【幼婚】― 密室恥戯(2)―
由香が扉の鍵を開けると、すぐに亮一が飛び込んできた。
後ろ手に鍵を掛けなおすあたりは余念が無い。
「由香。」
『はぁ、はぁ、っご、ごえんらあい・・・・ごえんらはい・・・・』
「どうしてすぐ開けなかった?」
『はぅぅ・・・・その・・・・・あの・・・・・・・・・』
最初は焦りの色を隠せなかった亮一だったが、由香が恥ずかしそうに目線を逸らすのを見て調子を戻す。
「・・・・言わないとこのまま放り出すぞ?」
もちろんパンティ一枚の由香を放り出すことなぞしない。
由香に恥ずかしい言葉を言いやすくさせるための、サディストなりの『優しさ』である。
『はうっ!いっ、言いますっ!・・・・そ、その、・・・・・オ、オ・・・ニー、してて、気付かなくて・・・』
「はっきり言いなさい。」
『うぅ、・・・・オ、・・・オナニー、してて、気付かなかったです・・・。』
「ほぉ、由香はローターに気付かなかったわけだ。」
由香は恐る恐る亮一の顔を見上げる。
どうやら怒ってはいないようだ。
ほっと胸を撫で下ろす。
しかし。
「じゃぁ、どんなに動かしても平気だね。」
『えっ?』
――カチッ!
――ジュィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィッ!
『あうううう!ダメダメ!止めて!もうダメもうダメっ!またイッちゃうイッぢゃううう!!』
――ビクン!ビクン!
亮一の胸に顔を埋めたまま、由香はもう何度目かも覚えていないほどの絶頂に再度達した。
『だめぇ・・・もう・・・何されてもイッちゃう・・・こわれる・・・・ごわれるぅぅ・・・・・』
そんな惨憺たる由香に、亮一は忘れかけているであろう感覚を呼び覚ましにかかる。
「由香。気持ちイイところを悪いんだが。・・・痒くはないのか?」
『えっ?』
――カユクハナイノカ?
――かゆくはないのか?
――痒くはないのか?
『あ、あ・・・ああ・・・・・あああああ!!』
トランス状態から引き戻された由香は、忘れたがっていた感覚をはっきりと意識してしまった。
『あああああ痒い!痒い痒い痒い!』
由香は両手でお腹を押さえようとする。
しかしその手は、いつの間にか絡め取られていた。
『え?え?ええ!?』
亮一は由香の両手首を、縄で一束に括ってしまう。
その縄を由香の首輪に通して引き絞る。
由香の両手は首の前で合わせられ、そこから離すことができなくなる。
当然、痒みを覚える下腹部へなど、とてもじゃないが届かなくなる。
『え・・・?う、うそぉ!?だっ、だめコレ!だめぇっ!!』
由香の非難の声もそのままに、亮一はトイレの端の方へ引き連れていく。
天井近くに貯水タンクがあり、その配管へ縄を通して巻き上げる。
『あっ!あっ!ああっ!』
両足がかろうじてフロアに付くというところまで引き上げる。
自然と由香は、身体をピンとまっすぐにして立つしかなくなる。
既にもうギリギリの体勢であるにも関わらず、亮一はさらに由香の右足に枷を嵌める。
その足を大きく開脚させるように水平に持ち上げて、配管を通してきた縄に結びつける。
まるでバレエのダンサーのように、由香の下肢は大きく割り開かれてしまった。
『あっ、あっ、なっ、なにっ、なにするの?やぁん痒いっ!痒いの!中が痒いのぉっ!!』
不安に駆られつつも、湧き上がる疼痒感も無視できなかった。
「痒いなら、こんなモノを突っ込んでやろうか?」
惨状を訴える由香に、亮一は鞄から取り出した新たな淫具を見せる。
『え?』
一見したその形態は、ちょうどギリシア文字の「ψ(プサイ)」のような形。
下部の柄のような部分にダイヤル型のスイッチが2つあることから、電動淫具であることが分かる。
そこから真っ直ぐ上へと伸びた部分は、何の凹凸も無い、のっぺりとした円柱状。
突端部分も丸みを帯びているだけで、この手の淫具にありがちなグロテスクな造詣は一切無かった。
せいぜい、亀頭頭頂部に小さな刷毛のようなものがいくつも植えられているのが目立つくらいだ。
だが由香の視線はその刷毛に釘付けになっていた。
(あっ、あっ、あれが、奥で震えたら、擦れたら・・・・!)
そんな由香の恍惚とした表情を見た亮一は、柄の部分にあるダイヤルスイッチを捻ってみせる。
――ウィィン、ウィィン、ウィィン、ウィィン・・・
由香の目の前で、刷毛付きの亀頭部分がグネグネとスイングする。
『はぁっ!すっ!すごいっ!これ、回るの?頭のとこ、回るの?』
こんな動きが膣の奥で展開されたら、この痒みなど一発で吹き飛ぶだろう。
突端の刷毛が、痒みの元を根こそぎ擦り落としてくれそうだ。
その動きだけで、由香の秘泉は期待汁をどばどばと溢れさせはじめていた。
「おいこい、これじゃパンティなんてもう意味無いな。」
亮一は懐から鋏を取り出すと、パンティの左腰部分の布を両断してしまった。
『きゃぁっ!』
スケスケとはいえ、形だけでも秘部を覆っていた布地を壊されるというのは心細い。
しかも残骸となった布切れが、持ち上げられた右脚の付け根に巻きついたまま残っているのである。
いっそ完全に取り払ってもらいたいとすら思える無残な布切れ。
それを亮一は引っ張り伸ばし、そして手を離す。
――ペチャッ!
