)  
僅かに漏らしたとはいえ、幼い貯水池にはまだ大量の液体が行き場を求めて暴れまわっていた。  
由香は亮一のスソをグイグイと引っ張って窮状を訴えようとするが、反応は無い。  
(も、もれる・・・またもれる・・・うぅ・・・)  
 
「では書き終わりましたらこちらへお持ち下さい」  
「はい。」  
 
亮一との応対を終えた職員は、事務作業へと戻っていった。  
必死に尿意を耐えていた由香には、そんな周囲の変化にも気付けなかった。  
気付いたのは、肉芽への陵辱が再開されたことだった。  
 
――ジュィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィッ!  
 
『ふぅっ!?』  
亮一はスイッチを入れると同時に由香の口に手を当てて、声が漏れるのを防いでいた。  
(ふぎぅ!だめっ!だめぇっ!止めて!止めて止めて止めて止めて止めて止めて止めてぇっ!!)  
由香が目線で必死に訴えると、亮一もすぐにスイッチを切り、由香の口から手を離した。  
『はっ、はっ、はっ、っ・・・・はぁ・・・・・くぅ・・・・・、お、おしっこ・・・・・トイレ・・・・・』  
息も絶え絶えで、しかもまだ残る尿意に耐えんとする由香。  
その手を亮一は掴んで引っ張っていく。  
一瞬トイレへ連れてってもらえるのかと期待した由香であったが、すぐにそうではないことを知る。  
 
フロアの隅の方にある、4つのテーブルが田の字型に合わされたスペース。  
役場を利用する人へ、書類を書くために用意された場所だ。  
昨今重視されているプライパシーに配慮してか、互いが高い仕切りで区切られている。  
 
奥側の机は、仕切りによって入り口からも職員の側からも視線が遮られる形になっている。  
亮一はそんな死角へと由香を連れ込む。  
備え付けのボールペンを取り、由香に手渡す。  
それまでじっと俯いて尿意に耐えていた由香だったが、やっと顔を上げて周囲を見渡す。  
ペンを受け取りながら、その場が周囲から死角であることを理解すると、左手を股間に押し付けた。  
『も、もれるぅ・・・もれちゃうよぉ・・・もれるぅ・・・・・・・・・・・・・』  
既に少し漏らしてしまっていたが、それは口にせず尿意を訴える。  
「これを書いたら、トイレ行っていいよ。」  
そう言って亮一が見せたのは、先ほど窓口で受け取ってきた婚姻届だ。  
「婚姻届」の漢字は由香には読めなかったが、書類の意味することはここへ至る経緯から明らかだ。  
亮一が「我慢できないなら・・・」と言うよりも早く、由香は婚姻届を手にして机へ向かった。  
 
「・・・そう、そこへ名前。」  
亮一が場所を示しながら由香に記入を促す。  
『う、うん・・・』  
由香は指示された場所へ名前を書き込む。  
その手はぷるぷると震えており、幼さから来る拙い筆跡は一層歪むこととなった。  
 
原因は山ほどある。  
 
波のように繰り返し襲ってくる激しい尿意。  
身体中を締め付ける荒縄の凄惨な感触。  
くびり出された乳房を、背後に立つ亮一がコートの上から弄り回す。  
ビンビンに隆起させられた乳首を、コートの裏地がゴリゴリと嬲ってくる。  
下腹部には、スポイトによって勃起させられてジンジンと血流を響かせる幼い肉芽。  
そこへ不意に下されるブラシローターの洗礼。  
――ジュィィィィィッ!・・・・・・・・・・・ジュィィッ!・・・・・・・・ジュィィィィィィィィィィィィッ!  
『んくっ・・・・ひぅ・・・・・・んっ!・・・・・・ひぅ・・・・・・・・・・・っ!!・・・・くっ!・・・・・・・・っはぁ・・・・・』  
身体中のあらゆるスポットを、様々な刺激によってランダムに陵辱される。  
それでも必死にペンを這わせる。  
本籍、住所、生年月日・・・。  
 
