時は夕闇が辺りを覆い、激しかった戰の終りを告げようとしていた…  
 
「カイル殿下報告します。敵兵全滅を確認。捕虜が一名。我が部隊の被害は約4000の死者を出しました…」  
「ちっ…情けない…、分かったもう下がれ!皆に今日はここで休息をとらせろ」  
「はっ、かしこまりました」  
 
伝令は慌ただしくカイルのテントから出ていく。  
 
「やってくれたよ!レオナ姫!貴様の親衛部隊が我が軍に甚大な被害を与えてくれた!」  
「…我妻よ…責任をとってもらう…」  
 
私はカイルの言葉をうなだれながら聴いていた…白狼騎士団が全滅…そんな…お願いマリー…貴方は生きていて…  
私は親衛隊長のマリア・イズルミ…いいえ、親友のマリーの身を案じていた。  
 
「リン!シルビアを呼んでこい!」  
「はい。カイル様」  
 
暫くすると、リンと黒獅子の異名を持つシルビアと…マリア…私の親友のマリーがカイルのテントに現れた。マリーは全裸に縄で縛られ歩いてくる。  
 
「姫様っ!そのお姿は…」  
「…見ないで。マリア…」  
「良かったねぇ、マリア。敗国の姫様と感動の再会だよ。嬉しいかい?」  
 
シルビアがニヤニヤと意地悪くマリアに言い放つ。テントの中には私とマリー、そしてカイル、シルビア、リンが揃う…淫虐の夜が始まろうとしていた…  
 
「マリアよ。貴様等が余計な事をしたから我妻が今からその責任をとる。そこで見ていろ」  
「我妻?馬鹿な!カイル貴様、根性だけでなく頭の中も腐ったか!」  
 
リンはマリアを鋭く睨みつけた。カイルはそれを手で制止し、私に話かけてくる  
「レオナよ…マリアに『結婚指輪』を見せてさしあげなさい」  
「えっ…あの…」  
 
躊躇している私にカイルが耳元で  
 
「レオナ…逆らったら目の前にマリアの臓物をぶち撒けてやるよ…」  
「はい…マリアに『結婚指輪』をお見せします…」  
 
私は地面に座らせられているマリーの前に立つと、がに股の姿勢でクリトリスをマリーの顔に近付ける…  
 
「マリア…レオナはカイル…様と結婚したの…今とても幸せよ…」  
「嘘だ…嘘だ!姫様脅されてるのでしょう?それとも魔力で操られてるのですか?マリアは信じません!」  
そうよマリー…私がマリーと呼ばず『マリア』と呼んでる事に気付いてくれたのね…ありがとうマリー…  
 
「マリア。勘違いしているな…姫はこういう女だ!」  
 
カイルは馬用の鞭で私のクリトリスを正確に叩く。  
 
「ひぁぁ…だめぇ〜…カイルさまぁ」  
 
私のクリトリスは指輪の魔力でどんな感覚も快楽にする例え痛覚であっても…カイルの鞭責めが続く。私は叩かれる度に潮を吹きマリーの顔を濡らしていく…  
 
「カイル!姫様に鞭を打つなど…拷問なら私が受ける。姫様には指一本触れるなっ!」  
 
「そうかマリア、お前の忠義の程は良くわかったよ」  
「レオナ…『イクな』」  
 
カイルの声がテントに響くと私の身体は急に冷えていく…しかし、クリトリスだけは快楽を求めてビクッと脈うっていた  
 
「シルビア。姫のクリトリスを踏んで差し上げろ」  
「はぁ…あたしは女をなぶる趣味なんてないけどねぇ…」  
「命令だ!姫さん覚悟しな!」  
 
私はシルビアに肩を押されがに股の姿勢を崩し、尻餅を着く。私の醜く勃起したクリトリスに鉄板の付いた軍用のブーツが迫る…  
 
「いやぁ…ゆるし…」  
その瞬間クリトリスはブーツと地面に挟みこまれた…  
「………いゃあぁぁぁ…くるぅ…れおにゃ…くるう…どけへぇ…ブーツどけ…」「ぐぁぁ…ひぬぅ…ぎゃぅぅ…たふけて……」  
 
私は獣の様な唸り声を上げ叫びまくる…駄目…イケないからクリトリスから来る快感を処理しきれない…リンから聴かされた指輪の精神強化と快楽神経強化の効果で狂う事も叶わず私は叫び続けた…  
 
「レオナ、イキたいか?許可をして欲しいか?」  
 
一旦シルビアのブーツを退かさせ、私の耳元でカイルが囁いてきた…  
 
「イカせて!レオナ何でもするから!早く!イカせてぇぇぇ〜!」  
 
私は大声で恥知らずに何度もカイルに頼み込んだ…目の端にマリーの青ざめた顔がチラリと映る…  
 
「良いだろう!ただし条件がある!イキたかったら…『マリアを殺しても良いから私をイカせて下さい』と言え」  
 
一瞬時間が停まった…私はマリーの顔を見る…マリーが私の顔を見ている…  
 
「リン。姫に素敵な道具を出してやれ」  
「かしこまりました。シルビア様、このグローブをお使い下さい。」  
「これを填めて姫さんのクリトリスをしごけばいいのかい?」  
 
グローブには細かい瘤がびっしり付いていて気持悪く動いている…シルビアはグローブを填めると私のクリトリスを乱暴にしごき始めた。  
 
「…くぁ…ひぎゃあ…らめぇ……とめへぇ…」  
 
私は赤ん坊の様にシルビアの太い腕にしがみつき、必死に手を動かされない様に押さえ付ける…  
 
「イカせて欲しいのかい?姫さん?」  
「いやぁら…イキたくにゃい…れおな…イカない…」  
私は、駄だをこねるようにかぶりを振ると力の入らない両手でペチッペチッとシルビアの腕を叩いた  
 
「痛いなぁ…お仕置きだよ、姫さん!」  
 
シルビアは林檎すら握り潰せる握力で私のクリトリスをひき絞る…私はブーツ踏みの比では無い衝撃に白眼を剥く…指輪の力で意識が一瞬で呼び醒まされる  
 
「………せて………」  
「イカせて…」  
「レオナをイカせてぇぇぇ〜!」  
 
カイルは私に近寄り  
 
「台詞が違うぞ?レオナ」「リン。更に責めたてろ!」  
 
カイルがリンに命令を下した瞬間…  
「待て…カイル…私を殺…」  
マリーの声をかき消して…私は叫んだ…最悪の台詞を…  
「もうレオナを苛めないで!マリーなんて殺していいからぁ!レオナをイカせてぇぇぇぇ〜…!!」  
 
「…姫様…そん…な…」  
 
静寂が辺りを包む…  
マリーは私の為に死のうとしてくれた…私は彼女の気持ちを踏みにじり先に叫んでしまった…『マリー』と…親友の名を叫んで…  
 
「最悪だな…姫さん。マリア同情するぜ…仕える人間を間違えたな!」  
「良いぞレオナ『イケ』」  
シルビアは剣を抜きマリアの首に構える。親友の死が目の前に迫っている…リンが私の後ろに廻り込みクリトリスを揉みしだく  
 
「姫様〜、家臣の死様をイキながら見ましょうね♪」  
「くぁ…イク…イク…マリー…ごめんなさ…イクゥ…」  
 
私は最悪の変態になり下がった…親友の死に際に潮を吹きながら身悶える…  
マリーの烈火の如き怒りを称えた瞳に睨まれながら私は地面に愛液を垂れ流していた…  
 
【続く】  
 

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