『いやーん!』
べちょべちょに濡れたパンティは、由香の太股に当たった時に大量の飛沫を撒き散らした。
その音と感触に、由香はとてつもなく恥ずかしい思いに囚われてしまう。
なまじ性器を凝視されるよりも恥ずかしい責めだった。
「さて、突っ込んでやりたいところだが、先客がいるな?」
『う、うん、おねがい・・・取って・・・・取って入れてぇ・・・・・』
不自由な裸体を、それでも必死に捩りながら懇願する。
しかし亮一の答えは無慈悲なものだった。
「こんな中に入っちゃったら俺にも取れないよ。自分で出しなさい。」
『えっ?・・・・えええっ!??』
一瞬、聞き間違えたのかと思う。
『うそっ!?嘘よね?嘘だよね?だ、だって、そんな、このまま一生・・・うそっ!うそだよぉ!?』
由香の身体がガクガクと震える。
亮一の目線が、冗談で無いことを確信させるものだったからだ。
「大丈夫。由香なら出せるよ。出せるまでこのままだ。」
『そ、そんな無理!無理だよぉ!ああっ!痒い!痒い痒い痒いぃッ!』
「どうにもダメなら、大声を出せ。職員か誰かが、駆けつけてくるだろう。」
『えっ、そ、そんなの・・・・・ダメ・・・・ダメ・・・・ダメ・・・だけど・・・・んぐぅ・・・・・・』
朦朧とする中、それでもなんとか意識の焦点を合わせようと奮闘する。
そして、程なくして、最も単純な答えに到達する。
『・・・・・・・・・・・・こ、このまま、出せ、って、・・・・・こと?』
じっと見つめていた亮一が、コクンと頷く。
『あぁ・・・そんな・・・こんな太いの・・・』
幼い肉裂を120%満たす異物。
それを膣圧だけで捻り出せというのである。
だが、躊躇している余裕は無い。
痒みはもう抜き差しなら無いレベルにまで達してる。
『くぅッ・・・んぐぅ・・・・・・・・っくう!・・・・・っく!・・・・・・くぅぅぅ・・・・・・ぎっ・・・・ぐっ・・・・・・』
必死に下腹部に力を入れるが、得物は微動だにしない。
勢いをつければ抜けるだろうかと身体を上下左右に動かしてみるも、効果は全く無い。
「ヒントが欲しいか?」
『え?・・・ほ、欲しいッ!下さい!下さいぃぃ!』
哀願する由香に、亮一は一策を暗示する。
「ふふっ。簡単なことだよ。由香は毎朝、『何か』を、力んで、ひねり出しているだろう?」
――毎朝、力んで、ひねり出しているモノ――
『あっ!』
なぞなぞの答えはすぐに分かった。
それと同時に、下腹部が『それ』と同じ動きをトレースする。
『くぅぅぅぅ・・・・んぐぅぅぅぅぅ・・・・・・・くぅぅぅぅ・・・・・・はぐぅぅぅぅぅ・・・・・・・・・・・・』
本来であれば、決して人に見せることのない動き。
たとえ愛する夫に対しても、こんなことが無ければ一生開帳することは無かったであろう。
そして下腹部に、何かを外へ放出するような手ごたえを感じる。
後ろの窄みの中身は、毎朝軽快に放出し切っている。
あともう残っているのは、膣腔の中を埋めている淫具しかない。
『くぅぅ!んぐぅぅ!ぐぅぅ!・・・・・っああ!で、出るぅ!出ぢゃうう!』
――ズニュッ!ズニュルルル!ニュルルニュポンッッ!!
『はうううううううっ!!!』
途中何度かカリ首が肉壁に引っかかりつつも、ディルドーはズルリと抜け落ちた。
柔らかいその物体は何度かフロアでバウンドした後、コロコロと転がって止まった。
一面にべっとりと白濁した液体をまぶしたソレは、ほのかに湯気を立ち上らせていた。
「はっはっは、産卵ならぬ産棒シーン、だな。」
見事な擬似排泄を亮一が囃し立てる。
しかし由香は間髪入れずに恥ずかしい要求を口にしていた。
『お願い!入れてぇ!それ入れてぇっ!バイブッ!バイブ入れて!擦って!擦ってぇぇ!!』
「おいおい、恥ずかしい子だな。そんなにバイブが好きなのか?」
『あうぅ、いじわるぅ!』
「おいおい、欲しいものをあげようとしてるのに意地悪呼ばわりかい?」
そう言いながら亮一は、一度股間に近づけていたバイブを再度遠ざけてしまう。
『あー!うそっ!ごめんらさいー!ごめんらさいー!むぐっ!』
声が大きくなりそうだった由香の口を、亮一の手が軽く諌める。
そのまま亮一は由香の耳下で、ぼそぼそと呟く。
「え?そ、そんな・・・」
『ちゃんと言えたら、バイブ入れてあげるよ。』
「ほ、ほんと?」
『あぁ、ほんと。』
由香は唾を一呑みした後、恥ずかしい言葉を口にする。
「ゆ・・・由香はぁ・・・お外で・・・バイブ責めされて・・・・・ヨガり狂う・・・メ・・・メ・・・」
最後の一言がどうしても躊躇される。
それを咎めるように、亮一はリモコンのスイッチを押し込む。
――カチッ!