「よし、それでいい。あとは俺が書く。」  
亮一が由香の手から書類を取り上げる。  
次の欄が『父母の氏名』であったことを、由香に気づかせずに済んだ。  
(こんな所にまで親の影か・・・)  
自嘲気味に吐き捨てる。  
『ね、ねぇ、オシッコ、いい?』  
亮一がふと呟いた言葉は、幸いにも由香の耳には届いてなかった。  
「ん?あぁ、いいぞ。ただし・・・」  
『え?あっ!?』  
亮一は由香の脇の下に両手を差込み、そのまま持ち上げる。  
成長する由香の重みを実感しながら、テーブルの上へとその腰を下ろさせる。  
由香の座高は丁度仕切りの中に隠れる程度の高さだった。  
『ひぅっ!』  
硬いテーブルに座らされた由香は、ディルドーを更に奥へと突きこまれる形になった。  
そんな事は関係なしにと、亮一は由香のコートを開いてしまう。  
『あっ!』  
仕切りによって三方を囲まれているとはいえ、その向こうには誰がいるか分からない。  
そして何より、目の前には愛する夫が突き刺すような目線を向けてきているのである。  
視線は下腹部へ。飴色のゴムパンツと、その下のパンティを凝視する。  
「由香、我慢する、と言ったよな?」  
『え?・・・あっ!』  
おしっこのことだと瞬時に理解した由香はうろたえた。  
『ご、ごめんなさいぃ・・・』  
消え入るような声で哀願する。  
「全部は、出してないね?」  
――コクン、コクン。  
由香は力強く頷く。  
 
「それじゃぁ・・・」  
亮一は鞄から白い筒状の塊を取り出して由香に手渡す。  
『え、これ・・・・トイレットペーパー?』  
トイレに行けば備え付けのペーパーがあるはず。それをあえて今渡すということは・・・  
由香の背中を悪寒が貫いた。  
そして亮一の口からは、絶望的な言葉が発せられた。  
「ここで、漏らしなさい。」  
『!!!』  
由香は耳を疑った。  
膀胱は尋常でないほどパンパンに膨らんでいる。  
その中の液体が全て溢れ出たら、ゴムパンツなど何の役にも立たないことが確信できる。  
恥ずかしい液体はゴムパンツを押しのけ、脚をジョロジョロと伝い、床に盛大な水溜りを作るだろう。  
――ブンッ!ブンブン!  
由香は声を失ったまま、無理だと叫ぶ代わりに必死に顔を横に振る。  
だが亮一は、許すつもりは無いと言わんばかりに、ポケットからリモコンスイッチを取り出す。  
『ひっ!』  
激しく動揺する由香に、亮一は余命を宣告する。  
「1分だ。1分経ったら、スイッチを押す。」  
『え、え、そ、そんな・・・』  
「スタート。」  
抗議の声も空しく、カウントダウンは開始された。  
 
亮一は腕時計に目を落としている。  
一分経てば本気でスイッチを押すという意思表示だ。  
『そんな・・・こんなとこ、おしっこ、おしっこ、もらす、もらす・・・』  
パニックになる由香。  
逃げ出したい思いに駆られるが、目の前には亮一が立ち塞がっている。  
「あと50・・・」  
『そ、ど、ど、どうしよう、だめ、いまスイッチ、だめ、むり、もれる・・・』  
由香はギュッと手を握り締める。  
そして、その手に先ほど渡されたトイレットペーパーがあることを思い出す。  
「40・・・」  
だが、ゴムパンツから漏れる小水を押さえても恐らく間に合わない。  
せめてパンツの中だけの決壊で押さえ込むためには・・・  
由香は意を決する。  
ペーパーをぐるぐると巻き取り、適当なところで千切ると、それをゴムパンツの中へ押し込んだ。  
「30・・・」  
次々とペーパーを押し込んで行くと、ゴムパンツはまるでオムツのように無様に膨らんでいった。  
やがて前面はペーパーで一杯に満たされてしまう。  
「20・・・」  
容赦無く進むカウントダウンに由香は激しく動揺する。  
ペーパーを巻き取る手がブルブルと震える。  
今度はそれをゴムパンツの後ろ側へと押し込んでいく。  
コートが邪魔になりそうだったが、亮一が捲り上げてくれていた。  
「10、9、8・・・」  
あと僅かとなったところで由香はペーパーを置き、声を漏らさないように両手を口に当てる。  
 
「・・・3、2、1。」  
最後のゼロの声は発せられなかった。  
代わりに『カチッ』というスイッチ音が耳に届いた。  
 
直後。  
 
――ジュィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィッ!  
 
(あぐぅーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!)  
我慢に我慢を重ねた小さな貯水池と、恥辱に次ぐ恥辱で盛大に勃起させられた肉芽。  
さらにトドメとばかりに、亮一は由香の両乳首をつねり上げてしまった。  
少女の二つの堤防は、ほぼ同時に決壊した。  
(あぐっ!いぐっ!いぐっ!いっぢゃうーー!!あーーーもれる!もれぢゃうううううう!!!)  
――ビクンッ!ビクビクンッ!ビクンッ!  
――プシャッ!プシャシャッ!プシャァ!  
――・・・・・ショロロロロロロロロロロロロロロロ・・・・・・・・  
ゴムパンツの中に大量に押し込まれたペーパーは、すぐに小水を吸収してその体積を減じていった。  
 
亮一がスイッチを切った後も、由香は暫くビクンビクンと身を震わせて快感に酔いしれていた。  
(はぁーーっ!はぁぁーーーーっ!ぎもぢいいっ!ぎもぢいいよぉっ!なんで!?なんでぇ!?)  
絶頂の快感と、放尿の爽快感、それに半露出的な恥辱行為からくる衝撃が、由香の脳髄を支配した。  
下腹部だけが生暖かいお湯に中に浸っているような、妙な感覚。  
(はうぅ・・・・漏らしちゃった・・・漏らしちゃったよぉ・・・)  
恥ずかしくも、しかし心地よいまどろみの中で、由香はただ呆然と呼吸を繰り返していた。  
その唇に亮一が舌を這わすと、本能的にそれを受け入れて舌をからめていた。  
 
・・・。  
 
虚空を彷徨っていた由香の意識も、暫くすると元の世界へ戻ってきた。  
場所は先ほどと変わらず。  
ゴムパンツの中は、おしっことH汁を吸収した大量のペーパーらしきもので満たされていた。  
(あうー・・・漏らしちゃったんだよねぇ・・・)  
次第に戻ってくる意識と記憶に、また恥ずかしい思いを強いられる。  
荒縄はそのまま。ローターもそのまま。ディルドーも・・・  
(あ、あれ?)  
ディルドーの収まっている膣の最奥部に、にちゃにちゃとした粘り気を感じていた。  
本能的に、それが自身から分泌された物質でないことを悟ったのかもしれない。  
一度気付くと、その違和感はどんどん大きくなる。  
(な、なんか、むずむずする・・・)  
そして思い出す。ディルドーの中に収められた得体の知れない謎の液体。  
絶頂時の締め付けで、それが膣内に噴射されたのだろう。  
(むずむず・・・・・あうぅ、なんかすごいむずむずする・・・・・・・・あぅっ!・・・・なにこれぇ!?)  
いつの間にか、違和感などという言葉では表せないほどはっきりとした感覚が沸き起こっていた。  
 
(か、かゆい!?あぁ!!痒いっ!痒いっ!!痒い痒い痒いっ!!痒いぃぃぃぃいいいいっ!!)  
膣奥に感じた違和感は、次第に「痒み」という明確なシグナルへと凝結していった。  
慌てて亮一に訴えかける。  
『ね、ね、ねぇ、こ、こここ、これ何?中、何が入ってたの??』  
先ほどまでの紅潮した艶やかな顔色から一転、恐怖に怯える蒼白とした表情。  
『ねぇ、ねぇ!か、痒いの!なんでぇ?中がっ!中がっ!痒いっ!痒いのぉおっ!!』  
少女は小さな声で、しかし必死に訴える。  
亮一は由香の耳元で、液体の正体を明かす。  
「それはね、里芋の水煮を裏漉ししたものさ。」  
『え?サトイモ?』  
「簡単に言うと、『うるし』みたいに痒くなるものだよ。」  
『ええっ!?』  
漆、と聞いて由香の顔が一層青くなる。  
以前に幼稚園の遠足で出かけた時に、ふざけて草むらに入ったときに脚を被れされたことがある。  
「車椅子用のトイレへ行っていなさい。全部脱いでいい。好きなだけ弄りなさい。」  
そう言いながら亮一は、由香の身を縛っていた縄の結び目だけを解く。  
『い、いいの?』  
脚をモジモジとさせながら、それでも由香は許可を確認する。  
「あぁ。俺もこれを提出したら行く。鍵はかけておきなさい。着いたらスイッチで合図する。」  
亮一は書類にペンを入れながら指示する。  
『は、はいっ!』  
由香はすぐに立ち上がって歩き出す。  
ゴムパンツの中の液体がぐちゃぐちゃと蠢くために、歩幅は小さくならざるをえなかった。  
 
