ベッドに転がって雑誌をパラパラ捲っていたが、何も見ていなかった。思い浮かぶのは先日の電車での妹の痴態。俺にしがみついてヨガッテいた、あられもない姿。
いきなりドアが叩かれて「お兄ちゃ〜ん」とう声とともにその妹が止める間も無く部屋に、そしてベッドに滑り込んできた。
「何とかしてぇ〜」「いけない、自分の指じゃ感じないのぉ」電車でのように俺に抱きついてくる。
「あれから忘れられないんだよぅ。クリトリス弄ってたあの指。ねえ、どうにかして」
「どうにかなんて出来るわけ無いだろう」
「うぅっ・・・」身をくねらせながら自分の手で下半身を押さえている。
「それじゃあ、又電車に乗って痴漢してもらってくる。」
「そう毎回痴漢にあうってもんでもないだろう。いや、そういう問題じゃなく。」
「痴漢してもらえなかったら、近くに立ってるおじさんの手引っ張ってパンティに入れる。 そしたらきっとしてくれるよぉ」
「馬鹿!そんなことして本当に危ない奴にあたったらどうするんだ」
「じゃあ、おにいちゃんがしてぇ」
「そんなこと出来る訳無いだろう!俺たち兄妹なんだぞ」
「近親相姦って子供が出来るとヤバイからってダメなんでしょう。だったら触るだけなら大丈夫だよう」
そう言って俺の手を引っ張っていく。手が下着のゴム部分を通過したときに俺のか弱い理性は飛んだ、さらに下に手を滑らせると直ぐに割れ目にたどり着き、柔肉が俺の指先をとらえしっとりと包み込む。そしてツンと勃ったクリトリスに触れた。
「ああんっ」 まるで、“そこそこ、それがいいの”というように高い声を上げている。直ぐにクリトリスから指を離すと
「いやぁ、お願い触って」と懇願してくる。
それを無視して、指を奥に滑らせすでにしとどに溢れている蜜を掬い取り周りに塗り広げた。そしてクリトリスに戻る。爪で弾く様に引っ掻くとその度に腰を振る。
「あん、ふぅん。いいよう。気持ちいい。して、してっ、痴漢みたいにしてっ」
「痴漢はどんなふうに触ったんだ?」
「あっ、あっ。押しつぶして。。。引っ張って。 うっ、あっ、ふっううん。捏ねたぁ」
「他は触られなかったのか」
「クリトリスだけっ。クリトリスだけいっぱいっ。ああっ、いいよぅ」
ずりあがり、俺の頭を抱きかかえるように両手を回し、胸のふくらみを押し付け、必死に快感を求めてくる。片方の足は俺の腰に絡みつき、腰を振りたてる。
「いく、いく。いっちゃうようぅ。ああーーーー。」
身体が一瞬硬直して、そしてピクピクと跳ねる。
「あん、いやいや、止めないでっ。痴漢止めなかったの。いっても、ずっとあそこ触ってっ」
ああ、もうだめだ。触るだけで何とか止めようと思ったが、無理だ。祐子を仰臥させパンティを下げる。顔を近づけ、そこをまじかに見ながら、割れ目を左右にぐっと開き、目指すものを晒す。
「これがいいのか?」
「うん、いいよぉ。もっと、もっとぉ。」
「祐子はイヤラシイなぁ、こんなに感じて。今までひとりでいっぱいオナニーしてたんだろう。見られると感じるんだな。電車の中でもヨガッテたもんなぁ」
そういいながら、さらにそこを摘み上げ、引っ掻き、弄る。
「ああっ、もっとぉ。もっとしてぇ。 あっ、いくっ、いくぅーー、あーーー」
もう一度いって。くったりとした祐子を見て、我に返った。“やべぇ、やっちまったよ”
あれから三ヶ月、祐子は夜な夜な俺のベッドに潜り込む、そして行為は触るだけからどんどんエスカレートしていった。まず、祐子がお返しにおにいちゃんのもしてあげると言って、、、
そして今夜遂に最後までしてしまった。荒い息が落ち着いてくると、罪悪感が襲ってくる。
「なんで、こんなことに、、、」
祐子が俺を見上げ
「おにいちゃんが痴漢なんかするからじゃない」
頭も身体もフリーズした俺に笑いかけ
「ねえ、もう一回しよう。あそこ触ってぇ」と腰を摺り寄せてきた。