途端、由香の恥丘に最後に残された淫具が、唸りを上げる。
――ジュィィィィッ!
『ひうぅぅ!?ああごめんなさい!言います言いますぅっ!』
亮一はスイッチを切りながらもう一度チャンスを与える。
「もう一度、最初から、一気に言いなさい。」
『はっ、はいぃ・・・』
『ゆ、由香は・・・、お外でバイブ責めにされてよヨガり狂う、メ、メスブタですぅ!!』
「よぉし!」
よし、と言いながら亮一は、恥丘に張り付いていたスポイトローターを力任せに引っ張り外す。
――チュポーーン!
『あうぅ!?』
クリトリスが抜けるのではないかと思えるほどの衝撃が走った。
由香が恐る恐るその部分に目を落とす。
そこには、長さ1cm強、径約5mmほどの、ラグビーボール状に膨らんだ見事な淫核が鎮座していた。
『あうぅ、すごい・・・なにこれ・・・・あぁ・・・・これ・・・・あたし・・・・・はうっ!?』
亮一の指先が軽く撫で上げる。
それだけで、全身に電流が流れる。
「こんなにデカくしちゃって。これじゃフードに隠れないな。」
そう言いながら亮一は、本来納まっていたであろう鞘肉の中へ淫核を押し込もうとする。
当然、勃起しまくったソレは半分も収まらない。
それを承知で、押し込むそぶりを見せながらコリコリと淫核を刺激しているのである。
『やーん!やーーーん!!』
由香は腰を捻って逃げようとするが、亮一の指先は執拗にホーミングしてくる。
「ふふふ。こんなデッカいクリだと、パンティ穿くだけでもイキまくるんじゃないのか?」
『ひぃ!?』
由香の全身に悪寒が走る。
もしこのままクリが戻らなかったら、一生ノーパンでいなければならないかもしれない。
お出かけする時も、学校へ行く時も、ずとノーパン。
あるいはデカクリをパンティに擦りつけながら、惨めにイキまくる毎日・・・
「体育の時とか大変だね。ブルマやスク水じゃ、どうしたって、ねぇ。」
『あー、うー、ひぅー・・・』
「まぁ、その時は、スポイトローターを着けっぱなしにして生活すればいい。」
『ひぅぅ!!』
そんな生活を想像しただけで、また軽いアクメを迎えてしまう。
――ピュッ!プシュッ!
「おいおい、言葉責めだけでイッちゃうのか?本当に・・・・メスブタか?」
『いやーん!ブタさんじゃないもん!ブタさんじゃないもん!・・・・・・・・あぁ!痒いぃ!!』
再び呼び起こされる疼痒感。
「ローターで呼んでるのに、オナニーに狂って出てこないなんて、動物さんと同じだぞ?」
『あーん!ちがうー!ちがうもーん!あーお願い痒いのぉっ!!』
「ふむ。動物じゃないのなら、・・・・・気持ちよくても我慢できるな?」
『え?』
「気持ちよくても、それを表情や仕草に出さないように、我慢できるよな?」
『え?あ・・・う、うん・・・』
なにやら恐ろしい予感がしつつも、亮一の威圧感に逆らえずに同意してしまう。
「よし、なら入れてやる。その代わり、一度入れたら家に着くまで抜いちゃダメだぞ?」
『ええ!?あぁ・・・うぅ・・・・・・・・・はい・・・・』
由香の中で、期待と不安が同じ速度で膨らんでいく。
「よし、じゃぁバイブの説明をしておこうか。」
そこで由香はハッとした。
このバイブがどんな凶悪な動きをするのかすら確認していないことに、今ごろ気付いたからだ。
ただのスイングバイブな訳が無いというのに・・・。
「フイッチは二つ。バイブ用とローター用だ。バイブはさっき見せた、スイング機能だ。」
二つあるダイヤルスイッチの片方を回すと、亀頭が先ほどと同じ旋回運動を再開した。
亮一はそれを由香の乳首に押し付ける。
『あんっ!』
由香の乳房が、旋回するバイブによって上下に捏ねられる。
「こいつは中に圧力センサーが入ってて、強く締めると動きが止まるようになってる。」
亮一が手で竿の部分を軽く握って見せると、ピタリと停止する。
手を離すとすぐにスイングを再開する。
「元々は圧力がかかると動き出す玩具だったんだが、逆の動作に改造した。それから・・・」
今度は「ψ」型の前後に伸びた部分を指差す。
いずれも本体から斜め上に固めの突起が伸び、その先に小さなピンクローターが設置されている。
「こっちのスイッチは両方のローターに繋がってる。」
先ほどとは別のダイヤルスイッチを回すと、二つのローターが静かに振動し始めた。
「以上だ。」
説明はそれだけだった。
『え?』
覚悟していたよりもずっとシンプルな機能に、由香はむしろ拍子抜けしたほどだ。
「なんだ?もっとエッチなのがよかったか?リモコンとかのがいいか?」
その言葉に由香は慌てて首をブンブンと振って否定する。
「ふふっ。安心しろ。これだけで十分狂えるぞ。」
『え・・・』
亮一が言うなら間違い無い。
由香はこれまでの経験から、そう確信せざるをえなかった・・・。