 
【幼婚】― 密室恥戯(1) ―  
 
 
トイレの近くには人影も無く、怪しまれずに入ることができた。  
中へ入るとすぐ、ドアに鍵を掛ける。  
(あふぅ!痒いぃ!痒いぃぃっ!!)  
障害者用のトイレは無闇に広く感じる。  
清潔な内装が逆に、いかがわしい目的での使用を躊躇わせる。  
声や音がどの程度外へ漏れるか分からなかったので、一番奥まで行ってコートを脱ぐ。  
鍵は掛けたとはいえ、公共の場の一角で、縄模様の裸体を曝け出すのは恥ずかしい。  
誰かが怪しんでドアをこじ開けたりはしないか?  
実は既に誰か入り込んでいて隠れているのではないか?  
監視カメラか何かで覗かれているのではないか?  
そんな妄想が自身の羞恥心を刺激する。  
その度に、ずぶ濡れを通り越したパンティの中に、さらなるH汁が染み出すのである。  
(あうぅ、脱がないと・・・)  
まず靴と靴下を脱ぐ。そのまま洋式の便器に腰を下ろす。  
ゴムパンツに手をかけ、ずり下ろす。  
僅かに下ろしただけで、脚の付け根との間にできた隙間から、大量の液体が流れ落ちる。  
――バシャバシャバシャシャッ!  
(ひぅ・・・)  
濡れたゴムバンツは肌に張り付くため、上手く下がらない。  
それでも力を入れて一気に下ろすと、収めていたずぶ濡れのトイレットペーパも一度に落ちる。  
――ボチャン!ボチャボチャン!ボチャボチャボチャン!  
(あうぅ・・・)  
一連の効果音はタイル張りの密室に大きく響いた。  
(は、恥ずかしい・・・恥ずかしいよぉ・・・)  
ゴムパンツを足から抜き、床に落とす。  
恥裂にはシリコンディルドーを刺し、恥丘にはスポイトローターを張り付かせたまま、しばし放心する。  
 
だがすぐに、膣奥を苛む痒みによって現実に引き戻される。  
(はぅぅっ!痒いぃ!)  
残すは首輪に、荒縄とその下にあるパンティ一枚のみ。  
だが縄は結び目こそ解かれたものの、なかなか思うように解けてくれない。  
(あぐぅぅ!痒いよぉっ!)  
出発前に亮一によってディルドーを押し込まれた時には、股間の縄を横に避けることができた。  
だが亀甲縛りの本領は、動けば動くほど締まることにある。  
今や由香の幼い縦スジを断ち割る荒縄は、ど真ん中にザックリと食い込んだまま微動だにしなかった。  
やむなく由香は、身体の前後をジグザグに縫い上げる縄を一箇所ずつ順番に外さざるをえなかった。  
後ろに回した縄を解くためには、身体を半身に捻る必要がある。  
その都度由香の下腹部は、押し込まれたディルドーをグリグリと捻ってしまう。  
『くん・・・ん・・・あふっ・・・・・・・・んん・・・・・・・・・んんー・・・・・んぐぅ・・・・・』  
甘い喘ぎ声が口の端から漏れてしまう。  
濡れた荒縄が、まるで蛇のように柔肌をズルズルと這う。  
その刺激に、秘腔は喜びのH汁をダラダラと溢れさせる。  
パンティは何の役にも立っていなかった。  
内から押し出されてくる粘液を、ただそのまま外へと通過させるだけの無意味な布切れと化していた。  
『んんー、んあーっ!もうダメェッ!』  
胸の上下を挟む縄を解けば終わり、というところまでは辿りついた。  
しかし下腹部のさらに奥から湧き上がる焦燥感は、もうこれ以上無理という切迫したものとなっていた。  
それでも股縄は十分に緩んでおり、拘束という意味ではもう役立ってはいなかった。  
パンティと一緒に横へずらし、その下に埋まっているディルドーを抜こうとする。  
 