「さて、咥えさせてやろう。」
亮一は三叉バイブを手に、由香の足元にしゃがみ込む。
一糸纏わぬ乙女の肢体は、無残にも荒縄に絡め取られている。
特に真横へ持ち上げられた右脚のせいで、最も隠したいはずの恥ずかしい場所が隠せずにいる。
自分の置かれた状況を改めて認識してしまい、由香は身を震わせた。
亮一は由香の太股にバイブを擦り付ける。
太股を伝うH汁が天然のローションになる。
その行為がまた由香の羞恥心に火を付ける。
『ん・・・痒い・・・早くぅ・・・』
恥ずかしさで締まる肉壷へ、亮一は三叉バイブを突き刺す。
抵抗らしい抵抗があったのは最初だけで、膣内は驚くほどスムーズだった。
ジュプジュプと音を立てながら、ゆっくりと押し入ってくる。
『ん・・・あっ!?』
あと少しで最奥部に到達する、というところで、後ろの窄まりに何かが触れるのを感じた。
バイブの構造からすれば、それがローターの一端であることがすぐ分かる。
「どうする?中へ入れるか?」
『!?い、いや!だめっ!』
それまでの情事では、由香が嫌がるので後ろを責めたことは殆ど無い。
せいぜいセックスの最中に、指先で軽く撫でるくらいであった。
ゆえに由香も抵抗する。
「そうか。なら外に出したままにしておこう。」
てっきり強引に押し込まれると思っていた由香は、また肩透かしを食らう形になった。
亮一が何を考えているのか、少し分からなくなる。
そんなことはお構いなしに、三叉バイブは最奥部まで押し込められる。
『ああんっ!』
同時にデカクリに前部ローターが触れる。
後部ローターは菊座のすこし後ろあたりで止まる。
「じゃ、お待ちかねのバイブだ。」
亮一がバイブ本体を押さえたまま、スイッチの一方を回す。
――ウィィン!
バイブがスイングを開始する。
『あぁーーっ!?すっ、すごいいっ!回ってる!回ってるぅ!かきまわされるうぅ!!』
待ちに待った充実感。
文字通り、痒いところに手が届いたという手ごたえ。
だが、待望のスイングはたった一回りしただけで止まってしまう。
『えぇーー!?あーんダメーッ!動かしてぇっ!動かしてぇっ!いじわるしちゃヤダーっ!!』
てっきり亮一が『おあずけ』をしてきたのだと思った由香は必死に懇願する。
だが亮一は答える。
「スイッチは入ったままだよ。」
『え?・・・・あ!』
スイッチは入ったままだというのに、スイングは止んでしまっている。
ということは、先ほど説明された圧力センサーの仕業である。
確かに今、由香の肉壷は、快楽を貪ろうと力いっぱいバイブを締め付けている。
ということは・・・
『ん・・・ん・・・』
由香はゆっくりと、下腹部から力を抜いていく。
バイブの側面が何の凹凸も無いノッペラボウなため、最初から締め付けている感覚はなかった。
それでも意識的に力を抜くと、ただでさえ希薄だったバイブの存在感が一層薄くなっていった。
が、その刹那。
――ウィィン!ウィィン!
『はぁー!動いたぁっ!!』
再び刷毛によって痒い部分が擦り上げられる。
だがまた、今度は二回転したところで、再び沈黙してしまう。
『あくぅ・・・そんな締めてないのにぃ・・・』
再び力を抜く。
バイブは再度旋回を始める。
思わず締め付けてしまう。
また力を抜く・・・
『はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・んっ・・・・はぁ・・・はぁ・・・』
暫くすると、由香はバイブを止めることなくずっと旋回させ続けることに成功する。
「ほぉ、由香のオマンコは優秀だな。もうコツを掴んだのか。」
『やーん、えっちぃー。』
どうしようもなかった痒みを発散させられた為か、由香の口調には若干の余裕が窺える。
だが、亮一はすぐに追い討ちをかける。
「じゃぁ、手を離してもいいな?」
『え?』
由香が膣圧制御に励んでいた間、亮一はずっとバイブを手で押さえていたのである。
「いいか?手を離すぞ?」
『え、あ、ちょ、ちょっと待って!』
由香は慌てて下腹部に力を入れる。
一時的にバイブの動きが止まるが、やむを得ない。
『い、いいよ・・・』
「・・・ほんとにいいんだな?」
『?う、うん・・・』
なんでそんなことを聞くのか?と思う間も無く、亮一の手がバイブから離される。
すると。
――ズルズルズルッ!
『え!?あっ!!』
――ズルンッ!
『あうんっ!!』
・・・。
一瞬だった。
亮一が手を離した途端、三叉バイブはズルリと抜け落ちてしまったのである。
バイブは亮一の手によりキャッチされたため、下に落ちることはなかった。
まるで最初から想定していたかのような手際である。
「おいおい、由香のオマンコ、ガバガバになったのか?」
『ええ?やーん、そんなこと・・・』
大型のディルドーを入れてたせいで締まりが悪くなった?
いや、そんなことは無い。それよりも大きな亮一の怒張を何度も飲み込んでいるのだから。
理由を探ろうとする由香の目の前に、三叉バイブが突き出される。
『え?・・・・・・・・・・・・・・・・あっ!!』
その形状をじっと見つめている間に、由香にも抜け落ちた理由が分かった。
一つはその凹凸の無いバイブ本体。
引っかかりが全く無いため、簡単に滑ってしまうのだ。
もう一つは、モーターを3つも持つことから来る重量だった。
『あぁ・・・無理じゃん・・・・・そんなの落とすに決まってるぅ・・・・』
解けないパズルを手渡されたかのような理不尽な状況に、由香は表情を曇らせる。
だが、亮一の応えは違った。
「いや・・・落とさないように咥える方法は、ちゃんとあるぞ。」
『・・・え?』
こんなツルツルのバイブをどうやって咥えろというのだろうか?
『え、えっと・・・、あ!あのパンツ!ゴムのパンツで押さえれば!』
「ははっ。いやいや、そんなものに頼らなくても咥えられるよ。」
由香としては会心の回答だったが、あっさりと受け流されてしまった。
『ええー?うーん・・・・分かんないよぉ・・・』
「そうかい?それじゃ今からバイブの動きをじっくり観察しなさい。」
そう言いながら亮一はバイブを恥裂にあてがう。
『う、うん・・・』
「いくぞ。」
亮一はツルツルのバイブをゆっくりと奥へ押し込んでいく。
やはり抵抗は殆ど感じない。
これでは抜ける時も一瞬だ。
『やっぱりツルツル・・・・・・・・・あっ!?』
「お、気付いたか?」
由香が何かに気付いた。いや、気付かされた。
それは、先ほども気付いていた感触。あえて忘れようとしていた感触。
後ろの窄まりを、ツンと突っつく硬めの異物。
『あ・・・あぁ・・・、お、おしり・・・・・・入れ・・・る?』
「入れると、どう変わるんだ?」
亮一が聞き返してくる。
心なしか、ローターを窄まりに押し付けるようにグイグイと刺激されているようだ。
自分の直感を確信しつつも、ついにそこを弄られるのだという事実に眩暈がした。
『あぁ・・・中に入れて、その、・・・・締めていれば・・・・・落ちない・・・から・・・・』
亮一はニッコリと笑う。
「正解っ!」
と同時に、菊座に当てていたローターを、指先でグイッと中へ押し込んでしまった。
――ニュルン!
『ひぅぅっ!!?』
菊座とローター、両方に塗されていたH汁のおかげで、あっさりと潜り込んでしまった。
『はうっ!?はうっ!!ひうぅっ!!んんんーーーっ!!』
いや、『あっさり』というのはあくまで亮一の視点での話だ。
由香本人にしてみれば、一方通行を逆流された事実は凄まじい抵抗だった。
しかもローターとバイブ本体を繋げる枝部分の存在も大きい。
本来ならば閉まり切っているはずの菊座が、枝の太さ分だけ閉じ切れずにいるのである。
太さにしてほんの1cmほどであるが、由香にとっては初めて味わう肛門拡張であった。
『ひぃっ!ひぅぅっ!あぁぁ!ヘンッ!ヘンなのっ!あーーんすごくヘンーーーっ!』
言葉に言い表せない異物感に、由香の全身がプルプルと震える。
「でも、そう言いながらしっかり咥えているじゃないか。」
『え?・・・あ・・・』
指摘されるまで気付かなかった。
亮一はもうとっくに手を離しているというのに、三叉バイブは落ちずに収まっている。
膣と、菊座とで、無意識に強く締め付けていたのである。
『あんんー!抜けるー!抜けちゃうーー!!』
亮一が押さえてない事に気付いた由香は、途端にバイブが抜け落ちるような錯覚に囚われた。
ギリギリと菊座を締め付ける。
本来なら比較的柔らかい物質しか通らないはずのその通路に、硬い異物をはっきりと感じる。
「大丈夫。後ろに入れておけば簡単には抜けないよ。・・・・それより・・・・」
亮一が再び由香の耳元へ口を寄せて、呟く。
「また、痒くなってきてないかい?」
『え?・・・・・・・・・・・・・あ・・・・・・ああ・・・・・・・・あああっ!!?な、なんでぇ!?!?』
気のせいではなかった。
三叉バイブで散々捏ね回したおかげで殆ど消え失せていたはずの痒みが、ぶり返してきた。
いや、最初にガツンと来た時のと、ほぼ同じくらいの痒み。
お腹の中の方が、自動的にうねるような、奇妙な感覚。
ディルドーはもう抜いているというのに、なぜ、まるで今噴射されたかのような痒みが?
「ふふっ。単純なことだよ。今バイブを入れる時に、これを塗ったからさ。」
亮一が見せたのは、小さなフィルムケースのようなものに満たされた白濁した液体。
その中身が何であるかは、今の亮一の言葉と、自分の下腹部の異常事態からすぐ理解できた。
『あー!うそー!あーんせっかく収まってきたのにー!!』
由香が下半身をクネクネと捩る。
股間から生やした三叉バイブがゆらゆらと揺れる。
「また動かせばいい。・・・っと、スイッチを入れ忘れてた。入れてやろう。」
亮一は三叉バイブのダイヤルスイッチに手を伸ばすと、両方とも回してしまった。
―シィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィン!!