『こ、これを、抜いて・・・・・・って、あ、あれ!?』  
しかし、肉壷にずっぽりと埋まっているそれは、掴める場所が全く無かった。  
『う、うそぉ!?こ、これじゃ取れない!?取れないぃぃ!!』  
爪の先だけでも引っかからないかと奮闘するも、ずぶ濡れのディルドーはつるつると滑ってしまう。  
『うぐぅーっ!痒いのにぃ!痒いのにぃぃ!』  
どうしようも無くなった由香は抜くことを諦めて、逆の手に出る。  
ディルドーをさらに押し込んで刺激しようとしたのである。  
両手の指先をディルドーの柱底部に当てて、グイッと中へ向かって押し込む。  
しかし。  
『っく!っくぁ!・・・・・んん!・・・・んぁーだめぇ!弱いぃ!弱いよぉぉ!!』  
ただでさえ非力な乙女。  
しかも小さな身体に不釣合いな大人用のディルドーである。  
押し込む力に対して、締め付ける圧力の方が余りにも強すぎた。  
どんなに力をかけても微動だにしなかった。  
『あぅぅ、どうしよう・・・どうしよう・・・どうしたらいいの?あぅぅ痒いぃぃぃ!!』  
手の届かない場所を陵辱されるというのは初めての経験だった。  
四肢を拘束されての陵辱は何度もあったが、『拘束さえ外されれば』という希望は常にあった。  
だが、今由香は物理的な拘束は何も受けていない。  
何でもできるのに、何もできないというジレンマ。  
どうしようもなくなった由香が選んだ行動は・・・  
 
『はううん、ううん、・・・っく、あぁ・・・キモチイイ・・・キモチイイ・・・・・・・・・』  
由香は便座の蓋を閉じ、その上に座っている。  
そして縄で中途半端に搾り出された乳房を、両手でグイグイと揉みしだいていた。  
『んん・・・・・・あぅ・・・キモチイイ・・・・・んんっ・・・・・・・・キモチイイ・・・・・・・・・・』  
 
逃避。  
 
痒みをどうしようもないなら、それ以上の快感で押し流すしかないと考えた。  
膣腔を埋められ、クリトリスもスポイトロータで封じられた今、自分で弄れるのは胸しかなかった。  
そこへの愛撫は、正直慣れていない。  
そもそも自慰という手段に頼る必要が無かった。  
求めればすぐそこに、いくらでも虐めてくれる夫が居るのだから。  
故に由香の自慰は主に、亮一の前で恥ずかしい姿を晒すためのショウとしての経験だった。  
誰に見せるわけでもなく、本気でただ性欲を満たすためだけの自慰など、何度あっただろうか?  
胸だけでの自慰に至っては、恐らくこれが初である。  
絶頂へ達せられる確率など、期待できようはずもない。  
由香自身、そのことを確信してしまっていたのだろう。  
ゆえに、必死に『キモチイイ』と連呼して、自分に暗示を掛けようとする。  
『・・・キモチイイ・・・・キモチイイ・・・・・・ううぅ、・・・・・キモチイイ・・・・・キモチイイ・・・・』  
それが軽いトランス状態へと導くことには成功している。  
しかし絶頂への歩みとしては、8合目あたりで足踏みが続いていた。  
一定の快感は得られるものの、そこから上への上昇感が全く沸いてこないのである。  
 
『ひぃっ!?またぁっ!?あああっ!痒いぃっ!?痒いっ!痒いぃっ!!!』  
性的興奮が停滞している間に、痒みの刺激が追いつき、追い越しをかけてきた。  
いよいよどうしようもなくなる。  
由香は手すりを力強く握って痒みの第一波を必死に乗り越える。  
『くっ!・・・・んぐぅっ!・・・・くっ・・・・・っはぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・』  
乗り越えた。だがまたすぐ痒みはぶり返してくるだろう。  
どうしよう、どうしよう、どうしよう・・・。  
『あ、そうだっ!』  
自分が掴んでいた手すりを見て閃く。  
手すりは直径5cmほどの金属製のパイプ。  
それが壁から水平に伸びて、下へ180度Uターンしてまた壁へと戻っている。  
高さとしては、由香の胸と腰の間くらい。  
由香は一度便座の上に上り、そこから馬に乗るかのように手すりへ飛び乗った。  
 
――ズンッ!!  
 