『きゃううっ!?あーん後ろとぉ!?いやぁーん前もぉ!!だめぇだめぇっ!!』
由香が強く締め付けているため、バイブの方は圧力センサーのせいで沈黙したまま。
ゆえに動いたのはアナルローターとクリローターの二つだけ。
しかしそのどちらも痛烈だった。
後ろは初めての肛虐体験。
恐ろしいことに、嫌悪感よりも先に妙な恍惚感が湧き上がってきている。
散々嬲られて燃え上がった身体は、排泄器官への刺激すら快楽へと変換するに至っていた。
一方前の方のローターは、勃起させられたデカクリを直撃していた。
お尻の側とは違って埋め込んでいるわけではないので、ローターは自由に動ける。
デカクリに当たって右に飛び跳ねたかと思うと、戻ってきた時には今度は左へと跳ねる。
その都度デカクリは左へ右へビチビチと跳ね飛ばされるのである。
『あふっ!んぎぅっ!んっく!あんっ!んんっ!んあっ!あんっ!あああんっ!!』
「っと、さすがに強すぎたか。」
亮一がダイヤルローターの片方を少し戻してやる。
モーター音は、聞き耳を立ててやっと聴こえるかどうかという程度に勢いを落とす。
『ん・・・・んぐぅ・・・・んん・・・・・うぅ・・・・・・・はぅぅ・・・・・・・・・・っく・・・・・・・・・・・・・』
由香の喘ぎ声がトーンダウンする。
が、あくまで先ほどに比べれば、というだけのこと。
そして、快感が多少なりとも収まると、押しやられていた痛覚が戻ってくる。
『んぐ・・・・かっ・・・・かゆ・・・い・・・・・あぁ痒いっ!痒いよぉ!掻いて!掻かせてぇっ!』
ローターの振動は絶え間なく続いているものの、痒い部分とはかけ離れた位置のこと。
「スイッチは入ってるよ。」
自分で動かせ、ということ。
動かし方は、先ほど習った通り。
「あぁそれと、落としたらもう入れてあげないからね。」
『あうぅ、そんなぁ・・・・・・あんんっ!痒いィ!』
ゆっくりと、お尻の力を抜いていく。
ローターの刺激のせいで、なかなか思うとおりに締め付けをコントロールできない。
『ん・・・・・・ん・・・・・・・・・・んん・・・・・・うぅ、抜けちゃう・・・・・』
一気に力を抜いてしまうとバイブを落としてしまう。
『抜け・・・ひゃうっ!?』
――ウィィン!
あと少しでロータがお尻から抜け落ちそう、というところでバイブが唸った。
『はんっ!』
驚いて締め付けてしまったために、スイングは一回きり。
抜け出そうになっていたローターも、一気に締めこんだだめに中の方へ戻っていった。
『はぐっ・・・・・くうぅ・・・・・・っはぁ・・・・はぁ・・・・・・・はぁ・・・・・・・・・・・』
ワンスイングとはいえ膣奥を捏ねられた快感はひとしおだった。
一時的にではあるが、あんなに苛まれていた痒みが一気に引いた。
するとまた別の刺激が意識を支配する。
『はっ!はうん!ク、クリのぉっ!クリのだめっ!そこっ!ああん!お、お尻もぉっ!』
交互に繰り返される、ローター責めと痒み責め。
時間差付きの3点責め。
亮一自身は何も手を下していない。
由香の括約筋が、その波を勝手に作り出しているにすぎない。
由香自身もそのことに気付いたのか、とてつもなく恥ずかしい思いで一杯だった。
リモコン操作の玩具であれば、強制的に辱められるという図式がはっきりと成り立つ。
自分は気持ちよくなんてなりたくないのに、と。
陵辱者が勝手に快楽を送り込んでくるだけだ、と。
そんな言い訳で自分を誤魔化すこともできた。
だが今は違う。由香が勝手に、バイブを動かしたり止めたりしているのだ。
その都度、自らの望む快感が全身を貫いていく。
秘泉からは、たらたらとH汁が溢れて太股を伝っていく。
部屋の照明が乱反射して、キラキラと綺麗に煌いていた。
「あーあー、こんなに濡らして。」
『んんー!やーん!言っちゃいやーん!』
荒縄に囚われた体をモジモジとくねらせて抵抗する。
「縄を外すけど、バイブには手を触れちゃだめだよ?触れたら没収するからね。」
痒み責めを放置されたままバイブを奪われてはたまらない。
慌てて同意する。
『あうん!はっ、はいっ!さ、触りませんんっ!』
「よし。」
亮一は手際よく縄を外していく。
排水パイプにかけた縄を外す時に由香がバランスを崩すが、亮一の身体が受け止める。
全裸で、首輪と三叉バイブを着けただけの恥ずかしい少女。
亮一はトイレットペーパーを手に取ると、全身に噴出していた汗を丁寧に拭ってやる。
『はぁ・・・・ん・・・・・・・・・』
亮一の手が全身を撫で回す感覚に、由香は恍惚とした。
再び痒みが戻ってくると、慌てて肛門の力を抜く。
ゆっくり、そっと、少しずつ・・・・
――ウィィン!ウィィン!
『はぁーんっ!!』
だんだんと慣れてくるその動きに、由香自身戸惑う。
自分はなんてエッチな子なんだろうかと。
「由香は後ろの口も、上手にパクパクするんだね。」
今まさに自分が考えていたことを指摘されてビックリする。
『あん!やーん!だめー!それいじわるぅー!!』
ただでさえ赤かった由香の顔が真っ赤になる。
膣腔の気持ちよさを褒められるのは、女としての存在を認められたようで嬉しかった。
だがさすがに肛門の動きを褒められても、恥ずかしいという想いが圧倒的だった。
忘れよう、意識しないようにしよう、と思うも、それが逆に意識させてしまう。
由香がそんなことを考えている間に、亮一は由香の足を拭う。
ペットリと濡れた両足を拭ききるのに、何度かペーパーを新しくせざるをえなかった。
拭ってペチャペチャに濡れたペーパーを、由香の眼前に突きつける。
「由香、ほら。」
『え?あっ!やーん!見せなくていいのーっ!!』
直接秘部を見られる以上の恥辱。
心なしか漂う磯の香り。
使用済みペーパーを亮一の手から奪い、そのまま便器へ投げ捨てる。
『も、もういいでしょー?』
「ははっ。そうだな。」
「じゃ、行こうか。」
そう言いながら亮一はコートを由香に渡す。
『え?』
「えって。もういいんだろう?帰るぞ。」
『えっ、あっ、あっ、・・・・・・・・・・・・・・・う、うん・・・・』
由香はコートに手を通しながら考える。こんな物入れて家まで耐えられるだろうかと。
「なんならファミレスで昼ごはんでも・・・」
『いっ!?ダダダダメダメッ!!真っ直ぐ帰るの!道草だめって先生がっ!』
亮一ならやりかねない、という恐れもあってか、由香は全力で否定した。
「はははっ。ごめんごめん。嘘だよ。ソレ入れたままじゃ座れないしね。」
『あぶぅー、いじわるするぅー』
「ごめん。お詫びに・・・」
亮一の両手が由香の頬と首筋に宛がわれる。
『あ・・・ん・・・』
そのまま二人の顔が近づき、唇が引き合うようにくっつく。
――っちゅ!
『ん・・・・』
――ちゅっ!ちゅっ!
『ん・・・・ん・・・・・・んん・・・・んうう・・・・んっ・・・・・』
――ちゅばっ!ちゅばちゅばっ!レロレロ・・・・にゅるん・・・・ちゅばっ・・・・・・
長く、甘く、深い口付け。
『ん・・・ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・はうっ!?』
由香が突然、驚きの声をあげる。
「ん?どうした?」
『あ・・・の・・・キスしてたら力抜けて、バイブが抜けそうに・・・』
「ぷっ」
『あー!わらっちゃイヤー!!』
亮一の胸をポカポカと叩いて抗議する。
「はははっ。じゃ、残りは家に帰ってからだな。」
『うん!』
「早く帰らないと、由香がお漏らししちゃうしね。」
『えー?おしっこ?もう出ないよー?』
「違う違う。エッチなお汁のお漏らしだよ。もう始まってるんじゃないか?」
『えー?あーっ!』
言われて気付く。
先ほど拭ってもらったばかりだというのに、また新しい雫が内腿を伝い始めたのである。
『あんっ!はっ、早くっ!早く帰ろっ!』
由香が亮一の手を取ってトイレを出ようとする。
「ははっ。由香はヘンタイさんだね。コート一枚にバイブ入れて、外へ出るんだね?」
その声に由香の身体がビクッと震える。
『あぶーっ!言わないのー!』
トイレの扉をそっと開ける。
一歩一歩踏み出す。
アソコの中と、お尻の穴の中で、異物がゴリゴリと蠢く。
勃起クリもローターでベチベチと弾かれて大変な刺激となっていた。
考えないように、考えないように。
そう考えてしまうために、ずっとエッチなことを意識するハメになるのだった。
ヨロヨロとした足取りで、役場のドアを出て、外へ。
・・・。
【幼婚】― 帰り道 ―
遊歩道を歩く男と少女。
少女の方はまるで夢遊病のようにフラフラとした足取り。
『あぁぁ、すごい・・・すごい・・・これ・・・すごい・・・』
バイブを入れたまま、足を進める倒錯性。
人通りは殆ど無いとはいえ、天下をコート一枚で練り歩くという背徳性。
締め付けたままでいると、咎めるように襲ってくる疼痒感。
かといって不用意に力を抜けば、イヤラシイ玩具を衆目に晒しかねないという恐怖感。
その一方で、もし見られたらどうなるのかと考えてしまう期待感。
そしてなにより、バイブとローターがもたらす性的快感。
あらゆる『キモチイイ』が由香を集中攻撃する。
『すごいぃ・・・・・・すごぃぃぃ・・・・・んん・・・・・・・・・・・・・すごいぃぃ!!』
語彙を駆使する余裕すらなく、ひたすら凄いと繰り返す。
「耐えられるか?」
『うん、だいじょうぶ・・・・・・あぁでも・・・・・・・・ちょっとずつイッちゃってるぅ・・・』
時折、由香の身体がビクッと震える。
その度に小刻みなアクメを迎えているのだろう。
そんな崖っぷちの由香に、亮一はトドメを刺す。
「お外で、バイブ突っ込んで、歩きながらイキまくってるのか?」
『んっ!んんーっ!!』
言葉責めまで追加されては耐えられない。
『イクッ!イグッ!イギゥッ!イッヂャウウッッッ!!!』
――ガクン!ガクン!