『んぐぅぅぅっっ!!』  
 
手すりに馬乗りになった由香の背中がS字に曲がる。  
ディルドーが縄越しに、ほぼ全体重をかけた手すりで押し込まれたからだ。  
『はぐぅぅぅっ!!んぎぅぅぅぅぅっ!!・・・・っん!・・・・・っはぁ!・・・・はぁ・・・はぁ・・・』  
一人木馬プレイのような格好のまま、由香はピクピクと震えていた。  
 
『こ、これで、暫くは・・・・・・・・・え?ええっ!?ああぁっ!?かっ、痒いぃっ!??』  
意を決した大作戦にも関わらず、痒みが引いたのは一瞬だった。  
押し込む動きだけではダメなのだ。  
そこから前後左右へ擦るように動いてくれないと意味が無い。  
由香は慌てて両手を胸に宛て、乳首オナニーを再開する。  
『あぐぅぅぅ・・・・・ギモヂイイ・・・・ヂモヂイイギモヂイイギモヂイイ、ギモヂイイィ・・・・・・・』  
だが、それの効果の程は証明済みだった。  
しかし時間稼ぎにはなった。  
その間に下肢も感覚を取り戻し始める。  
痒みを逃がそうと脚を前後に振り動かし、連動して腰が前後に揺れる。  
『あっ!?あっ!?あっ!!あっ!!あんっ!!あんんっ!!!』  
その動きが正解だった。  
円柱の底部を前後に擦るように押し付けることで、前後方向の振動が奥まで伝わるのである。  
『はんっ!はんっ!はうんっ!あうんっ!んんっ!!』  
一心不乱に腰を振り、乳首をつねる。  
だが、まだ足りない。  
柔らかいシリコン素材のディルドーでは、底部の動きが亀頭まで十分伝わらないのである。  
両足が床に届かないため、前後運動もうまく続かない。  
快楽の階段を、上っては降り、降りては上るの繰り返し。  
 
乳首への刺激も心許ない。  
股間へ下しているような、力強い刺激が欲しい。  
亮一の手によるような、強引で乱暴な愛撫を求めて思案する。  
そして、胸から手を離し、手すりを手繰って体を前方へ滑らせる。  
目標は目の前の、タイル張りの壁。  
正方形のツルツルとしたタイルを多数張り合わせて作られた壁面。  
やや雑な仕事なのか、繋ぎ目はデコボコとした粗が目立っていた。  
由香はそこへ乳房を押し付ける。  
『ひぅっ!・・・つ、冷たい・・・』  
壁面のひんやりとした感触が、燃え上がった身体に心地よく染み入る。  
だがそれを対比するかのように、膣奥の痒みがまたぶり返してくる。  
『ひっ!・・・・・・キモチイッ!キモチイッ!ギモチイッ!ギモチイッ!ギモヂイイッ!・・・・・・』  
痒みを忘れるべく、自己暗示を繰り返す。  
 
そして身体を上下左右へとスライドさせる。  
その度に小さな乳房はグネグネとその形を変える。  
頂にちょこんと乗っていたさくらんぼは、タイルの繋ぎ目を乗り越える時に酷く捏ね回される。  
腰の動きも、ディルドーを伝って少しずつ押し寄せてくる。  
『もっと・・・もっと・・・もっどぉ・・・もっどぉ・・・もっどもっどもっどもっどもっどぉぉぉ!!』  
しかし、あと僅かというところで、頂上まであと数歩というところで、またも足踏み。  
両手で手すりを掴み、両脚ははしたなく蟹股で、胸を壁面に擦り付けて喘ぎ声を上げる。  
『あどぢょっどぉぉっ!あどぢょっどなのにぃぃぃいいいっ!!!!』  
膣腔にはディルドーが埋没。  
恥丘にはリモコンローター。  
それらを覆う、スケスケのロリータパンティ。  
乙女の身体から溢れた様々な液体が交じり合って、手すりをキラキラと輝かせていた。  
首には所有者の名が刻まれた拘束具。  
身体中から珠のような汗を噴出し、そのおいしそうに火照った柔肌には荒縄が乱暴に絡み付く。  
もし目前の壁面が鏡に変わったなら、少女は羞恥心だけで死んでしまっていたかもしれない。  
それほど恥ずかしく、浅ましい様態だった。  
 
――ジュィィィィィィィィィィィッ!  
 