――プシュッ!ブシャッ!プシャシャッ!
お外で、バイブを突っ込まれたまま、由香は盛大なアクメを迎えた。
両足の間のアスファルトが黒く変色している。
コートから見える足首もキラキラと煌いている。
それでも腰を落とすことなく耐えている。
コートの上からでも全身がガクガクと震えているのがよく分かった。
「あれだけイッても落とさないんだから、由香はバイブ大好きなんだね。」
『あふぅ・・・んん・・・うん・・・好きぃ・・・好きだからぁ・・・ああん、早くぅ・・・』
既に家の近くまで来ていた。
近くにはもう人影の気配すらない。
大木の木陰に由香を立たせて、コートを広げるように指示する。
全裸にコート一枚を羽織って、屋外で広げてみせる、古典的な露出狂の格好。
亮一の手にはデジタルカメラ。
『は・・・はやく・・・・早く終わらせてぇ・・・・』
「あぁ。少し足を開いて・・・・そう、OK。」
――カシャッ!・・・・カシャッ!・・・・カシャッ!
『あふん!あうん!』
フラッシュが焚かれるごとに由香の腰がピクンと跳ねる。
「これで由香の恥ずかしい写真がまた一枚増えちゃったね。」
『あうー・・・うん・・・』
「よし。じゃぁ、家行こう。」
そう言いながら亮一は、由香からコートを剥ぎ取ってしまう。
『えっ?ええっ!?』
家まではもうあと100メートルも無い。
ほとんど私有地同然。木々が乱立していて周りからの視線は通らない。
それでも屋外で素っ裸になるというのは耐えられない。
耐えられないが、もう既にコートは由香の手に無い。
大木の陰で震えていても事態は解決しない。
亮一はもう既に家へ向かって歩き出している。
『あーん!待ってぇー!』
慌てて歩き出す。
バイブを入れたままのため早足にすらなれない。
触れてはならないという約束ゆえ、両手は乳房を隠すのみ。
下肢をクネクネと捻りながら、由香は必死に亮一に追いつこうとする。
それでも二人の距離は変わらない。
亮一は後ろを振り向きながらシャッターを切る。
『あうん!ああん!』
その都度、由香は電気を流されたように身を震わせる。
時折、秘泉からピュピュっとH汁を滴らせる。
亮一が先に家に着き、ドアを開けている。
『んんー!はんーっ!つ、着いたぁー!ただいまぁ・・・・・』
由香はフラフラになりながらも玄関へ滑り込み、そのまま廊下へと突っ伏した。
『はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はうう・・・・あっ!』
――ズルンッ!
由香の秘部からバイブが引き抜かれる。
お尻の窄みはすぐにキュッと窄まってしまう。
肉壷の方はわずかに口を開けたままヒクヒクと蠢いている。
亮一は由香の両脚を左右へ開くと、自らの怒張を肉壷へと押し込んだ。
『あぐっ!?はぁっ!あぐぅううっ!!んぐぅうううううううう!!』
ゆっくりと、味わうように、熱い肉塊は奥まで割り入ってくる。
最奥部まで到達すると、そのまま間髪入れずにピストン運動を開始する。
『はっ!はっ!あっ!あっ!』
由香はうつ伏せのまま、優しく、乱暴に、犯される。
乳首が板張りに擦れて痛いかと思えば、亮一の手が差し込まれて浮かされる。
一方で、奥まで突きこまれた時に亮一の陰毛が、由香の菊座をシュリシュリと刺激する。
乱暴な突き込みと、優しい配慮。
そのどちらも心地よい。
『はっ!はっ!ね、ねぇ!』
「ん?どっ、どうした?」
『逆っ!逆がいいっ!キスしてっ!キスしたい!』
「おっと、OK。」
繋がったまま、亮一は由香の片足を大きく持ち上げる。
側位を経て正常位へ。
由香の柔らかい身体のおかげで、スムーズに移行する。
由香本人にしてみれば、膣内を180度捻るように擦られたのだからたまらない。
『はぐぅ・・・・んむっ!』
上げようとした喘ぎ声は、亮一の唇によって塞がれた。
――チュバッ!チュバッ!ニチュッ!ッチュッ!ンチュッ!チュバッ!
嵐のような強烈なディープキス。
由香の顔じゅうがべたべたに濡れる。
いつの間にか亮一の手が由香の背と尻を抱え上げており、座位へと移行する。
「さぁ、いくぞ・・・」
『う、うん・・・』
由香は亮一の肩に手をつき、しっかりと捕まる。
次の瞬間、亮一の腰が激しく上下に動き始めた。
――ズンッ!ズンッ!ズンッ!ズンッ!ズンッ!!
『ひぃっ!?はぁっ!あぁっ!あぐぅ!あがぁ!!』
一撃一撃が背骨から脳髄まで通り抜ける。
必死に肩に掴まって上へ上へと逃げようとするが、重力と男の腕力には逆らえない。
亮一の怒張はいつもよりもはっきりとサイズを増していた。
そのことも由香にはとても嬉しかった。
だんだんと白味掛かっていく意識の中で、一突き一突きを噛み締めるように味わった。
意識が途絶える直前、膣の奥のそのまた奥で、熱い塊が爆発するのを感じていた。
―――――――