『ひぐぅぅ!?』  
 
突然の衝撃。  
急所への不意打ち。  
コリコリのクリトリスへの、陰惨なるブラッシング。  
――ジュィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィッ!  
『くぐぅっ!ひぐっ!!ん・・・・くっ・・・・ひ・・・・・・くううううううううううううううううっ!!』  
上半身がガクンと落ちる。  
その動きで、ビンビンに勃起した両の乳首を壁面に強く舐ってしまう。  
『んぎぅぅぅぅぅうっ!?いっ、いっ、いっっっっ・・・・』  
壁面から身体を離す。  
手すりに馬乗りのまま、下肢は長距離走を終えた直後のようにガクガクと。  
両手でかろうじて口元を押さえる。  
そして。  
 
――ジュィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィッ!  
『んんっ!?んーーっ!いっぢゃう!いっぢゃう!!いっ・・・・・いぎうううううっっっ!!!』  
――ガクガクガクガクガクッ!!・・・ビクンッ!・・・ビクンッ!・・・・・・・ビクンッ!!  
密室の中で、パンティ一枚の馬乗り少女は、一人、恥ずかしげもなく絶頂を貪った。  
――プシュッ!プシャッ!プシャァァ!プシャァァッ!ブシャァァァ!・・・  
ディルドーで狭まった隙間を、まるで水鉄砲のように絶頂汁が駆け抜ける。  
パンティを突き抜けてもまだ勢いを衰えないほどの強烈な潮吹きだった。  
手すりに当たって弾け跳び、前後左右へ噴霧される。  
『はぐっ!がうっ!っぐ!・・・・・くぅっ!・・・・・・いっ、いっぢゃっだぁ・・・・あぁぁ・・・・・・・・・・』  
すさまじい絶頂間。  
どうしようもない脱力感。  
最後の力を振り絞って手すりから降りる。  
そのままガクンと膝をつき、ペタンと尻まで床に落ちる。  
『はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁ・・・・・・・・』  
――・・・ショロッ・・・・ショロロロロロロロロォ・・・・  
女の子座りのまま、お尻から脚の間にかけて、生暖かい液体が広がっていく。  
由香は半ば他人事のように感じながら呆けていた。  
 
しかしすぐに我に返る。  
パンティの中のリモコンローターが、動いたり止まったりを繰り返し始めたからである。  
――ジュィィィィィッ!・・・・・・・・・・・ジュィィッ!・・・・・・・・ジュィィィィィィィィィィィィッ!  
『んくっ・・・・ひぅ・・・・・・んっ!・・・・・・ひぅ・・・・・・・・・・・っ!!・・・・くっ!・・・・・・・・っはぁ・・・・・』  
まるでイタズラ電話のようだ。  
応答の無い相手に何度もオンオフを繰り返しながら覚醒を促してくる。  
実際、由香はそれで意識を取り戻したわけだが。  
『あっ!?こ、これ、ローターが動いてるってことはっ!』  
やっとその意味に気付いて、慌てて立ち上がる。  
いや、立ち上がろうとしただけ。  
膝が笑ってしまい直立できないのである。  
壁に身体を預けながら身を起こし、そのまま壁伝いに入り口のドアまで足を進める。  
『んくぅ・・・・いぐっ・・・・・だめっ・・・・・いっぢゃう・・・・いっぢゃうううう!!』  
――ビクンッ!  
――プシャッ!  
小さいながらも確実な絶頂。  
一体この小さな身体のどこにそれほどの液体を溜め込んでいるのかと疑問に思えるほどの潮吹き。  
ひとしきり足を止めて波の通過に耐える。  
その間もクリトリスには容赦なくブラッシングのオンオフが繰り返されている。  
『うぐぅ・・・止めてっ!止めて止めてっ!もうイッてる!イッでるの!イッでるっでばぁ!!』  
少女の弱弱しい叫びが空しく響く。  
この惨状から抜け出すにはドアを開けるしかない。  
結局その後、2度小さく絶頂を迎えたながらも足を進め、ほうほうの体で鍵を開けること成功した。  
 

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